外壁塗装用刷毛の種類
外壁塗装をはじめとした塗装工事を、より美しく上質に仕上げるためには、職人の技術はもちろんのこと、「どんな刷毛を使うか」が驚くほど大きな鍵を握っています。
刷毛は、塗料を運び、広げ、整え、仕上げまで導く“手の延長”のような存在。だからこそ、種類や毛質、形状によって仕上がりが変わる繊細な道具でもあります。
今回は、「名古屋の塗装店」小林塗装が、刷毛の種類・特徴・用途について、専門的なポイントも交えながら、できるだけ分かりやすく、ゆっくり読み進められるよう丁寧にお伝えします。
「ワンランク上の外壁塗装を求めている」「きれいに仕上がる刷毛ってどれ?」「実は道具選びが好き」
というお客様にも楽しんでもらえる内容です。
少しだけ「刷毛の奥深い世界」を一緒にのぞいてみませんか?
1. 外壁塗装に使われる 刷毛のルーツ
外壁塗装に欠かせない道具である「刷毛」。
そのルーツをたどると、実は日本の「筆文化」と深く結びついた、非常に奥行きのある道具であることが分かります。
美しい文字を書くための筆づくりの技が、のちに「塗装用刷毛」へと受け継がれ、建物を彩るために姿を変えて発展してきたのです。
近代的なペンキ文化が日本に広がり始めたのは、文明開化の時代――明治初期。
洋風建築の普及とともに「木部を保護し、色をつける」という考え方が広まり、ここで初めて、現在の刷毛の原型となる塗装用具が誕生しました。
とはいえ当時は、塗装専用の道具などほとんど存在していませんでした。
そこで登場したのが、「手工具づくりの名人」と呼ばれた職人たち。
彼らは、日本人の手に馴染み、細やかな作業にも適した形を追求し続け、やがて寸筒(すんづつ)・筋違(すじかい)・平型など、日本独自の刷毛の形が確立されていきました。
興味深いのは、海外との形状の違いです。
アメリカやヨーロッパでは、いまもなお「コッピー式」と呼ばれる、柄の長いブラシ形状が主流です。
一方で日本は、繊細な作業に向く「短柄・幅広・角度付き」という形状が独自に発展していきました。
これは、建物の造り・素材・気候・日本人の仕事の細かさが大きく影響していると言われています。
また、明治時代の塗装職人たちは、なんと「刷毛3本だけ」であらゆる塗装をこなしたという驚くべき記録が残っています。
竹(豆)刷毛(15mm)・筋違刷毛(30mm)・寸筒(45mm)。
この3本さえあれば、細部から広面積まで、見事に塗り分けることができたのです。
当時の職人の観察力・技術力の高さには圧倒されるばかりです。
しかし、その後120年以上の間に、日本の塗装を取り巻く環境は大きく変化しました。
塗料は水性、弱溶剤、ラジカル、フッ素、無機など、性能も質感もまさに多様化。
建物の素材も、木材・モルタル・サイディング・金属・樹脂…と種類が増え、それぞれに最適な仕上がりが求められるようになりました。
こうした変化に対応するため、刷毛メーカーは時代に合わせて絶えず研究を重ね
・毛質の組み合わせ ・長さや密度 ・持ち手の形状 ・用途ごとの専用タイプ
など、驚くほど多彩な刷毛が生み出されてきました。
現代の刷毛はまさに、「先人たちの知恵 × 現代の技術」が融合した進化形と言えます。
その背景を知っていただくと、1本の刷毛に込められた奥深さや作り手の思いが、少しだけ身近に感じていただけるのではないでしょうか。
外壁塗装という建物のお化粧を支える、縁の下の力持ち――それが刷毛の本当の姿です。
| 年代 | 出来事 |
|---|---|
| 江戸時代まで | 筆職人の技術が確立。“書くための道具”が日本文化として発展。 |
| 明治初期(1870〜) | 洋風建築・ペンキ文化が日本に広がる。 筆づくりの技術を応用した「塗装用刷毛」が誕生。 |
| 明治末〜大正 | 日本独自の刷毛形状が確立。 ・竹(豆)刷毛 15mm ・筋違刷毛 30mm ・寸筒 45mm 当時の職人はこの3本だけで塗装していた。 |
| 昭和中期 | 建築需要の拡大により、刷毛メーカーが急増。 豚毛・馬毛などの天然毛が主流。 |
