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各種住宅屋根材の塗装方法 各種住宅屋根材の塗装方法

各種住宅屋根材の塗装方法

カラーベスト・コロニアル・セメント瓦・モニエル瓦‥屋根の塗り替えが必要な窯業系屋根材の特徴と塗装方法について、名古屋の「屋根塗装のプロ」小林塗装が屋根塗装を検討しているお客様に分かりやすくお伝えします。

1. 各種住宅屋根材の塗装方法について

屋根塗装における 屋根 高圧洗浄イメージ

住宅の塗装工事は、外壁塗装の塗料選びや施工方法も重要ですが、最も外部の工事の中で気にしなくてはいけない部分は、屋根の塗料選びや施工方法だと言えます。
なぜなら、屋根は紫外線や風雨、砂塵‥にいつも曝されているので、外壁よりも早く劣化する部分だからです。
重要な部分だからこそ、慎重に屋根用塗料選びや施工方法などをしっかり確認したほうが良いと言えます。

屋根の塗り替えは、まずきっちりと高圧洗浄を行い、屋根の表面に付いた砂ホコリ、カビ、藻、以前に塗装が行われているのであればチョーキングした塗膜、脆弱な旧塗膜‥を洗い流して、屋根材をしっかり乾燥させてから、塗装工程に移ります。
この下地調整作業がいい加減な場合、屋根塗装の不具合が起きる可能性が高くなるので、ちゃんとした下地調整をしている塗装業者に依頼する必要があります。

2. 主な窯業系屋根用塗料の種類

次に窯業系屋根用塗料の種類につきましては、屋根用塗料も外壁塗料と同様に屋根用アクリル、屋根用ウレタン、屋根用シリコン、屋根用フッ素、屋根用無機塗料‥のグレードがあり、その中でも一般屋根用塗料と屋根用遮熱塗料があり、更に水性タイプと溶剤タイプの2種類があります。
最近では、耐久性、仕上がり具合、施工性の良さから、弱溶剤タイプの高耐候屋根用塗料が多く使われています。
また、以前流行した屋根用遮熱塗料は、塗装色が経年によって著しく変色する可能性(塗装色や樹脂によっては、どうしても変色が免れないものもが多数あり、4~5年を過ぎた頃から変色が始まります。ですから、最近一部塗料では耐候性顔料を採用しています。)がある事や屋根裏にしっかり断熱材を取りつけられた住宅が増えた事から一時よりも使用頻度が下がっています。

なお化粧スレート屋根材は、耐久性が優れる屋根用シリコン塗料や屋根用フッ素塗料で塗り替えられているケースが多いです。

屋根塗装の一般的な施工手順は、高圧洗浄→下塗り→中塗り→上塗りの4工程が一般的で、外壁塗装と施工手順にはそれほど変わりません。
ただし屋根塗装は、外壁塗装よりも気温の影響を大きく受けるので、施工する時間帯に注意する必要があります。
(夏場は、気温が上がる前と気温が下がりかけた夕方、冬場の場合は、昼の10時~午後2時位までが良いかと思います。)

3. 塗り替えが必要な主な窯業系屋根材の種類・特徴について

屋根材の種類につきましては、最近の一般住宅に使われる屋根材の種類は、カラーベスト、コロニアルと言った薄型の化粧スレート屋根材が代表的な屋根材と言えます。

・化粧スレート屋根材

  カラーベスト屋根 塗装方法 イメージ

化粧スレート屋根材とは、カラーベスト、コロニアル‥とも呼ばれている、セメントと繊維を混ぜ合わせ、成型した厚さ約4.5mm程度の板状基材に塗装を施した屋根材です。
化粧スレート屋根材は、軽量かつ安価で、なおかつ施工性が優れているので、多くの住宅の屋根材として使用されています。
(最近の一般住宅の約6割がこの屋根材です。なお、化粧スレートの原料の繊維素材には、かつてアスベストが使われていました。しかし健康被害が問題となって2,004年に使用が完全に禁止されてからは、石綿以外の繊維質原料が使われています。)
この化粧スレート屋根材の塗り替え施工手順は、先にお伝えした手順で良いのですが、屋根材の基材劣化があまりにも酷い場合、下塗りのシーラーを2回塗ってから、上塗り2回を塗る場合もあります。
これは、屋根材の劣化状態で変わってきます。
(最近では、カラーベストの劣化した表面を補強して整える、屋根用下地調整サフェーサーも多く開発されています。)
なお化粧スレート屋根材は、耐久性が優れる屋根用シリコン塗料や屋根用フッ素塗料で塗り替えられているケースが多いです。

・セメント瓦

  プレスセメント瓦 塗装方法 イメージ

次にカラーベストよりも分厚く、デザイン性、遮音性、防水性‥が優れている、瓦に似た形状の屋根材で、セメント瓦(プレスセメント瓦)と言う屋根材があります。
このセメント瓦とは、セメントと川砂を重量比で1:2から、1:3の割合で混ぜたモルタルを型枠に入れて成形し、塗装して仕上げられものがセメント瓦です。
セメント瓦も、化粧スレート屋根材と同様に塗装で仕上げられているので、定期的な屋根塗り替えが必要です。
セメント瓦の塗り替え工程は、カラーベスト屋根やコロニアル屋根の塗り替え工程と同様、高圧洗浄→下塗り→中塗り→上塗りの4工程で仕上げられており、経年劣化したセメント瓦は、化粧スレート屋根材と同様に屋根用シリコン塗料や屋根用フッ素塗料で塗り替えられているケースが多いです。

・モニエル瓦(乾式洋瓦)

  モニエル瓦 塗装方法 イメージ 

またセメント瓦に似た屋根材で、屋根塗装する際、特に注意が必要な屋根材があります。
それは、築15年から築30年前後の洋風住宅に使われている事が多い、モニエル瓦(乾式洋瓦)‥と呼ばれる屋根材です。

この屋根材は、着色スラリー層と言った水粘土状の保護材で仕上げられており、モニエル瓦が経年劣化するとモニエル瓦の表面が泥状になってしまっている事が多く、こういった場合、通常の屋根高圧洗浄よりも2倍以上しっかり洗って泥状の着色スラリー層をキレイに取り除かなくてはいけません。
さらに通常の塗装方法だと2~3年で屋根塗装がペリペリと剥がれてしまう事が多いので、モニエル瓦に適した屋根用下塗り塗料を使います。
ですから、モニエル瓦の屋根塗り替え検討されているお客様は、依頼する塗装業者に施工方法や使う塗料をよく聞いてから決めた方が良いかと思います。
なお、モニエル瓦の場合、浸透性や下地補強効果が優れるエポキシ系シーラーを1~2回、場合によっては3回たっぷり下塗りして、上塗りを2回行うのが一般的なモニエル瓦の塗装仕様です。

モニエル瓦は、化粧スレート屋根材やセメント瓦と同様、耐候性が優れる屋根用シリコン塗料や屋根用フッ素塗料で塗り替えられているケースが多いです。



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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラム作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。

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