2026年 外壁塗装業界「塗料値上げ問題」について
2026年も、外壁塗装業界全体で大きな関心事となっているのが、いわゆる「塗料の値上げ問題」です。
名古屋市や愛知県で外壁塗装・屋根塗装を検討されているお客様にとっても、日々の生活のなかで物価上昇を感じる場面が増えている今、さらに塗料の価格まで上がっていると聞けば、「今のうちに塗り替えをした方が良いのだろうか?」、「もう少し待った方が良いのだろうか?」と迷われるのは、無理もないことだと思います。
実際、ここ数年の日本全体の物価上昇の流れは、外壁塗装や屋根塗装の市場にも徐々に影響を及ぼしています。
塗装工事は、ただ職人が現場で塗るだけの仕事ではありません。
塗料そのものの価格はもちろん、原材料費、容器代、輸送費、エネルギーコストなど、さまざまな要素が積み重なって成り立っています。
そのため、近年は大手塗料メーカー各社でも価格改定が続いており、2026年現在の外壁塗装費用は、以前と比べても確実に上昇傾向にあると言えます。
外壁や屋根の塗り替えは、一般的に10〜15年に一度ほどの周期で行うことが多い、住まいにとって大切なメンテナンス工事です。
多くのお客様にとっては「人生で何度も経験する工事ではない」からこそ、金額の大きさに戸惑ったり、業者選びに慎重になったりするのは、当たり前のことです。
しかも工事費用は、建物の大きさや劣化状況、使用する塗料の種類によって差はあるものの、決して小さな金額ではありません。
だからこそ、「なるべく失敗したくない」、「信頼できる業者に任せたい」と思っています。
ただ一方で、値上がりの話だけを聞くと、何だか気持ちばかりが焦ってしまうこともあるかと思います。
しかしそこで本当に大切なのは、「値上がりしているから急ぐ!!」ことではなく、「自宅が今、塗り替えに適した状態なのか?」、そして「どの工事内容が住まいにとって本当に必要なのか?」を、きちんと見極めることです。
塗料の価格が上がっている今だからこそ、なおさら価格の安さだけで判断するのではなく、工事の中身や品質、そして住まいに合った提案をしてくれる塗装店を選ぶことが大切になります。
このコラムでは、
- ・ どうして、2026年も外壁塗装の塗料は値上がりしているのか?
- ・ 値上げが実際の外壁塗装費用にどの程度影響を与えるのか?
- ・ 2026年に外壁塗装を検討する際に知っておくべきポイント?
これらを「名古屋の塗装店」小林塗装が専門的かつ、わかりやすくお伝えします。
1. どうして、2026年も外壁塗装の塗料は値上がりしているのか?