| 昭和後期〜平成 | 水性塗料の普及に合わせて「化繊刷毛」が登場。 持ち手・毛先の加工方法が高度化し、用途別の刷毛が増える。 |
| 令和 | 塗料の高性能化(水性フッ素・無機など)に対応して、 混毛・高密度化繊・特殊目地刷毛などさらに多様化。 |
2. 外壁塗装に使われる 刷毛の形状

刷毛の形は大きく3つに分類され、筋交い刷毛、平刷毛、寸胴刷毛と呼ばれます。
ローラーが普及する前の昭和40年代くらいまでは、刷毛がよく使われていましたが、塗装用ローラーが普及した現在では以前に比べて刷毛が使われることが減りました。
現在、外壁塗装など塗装工事に使われている刷毛の形状をいくつか紹介します。
・寸胴刷毛=毛量が多く油性塗料などを広い面を塗るのに適した刷毛です。
寸胴刷毛をうまく使うには、熟練の技術が必要です。
・鉄骨刷毛=鉄骨の広い面や、橋梁の塗装用、プラント用に開発された毛丈が長く厚口でコシが強い刷毛です。
塗料を厚塗りする場合などに向いています。
・ニス刷毛=ウレタンニスやラッカーといった粘度の低い塗料用の刷毛です。
山羊毛やナイロンなど柔らかい毛材をが使われており、塗料が水性か溶剤かによって、刷毛の種類を選択する必要があります。
毛の長さが比較的短く、塗料を薄く伸ばすようにして塗ります。
・目地刷毛=平刷毛よりも柄が長細い形状の刷毛です。
柄が斜めになった隅きり目地刷毛もあります。
狭い目地の間や溝、 ドアの下端、サッシなどの塗りづらい部分も効率良く、キレイに仕上げることができる
小回りの効く刷毛です。
目地刷毛には、水性用、油性用があります。
・ダメ込み刷毛=細かい部分仕上げに適したはけです。
スミ切り刷毛 ダメ込み刷毛よりも、毛丈を短かくして、刷毛の厚みを薄くすることによって
端や狭い部分など細かい仕事に対応する刷毛です。
スミ切り刷毛には、水性用、油性用があります。
・ラスター刷毛=塗装前の下地処理、印刷や工場作業の掃除など幅広い用途に使用される微弾性フィラー、ウレタン防水、単層弾性塗料など高粘度の塗料にも使用できます。
・チャンピオン刷毛=、好川産業が元祖の使いやすい刷毛の柄と使い勝手が良い厚みに仕上げてある万能刷毛です。
チャンピオン刷毛は、ナイロン刷毛、カネゴート、豚毛、ヤギ毛など塗料の種類や用途に応じて、毛の種類を選択できます。
この刷毛にも色々な種類があって、水性塗料用の刷毛と油性塗料用の刷毛があって、最近では水性塗料、溶剤塗料、両方に使えるオールラウンドな刷毛もあります。
そんな外壁塗装に使われる刷毛の素材にも種類が色々あるので、その一例をお伝えします
3. 外壁塗装に使われる刷毛 「毛」の種類
外壁塗装に使われる刷毛 「毛」の種類を紹介します。
・豚毛=馬毛よりも硬く腰のある毛質です。
毛先部分が割れていて弾力性があり、高粘度塗料に適しています。(ウレタン防水材や微弾性フィラーなど)
豚毛の色は、白、ゴマ(白黒)、黒があります。
・ヤギ毛=馬毛よりも硬く腰のある毛質で、太くて弾力性・柔軟性に優れ、馬毛よりも硬く腰のある毛質です。
毛先部分は割れていて意外と柔らかく、低粘度の防虫剤・防腐剤の木部への塗装などに適しています。
なお、体の部位によって毛並みが異なるので、刷毛の用途も用途も違ってきます。
ヤンオ(尾毛)高級刷毛用・やんす(顎鬚)ペンキ用・白細(背中)クリヤーニス用
ヤギ毛の色は、白、ゴマ(白黒)、黒があります。
・馬毛=第2次世界大戦の前は、関東刷毛の主な材料でした。
非常に耐久性に優れ、水性塗料、溶剤塗料共に順応します。
戦後は毛の価格が高価になったこと、刷毛の手入れが難しいことが理由で山羊毛が主流となりました。
最近では弱溶剤の刷毛として使用されています。
振毛(鬣)水性塗料に適しています・馬蹄毛(蹄の周囲)高級刷毛用・天尾(尾毛)最高級品
馬毛の色は、黒、白、赤、茶、ゴマ(白黒)があります。
・ナイロン=弾力性・柔軟性を持ち、特に耐摩耗性・耐久性が優れており、水性反応硬化系塗料の塗装に適しています。
ナイロン毛の色は、白、黒、茶などがあります。
・PET=ポリエチレンテフタレート=ペットボトルの素材です。
