2025年 外壁塗装業界「塗料値上げ問題」について
2025年も外壁塗装業界全体で大きな関心事となっているのが、いわゆる「塗料の値上げ問題」です。
名古屋市や愛知県で外壁塗装・屋根塗装を検討されているお客様にとっても、インフレや物価高騰のニュースを耳にするだけで不安になるのに、さらに塗料の価格まで上がるとなれば、「今、塗り替えをすべきなのか?」、「もう少し待った方が良いのか?」と悩まれるのも当然のことだと思います。
実際、ここ数年の日本経済における物価上昇の流れは外壁塗装市場にも直結しており、大手塗料メーカー(日本ペイントや関西ペイントなど)が相次いで塗料価格の値上げを発表しています。
こうした背景により、2025年現在の外壁塗装費用は確実に上昇傾向にあります。
外壁や屋根の塗り替えは、一般的に10〜15年で一回のサイクルで行われる大規模な工事なので、多くのお客様にとっては「人生で初めての経験」となるケースがほとんどです。
しかもその費用は130〜150万円前後が相場と言われ、住宅購入や自動車購入と並んで人生で大きな一つに数えられるほどの大きな買い物です。
だからこそ、誰もが「失敗したくない」「信頼できる業者にお願いしたい」と慎重にならざるを得ません。
このコラムでは、
- ・ どうして2025年に塗料価格が上昇しているのか?
- ・ 値上げが実際の外壁塗装費用にどの程度影響を与えるのか?
- ・ 外壁塗装を検討する際に知っておくべきポイント?
これらを「名古屋の塗装店」小林塗装が、専門的かつわかりやすくお伝えします。
1. どうして、2025年まだ外壁塗装の塗料は値上がりしているのか?
2025年、外壁塗装や屋根塗装を検討されている多くのお客様が気にされているのが、「塗料の価格が相次いで値上がりしている」という問題です。
名古屋市や愛知県周辺で外壁塗装を検討されているお客様からも、「今のタイミングで工事をすべきなのか、それとも待った方が良いのか?」などといった相談をされることが非常に増えてきました。
実際に、大手塗料メーカーである 日本ペイント、関西ペイント、水谷ペイント、スズカファイン などが2025年に発表した内容を見ても、おおむね5〜20%の値上げを実施するとの案内が出されています。
これは決して一過性の話ではなく、全国的に進んでいる「塗料値上げの流れ」の一環であり、小林塗装の地元である「名古屋市 外壁塗装市場」にも直接影響を与える動きだといえます。
では、どうして2025年に塗料はここまで値上がりしているのでしょうか?
その理由を紐解くと、以下のような複数の要因が複雑に絡み合っていることが分かります。

塗料の基本成分となる樹脂・溶剤・顔料などは、世界的に価格が急騰しています。
ウクライナ情勢や中東の不安定化など、地政学的リスクが背景にあり、原油価格の変動が直接塗料価格に影響しています。

海外からの輸入物流コストは、新型コロナ以降のコンテナ不足や燃料費の高騰で上がり続けています。
加えて国内でもドライバー不足が深刻化し、輸送コストが跳ね上がっています。