2026年、外壁塗装や屋根塗装を検討されている多くのお客様が気にされているのが、「塗料の価格が引き続き上がっている」という問題です。
名古屋市や愛知県周辺で外壁塗装を検討されているお客様からも、「今のタイミングで工事をした方が良いのか、それとも少し様子を見た方が良いのか?」といった相談を受けることが、ここ最近さらに増えています。
実際に、主要塗料メーカーの価格改定を見ても、2,026年も値上げの流れは止まっていません。
たとえば日本ペイントは2025年7月22日出荷分より、塗料およびシンナー類全般を10〜20%値上げすると案内しており、スズカファインも2026年3月23日出荷分より、塗料・エアゾール製品を3〜10%値上げすると公表しています。
つまり、2026年になった今も、外壁塗装業界では「塗料価格の上昇が続いている」と考えた方が自然です。
この背景には、単純にメーカーが利益を増やしたいからという話ではなく、原材料価格の高止まり、物流コストの上昇、エネルギー価格の高騰、さらに人手不足など、いくつもの要因が重なっています。
塗料は「液体だから材料だけあれば作れる」というものではなく、樹脂・顔料・溶剤・容器・輸送・保管などと、さまざまなコストの上に成り立っています。
まるで上品なレストランの一皿のように、見えているのは塗料だけでも、その裏では多くの材料と手間が積み重なっています。
それでは、どうして2026年もここまで塗料価格の上昇が続いているのでしょうか?
その理由を紐解くと、塗料そのものの原価だけでなく、運賃やエネルギー、供給体制まで含めた、複数の要因が複雑に絡み合っていることが見えてきます。
塗料メーカーの発表内容や業界の状況を整理すると、主な原因は次の5つの要因が重なっているためだと考えられます。
- ① 原材料価格の高騰
- ② 円安による輸入コストの上昇
- ③ 原油価格とエネルギーコストの上昇
- ④ 物流費・輸送費の上昇
- ⑤ 地政学リスクによる資源供給の不安定化
それぞれ、外壁塗装の塗料とどのような関係があるのか、もう少し詳しく見てみましょう。
外壁塗装で使う塗料は、一見するとただの「色のついた液体」のように見えるかもしれません。
しかし実際には、さまざまな化学材料を組み合わせてつくられているので、その一つひとつの価格が塗料の値段に大きく影響しています。
例えば、塗料には次のような原材料が使われています。
- ■ 合成樹脂
- ■ 顔料
- ■ 溶剤
- ■ 添加剤剤
これらは、塗膜の耐久性や密着性、美しさ、作業のしやすさを支える大切な材料です。
つまり、塗料は単に色をつけるためだけのものではなく、住まいを長く守るための性能を持たせるために、複数の原材料によって成り立っているのです。
そして近年は、こうした原材料の価格が世界的に上昇しているため、塗料メーカーの製造コストも以前より高くなっています。
その結果として、2,026年現在も外壁塗装や屋根塗装で使う塗料の価格にも、じわじわと値上げの影響が及んでいます。
特に塗料の主成分のひとつである樹脂原料は、石油化学製品に関わるものが多く、世界の資源価格や供給状況の影響を受けやすいのが特徴です。
例えば、外壁塗装でも使われるウレタン樹脂は、イソシアネートやポリオールといった原料に大きく左右されます。
これらは石油由来であるため、原油価格やエネルギーコスト、輸送費の影響を強く受け、近年はそのすべてが上昇傾向にあります。
その結果、ウレタン塗料のコストも安定しにくい状況が続いています。
また、フッ素樹脂は高い耐候性・耐久性を実現するために、特殊性の高い原料や複雑な製造工程を必要とする傾向があります。
そのため、原材料費、供給制約、物流費の影響が価格に反映されやすく、値上がり局面では高機能塗料ほど価格変動が目立ちやすくなります。
さらに、アクリル樹脂についても、今後の値上がりを予見しやすい状況にあります。
アクリル樹脂は比較的ベーシックで身近な樹脂と思われがちですが、その原料の上流をたどっていくと、石油化学原料や物流、エネルギー価格など、世界情勢の影響を受ける要素としっかりつながっています。
そのため、一般的な樹脂だから安定しているとは言い切れず、昨今の国際情勢次第では、今後も価格変動の影響を受ける可能性があると言えるでしょう。
実際、昨今の中東情勢や海上輸送をめぐる緊張は、ナフサや石油化学原料の価格、さらにはアジア域内の供給網にも波及しうると指摘されています。
アクリル系素材の原料調達先でフォースマジュールが出た例や、ナフサ価格の上昇圧力が合成樹脂全体の値上がりにつながる可能性も報じられており、アクリル樹脂も決して例外とは言いにくい状況です。
つまり、塗料の値上げは単なるメーカー都合ではなく、原材料そのものの価格上昇が背景にあるということです。
そして特に、ウレタン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂のように、それぞれ石油化学原料や国際物流の影響を受けやすい材料は、今後もしばらく価格変動を受けやすいと考えておいた方が自然です。
現場で塗装工事に携わっている立場から見ても、この流れは一時的というより、しばらく続く前提で見ておく方が現実に近いと感じています。
塗料の原料には、海外から輸入されているものが数多くあります。
そのため、円安が進むと、同じ原料を仕入れる場合でも日本円で見た購入コストが上がりやすくなるため、塗料メーカーの仕入れ負担も大きくなっていきます。
つまり円安とは、単に為替の数字が動いているという話ではありません。
もっと身近に言えば、日本全体の「買う力」が以前より弱くなっているということでもあります。
「以前なら無理なく仕入れられた原料が、同じ金額では買いにくくなる。」そうした変化が塗料のように輸入原料を含む製品の価格へそのまま影響してくるのです。
近年は、この円安傾向が長く続いているため、塗料メーカーでは原料の仕入れコストが上がり、その結果として塗料価格の値上げにつながっています。
外壁塗装の現場にいる立場から見ると、これは単なる一時的な値上がりというより、日本の購買力や経済的な余力が、少しずつ弱くなってきている現実が、塗料の価格にも表れているように感じます。
少し本音を言えば、円安がここまで長引いている状況は、決して明るい話ではありません。
海外から原料や製品を買う力が落ちていくということは、見方を変えれば国としての体力や国力が、以前ほど盤石ではなくなってきているとも言えるからです。
もちろん、為替だけで世の中のすべてが決まるわけではありませんが、少なくとも塗装業など現場の仕事では、その影響が「気のせい」では済まないレベルで価格に表れてきています。
塗料に限らず、食品や日用品でも同じことが起きていますが、外壁塗装の世界でも、こうした円安の影響は徐々に広がっています。
だからこそ2026年の塗料値上げは、単なるメーカー都合ではなく、もっと大きな経済の流れの中で起きている問題として見ておいた方が、実情に近いと言えるかと思います。
つまり、塗料が高くなっているのは、外壁塗装業界だけの問題ではありません。
日本が以前ほど楽にモノを買えなくなっている。その現実が、外壁塗装の見積りにも顕著に表れてきています。
塗料の多くは、石油由来の原料を使ってつくられている化学製品です。
そのため、原油価格が上昇すると、塗料そのものの価格にもじわじわと影響が及んできます。
影響を受けるのは、原料代だけではありません。