吸水率が低いため、水性塗料刷毛に主に使用されています。また獣毛に比べて耐摩耗性に優れており、耐薬品性も高めです。
PET毛の色は、白、黒、茶などがあります。
・PBT=ポリブチレンテレフタレート=ナイロンに比べ軽く、硬く、腰があり、電気特性、耐摩耗性に優れています。
PBT毛の色は、白、黒、茶などがあります。
・カネゴート=1,957年に鐘淵化学工業株式会社(現在の株式会社カネカ)がアクリロニトリルと塩化ビニルの共重合体を原料としているモダアクリル繊維を『カネカロン』として開発されました。
現在のカネゴートは、獣毛に近い風合いで、柔らかく耐溶剤性に優れています。
水性反応硬化系塗料や弱溶剤系塗料の塗装に適しています。
カネゴート毛の色は、ヤギ毛に近い白です。
・ポリエステル=ジカルボン酸とジオールの重合体にて得られた合成樹脂繊維で『テトロン』と呼ばれることもあり、ナイロンよりもポリプロピレンよりも硬く、非常に毛に腰があって、粘度が高い外壁防水用塗料の刷毛として使われています。
ポリエステル毛の色は、白、黒、茶などがあります。
・PPS=PPSとは、東レで製造されている、耐熱性に優れ耐薬品性も併せ持つポリフェニレンサルファイドを原料に製造された特殊化学繊維で、高温度でも比較的高い剛性を保持させつつ、しかも耐薬品性に優れており、酸やアルカリにほぼ影響はなく、一般的な溶剤には溶解しません。
PPS毛の色は、白、黒、茶などがあります。
最近、基本的に外壁塗装は、水性塗料が使われることが多いので、化繊で作られた水性用刷毛が頻繁に使われています。
ただし、溶剤塗料を使う場合は、溶剤塗料に適した溶剤用の刷毛を使います。
まず、豚刷毛に使われている豚の毛は、毛自体に強い腰があって硬い毛なので耐摩耗性に優れ、凸凹した壁面やざらざらした壁面に使用すると作業性が良いです。
ただしモルタル、セメントなどに含まれるアルカリや酸に対して弱いことが欠点です。
次にナイロン、PBT、PET、ポリエステル、カネゴートなど化繊の刷毛は、毛が化繊で作られているので、毛が柔らかく塗料の吐き出しが獣毛の刷毛に比べて多いので、固くて凸凹した壁面やざらざらした壁面の塗装はあまり作業性が良くありません。
(ただし、大塚刷毛のプラグレハード、タフラスターなど毛に強い腰がある固い毛の化繊刷毛もあります。)
ですから、化繊刷毛の場合、吹き付けリシンや吹き付けタイルの壁面ではなく、主にツルツルとした陶業サイディング壁面、金属サイディング、鋼板、刷毛スジが出やすい木部を塗装する場合に使います。
逆にサイディングや金属壁面の場合、塗装面がツルンとした部分に、毛が固く太い外装用ナイロン刷毛や豚毛刷毛などを使って塗装すると、塗装した際に刷毛スジが出やすく、何だか見栄えが悪い仕上がり感になってしまいます。
こういった場合には、ヤギ毛風に加工されたカネゴートなどの化繊刷毛を使うと、毛が柔らかく、毛の先端部分がヤギの毛の様に細いので、刷毛のスジが出にくく、とても仕上がり感が良いのでおすすめです。
ただし、この化繊で作られた刷毛は、溶解力の強いシンナーが入った強溶剤塗料に使うと刷毛の毛が縮れてしまうので使えません。(すぐ使えなくなってしまいます。)
なお、昔から使われている最も一般的な馬の毛(タテガミ、尾毛など)やヤギ毛(尾毛、アゴヒゲなど)で作られた獣毛刷毛は、弱溶剤塗料、強溶剤塗料に適しています。
獣毛は、人間の髪質と一緒でキューティクルがあり、毛が鱗状になっているので塗料をよく含みます。
ただし、外壁塗装で使われる水性反応硬化型塗料に対し、ヤギ毛でつくられた毛が細く柔らかい刷毛を使用すると、短時間で塗料の反応硬化によって毛が固まったり、塗料の中に含まれる水溶性アルコールなど補助溶剤によって、毛がプツプツ切れたりしてしまいます。
この様に、刷毛の種類と塗料の選択を間違うと大変なことになってしまいます。
4. 外壁塗装に使われる刷毛のグレード
外壁塗装に使われる刷毛の価格はピンからキリまでで、ホームセンターやインターネットで売っている安い刷毛は200~300円程度で買うことができます。
