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外壁塗装 下塗り塗料、施工方法 外壁塗装 下塗り塗料、施工方法

外壁塗装 下塗り塗料、施工方法

外壁塗装において、仕上がりの美しさや耐久性を大きく左右するのが、実は最初の工程である「下塗り」です。
下塗りをきちんと行うかどうかで、上塗りの塗料がしっかりと外壁に密着するか、数年後に剥がれや浮きが出てしまうか――その差がはっきりと現れてきます。
つまり、下塗りは外壁塗装における“土台づくり”であり、見えない部分ながらも最も重要な役割を担っているのです。

みなさまがイメージしやすいように例えるなら、下塗りはお化粧におけるファンデーションのようなもの。
素肌を整えずにいきなり口紅やアイシャドウをのせても美しく見えないのと同じで、外壁も下地をしっかり整えなければ、どんなに高級な塗料を塗っても本来の美しさや耐久性は発揮できません。
外壁塗装の仕上がりを長く支えるのは、この「見えないひと手間」です。

さらに、外壁材によっても下塗りに使う塗料は異なります。
木部には木の吸い込みを抑える下塗り材、金属部分には防錆効果のあるプライマー、モルタルやサイディングには密着性を高めるシーラーやフィラーなど、それぞれ適材適所の下塗りが必要です。
小林塗装では、建物ごとの素材・劣化状態を丁寧に見極め、最も適した下塗り材を選定しています。

このコラムでは、下塗り塗装の目的、主な下塗り塗料の種類、そして正しい施工方法について、『名古屋の外壁塗装店』小林塗装がわかりやすく丁寧にお伝えします。
初めて外壁塗装を検討されている方も、「外壁塗装の下塗りって、本当に必要なの?」と疑問を持っている方も、ぜひ最後まで読んでもらえればと思います。

外壁塗装 下塗り イメージ

外壁塗装は10年、15年と長く暮らしを支える大切な工事です。
その基礎となる下塗りについて正しく理解してもらうことで塗装工事全体の成功につながるニャ。
名古屋周辺で外壁塗装を検討中のお客様は、このコラムを施工方法や外壁塗装の色選びの参考にしてもらえれば幸いです。

このコラムで分かる事
  • ・ 外壁塗装の下塗りについて

1. 外壁塗装における下塗り塗装の目的と、主な下塗り塗料の種類

外壁塗装 下塗り塗装の目的、主な下塗り塗料の種類 イメージ

外壁塗装で使用する塗料には実にさまざまな種類があり、下地の素材や劣化の程度、さらには目的に応じて、工程ごとに異なる塗料を使い分けるのが一般的な施工方法です。
例えば木部・金属・モルタル・サイディングといった下地ごとに最適な塗料が異なるため、下塗り材の選定ひとつでその後の耐久性や仕上がりの美しさが大きく変わってきます。

また、使用する外壁塗料の種類によって、施工の方法や塗料の乾燥に必要な時間(養生時間)にも違いが出てきます。
一般的な外壁塗装の場合、高圧洗浄 → 下塗り → 中塗り → 上塗りという4つの工程を丁寧に重ねていくことで、ようやく完成に至ります。
つまり、下塗りは「見えないから省いてもいい工程」ではなく、むしろ後の工程の出来栄えを決定づける“基礎工事”にあたる重要なステップなのです。

では、なぜ外壁塗装の最初に下塗りを行う必要があるのでしょうか。
その理由は大きく分けて二つ。ひとつは仕上げ塗料と壁面をしっかり密着させるため、もうひとつは劣化した下地を補強し、色ムラやひび割れといった欠点を覆い隠すためです。
下塗りはまさに「見えない接着剤」と「下地の保護膜」の役割を果たしており、この工程をおろそかにすると、外壁塗装の品質そのものが揺らいでしまいます。

もし下塗りを行わず、いきなり上塗り塗料だけを塗ってしまったら、一体どうなるでしょうか。
数年も経たないうちに、色あせや変色、塗膜の膨れや剥がれ、さらには外観の著しい美観低下といった不具合が発生する可能性が高くなります。
これは決して大げさな話ではなく、実際に「下塗り不足」が原因でやり直し工事になった例は少なくありません。