実際には、次のようなさまざまなコストが連動して上がりやすくなります。
- ■ 原材料費
- ■ 製造コスト
- ■ 輸送コスト
つまり、原油価格が上がると、塗料をつくるための材料費が上がり、工場を動かすためのエネルギー費も上がり、さらに運ぶためのコストまで上がるということです。
ひとつの要素だけが少し上がるのではなく、「塗料に関わる全体のコストがじわじわ押し上げられていく」ここが厄介なところです。
さらに本音を言うなら、こうした値上がりは、現場から見ると決して他人事ではありません。
塗料はただ色を付けるための材料ではなく、住まいを守るための大切な資材です。
しかしその裏側では、原油やエネルギー価格の変動にかなり左右される、意外と世の中の流れに敏感な材料でもあります。
いわば塗料は、見た目以上に石油価格やエネルギー事情と深く結びついている材料だといえます。
そのため2026年の塗料値上げも、単に業界だけの事情ではなく、世界的な資源価格やエネルギーコストの上昇が、外壁塗装の費用にまで及んでいる結果と見るのが自然です。
塗料は、缶に入って店頭に並んだ時点では静かな材料に見えます。
けれどその価格の背景には、原油、電力、物流といった社会全体のコストが折り重なっており、2026年の値上げも、その現実が如実に表れているといえます。
近年、塗料価格の上昇に影響している要因として、見逃せないのが物流費・輸送費の上昇です。
物流業界では以前から人手不足が続いていましたが、さらに大きな転機となったのが、いわゆる「2024年問題」です。
これは、トラックドライバーの時間外労働に上限が設けられたことで、これまでのような長時間労働に頼った輸送体制が見直されるようになった問題です。
言い換えれば、物流の世界でも「働き方改革」が本格的に進み始めた、ということでもあります。
もちろん、働く方の負担を減らし、無理のない環境を整えていくこと自体は、とても大切なことです。
ただその一方で、これまでと同じ量の荷物を今まで同じ感覚では運べなくなってきたため、輸送にはより多くの人手や時間、そしてコストが必要になりました。
その結果
- ■ 輸送単価の上昇
- ■ 配送回数の制限
- ■ 納期の長期化
といった変化が起き、物流全体のコストがじわじわと押し上げられています。
塗料も例外ではありません。
メーカーで製造された塗料は、販売店や倉庫を経由し、最終的に塗装現場へと運ばれます。
つまり塗料は、「作って終わり」の材料ではなく、安全に、確実に、必要な場所まで運ばれて初めて使える材料です。
少し本音を言えば、この「運ぶコスト」の上昇は、以前よりも確実に無視できないレベルになってきており、しかも物流費は、一度上がると簡単には下がりにくい性質があります。 なぜなら、背景には一時的な燃料高だけでなく、人手不足の深刻化や働き方改革による労働環境の見直しといった、社会全体の構造変化があるからです。
つまり、塗料の値上げには、原材料やエネルギーだけでなく、こうした見えにくい物流コストの積み重ねも含まれています。
普段はあまり意識されない部分かもしれませんが、2026年の塗料価格を考えるうえでは、決して小さくない要因のひとつといえます。
表に見えるのは塗料の価格だけですが、その裏側では「運ぶためのコスト」も含まれています。
そしてその背景には、人手不足だけでなく、働き方改革によって無理な輸送に頼れなくなった現実もあり、2026年の塗料値上げは、そうした社会全体の変化が表に出てきた結果とも言えるでしょう。
2026年の塗料値上げを考えるうえで、実は最も大きな背景要因とも言えるのが、イランを含む中東情勢やウクライナ情勢などに代表される地政学リスクです。
「地政学リスク」と聞くと、少し遠い世界の話のように感じるかもしれません。
しかし実際には、この問題は外壁塗装で使う塗料の価格とも、かなり深いところでつながっています。
なぜなら、塗料の原料、製造、輸送、そして仕入れ価格の土台には、原油・天然ガス・化学原料・海上物流・為替といった、国際情勢の影響を受けやすい要素が何重にも関わっているからです。
つまり地政学リスクの厄介なところは、単に「どこかで紛争が起きている」という話で終わらないことです。
国際的な緊張が高まると、まず資源供給への不安が広がり、原油価格が動きやすくなり、すると塗料に使われる石油化学系原料の価格にも影響が及びます。
さらに工場を動かすためのエネルギーコストも上がり、輸送燃料も高くなり、最終的には物流費まで押し上げられていきます。
しかも近年は、資源そのものだけでなく、運ぶルートまで不安定化しています。
UNCTADは、紅海・スエズ運河をめぐる混乱が、自由な物流とグローバル供給網にリスクを与えていると警鐘を鳴らしており、2025年の報告でも、地政学的緊張や航路の変化が海上輸送コストやサプライチェーンリスクを高めていると整理しています。IMFも、紅海での攻撃によりアジア―欧州間の輸送コスト上昇やインフレ圧力が生じうると指摘しています。
たとえば中東情勢が緊迫すれば、世界のエネルギー市場はすぐに反応します。
2026年3月時点でも、ホルムズ海峡をめぐる緊張によって、原油供給や海上輸送に大きな懸念が生じていると報じられています。
ホルムズ海峡は世界の原油・LNG輸送にとって非常に重要なチョークポイントであり、この地域の不安定化は、エネルギー価格にも物流にも直接響きます。
また、ウクライナ情勢の長期化も、エネルギー市場や資源供給網を不安定にする大きな要因のひとつです。
地政学リスクが長引くと、企業は「今は足りていても、次はどうなるか分からない」という前提で原料を確保しようとするため、需給の不安そのものが価格を押し上げやすくなります。
つまり実際に止まっているものだけでなく、止まるかもしれないという不安までが、価格に織り込まれていくのです。
ここが、原材料高騰や円安、物流費上昇と少し違うところです。
原材料高騰、エネルギー高、物流高、為替変動――これらはそれぞれ単独でも値上げ要因になりますが、地政学リスクは、その全部を同時に動かしてしまう可能性があります。
だから現場感覚としては、これは数ある理由のひとつというより、ほかの値上げ要因をまとめて引き起こす「上流側の大きな原因」と見た方が実情に近いと感じます。
少し本音を言えば、この部分は塗装店やメーカーの努力だけではどうにもならない領域です。
現場の工夫や経費削減で吸収できる範囲には限界があります。
「世界のどこかで起きている紛争や戦争が、巡り巡って塗料の仕入れ価格や運賃に反映される。」いま起きている値上げは、そういう業界の中だけでは解決できない構造的な問題でもあります。
そのため、2022年以降、塗料価格はほぼ毎年のように改定が続く異例の流れになっており、2026年に入ってもなお、価格が大きく下がる見通しは立っていません。
メーカー公表資料でも、原材料、エネルギー、物流、為替、国際情勢の不安定さが依然として重なっていることが示されています。
要するに地政学リスクは「塗料が高くなる理由」のひとつではなく、原油高・物流高・原材料高・円安を一気につなげてしまう、最も根の深い原因といえます。
こうした背景を踏まえると、外壁塗装や屋根塗装を考えているお客様にとって、「今やるべきか」「まだ待てるのか」の判断が難しくなっているのも当然です。
だからこそ大切なのは、値上げのニュースだけで焦ることではなく、住まいの劣化状況と、今後も価格が不安定になりやすい現実の両方を踏まえて判断すること大切です。