しかし、塗装の仕上がりにこだわる職人が使う高級な刷毛の場合、一本3,000円以上する高価な刷毛も多くあります。
そんな高級な刷毛はあまり使えませんが、一度使うと安物の刷毛が使えなくなるほど塗りやすく、驚くほどキレイに仕上がります。
やはり品質の良い刷毛は、値段が高いです。
しかし、使用する塗料の種類、工事の予算、施工性など様々な事を考えると安い刷毛を使い捨てにして使わなければいけない場合も多くあるので、現場で施工する職人は、各現場で適切に判断して様々な刷毛を使い分けています。
5. 外壁塗装刷毛のメーカーと代表的な刷毛

外壁塗装で使われる主要な刷毛メーカーと各社の代表的な刷毛についてまとめました。
刷毛メーカーごとに、毛の選び方・バランス・用途の設計思想が異なり「どれを選ぶかで塗り心地も仕上がりも変わってくる」これらが刷毛の奥深さといえます。
アサヒハケは、本社が大阪府大東市にある企業で、塗装用刷毛販売から大型塗装システム設置販売など多種多様な商品が揃う塗装用資材専門メーカーです。
昭和34年、刷毛の製造販売で塗装業界に参入し、それ以来高級プロ用刷毛の製造に打ち込み、多くのヒット製品を生み出して参りました。
さらに塗装用具、機器の販売に業務を拡大し、飛散防止メッシュシート(サンメッシュシート)、小型バキュームプラスト機(ACE-01)をはじめ、数多くの製品を市場に送り出しています。
外壁塗装に使われる刷毛では「火山」、「赤影」、「サムライ」、「キング」、「アクセル」などが有名です。
創業以来300有余年の間、一貫して刷毛のメーカーとして京都で営業を続けている老舗刷毛メーカーです。
江戸、明治時代は、主に、友禅、表具などに染色、糊刷毛を手掛け、大正時代以後には建築塗装に着目し、原料の馬毛の毛先の加工技術で日、米、英で特許を取得して、戦後いち早く全国に販売店網を築き上げた大きな実績があります。
一子相伝、親から子へと受け継ぐ、刷毛製造の伝統の技術を絶やさず向上させることに注力すると同時に、市場からの御要望である「安価で使いやすい道具を」に応えるため、中国国内工場での商品力のアップに根気良く取り組んでいます。
最近現場で頻繁に使われている目地短毛刷毛を20年以上前に造っています。
石井ブラシ産業株式会社は、大阪市西淀川区にある塗装用の刷毛・ブラシなどの製造、販売を行っている企業です。
外壁塗装に使われる刷毛では「はくしか」、「マリリン」、「あかつき」、「プリンス」、「大極上」、「New無敵」、「瑞宝」、「太陽」、「宇宙大王」、「無限」などがあります。
株式会社インダストリーコーワは、愛知県あま市に本社がある1974年に設立された塗装用の刷毛や住宅関連商品を製造、販売する企業です。
名古屋のナガヤ塗料株式会社、川口市の富田商店など参加する塗料販売店網「エコペイントネットワーク」のプライベートブランドです。
現場でのモニタリングと改良を重ね、参加企業の共同企画、一括購入によりローコストで納得のいくクオリティの塗装用副資材を提供しています。
建築刷毛では「アルキメデス」、「ナポレオン」、「ダヴィンチ」、「エリザベス」、「家康」、「信玄」、「正宗」などといった刷毛があります。
株式会社大関は、千葉県千葉市中央区に本社があり、お値打ち価格で刷毛、ローラー、テープ、マスカーなど各種塗装副資材及び塗料を扱う企業です。
大塚刷毛製造株式会社は、大正3年に「大塚鐡五郎商店」として創業された、歴史と伝統を誇る塗装用具メーカーです。
昭和22年には「有限会社大塚刷毛ブラシ製作所」を設立し、1962年に株式会社へと組織を発展。
現在の社名となってからも、刷毛とローラーの研究開発を牽引し続け、業界を代表する存在として国内外から高く評価されています。
同社は、建築塗装用の刷毛・ローラーにおいて国内トップシェアを誇る、日本最大級の塗装用具メーカーです。
その品質は日本国内にとどまらず、海外にも広く輸出されており、国際事業にも積極的に取り組むなど、世界規模で信頼されるブランドへと成長しています。