工場の稼働に必要な電気代・ガス代といったエネルギーコストが軒並み上がっており、製造コスト全体を圧迫しています。

2024年から2025年にかけて円安が進んだことで、輸入に依存している塗料原料のコストがさらに増加しています。
こうした要因が重なり合い、塗料価格は2022年以降ほぼ毎年値上げが続くという異例の状況になっているのです。
そして2025年に至ってもなお「価格が下がる見通しは立っていない」というのが業界の共通認識といえます。
このような背景を踏まえると、外壁塗装や屋根塗装を予定しているお客様にとっては、「今のうちに工事をしておいた方が良いのか」「まだ待てるのか」といった判断が非常に難しい時期に入っているとも言えます。
2. 2025年 メーカー各社の外壁塗装の塗料値上げ動向
塗料メーカー各社はコスト上昇を吸収しきれず、相次いで価格改定を発表しました。
以下に代表的な事例をお伝えします。
日本ペイントは、原材料や物流・エネルギーコストの上昇により企業努力だけでは吸収できないとして、2025年7月22日出荷分から塗料およびシンナー全般の価格を10〜20%引き上げると発表しました。
同社は原材料費や物流費の高騰、労働力不足によるコスト増などが背景にあると説明されています。
関西ペイント販売は、原料価格やエネルギー価格の高騰、ドライバー不足や人件費の上昇などで厳しい状況が続いているとして、2025年9月20日出荷分より塗料・シンナー製品を5〜20%値上げすると発表しました。
原材料や副資材・物流費の高騰を企業努力だけでは吸収できなかったことが理由です。
スズカファイン、水谷ペイントなどといった中堅メーカーも2025年夏以降に塗料・シンナー製品の価格改定を実施すると発表しており、値上げ幅は5~20%程度とされています。
さらにアメリカのPittsburgh Paints Companyが2025年8月から価格を5.8%引き上げるなど、海外でも同様の動きが見られます。
3. 2025年 塗料値上げの推移と外壁塗装費用への影響
小林塗装の場合、近年の塗料や資材の値上げは以下のように推移しています。
| 2022年 | 日本ペイントや関西ペイントなどの主要メーカーが塗料価格を10〜20%値上げしました |
| 2023年 | 原材料価格のさらなる高騰を受け、一部メーカーで追加の5〜10%の値上げが実施をしました |
| 2024年 | 値上げは落ち着きつつあるものの、日本国内全体の物価や人件費の上昇によって局所的な価格調整が続き、特にシンナーやマスカー、テープなど副資材で値上げが目立ちました |
| 2025年 | 塗料価格の下落は見込めず、各シーリングメーカー 日本ペイントや関西ペイントがさらなる値上げを発表ました |
外壁塗装費用の大まかな内訳は5つの要素で構成されます。
| 足場代 全体の18~23% | 足場設置や養生、廃材処理などの費用です。 近年は足場材料の価格上昇によってこの部分も値上がりしました |
| 外壁補修費・養生費 全体の20% |
足場設置や養生、廃材処理などの費用です。 近年は足場材料の価格上昇によりこの部分も値上がりしました |
| 材料費 全体の20〜27% | 使用する塗料やシーリング材の種類・グレード、塗装面積によって変動します 値上げの影響を直接受ける部分です |
| 人件費 全体の30〜45% | 職人の技術料や作業日数に応じて変動。 人件費そのものも上昇傾向といえます |
| その他経費 全体の5~10% | 現場管理・工事保険・廃材処理などの費用。 近年は足場材料の価格上昇によりこの部分も値上がりしています |
一般的な延べ床面積30坪の戸建て住宅をラジカル制御型のシリコン塗料で塗り替えた場合、相場は次のように推移しています。
- ・ 2022年以前: 95〜110万円
- ・ 2023年の相場: 105〜120万円(塗料値上げにより10〜15%の上昇)
- ・ 2025年現在: 110〜125万円(さらに原材料や人件費・足場代の上昇が影響)
ただし零細な塗装店は、未だに値上げができていないケースもあります。
| 塗料の種類による値上げ幅の違い(塗料の値上げ幅は種類によって異なります) | |
|---|---|
| アクリル塗料 | 値上げ幅は約10〜15% 最も低価格な塗料です。耐久性が低く長期コストはとても割高になります。 |
| ウレタン塗料 | 値上げ幅は約10〜15% 低価格帯ですが、汎用性は高いですが、耐久性が低く長期コストは割高です。 |
| シリコン塗料 | 値上げ幅は約10〜15% 最も普及している塗料で、価格上昇の影響を受けやすいです。 |
| 無機・フッ素 ラジカル制御型塗料 |
値上げ幅は約5〜20% 最新の高機能塗料は原材料依存度が高く、値上げ幅が大きいです。 |
4. 2025年 塗料値上げ時代に失敗しない外壁塗装のポイント