2026年現在、外壁塗装で使用される塗料は、ほぼすべてのメーカーで価格改定が行われています。
これは一部の企業だけの動きではなく、業界全体として共通して起きている変化です。
背景には、原材料費・エネルギーコスト・物流費・人件費といった複数の要因があり、各メーカーとも企業努力だけでは吸収しきれない状況となっています。
その結果として、「やむを得ない値上げ」が相次いで発表されているのが現状です。

シンナーの大幅値上げ: 日本ペイントは、2026年3月19日発注分よりシンナー製品全般を75%値上げしました。
その原因は 米・イラン軍事緊張の余波で原油供給がひっ迫し、塗料やシンナーの原料となるナフサの価格が高騰したためです

中東情勢に起因し、安定供給のための原材料確保等が極めて困難な現況にあり、シンナー製品につき現行の出荷数量・取引条件を維持することは不可能な状況なので、 塗料の希釈剤などとして使われるシンナー製品を4月13日出荷分から50%以上値上げすると発表しました。

中東地域の情勢の緊迫化による原油・ナフサ価格の高騰により、各サプライヤーから提示される原料価格が急騰し続けています。
又、各サプライヤーからは、同時に納入数量の制限通知が増加しており、2023年に実施させていただいた価格改定の後にも続いた原材料価格の高騰に対し、全社を挙げて内部努力に努めてきましたが、この度の中東情勢に伴う影響は限界を遥かに超えています。
各取引先様に対し 2026年4月1日からシンナー製品の価格改定を実施させていただいておりますが、安定供給の維持のために、まことに遺憾ながら、下記の通り弊社製品全般の価格改定を実施することといたしました。
- ■ 価格改定時期: 2026年 5月11日(月)出荷分より・但し、溶剤形の主力製品は 4月21日(火)出荷分より
- ■ 価格改定内容: 弊社製品全般
- ■ 価格改定幅 : 水性製品 15~25%・溶剤製品 20~30%・粉体製品 10~15%
但し、今後の原材料の調達状況によりまして、変更させていただく可能性があり、製品によっては改定率が異なります。

さて、中東情勢の緊迫化を背景に、いまだに原油価格の高騰や当該地域からの輸送・供給の制限が増加しており、当社におきましても、従来通りの原材料確保が困難な状況が続いています。
つきましては、既に製品の出荷制限および一部製品の価格改定を実施しておりましたが、下記の通り製品全般を対象に価格改定させていただきます。
- ■ 対象製品:全製品
- ■ 価格改定:20%以上
- ■ 価格改定時期:2026年 5月1日出荷分より・一部、4月2日出荷分より、随時実施しています。
- ■ 出荷制限:前年実績をもとに適時対応・製品・数量により、希望数に満たない場合もあります。

「中東情勢による石化製品への影響」は、その後急速に深刻度を増しており、特にシンナー、塗料類の原料である溶剤系原料は、石化メーカーによる出荷停止や数量制限が相次いで発表されました。
弊社におきましては、従来のサプライヤーからの供給を最大限確保するとともに、海外製品の緊急輸入の可能性を探るなど、玉の手当てに全力をあげて取り組んでおります。
しかしながら、現状では必要量の調達は極めて困難な状況で、価格も従来からは想像を超える高値が提示される非常事態となっています。
- ■ 対象製品 : シンナー類全般(希釈用シンナー、洗浄用シンナー 他)
- ■ 出荷量について: 2026年 3月25日出荷分より制限させて頂きます
- ■ 価格改定 内容: 現行価格より値上げ 30%以上
- ■ 価格改定 時期: 2026年 4月1日出荷分より
尚、更なる状況悪化の場合には、シンナー類の再度の価格改定及び、塗料類の出荷制限・価格改定もお願いさせていただく場合もあります。

- ■ 改定時期: 2026年 4月21日(火)出荷分より
- ■ 改定幅 : 20~40%
- ■ 備考 : 出荷数量および納期については、引き続きご調整をお願いいたします。
- ■ 改定時期: 2026年 5月11日(月)出荷分より
- ■ 改定幅 : 10~30%
- ■ 備考 : 出荷数量および納期については、引き続きご調整をお願いします。

昨今の経済情勢による国際的地政学的リスクの高まり、物流費の上昇、エネルギーコストの上昇、また人手不足による人件費の上昇を受け、製品製造における経費の増大が余儀なく され、慎重に検討を重ねた結果、誠に恐縮ながら一部商品の価格改定を実施させていただきます。
2026年4月1日 出荷分より製品全般で 5%~30%の値上げ
- ■ 原材料費の上昇
- ■ 副資材コストの増加
- ■ 物流費の高騰
といった、現在の日本全体で起きているコスト上昇の流れが、そのまま反映された内容となっています。
つまり、特定の企業の問題ではなく、業界全体として避けられない値上げ局面に入っていると考えるのが自然です。
昨年では、水谷ペイントなどといった中堅メーカーにおいても、2025年夏以降に価格改定を実施しており、値上げ幅は5〜20%前後とされています。
また、日本国内だけでなく、海外でも同様の傾向が見られます。
例えばアメリカのPittsburgh Paints Companyも、2025年8月より約5.8%の値上げを発表しています。
このように
- ■ 国内メーカー
- ■ 中堅メーカー
- ■ 海外メーカー
いずれも同じ方向で価格改定を行っていることから、今回の値上げは特定の国や企業の問題ではなく、世界的な流れであることが分かります。
少し本音を言えば、この状況を見る限り、塗料価格は「いずれ元に戻るもの」というよりも、新しい価格水準へ移行している途中と考えた方が現実的です。
そのため、今後もしばらくは、緩やかな上昇または高止まりが続く前提で考えておくことが大切だといえます。
さらに2026年は、塗料の値上げだけでなく、副資材の値上がりも予見されています。
外壁塗装というと「塗料の価格」に目が行きがちですが、実際の工事では、
- ■ シーリング材(コーキング)
- ■ 養生シートやテープ類
- ■ 足場資材
- ■ 刷毛やローラーなどの消耗品
といった、多くの副資材が使われています。
これらもまた、石油化学製品や輸送コスト、人件費の影響を受けるため、近年はじわじわと価格が上昇しています。
つまり、塗装工事の費用は「塗料だけが上がっているわけではない」という点が重要です。
少し本音を言えば、今の外壁塗装は、材料費・副資材・人件費のすべてが同時に上がる「トリプル上昇」の状態にあります。
そのため、今後の費用を考える際には、塗料単体ではなく、工事全体のコスト構造が変わってきているという視点で捉えることが大切です。
3. 2026年 塗料値上げの推移と外壁塗装費用への影響