大塚刷毛の魅力は、長年培われた技術力と、現場の声を反映し続ける商品開発力にあります。
建築塗装用刷毛だけを見ても、用途・素材・毛質・操作性の違いに細かく応じた、多彩なラインナップが揃っています。たとえば、
「塗神」 …大塚刷毛の中でも特に職人人気の高い上位モデルです。
外壁塗装の現場では、繊細なライン出し、ダメ込み、均一で美しい塗り肌を求められる場面で実力を発揮し、まさに「塗装の神様」という名にふさわしい仕上がりを実現してくれる一本です。- 「伝翔」 … コシと含みのバランスが良く、外壁から細部まで幅広く対応できる高級刷毛。
- 「あけぼの」 … 高級ナイロンの水性刷毛で、なめらかな美しい塗り肌を求める方に最適。
- 「塗来」 … 職人からの評価が高い万能型で、扱いやすさと耐久性の両立が魅力。
- 「のぞみ」 … 細かな箇所でもスッと線が決まる繊細な仕上がりが人気。
- 「白馬」 … 上質な毛質で、塗料の伸びがよく長時間作業でも疲れにくい一本。
- 「雷神」 … 力強く塗り切ることができるタフな仕様で、重めの塗料にも強いシリーズ。
- 「流星」 … 毛先のまとまりが良く、均一で美しい塗膜をつくりやすいのが特長。
- 「白星」 … 繊細な毛先で細部のライン出しがしやすく、仕上がりに差がつく上級者向け。
- 「水性」 … 水性塗料専用に設計され、塗料の含み・切れのバランスが優秀。
- 「隅切り一番」 … コーナーや入隅に特化した形状で、細部作業の効率をぐっと高める一本。
- 「プラグレ」 … プラスチックグリップ採用で手に馴染みやすく、軽快な操作性が魅力。
このように、大塚刷毛のラインナップは「ただ塗るための道具」ではなく、「職人の技術を引き出し、仕上がりの美しさを最大限に支える相棒」として設計されています。
毛質や形状だけでなく、持ち手の素材や重心バランスまで細かく調整されているため、長時間の作業でも疲れにくく、安定した塗装が可能です。
また、国内最大ブランドとしての信頼感や品質管理の徹底も大きな魅力。
製品の均一性・耐久性・仕上がりの安定感は、長年プロ職人から支持され続けてきた理由のひとつです。
現場のリアルな課題を見つめ、常により良い製品を追求してきた姿勢が、そのままラインナップの豊富さと品質の高さにつながっています。
外壁塗装の仕上がりにこだわる方、職人の手の延長になるような刷毛を求める方にとって、大塚刷毛はまさに「王道ブランド」機能性・耐久性・美しい仕上がりを叶える、国内随一の高品質メーカーです。
河合刷毛ブラシ工業㈲は、創業安政三年の信頼と実績のある老舗です。
大阪市都島区で塗装刷毛、ローラーなど塗装用品を主に販売しています。
また店舗での卸業に加え、塗装業者向けの塗装コンビニ「ハケ市」としてインターネット販売を開始し、多くの塗装業者から好評を頂いています。
外壁塗装の刷毛では「王朝」、「ユリックス刷毛厚口」、「新ナイロン特製」、「白ナイロン最上ユリックス型」などがあります。
株式会社佐藤産業は塗装用具・塗装機器・建築副資材を販売している会社です。
外壁塗装の刷毛では「北極星」、「アフター5水性用スミ切り」、「大五郎」などが有名です。
島元商会は、名古屋市南区にある塗装用具・塗装副資材を販売している会社です。
外壁、鉄骨塗装の刷毛では「やまびこ白毛」(うすて)、メジなどがあります。
ステップは、新潟県燕市にあるハケ、ブラシ及び塗装関連用具の販売を行っている会社です。
外壁塗装の刷毛では「DELIGHT」、「デライト」、「OXやわらか毛先」などが使いやすいかと思います。
昭和51年に創業した同社は、長年愛され続けてきた「伝統のひょうたん印」で知られるタイホウブランドのメーカーとして、塗装業界ではお馴染みの存在です。
刷毛やローラー、塗料容器、補助具など、外壁塗装・建築塗装の現場で欠かせない幅広い塗装用具を、開発から製造、販売に至るまで一貫して手掛けています。
老舗でありながら、常に現場の声を取り入れた製品づくりを続けている「進化するメーカー」でもあります。
特筆すべきは、平成15年に日本のメーカーとして初めてマイクロファイバーローラーを本格開発したという大きな実績。
