せっかく塗り替えた外壁に塗り斑（ムラ）が発生しているけど、どうして？｜小林塗装

1.　外壁の塗り替えは、高い技術の職人でも塗り斑を出なくするのは至難のわざ

建物の外壁塗装は、長い年月が経過すると、ほとんどの建物に大なり小なりのひび割れや塗膜の浮き、剥離などの不具合（経年劣化）が生じます。

そんな外壁塗装の不具合をそのまま放置すると、建物内に雨水が侵入してしまうため、ひび割れ周辺の塗膜をケレン（取り除き）して、サンダーでひび割れ幅を広げてシーリング材で防水処理を行いますが、周辺の塗膜をケレンするため、外壁の模様が無くなって、若干の段差ができるため、そのまま塗装を行うと補修跡が残ってしまい、塗り斑（ムラ）の原因となります。

この様な場合は段差が生じた補修部分を周囲の模様に合わせる必要があり、セメントフィラーで段差調整を行った後に砂骨ローラー（マスチックローラー）を使って微弾性フィラーなど外壁用下地調整塗材で既存に似た凹凸模様を付けるなどして、元の塗装面と補修塗装面を違和感が無い様、なじませる繊細な塗装技術が必要となります。

しかし、外壁の一部を補修する場合、どんな方法で行っても塗り重ね部分が多少でるので100％塗り斑が無い、外壁塗装は不可能に近いです。

2.　確実に外壁の塗り斑を無くすには、既存の塗膜を全面ケレン・撤去してから再塗装しましょう

外壁補修による塗り斑をできるだけ目立たせない方法は、既存の塗膜を全面撤去し、ひび割れなどの補修も平滑に行い、新築時の下地の状態に戻して全面再塗装を行うしかありません。

しかし、ほんのわずかな面積の補修部分のために既存塗膜を全ケレンするという事は、工事期間が長引き、それに伴ってかなりの費用が掛かるので、現実的では無いと言えます。

色斑の無いキレイな外壁塗装に関する
お問い合わせはこちら

3.　外壁塗装の色斑は、あまり神経質にならず、すこし長い目で見ましょう

実は、新築時でも気を付けてよく見ると外壁の塗り斑は発生しています。

こういった外壁塗装の塗り斑は、仕上げ塗料の艶が大きく影響していて、艶があるほど斑が目立ち、艶が無いほど目立ちにくくなります。

最近の一般住宅の外壁材は、斑が目立たない艶消しから3分艶程度の仕上がり状態が多い事と、お客様自身「新築」だといった思い込みから、色斑に気が付かずに見過ごしてしまう事がほとんどです。

また最近、外壁の塗り替えに使用する外壁塗料は、樹脂分の多い高耐候性のツヤあり塗料を使用するケースが多く、外壁塗装の塗り斑が目立ちやすくなっています。

外壁塗装の乾燥初期は、塗料本来の艶以上の艶があるために塗り斑が見え易くなりがちですが、時間が経つに連れて外壁塗装の艶が落ち着いてくると、それに伴って塗り斑も徐々に目立たなくなってきますので、少し長い目で見てもらえると幸いです。

名古屋市周辺で、色斑が少ない高品質な外壁塗装を検討中のお客様は、ぜひ小林塗装にご相談下さい。
いつも安心、お値打ち価格の塗装工事を行っています。外壁塗装の調査とお見積りは無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。

外壁塗装のお見積・
ご相談は無料です。
お問い合わせはコチラから

コラム筆者
小林塗装　店主　小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコンテンツを作成しています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。

　このコラム以外にも、「名古屋の塗装店」小林塗装のホームページをぜひご覧ください。