塗装職人さんや業者さんが使う、塗装・塗り替え工事の専門用語をまとめました。
ここでは、 「け」から始まる塗装用語「化粧合板」、「ケレン」、「蛍光塗料」、「ケレン」、「欠損」、「建ぺい率」等を記載しています。
「け」から始まる塗装工事の用語一覧
ケイカル板(けいかるばん)
ケイカル板とは、水酸化カルシウムと砂を主原料として、板状に成型した耐火断熱材の事です。 主に鉄骨を火災…
蛍光塗料(けいこうとりょう)
蛍光塗料とは、昼光・蛍光顔料を展色材に分散させた塗料です。 蛍光塗料は、紫外線に刺激されて蛍光を発し暗…
ケイ酸カルシウムボード(けいさんかるしうむぼーど)
ケイ酸カルシウムボードとは、セメントにケイ酸や消石灰、無機質繊維(ガラス繊維)混ぜ、抄造、高温高圧蒸気…
ケイ酸質系厚付け仕上塗材(厚塗材Si)(けいさんしつけいあつづけしあげざい)
ケイ酸質系厚付け仕上塗材とは、シリカゾルや水溶性シリケート等を結合材とし、補助的に合成樹脂エマルション…
ケイ酸質系薄付け仕上塗材(薄塗材Si)(けいさんしつけいうすづけしあげざい)
ケイ酸質系薄付け仕上塗材とは、シリカゾルや水溶性シリケート等を結合材とし、補助的に合成樹脂エマルション…
ケイ酸質系複層仕上塗材(複層塗材Si)(けいさんしつけいふくそうしあげざい)
ケイ酸質系複層仕上塗材とは、主材は結合材としてシリカゾル等のケイ酸質材料に必要量の合成樹脂エマルション…
形状係数(けいじょうけいすう)
形状係数とは、シーリング材の充てんの深さを目地巾で除した値〔D(深さ)/W(幅)〕を言います。形状係数は、…
けい石粉(けいせきこ)
けい石粉とは、けい石を粉砕して作った粉末=シリカの事です。 けい石粉は、酸やアルカリに浸されにくい性質…
珪藻土(けいそうど)
珪藻土とは、珪藻(プランクトン)の死骸が、海や湖の底に長年に渡って堆積してできた泥土です。 古くからコン…
軽天(けいてん)
軽天とは、天井受け構造に、軽量鉄骨材料を用いて軽量化を図ったものです。天井ボードを取り付ける野縁(のぶ…
軽量骨材(けいりょうこつざい)
軽量骨材とは、コンクリートの軽量化、リシンの作業性向上に用いられる軽石等の骨材の事です。 軽量骨材仕上…
計量調色(けいりょうちょうしょく)
計量調色とは、調色配合データに基づき、計量器を使用して各原色を指定数量混合する事です。 計量調色の際、計…
計量調色(けいりょうちょうしょく)
計量調色とは、調色配合データに基づいて原色塗料を計量して調色する作業の事を言います。
蹴込み(けこみ)
蹴込みとは、階段の奥の垂直の部分の事です。
化粧合板(けしょうごうはん)
化粧合板とは、合板の表面に印刷、塗装、または突板、化粧板、プラスチックフイルム等を加工貼りした合板の事…
化粧材(けしょうざい)
化粧材とは、 柱や垂木、鴨居用に所定の寸法、形状に仕上げられた、材質的にも見栄えが良い材木を「化粧材」と…
化粧胴差し(けしょうどうさし)
化粧胴差しとは、1階と2階の中間に取り付けられた帯状の板です。 「幕板(まくいた)」とも言います。
化粧野地(けしょうのじ)
化粧野地とは、木造の軒裏に軒天を設けず、きれいに仕上げた野地板を張ったものです。
消す(けす)
消すとは、主に塗装職人さんが使う用語の一つで、省く、ごまかす、隠すという意味です。 一般のお客様からする…
欠損(けっそん)
欠損とは、建造物のタイルやモルタルが、部分的に欠けた状態にある事です。 主な原因は、凍害、熱膨張、物が衝…
ケツ(けつ)
けつとは、職人さんが使う用語の一つで、仕事の納期を指す意味です。
ケツ持ち(けつもち)
ケツ持ちとは、トラブル解決の際に出てくる組織やそれに相当する人の意味です。
結露(けつろ)
結露とは、空気中に含まれている水分が、建物の内部や壁面、窓ガラス等、冷たい物に触れて水滴となって付く事…
結露防止塗料(けつろぼうしとりょう)
結露防止塗料とは、室内の結露を防ぐ塗料の事です。 塗料の中にパーライト、珪藻土、ひる石等の吸放湿、断熱機…
ケツ割り(けつわり)
ケツ割りとは、建築業界で使われる用語の一つで、仕事を途中で投げ出す事を意味します。 ケツ割りの語源は朝鮮…
ケトン系溶剤(けとんけいようざい)
ケトン系溶剤とは、溶剤として使われているケトン類の総称です。 ケトン系溶剤には、2-ブタノン、メチルイソ…