当時はまだ一般化していなかった素材と構造をいち早く取り入れ、塗装現場の効率化・仕上がり向上に大きく貢献しました。
今日では当たり前になっている微細繊維のローラーを、早い段階から形にしてきたその姿勢は、まさに「現場を支える職人目線」の象徴といえます。
外壁塗装用の刷毛も種類が多く、どれも個性豊かで職人の心をくすぐるラインナップが揃っています。たとえば、
- 「満月」 … 塗料の含みが良く、広い面もなめらかに仕上げる万能タイプ。
- 「チャンピオン上」 … コシのある毛質で、細部もピタッと決まる上級者向け。
- 「ミリオン印」 … 幅広い用途に対応できる安定感のある人気シリーズ。
- 「チャンピオン豚毛」 … しっかりした毛腰で、重めの塗料も負けずに伸ばせる力強さが魅力。
- 「しらさぎ」 … 柔らかなタッチと繊細な仕上がりが特徴で、上品なライン出しに最適。
- 「黒潮」 … 毛先のまとまりが良く、外壁の凹凸にも滑らかに対応できる頼れる一本。
- 「かがやき」 … 名前の通り、“光沢感ある美しい仕上がり”を追求した人気モデル。
- 「火花目地」 … 目地専用の形状で、キレの良さと操作性の高さが光る一本。
- 「ひよこ目地」 … 小回りが利き、アクセント部分や狭い箇所にぴったりの可愛らしい目地刷毛。
どの製品も、ただ「塗るための道具」ではなく、「職人の手の延長として、最高の仕上がりを引き出す」という理念のもとに作られています。
伝統を守りながらも、常に時代に合わせて進化を続けてきたからこそ、多くの職人から信頼され続けるブランドなのです。
独自のラインナップ、高品質な素材選び。
長年培った技術に加え、塗装現場への深い理解があるからこそできる商品展開です。
外壁塗装の仕上がりにこだわりたい方や、道具選びを楽しみたい方には、ぜひ一度手に取ってほしいメーカーです。
高翔産業は、大阪府東大阪市にある刷毛を制作している企業です。
徹底的に技術にこだわります。
熟練の技術を持つ職人が一同に集まり、お客様に喜んでいただけるよう一人一人信念をもって作業にあたっています。
最近では、中国製の刷毛が市場を多く占めていますが、高翔産業では自社製造にもこだわっています。
外壁塗装の刷毛では「TSチャンピオン刷毛」、「白毛≪EX≫刷毛」、「白豚プライマー刷毛」、「ペイントG」などがあります。
ニシキ商会は、大阪市住之江区にある塗装用刷毛、ローラー刷毛、各種ブラシを取り扱う企業です。
外壁塗装で使われる建築刷毛で「エンジェル」、「スーパーエンジェル」、「白毛中長毛ミドル」などがあります。
「はけや」は、その名の通り刷毛づくり一筋の専門店。建築塗装の現場をよく知る職人たちが、一本一本にこだわりを込めて作り上げた国産刷毛を豊富に取り揃えています。
斬新なアイデアが光るタイプから、日々の現場にしっかり馴染むベーシックな一本まで、使いやすく実用性の高い刷毛が揃う「頼れる存在」です。
はけやの最大の特徴は、自社の刷毛職人による完全ハンドメイド製造と、自社販売による適正価格の実現。 国産の品質の良さを守りつつ、輸入の安価な刷毛に負けない価格帯で商品を提供できるよう、企業努力を重ねているメーカーでもあります。
刷毛づくりは、毛質の選別・毛先の調整・植毛の密度・角度の仕上げなど、見た目以上に繊細で根気のいる作業の連続です。
はけやの刷毛には、この丁寧な工程と熟練の技術がしっかりと息づいており、「塗料の含みが良い」「ムラになりにくい」「手元が軽い」と、多くの職人からも高い評価を得ています。
さらに、ネーミングや形状に職人の声を取り入れた商品も多く、「今日はどの刷毛で仕上げようかな」と選ぶワクワク感があるのも魅力のひとつFです。
毎日の塗装作業を少し楽しくしてくれるような、そんな相棒に出会える豊富なラインナップが揃っています。
そして忘れてはならないのが、はけやの精神的な中心となっている社長である吉川修司氏の存在です。
