アスファルト(あすふぁると)
アスファルトとは、原油に含まれる炭化水素類の中で最も重質のもので、石油の蒸留残渣として得られる黒色、瀝青の有機物です。
アスファルトの用途は、防水材、防腐剤、熱可塑材、電気絶縁材、断熱材、高真空用シーリング材、衝撃吸収材、潤滑剤、顔料としても利用されています。
アスファルトの歴史は古く、日本では縄文時代の後期、日本海側の秋田県や山形県、新潟県などで産出した天然アスファルトを熱して石鏃(せきぞく:石の矢じり)や骨銛(こつせん:骨のモリ)‥漁具の接着に使われていたそうです。