塗装は全ての部位・材質を同じ塗料で塗れば良いというものではありません。また作業工程においても、下塗りや上塗りで塗料を使い分けて塗装する必要があります。部位や材質ごとで正しい塗料を選ぶ事も、塗替えを成功させるポイントのひとつだと言えます。材質の欠点と塗料の特徴を見極めることがポイントです。
鉄部用塗料の紹介

鉄部塗装における塗膜の耐久性は、「どの様な仕上げ塗料で仕上げるか?」という事よりも、「下地調整作業やさび止めの下塗り工程を丁寧に行うか?行わないか?」が特に重要で、それによって塗装後の塗膜の耐久性が決まるといっても過言ではありません。
ですから、小林塗装では、鉄部塗装を行う際には、ケレン作業と錆止めの下塗り工程を特に重視しています。
また、鉄部上塗り塗料は、周辺環境、施工性、耐候性、経済性などを考慮して選定しています。
耐候性
耐水性
防錆性
耐酸性
耐汚染性
◆ 耐候性
耐候性とは、屋外で使用する際の耐久性の事を言います。
野外の鉄部は、過酷な気候(紫外線・温度変化・風雨など)に曝されているので、鉄部塗料はそれらの様々な劣化要因に対して抵抗力を持たせる必要があります。
◆ 耐水性
耐水性は、鉄部が水によって錆びない様にする機能です。
塗膜に耐水性を持たせる事で、鉄部が水に接触する機会を無くす為に必要です。
◆ 防錆性
防錆性とは、鉄部を錆びにくくする機能の事です。
鉄部は、錆からくる経年劣化に弱く、腐食が進むと穴が空き、欠損する可能性もあるので、塗膜の防錆効果により、腐食を防ぎます。
◆ 耐酸性
耐酸性とは、酸による腐食に耐える性質の事です。
酸性雨・塩害等による抵抗力を持たせた塗膜によって、鉄部の脆弱化を防ぎます。
◆ 耐汚染性
耐汚染性とは、汚れの付着に対する抵抗力の事を言います。
鉄部に汚れが付くと、塗装の美観性が著しく低下する為、耐汚染性が必要です。
また、汚れの付着が錆の原因となる場合もある為、耐汚染性も必須の機能と言えます。
条件を指定して塗料を絞り込む
下のボタンをクリックすると、塗料の絞り込み条件が画面表示されます。
塗料の種類
塗料のメーカー
塗装する部位
塗料の溶剤