刷毛の世界に長く携わり、素材選びから製造工程、職人の技術継承に至るまで深い知識と情熱を持ち続ける社長は、「日本の刷毛文化を守りたい」という強い思いを胸に、日々、現場の声に耳を傾けながら商品開発に取り組んでいます。
いつも「現場感覚」を大切にしているため、はけやの刷毛は見た目の良さだけでなく、 ・扱いやすさ ・疲れにくい軽さ ・長時間作業でも安定する毛先のまとまり といった、使い手に寄り添った仕様になっています。
「国産品質をもっと身近に」
この社長の揺るぎない理念が、はけやの刷毛づくりの礎となっています。
外壁塗装の仕上がりを大切にしたい方や、気持ちよく作業できる道具を求めている方に、自信を持っておすすめできるブランドです。
ビッグローラージャパンは、三重県四日市市の株式会社アゴラが運営しています。
塗装業者様のお役に立ちたいと通販サイトを開設しました。
商品開発には、塗装職人歴20年以上の親方と刷毛製造85年の老舗メーカー社長が真剣に刷毛やローラーと向き合って開発し続けています。
「尾張建築用刷毛」、「加賀特上中長刷毛」、「美濃メジ短刷毛筋違」、「ゼウス豚毛メジ刷毛」、「ハデス豚メジ刷毛」、「出雲特薦中長刷毛」
愛知県あま市の宮崎刷毛製作所では、物の保護、美観といった基本性能を持たせる塗装には欠かせない刷毛を1本の刷毛は職人が手間を惜しまず作り、製造、販売しています。
「上塗中長」、「快秀本職用」、「ユリックス」、「別誂本職用」などがあります。
山喜は、昭和21年4月に創業した大阪の老舗刷毛メーカーです。
既製品からニーズに合ったより使いやすいプロ用刷毛など特注品まで提案しており、「単価コストを下げるだけではなく消耗品の寿命を延ばすことで労力コストを下げる」など時代に合った提案しています。
外壁塗装で使われる建築刷毛では「正宗」、「小百合」、「天狗」、「大和」、「白虎」、「カナリヤ」などが有名です。
マル勝の刷毛は、昭和54年に刷毛、刷子、ローラーの製造卸として誕生しました。
皆様から頂いた貴重なお言葉がより良い商品作りに繋がっているのは今も昔も変わりはなく、最新の商品や情報の伝達、リテールは季節、地域ごとの販売データをもとに商品企画の提案を細やかに対応しています。
肩ひじ張った堅苦しさよりもアットホームなスタンスで刷毛作りに携わる関係者、各メーカー様と北海道から沖縄の皆様へ橋渡し役を目指しています。
外壁塗装に適した刷毛は「ふじ」、「ひぐま」、「小天狗」、「さつき」、「五光」、「六甲」、「横ぶき用つるぎ」、「横ぶき用匠塗」、「ナナメ匠塗」、「葉月」、「特製ユーリックス」などがあります。
好川産業は、大正10年に創業した、塗装用刷毛の製造・販売を中心に展開する老舗メーカーです。
100年近くにわたり日本の塗装業界を支え続け、現在では年商110億円を超える規模へと成長。
まさに“西の名門ブランド”として、多くのプロ職人から信頼される存在となっています。
主要取引先には全国の有力塗料店が名を連ね、全国に登録された7社の代理店網を通じて、広く日本中の現場へ製品を供給しています。
地域を問わず安定した品質と供給力を持ち、塗装職人の道具環境を支え続けているメーカーです。
好川産業の魅力は、なんといっても独自のラインナップと高い品質にあります。
塗料の種類、建物の材質、現場の状況に合わせて使い分けられるよう、バリエーション豊富なシリーズが揃っているため、「現場に合わせて最適な一本が見つかる」と評判です。
たとえば、建築塗装用の代表的な商品だけでも、
- 「宇宙」 … 柔らかな毛質となめらかな塗り心地で、美しい仕上がりを追求できる高級モデル。
- 「平和」 … バランスの良さが光る万能型で、精度の高いダメ込みに対応する「頼れる一本」。
- 「GPフレッシュ」 … 新しい素材を採用し、軽さと操作性が際立つ水性刷毛。
- 「毘沙門」 … 使い心地が良い、次世代型の化繊刷毛。
- 「サンダーバード」 … 塗料の含みが非常に良く、広い面積をムラなく仕上げたい時に最適。
- 「チャンピオン」 … 長年愛され続ける看板商品で、使いやすさと耐久性のバランスが秀逸。
- 「スーパー中長毛」 … 外壁の凹凸にも追従しやすい毛丈で、しっかりとした塗膜厚をつくりやすい人気シリーズ。