小林塗装の場合、近年の塗料や資材の値上げは以下のように推移しています。
| 2022年 | 日本ペイントや関西ペイントなどの主要メーカーが塗料価格を10〜20%値上げしました |
| 2023年 | 原材料価格のさらなる高騰を受け、一部メーカーで追加の5〜10%の値上げが実施をしました |
| 2024年 | 値上げは落ち着きつつあるものの、日本国内全体の物価や人件費の上昇によって局所的な価格調整が続き、特にシンナーやマスカー、テープなど副資材で値上げが目立ちました |
| 2025年 | 塗料価格の下落は見込めず、日本ペイントや関西ペイントや各シーリングメーカーがさらなる値上げを発表しました |
では実際に、塗料の値上げによって外壁塗装の相場はどのくらい変わってきているのでしょうか。
ここでは、一般的な延べ床面積30坪前後の戸建て住宅を、ラジカル制御型のシリコン塗料で塗り替えるケースをひとつの目安として、相場感の変化を整理してみます。
なお、実際の費用は、建物の形状、外壁材の種類、劣化状況、付帯部の数量、シーリング工事の有無、足場条件などによって前後します。
そのため、下記はあくまで「標準的な戸建てにおけるおおよその目安」としてご覧ください。
■ 2022年以前:95〜110万円前後
塗料価格や物流費、人件費が現在ほど上がり切る前の水準で、比較的安定した相場感でした。■ 2023年頃:105〜120万円前後(塗料・資材・運賃などの上昇が本格化)
2021年以降に続いていた塗料の価格改定や、足場資材、シーリング材、燃料費などの上昇が、見積り全体に反映されやすくなってきた時期です。■ 2025〜2026年現在:110〜125万円前後(原材料費・物流費・人件費・足場費の上昇が重なった水準)
塗料そのものの値上げだけでなく、職人不足、働き方改革による物流コスト上昇、為替の影響なども重なり、全体として高止まりしやすい相場になっています。
ここで大切なのは、外壁塗装の費用は「塗料代だけ」で決まるわけではないということです。
実際の見積りには、塗料の材料費だけでなく
- ■ 足場代
- ■ 高圧洗浄費
- ■ 養生費
- ■ 下地補修費
- ■ シーリング工事費
- ■ 職人の人工(人件費)
- ■ 現場管理費
など、さまざまな費用が含まれています。
つまり、たとえ塗料の値上げ幅が10%前後だったとしても、工事全体で見ると、物流費や足場費、人件費の上昇も重なるため、最終的な見積額はそれ以上に上がって見えることもあるのです。
また、同じ30坪の住宅でも、
- ■ 外壁の面積が大きい家
- ■ 外壁に凹凸が多く、塗装に手間が掛かる家
- ■ 経年劣化が進んで補修が多い家
- ■ 屋根塗装や防水工事も同時に行う家
では、当然ながら費用は上がります。
反対に、比較的シンプルな建物で補修も少なければ、相場の下限に近づくこともあります。
そのため、外壁塗装の費用は「坪数だけ」で一律には語れないという点も知っておきたいところです。
ただし一方で、零細な塗装店や個人経営の塗装店の中には、まだ十分に値上げを価格へ反映できていないケースもあります。
これは、お客様離れを心配して値上げをためらっていたり、地域の価格競争の中で無理をしていたりするためです。
もちろん、企業努力で本当に頑張っている良心的な塗装店もあります。
ただ、少し本音を言えば、今の時代に相場より大きく安い見積りが出てきた場合は、
- ■ 必要な下地補修が省かれていないか
- ■ 塗装回数が不足していないか
- ■ シーリング工事の内容が簡略化されていないか
- ■ 職人の人数や工期が無理な設定になっていないか
といった点を、きちんと確認した方が安心です。
今の市況の中で、極端に安いには、それなりの理由があることも少なくありません。
もともとの単価は低めですが、耐久性が低いため、現在の住宅塗装では採用機会はかなり限られます。
初期費用は抑えやすくても、塗り替えサイクルが短くなりやすく、長期的には割高になりやすい塗料です。
汎用性はありますが、現在ではシリコンやラジカル制御型塗料に比べると選ばれる場面は減っています。
価格だけを見ると手頃でも、耐久性とのバランスまで考えることが大切です。
最も普及している価格帯のため、市場全体の値上がりを実感しやすい塗料でもあります。
住宅塗装の中心価格帯なので、塗料改定の影響が見積り全体に反映されやすいのが特徴です。
ラジカル制御型塗料
高機能塗料は樹脂や添加剤の影響を受けやすく、製品によって値上げ幅に差が出やすい傾向があります。
初期費用は高くなりやすい一方で、耐候性や低汚染性などの性能面では魅力があり、長期視点で検討されることが多い塗料です。
なお、値上げ幅には製品ごとの傾向も見られます。
一般的に、各メーカーの主力商品は価格改定の影響を抑える傾向があり、値上げ幅は比較的穏やかに設定されることが多い一方で、流通量の少ないマイナー商品や旧製品などは、値上げ幅が大きくなる傾向があります。
そのため、同じグレードの塗料であっても、製品によって価格差が広がるケースも見られるため、単純な価格比較だけでなく、性能や供給安定性まで含めて検討することが大切です。
こうして見ると、2026年の外壁塗装は、数年前と比べて確かに費用が上がってきています。
しかし本当に大切なことは、単に「高くなった」「安い業者を探そう」と考えることではなく、その金額に見合う工事内容になっているかを見極めることです。
今は値上げの時代だからこそ、価格だけでなく、工事の中身、使う材料、補修の考え方まで含めて、じっくり比較することが失敗しない外壁塗装につながります。

