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「ろ」から始まる塗装工事の用語

ローラーマーク(ろーらーまーく)

ローラーマークとは、塗装用ローラーで塗装した際に塗膜表面に現れる細かいさざ波状の模様(塗装肌)のことを指します。

ローラー塗装では、ローラーの繊維(毛)に含まれた塗料が転写されながら広がるため、完全な平滑面にはならず、わずかな凹凸のある表面になります。

この微細な凹凸が光の反射によって見える状態が、いわゆるローラーマークです。


ローラーマーク:ローラー塗装によって生じる微細なさざ波状の塗膜模様。

塗膜の「肌(はだ)」とも呼ばれる。


※必ずしも不具合ではなく、ローラー塗装特有の塗装表情です。


ローラーマークが生まれる理由

ローラーマークは、主に次のような要素によって生まれます。


  • ローラー繊維の形状:繊維の密度や毛丈

  • 塗料の粘度:塗料の硬さ・伸び

  • 塗布量:塗料の厚み

  • 乾燥速度:気温・湿度・風

  • 職人の塗り方:ローラーの押し方や重ね方

これらの条件が組み合わさることで、塗膜の表面に独特の塗装肌が形成されます。

ローラーマークと不具合の違い

ローラーマークは、基本的にはローラー塗装の正常な仕上がりです。

ただし、次のような場合は「塗装ムラ」と判断されることがあります。


  • ローラーの重ね跡が強く出ている

  • 部分的に塗膜の厚みが違う

  • 光の当たり方で縞状に見える

このような場合は、塗料の乾燥条件や施工方法が影響している可能性があります。

ローラーマークを整える施工のポイント

美しい塗装肌を作るためには、次のような施工管理が重要です。


  • 適切なローラーの選定(毛丈・素材)

  • 塗料粘度の適正調整

  • 均一な塗布量

  • ローラーの重ね方(クロスローリング)

  • 気温・風を考慮した施工

熟練した職人ほど、ローラーマークを均一で落ち着いた塗装肌に整えることができます。

塗装用語「ローラーマーク」まとめ

ローラーマークとは、ローラー塗装によって生じる細かいさざ波状の塗膜模様のことです。

これはローラー塗装特有の塗装肌であり、適切に施工された場合は不具合ではなく、均一な塗膜が形成されている証とも言えます。

外壁塗装では、この塗装肌をどれだけ均一に整えるかが、仕上がりの美しさを左右します。職人の経験と技術が表れる部分のひとつと言えるでしょう。

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