したがって、外壁塗装において使用する下塗り材は、外壁の状態、仕上げ塗料の種類、工事の目的や予算に合わせて慎重に選定することが何より大切です。
シーラー・フィラー・プライマーといった下塗り塗料にはそれぞれ特性があり、「どの下地に」「どの仕上げ塗料と組み合わせるか」を正しく見極めなければ、せっかくの工事も本来の性能を発揮できません。
小林塗装では、長年の経験をもとに最適な下塗り材を選び、確実な施工でお客様の住まいを長く守ります。

2. モルタルやALC外壁塗装に使われる下塗り塗料について

モルタルやALCの外壁塗装下塗り塗料 イメージ

現在、モルタル外壁やALC(軽量気泡コンクリート)外壁の塗り替え工事では、下塗り材として「微弾性フィラー」を使用するのが最も一般的です。
微弾性フィラーは、外壁下地を覆い隠す高い遮蔽性と、微細な動きにも対応できる弾力性(可とう性)を備えており、経年によって外壁面に生じたヘアクラック(細かいひび割れ)をしっかり埋めて、美しく整える効果があります。

ただし注意が必要なのはクラックの幅です。
0.5mmを超えるような貫通クラックは、微弾性フィラーだけでは対応できません。
このような場合には、下塗り前にシーリング材を充填補修し、躯体の動きに追従できる状態を整えたうえで下塗りを行うことが不可欠です。
適切な工程を踏むことで、仕上げ塗料の密着性・美観・耐久性が初めて確保されます。

さらに、防水性や追従性をより高めたい場合には、微弾性フィラーよりも弾力性のある「弾性フィラー」を下塗り材として採用することもあります。
弾性フィラーは、建物のわずかな揺れや地震、躯体の振動などによる外壁のひび割れリスクを抑制し、防水性を強化する点で優れています。
ただし、弾性フィラーを使う際には必ず弾性対応の仕上げ塗料と組み合わせる必要があります。

一口に微弾性フィラーといっても種類は豊富で

・密着性を高めた「エポキシ系微弾性フィラー」
・遮蔽性や防カビ・防藻性を強化した高機能タイプ
・断熱効果を持たせるため中空バルーンを配合したタイプ
・光触媒・フッ素・無機塗料に対応できる特殊タイプ

など、目的や仕上げ塗料に応じて適材適所で選定する必要があります。
つまりフィラー選びそのものが、外壁塗装の寿命を左右すると言っても過言ではありません。

また、基本的にモルタルやALC外壁の下塗りは1回塗りで十分とされますが、劣化が著しい場合には追加の下塗りが必要です。
表面が脆弱でチョーキング(白い粉を吹く状態)が見られる場合や、凹凸が強く仕上げ塗料が透けたり擦れたりしやすい場合、さらにリシンやスタッコ仕上げのように塗料の吸い込みが激しい場合には、浸透型の「カチオンシーラー」や「エポキシシーラー」を1〜2回増し塗り(補強塗り)することが推奨されます。

カチオンシーラーは、モルタルやALCといった無機質下地に強く浸透し、脆弱化した表層を固めて強化する性能を持ちます。
下地の粉化や吸い込みを抑え、上塗り塗料の密着を格段に高めるため、劣化が進んだ外壁に特に有効です。
一方でエポキシシーラーは、カチオンシーラー以上の密着力と遮蔽性を兼ね備え、仕上げ塗料の発色や耐久性を最大限に引き出せるのが特長です。
外壁の劣化が激しい場合やフッ素・無機といった高耐候塗料を使用する際には、エポキシシーラーや無機成分配合型のハイブリッドエポキシシーラーを選定することで長寿命化が期待できます。

こうした補強塗りを丁寧に行うことで、下地の吸い込みを均一に整え、上塗り塗料の性能をしっかり引き出すことが可能になります。
名古屋の気候のように夏の強い日差しや冬の寒暖差にさらされる外壁を長く守るには、「下塗り材の正しい選定」と「的確な施工」が欠かせません。