どのシリーズにも共通しているのは、「現場での作業性」と「仕上がりの美しさ」の両立を目指す好川産業の真摯な姿勢です。
毛質の選別、毛先の調整、持ち手の形状に至るまで細かな改良が積み重ねられており、一本一本が「使いやすさ」と「高品質」を形にした結果といえます。
また、製品名には遊び心や願いが込められているものも多く、「宇宙」「平和」「毘沙門」など、思わず「どんな使い心地なんだろう?」と手に取ってしまう魅力的なネーミングが並びます。
こうしたブランド性の高さも、好川産業が長年愛され続ける理由のひとつです。
西日本を代表する塗装用具メーカーとして、伝統と革新を両立させながら進化を続ける好川産業。
外壁塗装の仕上がりにこだわりたい方にとって、同社の刷毛シリーズは「安心して任せられる道具」として強い味方になってくれるはずです。
吉光は、愛知県あま市にある昭和22年に創業した老舗刷毛メーカーです。
ロック商事は、1961年(昭和36年)に創業した、塗装業界でもよく知られた老舗の総合卸商社です。
車両塗装・建築塗装・防水工事など、幅広い現場で必要とされる刷毛・ローラー・マスキング・研磨材・工具・副資材を専門的に取り扱い、全国の職人たちを支えてきた歴史あるメーカーでもあります。
特に外壁塗装の現場では、ロック商事が提供する刷毛ブランドは根強い人気があり、職人たちが仕上がりの美しさと使い心地の良さで信頼を寄せています。たとえば、
- 「ひめじま」
- 「しろひげ」
- 「きんぐこんぐ」
- 「かえる」
このように、用途ごとに毛の硬さ・形状・幅を変えた多彩なラインナップが揃っているため、外壁・付帯部・細部補修など、あらゆる現場で「ぴったりの一本」を選びやすいのが魅力です。
長年にわたり全国の塗装職人から支持され続けているのは、単に道具を売るだけでなく、現場の声をもとに品質改善や新商品の研究開発を重ねてきた結果でもあります。
まさに、塗装業界を“足元から支える縁の下の力持ち”的な存在といえます。
Y’s shop(ワイズショップ)は、大阪府大阪市に拠点を構える、刷毛専門のオンライン販売店です。
店舗名の通り、職人の「こういう一本が欲しい」という声をすくい上げ、独自に開発したオリジナル刷毛を数多くラインナップしているのが大きな特徴です。
塗装現場では、外壁・付帯部・細部のライン出しなど、箇所ごとに求められる刷毛の性能が微妙に異なります。
Y’s shopの刷毛は、その「繊細なこだわり」に寄り添うように設計されており、毛のコシ・含み・塗料の切れ・持ち手の形状まで丁寧に調整された、まさに職人思いの仕上がり。
オンラインショップながら、現場のリアルな声に耳を傾けて商品を生み出しているため、全国の塗装職人たちの間でも「おっ、これは使いやすい」「手元に置いておきたい」と評判のブランドです。
ちょっとユニークで遊び心のあるネーミングの刷毛もあり、届いた箱を開けた瞬間、思わず頬がゆるむことがあるかもです。
品質への真摯な姿勢と、職人の作業を少しでも快適にしたいという温かい想いが感じられるY’s shop。
外壁塗装の仕上がりを一段と美しく、そして気持ちよくしてくれる相棒を探している方には、ぜひ一度チェックしてほしいオンラインショップです。
塗装工事に使われるローラーの種類と用途
外壁塗装できれいな刷毛塗仕上げなら小林塗装にお任せください。
上質な仕上がり感の外壁塗装をお求めのお客様は、様々な塗装用刷毛の性質を知り、刷毛を適切に使い分けている『名古屋の塗装店』小林塗装にお任せください。
お客様の希望に沿った品質本位でお値打ち価格の塗装工事を施工します。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「外壁塗装に使われる刷毛の種類」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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