いくら塗料価格が上がっているとはいいましても、外壁塗装は建物を守り、資産価値を維持するために必要なメンテナンスです。
ここでは値上げ時代でも賢く外壁塗装を行うためのアドバイスをまとめます。
塗料価格や資材費の上昇が続く中、外壁の劣化が気になるようでしたら、早めに施工することを検討しましょう。
特にヒビ割れや塗膜の剥がれ、サイディングの浮き、カビやコケの発生、シーリングの収縮、亀裂といった症状が出ている場合は早急に対応するのがおすすめです。
外壁塗装の費用は業者によって大きく変わります。
ですから3社くらいから詳細な見積もりを取って、工事内容・保証内容・アフターフォローまでしっかり比較検討することが重要です。
その際には値段だけでなく、使用する塗料や下地処理の方法、保証期間などを確認しましょう。
安価な塗料は初期費用を抑えられますが、耐用年数が短いので再塗装の時期が早まってしまいます。
逆に高性能な高耐久塗料は値上げ幅が大きいものの耐久性が高く、長期的に見れば費用対効果が良いケースもあるので、建物の状態やライフプランに合った塗料選びがとても大切です。
ポータルサイトでは値段の安さだけが強調されがちですが、地域密着の専門店は気候風土に合った塗装プランやきめ細やかなアフターサービスを提供してくれます。
例えば名古屋市など猛暑や黄砂、排気ガスなどの影響がある地域では、遮熱・断熱塗料や低汚染性塗料など地域の特性を踏まえた提案をしてもらうことが大切です。
5. 2025年 外壁塗装業界「塗料値上げ問題」について まとめ

塗料価格の高騰は業界全体の課題であり、多くのお客様にご負担をおかけしてしまうことは心苦しい限りです。
しかし、外壁塗装は住まいの寿命を延ばし、資産価値を守るために欠かせない大切な工事。
値上げの波に流されて必要なメンテナンスを先送りすれば、後々の補修費用がより大きくなる可能性もあります。
小林塗装では、最新の情報を常に収集し、地域密着で蓄積した経験を活かして、お客様一人ひとりに最適な塗装プランを提案しています。
材料費や人件費の上昇を踏まえたうえで、適正価格で高品質な施工を行うこと、施工後のアフターフォローまで責任を持って対応することを約束します。
こんな値上げ時代だからこそ、専門性と誠実さを重視した外壁塗装業者選びが重要です。
名古屋市・愛知県で外壁塗装を検討の際は、お気軽に小林塗装まで相談ください。
2025年 外壁塗装業界「塗料値上げ問題」について
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物価上昇と所得の伸び悩みによる外壁塗装市場 縮小の現実
外壁塗装業界の「独立応援」という言葉の真相
2025年 塗料値上げ時代でも、信頼できる小林塗装へ安心してご相談ください
外壁塗装は、塗料の値上げが続く時代にどう工事を進めるかによって、費用や仕上がりの満足度が大きく変わります。
実際、ここ数年は原材料や物流費の高騰により塗料価格が相次いで上昇しており、今後もさらに値上げが続く可能性が指摘されています。
塗料にはさまざまな種類や特徴があり、「どのグレードを選ぶべきか」「値上げの影響を最小限に抑えるにはどうしたら良いのか」と迷われるのも当然のことです。
だからこそ、名古屋で数多くの施工実績を重ね、塗料メーカー各社の特性や価格動向にも精通している小林塗装にぜひ相談ください。
お客様のご要望や建物の状態を丁寧に診断して、値上げの影響を踏まえた最適な塗料選びと安心の施工プランを提案します。
外壁塗装に関するご相談やお見積りはすべて無料です。
「まずは情報だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。
小林塗装は、価格の透明性と手抜きのない誠実な施工にこだわり、お客様に安心満足してもらえる仕上がりを約束します。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「2025年 外壁塗装業界「塗料値上げ問題」について」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでもらえる言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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