3. 窯業サイディング外壁塗装に適した下塗り塗料について

窯業サイディングの外壁下塗り塗料 イメージ

窯業系サイディングの住宅を塗り替える場合には、モルタルやALCとは異なり、サイディング専用に開発された下塗り材を使用するのが基本です。
サイディングは工場で仕上げ塗装や模様が施されているため、表面が非常に緻密で、一般的なフィラーやシーラーでは十分な密着が得られない場合があります。
そこで現在の主流となっているのが、水性1液型エポキシ系のサイディング用サフェーサーです。

この水性エポキシ系サフェーサーは、従来の微弾性フィラーと水性シーラーの“中間的な性能”を持ち合わせており、下地に対する付着性や遮蔽性が格段に高いのが特長です。
また、ローラー塗りの際にありがちな「ローラーマーク」が目立ちにくく、きめ細やかで緻密な塗膜を形成できるため、仕上がりが非常に美しくなります。
吸い込みも少なく抑えられるため、上塗り塗料がムラなくのり、艶やかで均一感のある外壁に仕上がります。

サイディングの外壁塗装の下塗り塗料 マイルドSDサーフエポプレミアム イメージ

さらに、弱溶剤タイプのエポキシ系サフェーサーも優れた選択肢です。代表的な製品がエスケー化研の「マイルドSDサーフエポプレミアム」
この下塗り材は密着性と素地遮蔽性に極めて優れ、一般的な水性エポキシ系サフェーサーよりもさらにきめが細かく、しっとりとなめらかな塗膜を形成します。
職人の立場から見ても「驚くほどの仕上がり感」で、サイディング特有の意匠性や質感を最大限に引き出すことができます。

また、サイディング外壁の状態によっては、汎用のカチオンシーラーやエポキシシーラーが下地補強材として有効です。
カチオンシーラーは浸透性に優れ、表面が粉化してチョーキングを起こしているサイディングや、吸い込みの激しい下地をしっかり固める効果があります。
一方、エポキシシーラーは密着力と遮蔽性に非常に優れており、上塗り塗料の発色を高め、長期的な耐久性を確保するのに適しています。
とくに既存塗膜が劣化して粉を吹いているケースや、外壁模様の凹凸が激しい場合には、カチオンシーラーやエポキシシーラーでの「補強下塗り」を組み合わせることで、仕上がりと耐久性を一段と高めることが可能です。

なお、近年では光触媒・無機系・フッ素系など、高耐候で難付着性のトップコート仕上げが施された高機能サイディングボードも増えています。
こうした既存外壁には、通常の下塗りでは密着不足を起こしやすいため、弱溶剤2液型や水性2液型の特殊エポキシ無機ハイブリッドシーラーといった高付着タイプの下塗り材を使用する必要があります。
外壁塗装の成功は、仕上げ塗料だけでなく、この「最初の一層」である下塗り材の選定にかかっているといっても過言ではありません。

4. トタンや金属サイディング外壁塗装に適した下塗り塗料について

トタン、金属サイディング外壁塗装の下塗り塗料について イメージ

トタン外壁やガルバリウム鋼板、カラー鋼板といった金属系サイディングの外壁塗装においては、「錆止め性能に優れた下塗り材」をどれだけ適切に選ぶかが耐久性のカギを握ります。
金属外壁は経年とともに錆のリスクを避けられない素材ですから、下塗りに使う錆止め塗料の性能次第で、後の中塗り・上塗りの持ちが大きく変わってしまいます。

現在、金属サイディングの下塗り材として一般的なのは、弱溶剤系エポキシ錆止め塗料です。
防錆力・付着性・遮蔽性に優れ、しっかりとした塗膜を形成できるため、錆の進行を長期にわたり抑制できます。
その一方で、弱溶剤系は塗料独特の臭気が強めに出やすく、住宅街などでは「近隣に匂いが届かないか心配」という声をいただくこともあります。

そこで近年注目されているのが、水性エポキシ錆止め塗料です。
水性であるため臭気が少なく、施工中の環境配慮や近隣対策に適しており、施工する職人にとっても扱いやすいという利点があります。
弱溶剤系に比べると防錆性能ではやや劣る場面もありますが、耐候性の高い上塗り塗料と組み合わせることで十分な防錆性を発揮できるため、最近では住宅地での金属サイディング塗装に採用されるケースが増えています。

