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「ま」から始まる塗装工事の用語

マスチックローラー(ますちっくろーらー)

マスチックローラーとは、(砂骨ローラー、パターンローラーとも呼ばれます。)単層弾性系塗料、微弾性フィラー材な、高粘度塗料の凸凹模様を付ける際に使用します。網目の大きさは、様々です。

マスチックローラーの特徴は、塗料をたっぷりと含ませて厚く均一に塗装できることで、特に高粘度の塗料や弾性塗料、骨材(砂や石粉)入りの塗料を使用する場合に力を発揮します。
また、外壁の模様付け(パターン付け)や下地調整、ひび割れのカバーなど、通常の平滑仕上げではできない仕上がりを可能にするため、住宅からビル、公共建築まで幅広く使用されます。

マスチックローラーの種類と特徴
マスチックローラーには「目の粗さ」や「形状」によって複数の種類があります。外壁塗装では、模様の大きさや質感を調整するために、職人が仕上げのイメージに合わせて選定します。

細目= 凹凸が比較的浅く、均一でやわらかなパターンが可能。 ゆず肌仕上げやスチップル仕上げなど、控えめな凹凸模様の形成。
中目= 標準的な凹凸感。 住宅外壁の意匠性アップや下地の粗隠し。
荒目= 大きく深い凹凸を作れる。 モルタル外壁やデザイン性をより強調したパターン付け。

マスチックローラーを使った仕上げの代表例
1. ゆず肌仕上げ
ゆずの皮のような細かい凹凸模様。住宅外壁に多く採用され、やさしく温かみのある印象を与えます。細目ローラーを使用。

2. スチップル仕上げ
さざ波のようなさらに細かい凹凸模様。高級感のある落ち着いた外観に仕上がります。細目マスチックローラーを使用。

3. 厚塗り仕上げ
ひび割れ防止や防水性向上のため、塗膜を厚くつける仕上げ。中目~荒目のマスチックローラーで施工。

マスチックローラーを使うメリット
下地の欠点をカバー
ひび割れや凹凸のある外壁でもきれいに仕上げられる。

防水性・耐久性の向上
厚い塗膜を形成できるため、雨水や紫外線から外壁を守る力が強い。

デザイン性の高さ
凹凸の模様により、光や影で立体的な外観を演出できる。

マスチックローラーのデメリット・注意点
塗料の使用量が多い
厚塗りになるため、平滑塗装よりも材料コストがかかる。

施工スピードがやや遅い
塗膜の厚みを均一にするために慎重な作業が必要。

職人の技術差が出やすい
塗り継ぎや模様の均一性は経験と感覚によるところが大きい。

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