毛羽立ち(けばだち)
毛羽立ちとは、木材、紙、布などの表面が擦れたりしてできる 、細かい毛が立った様な状態の事です。
ケラバ(けらば)
ケラバとは、切り妻屋根の破風に沿う端の事です。
蹴る(ける)
蹴るとは、最近の塗装職人が使う符丁の一つで、「仕事を断る」という意味で使います。 「次の現場は、ちょっ…
ケレン(けれん)
ケレンとは、塗装面の錆、ホコリ、旧塗膜を除去する作業の事を言います。 ケレンを充分に行う事が塗装後の塗膜…
ケレン棒(けれんぼう)
ケレン棒とは、壁材や床材の剥がし作業や、ペンキ剥がし、サビ落としに使用しするヘラ状の道具です。
けん化(けんか)
けん化とは、油脂、脂肪、エステル等をアルカリで処理するとアルコールと酸に分解し、次いでアルカリ塩を生成…
研削(けんさく)
研削とは、塗装素材や塗膜の凹凸を無くし、平らできれいな塗装仕上げ面を得る為の素地調整作業の事を言います。
健さんⅡ(けんさん ツー)
健さんⅡとは、塗装職人さんが良く履いている作業靴の事です。
建材(けんざい)
建材とは、建築物を建てる際、使用されるあらゆる材料の事です。 住宅・事務所・公共の建物等、あらゆる建築物…
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(けんせつこうじにかかるしざいのさいしげんかとうにかんするほうりつ)
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律とは、設資材のリサイクル等について定められた法律です。 略称…
建設リサイクル法(けんせつりさいくるほう)
建設リサイクル法とは、正式名称は、「建設工事にかかわる資材の再資源化に関する法律」で業者に対し、建築物…
懸濁(けんだく)
懸濁とは、塗料等の液体中に個体の微粒子が分散した状態の事を言います。
建築工事標準仕様書(けんちくこうじひょうじゅんしようしょ)
建築工事標準仕様書とは、建築物の品質確保、施工の合理化などの為に、 官庁施設などの工事に使用される材料…
建築デザイン色票(けんちくでざいんしきひょう)
建築デザイン色票 とは、日本色彩研究所が発行する760色の色見本帳です。
建築用下地調整塗材(けんちくようしたじちょうせいとざい)
築用下地調整塗材とは、内外装仕上げ工事の下地調整のために使用する材料で、JIS A6916に建築用下地調整塗材と…
建ぺい率(けんぺいりつ)
建ぺい率とは、建築物の建築面積(同一敷地内に2棟ある場合はその合計)の敷地面積に対する割合で、その限度…
研磨(けんま)
研磨とは、サンドペーパー等により,塗膜表面を削り取り平滑にする作業の事を言います。 パテ飼い作業の後に…
研磨紙(けんまし)
研磨紙とは、「紙ペーパー」の事です。 炭化珪素質(CC)、アルミナ質(AA)などを砕いて粉末にして紙に粒子…
研磨布(けんまふ)
研磨布とは、布(ぬの)ペーパーとも言います。 綿布の上に研磨材を接着したもので、塗装では40〜250#(番)…
研磨容易性(けんまよういせい)
研磨容易性とは、塗膜を研磨紙、研磨材等で研ぐ時に、研ぐ作業が容易で、研いだ面が平らになる性質の事を言い…
ケーキング(けーきんぐ)
ケーキング(caking)とは、容器の底に顔料が沈み、固くなる事を言います。
ゲル(げる)
ゲルとは、コロイド状の事を言います。 溶液の蒸発、冷却又は、化学変化等によって生じます。ゼリー状の半固体…
ゲル化時間(げるかじかん)
ゲル化時間とは、所定の条件のもとで、塗料や油等がゲル化するまでの時間の事を言います。
原色(げんしょく)
原色とは、色を作る元に基本的な色の事です。
原色配合率(げんしょくはいごうりつ)
原色配合率(表)(color matching formulation)とは、指定色を作る為に必要な原色の配合比率を%で表したも…
現調(げんちょう)
現調とは、「現場調査」・「現状調査」の略語です。
現場経費(げんばけいひ)
現場経費とは、現場経費とは、工事現場の運営に必要な経費の事です。 具体的には、工事現場での駐車場代や電…
減法混色(げんぽうちょうしょく)
減法混色とは、2色以上の色を混ぜた際、元の色より暗くなる様な色の事を言います。 塗料・絵の具の混色が減法…