結論からお伝えすると、「自宅の状態によって判断が分かれる」というのが、最も正直な答えです。
ただし、2026年の塗装業界の状況を踏まえると、ひとつはっきりしていることがあります。
それは、「待てば安くなる可能性は、あまり高くない」という点です。
ここ数年、外壁塗装の価格は
- ■ 原材料費の高騰
- ■ 円安による輸入コスト上昇
- ■ 原油・エネルギー価格の上昇
- ■ 物流費の上昇
- ■ 職人不足による人件費の上昇
といった複数の要因が重なり、全国的に上昇傾向が続いています。
これらは一時的なものではなく、構造的な変化であると指摘されており、2022年以降は特に価格上昇が顕著です。
さらに2026年時点でも、塗料や資材の価格については「大きく下がる要素が見当たらない」とされており、今後も上昇または高止まりが続く可能性が高いと考えられています。
つまり、「そのうち安くなるだろう」と期待して待つという判断は、現実的には少しリスクがある状況です。
外壁塗装は、すべての方が今すぐやるべき工事ではありません。
大切なのは、価格ではなく住まいの状態です。
- ■ 外壁にひび割れや剥がれが出ている
- ■ チョーキング(粉が付く現象)がある
- ■ 防水機能が落ちている(コーキング劣化など)
→ すでに劣化が進んでいる状態
- ■ 見た目も機能もまだ問題がない
- ■ 築年数的にも塗り替え初期段階
→ 計画的にタイミングを見ても良い状態
特に注意したいのは、「まだ大丈夫だと思っていたら、内部で劣化が進んでいた」というケースです。
外壁塗装は、見た目の工事ではなく住まいを守るためのメンテナンスでもあります。
少し本音をお伝えすると、2026年の状況を見る限り、「安くなるまで待つ」という判断は、あまりおすすめしにくいのが現実です。
理由はシンプルで
- ■ 材料費 → 世界情勢の影響で不安定
- ■ 人件費 → 職人不足で上昇傾向
- ■ 物流費 → 今後も下がりにくい
といったように、下がる理由よりも、上がる理由の方が多いからです。
実際に、塗料の値上げは一時的なものではなく、今後も続く可能性があると考えられています。
だからこそ大切なのは、価格のタイミングだけで判断するのではなく、「今の住まいに本当に必要かどうか」を基準にすることです。
外壁の状態が悪いのであれば、先延ばしにすることでかえって補修費が増えてしまうケースもあります。
逆にまだ問題がないのであれば、無理に急ぐ必要もありません。
5. 2026年 塗料値上げ時代に失敗しない外壁塗装のポイント

いくら塗料価格が上がっているとはいいましても、外壁塗装は建物を守り、資産価値を維持するために必要なメンテナンスです。
ここでは値上げ時代でも賢く外壁塗装を行うためのアドバイスをまとめました。
塗料価格や資材費の上昇が続く中、外壁の劣化が気になるようでしたら、早めに施工することを検討しましょう。
特に外壁のヒビ割れや塗膜の剥がれ、サイディングの浮き、カビやコケの発生、シーリングの収縮、亀裂といった症状が出ている場合は早急に対応するのがおすすめです。
外壁塗装の費用は業者によって大きく変わります。
ですから3社くらいから詳細な見積もりを取って、工事内容・保証内容・アフターフォローまでしっかり比較検討することが重要です。
その際には値段だけでなく、使用する塗料や下地処理の方法、保証期間などを確認しましょう。
安価な塗料は初期費用を抑えられますが、耐用年数が短いので再塗装の時期が早まってしまいます。
逆に高性能な高耐久塗料は値上げ幅が大きいものの耐久性が高く、長期的に見れば費用対効果が良いケースもあるので、建物の状態やライフプランに合った塗料選びがとても大切です。
ポータルサイトでは値段の安さだけが強調されがちですが、地域密着の専門店は気候風土に合った塗装プランやきめ細やかなアフターサービスを提供してくれます。
例えば名古屋市など猛暑や黄砂、排気ガスなどの影響がある地域では、遮熱・断熱塗料や低汚染性塗料など地域の特性を踏まえた提案をしてもらうことが大切です。