つまり、金属サイディングの下塗りには「弱溶剤エポキシ錆止め」か「水性エポキシ錆止め」かを、建物の環境・立地・周辺状況に応じて選び分けることが大切です。
たとえば、海沿いの住宅や錆の進行が見られる外壁では、防錆力に優れる弱溶剤タイプを。
一方で、密集した住宅街や学校・病院の近くなどでは、低臭性で環境負荷の少ない水性タイプを選ぶのが適切です。

さらに、最近では低臭・速乾型の弱溶剤エポキシ錆止め塗料や、高機能な水性エポキシプライマーなども開発されており、施工性も飛躍的に向上しています。

トタン、金属外壁塗装の下塗り塗料 イメージ

5. 木部(破風板・軒天・ウッドデッキなど)の外壁塗装に適した下塗り塗料について

木部(破風板・軒天・ウッドデッキなど)の外壁塗装に適した下塗り塗料について イメージ

外壁塗装工事では、外壁本体だけでなく、破風板・鼻隠し・軒天・ウッドデッキなどの「木部塗装」も欠かせません。
木材は外壁材や金属材と違って吸水性が高く、また乾燥と吸湿を繰り返すことで伸縮や反りが起こりやすいため、下塗り材の選定と施工が仕上がりの寿命を大きく左右します。

木部の下塗りには、主に以下のような専用下塗り材が使われます。
木部用浸透性シーラー:柔らかい木材にしっかり浸透し、表面を固めて上塗りの吸い込みを防ぐ。
エポキシ系木部プライマー:高い密着力を持ち、既存塗膜の上からも強固に接着する。

また、木部の劣化が激しい場合には、通常の下塗りだけでは不十分なこともあります。
その際には、浸透性の高いエポキシシーラーで補強下塗りを行うことで、脆弱化した木地を安定させ、その上から木部用プライマーを重ねて施工します。
この「二段構えの下地処理」によって、木部の持ちと仕上がりが格段に向上します。

名古屋のように湿度が高く、夏は強い日差し、冬は乾燥と寒暖差にさらされる地域では、木部の劣化スピードも侮れません。
「下塗りを正しく行うこと=木部を長持ちさせること」につながるため、適切な下塗り塗料の選定は非常に重要です。


塗装工事のことなら外壁塗装の下塗りにもこだわる 小林塗装にお任せください

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外壁塗装を長持ちさせるためには、「どんな下塗り塗料を選び、どのように施工するか」が何よりも重要です。
上塗り塗料ばかりに目がいきがちですが、実際にはこの「見えない基礎部分」である下塗り材こそが、仕上がりの美観と耐久性を大きく左右します。
モルタル・ALC・窯業サイディング・金属サイディングなど、外壁材ごとに最適な下塗り材は違って、その選定には専門的な知識と経験が必要です。

『名古屋の塗装店』小林塗装では、豊富な施工実績をもとに、お客様の建物の素材や劣化状況を丁寧に診断して、微弾性フィラー、エポキシ系シーラー、防錆プライマーなど数ある下塗り塗料の中から最適なものを選び抜き、「ただ塗る」だけでなく、「長持ちする下地づくり」を徹底しています。
その結果、仕上がりの艶やかさや色持ちだけでなく、10年先も安心できる品質を実現しています。

小さな塗装店ではありますが、職人としての誇りと責任感を胸に、品質本位で妥協のない外壁塗装を行っています。
外壁塗装のご相談・見積りはもちろん無料なので、色選びでお悩みの方も、下塗りや施工方法について詳しく知りたい方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。
「やっぱり小林塗装に頼んで良かった」と思ってもらえるよう、誠実に対応しています。

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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

外壁塗装 下塗り塗装の目的、下塗り塗料の種類、施工方法コラム 筆者 イメージ

小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「外壁塗装 下塗り塗装の目的、下塗り塗料の種類、施工方法」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。

当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。

塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。

これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。

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