外壁塗装で後悔しないために、まず大切なのは「価格」だけで判断しないことです。
外壁塗装は、見た目をきれいにするためだけの工事ではありません。
雨風や紫外線から住まいを守り、建物の寿命を延ばすための大切なメンテナンスです。
だからこそ、「安かったから」「今だけお得と言われたから」といった理由だけで決めてしまうと、後から「思っていた工事と違った」、「数年で不具合が出てしまった」と後悔につながることもあります。
ここでは、2026年の状況を踏まえたうえで、外壁塗装で失敗しないために最低限確認しておきたい5つのポイントをまとめました。
自宅の状態と照らし合わせながら、確認してみてください。
外壁塗装のタイミングを考えるうえで、最初に確認したいのが外壁表面に劣化症状が現れていないかです。
例えば
- ■ ひび割れ(クラック)
- ■ 外壁を触ると白い粉が付く(チョーキング)
- ■ 塗膜の剥がれや膨れ
こうした症状は、塗膜の防水性や保護機能が弱くなってきているサインです。
見た目には小さな傷みに見えても、放置することで雨水の浸入や下地の劣化につながることがあります。
→ こうした症状が出ている場合は、「そろそろ」ではなく「今が塗り替えを考える時期」と捉えた方が安心です。
サイディング外壁の住宅では、目地やサッシまわりに入っているシーリングの状態も非常に重要です。
例えば
- ■ シーリングのひび割れ
- ■ 弾力がなくなり、硬くなっている
- ■ シーリングが剥がれ、隙間ができている
こうした状態は、防水性能が落ちている可能性があります。
シーリングは、外壁材と外壁材の隙間から雨水が入らないようにする、いわば住まいの「つなぎ目を守る防水材」です。
外壁そのものがきれいでも、シーリングが傷んでいれば、建物の防水性は十分とは言えません。
→ シーリングの劣化は、見落としやすい反面、雨漏りや下地劣化にもつながる大切なチェックポイントです。
外壁塗装の目安として、一般的には10〜15年程度がひとつの基準とされています。
ただし、これはあくまで目安であり、実際には
- ■ 使われている塗料の種類
- ■ 建物の立地環境(日当たり、雨掛かり、交通量など)
- ■ 前回工事の施工品質
によって、傷み方は大きく変わります。
同じ10年でも、まだ比較的良好なお住まいもあれば、すでに塗膜の機能が落ちているお住まいもあります。
→ 年数だけで判断するのではなく、「築年数・前回塗装時期」と「現在の状態」を一緒に確認することが大切です。
外壁塗装で意外と見落とされやすいのが、見積りの中身です。
金額だけを見てしまいがちですが、本当に大切なのは、何にいくら掛かっているのか、工事内容がきちんと明記されているかどうかです。
確認したいポイントは
- ■ 使用する塗料名が明確に記載されているか?
- ■ 下塗り、中塗り、上塗りの回数が明記されているか?
- ■ 下地補修やシーリング工事の内容が具体的に書かれているか?
- ■ 数量や施工面積が分かるようになっているか?
もし「外壁塗装工事一式」といった表記ばかりで、細かな説明がない場合は注意が必要です。
→ 見積りは、価格表ではなく「どんな工事をするかの設計図」のようなものです。 分かりやすく書かれているかどうかは、業者選びの大切な判断材料になります。
物価上昇が続く2026年は、どうしても「少しでも安く済ませたい」と感じやすい時期です。
そのお気持ちは当然ですが、外壁塗装では極端に安い見積りには、それなりの理由が隠れていることもあります。
例えば
- ■ 必要な下地補修が見積りに入っていない
- ■ シーリング工事が簡略化されている
- ■ 塗装回数が不足している
- ■ 耐久性の低い材料が使われている
このような場合、工事直後はきれいに見えても、数年後に不具合が出てしまい、結局は余分な補修費が掛かることもあります。
→ 外壁塗装は「安く済んだか」よりも、「適正な内容で長持ちしたか」が大切です。本当の意味でお値打ちな工事かどうかを見極める視点が必要です。
外壁塗装は、「いつやるか」ももちろん大切ですが
それ以上に「どんな内容で、どの業者に依頼するか」で満足度が大きく変わる工事です。
特に2026年のように、塗料や資材、物流費、人件費まで上昇している時期は、どうしても価格ばかりに意識が向きやすくなります。
しかし、工事の中身が伴っていなければ、本来の意味での節約にはなりません。
目先の安さで判断した結果、数年後に再補修が必要になれば、かえって高くついてしまうこともあります。
大切な住まいを長く守るためにも、まずは正しい情報を知り、落ち着いて判断することが何より大切です。
「うちはまだ大丈夫かな」「そろそろ考えた方がいいのかな」と少しでも気になることがあれば、専門店に相談し、今の状態をしっかり確認してみることをおすすめします。
小林塗装では無料診断・相談を承っておりますので、どうぞお気軽に相談ください。
ここまでチェックリストをご覧いただいたうえで、「うちはどうなんだろう?」と感じた方も多いのではないでしょうか。
実際の現場でも、「まだ大丈夫だと思っていたけれど、見てもらったら想像以上に劣化が進んでいた」というケースは少なくありません。
特に、次のような状態が見られる場合は、早めに専門店へ相談しておくと安心です。
- ■ 築10〜15年以上が経過している
→ 一見きれいに見えても、塗膜の防水性が低下している可能性があります - ■ 外壁を触ると白い粉が付く(チョーキング)
→ 塗膜の劣化が進み、防水機能が弱まっているサインです - ■ ひび割れ(クラック)や塗膜の剥がれが見られる
→ 雨水の浸入リスクが高まり、下地まで傷んでいる可能性があります - ■ シーリング(コーキング)が切れている・硬くなっている
→ 外壁のつなぎ目から水が入りやすくなり、雨漏りの原因になることもあります - ■ 北面や日陰部分にコケ・カビ・汚れが目立つ
→ 湿気が溜まりやすく、塗膜の劣化が早く進んでいる可能性があります - ■ 前回の塗装工事の内容がよく分からない
→ 使用塗料や施工内容によって耐久性が大きく変わるため、現状確認が重要です
これらにひとつでも当てはまる場合は、「まだ大丈夫」と判断する前に、一度状態を確認しておくことをおすすめします。
外壁の劣化は、ゆっくり進むこともあれば、あるタイミングで一気に症状が表に出てくることもあります。
例えるなら、外壁塗装は「見た目の変化が出る前に、静かに進んでいく劣化」に気づくためのメンテナンスです。
気づいたときには補修範囲が広がっていた――ということを防ぐためにも、早めの確認が住まいを守ることにつながります。
小林塗装では、住まいの状態を丁寧に確認しながら、「今すぐ必要な工事なのか?」「もう少し様子を見ても良いのか?」も含めて正直にお伝えしています。
無理に工事をおすすめすることはありませんので、まずは現状を知るための第一歩として、お気軽に無料診断・相談をご利用ください。
6. 2026年 外壁塗装業界「塗料値上げ問題」について まとめ

ここまで、2026年の外壁塗装業界で続いている「塗料値上げ問題」について、その背景を詳しくお伝えしてきました。
原材料価格の高騰、円安、原油・エネルギーコストの上昇、物流費の増加、さらには地政学リスク。
こうしたさまざまな要因が重なり合って、塗料価格は以前のような水準に戻りにくい状況が続いています。
塗装業者にとっても、お客様にとっても、この値上がりの流れは決して小さな問題ではありません。
できることなら少しでもご負担の少ない形で工事をしていただきたい。そう思う一方で、外壁塗装は住まいの寿命を延ばし、大切な資産を守るために欠かせない工事でもあります。
そのため、値上げへの不安から必要なメンテナンスを先送りしてしまうと、かえって劣化が進み、後になって補修費用が大きくなってしまうこともあります。
大切なのは、値上げのニュースに気持ちを急かされることではなく、「今のお住まいにとって、本当に必要な工事は何か」を落ち着いて見極めることです。
そして、その判断をきちんと支えてくれる、専門性と誠実さのある塗装店に相談することです。
これからの時代の外壁塗装は、価格だけではなく、提案の中身や施工の質、そして相談のしやすさまで含めて考えることが、ますます大切になってくるように思います。
小林塗装では、最新の情報をできる限り正確に捉えながら、地域密着で積み重ねてきた経験をもとに、お客様のお住まいに合った塗装プランを丁寧にご提案しています。
材料費や人件費が上昇している時代だからこそ、必要な工事をしっかり見極め、適正価格で、長持ちする高品質な施工を大切にしています。
もちろん、工事が終わった後のアフターフォローまで含めて、責任を持って対応します。
こんな値上げの時代だからこそ、外壁塗装は「ただ安ければ良い」というものではありません。
住まいを長く、美しく守っていくためにも、まずは今のお住まいの状態をきちんと知ることが大切です。
名古屋市周辺で外壁塗装や屋根塗装を検討の際は、どうぞお気軽に小林塗装まで相談ください。
無理に工事をおすすめするのではなく、無料診断・相談を通して、住まいにとって本当に必要なメンテナンスを分かりやすくお伝えします。
7. 2026年 外壁塗装の塗料 値上げに関するQ&A

2026年の外壁塗装は、「値上げ」というキーワードがどうしても気になる時期です。
ニュースや見積りの中で「値上げ」という言葉を目にすると、「今やった方がいいの?」「もう少し待った方がいいの?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
実際に現場でも、
- ■ 値上げはこれからも続くのか?
- ■ 今工事するのはタイミング的に正しいのか?
- ■ 安い見積りは選んでも大丈夫なのか?
といった相談をいただくことが増えています。
こうした疑問はとても自然なものですが、情報があふれている今の時代では、かえって判断が難しくなっているのも事実です。
そこでここからは、2026年の外壁塗装に関して多く寄せられる質問をもとに、塗装の専門店としての視点から、分かりやすく、そして少し本音も交えながらお答えしていきます。
判断に迷ったときの参考として、ぜひご覧ください。
A. 結論から言うと、短期間で大きく下がる可能性は低く、「高止まりまたは緩やかな上昇」が続くと考えるのが現実的です。
今回の値上げは、一時的な要因だけではなく、
- ■ 原材料(石油・樹脂)の高騰
- ■ 円安による輸入コスト増
- ■ 物流費・人件費の上昇
- ■ 地政学リスクによる供給不安
といった複数の要因が重なって起きています。
つまり、どれか一つが解決すれば元に戻る、という単純な構造ではありません。
むしろ現在は、塗料の価格そのものが「新しい水準」に移行している途中と見る方が自然です。
少し本音を言えば、「待てば安くなる」という状況ではなく、必要な時に適正な内容で工事を行うことが、結果的に一番損をしない選択になりやすい時代と言えます。
A. 判断の基準は「価格」ではなく、「お住まいの状態」です。
よくあるご相談として、
「値上げ前にやった方がいいですか?」という質問をいただきますが、最も大切なのは、
- ■ 外壁やシーリングに劣化症状が出ているか
- ■ 前回の塗装から何年経っているか
- ■ 雨水の浸入リスクがある状態かどうか
といった建物のコンディションです。
例えば、すでにひび割れやシーリングの劣化が進んでいる場合は、
塗装を先延ばしにすることで、
- ■ 下地の腐食
- ■ 補修範囲の拡大
- ■ 結果的な費用増加
につながる可能性があります。
逆に、まだ劣化が軽微であれば、急いで工事をする必要はありません。
つまり、2026年の外壁塗装は、「今が安いかどうか」ではなく、「今やるべき状態かどうか」で判断することが重要です。
A. 極端に安い場合は、工事内容を慎重に確認することが大切です。
値上げが続く中で、「少しでも安くしたい」と感じるのは自然なことです。
ただし、現在の相場環境を考えると、極端に安い見積りには、
- ■ 下地補修が十分に含まれていない
- ■ 塗装回数が不足している
- ■ シーリング工事が簡略化されている
- ■ 工期や職人数が無理な設定になっている
といった可能性もあります。
外壁塗装は、工事直後はどこもきれいに見えますが、
本当の差が出るのは数年後の耐久性です。
少し踏み込んで言えば、今の時代においては、
「相場より安い」こと自体がリスクになるケースも増えています。
大切なのは、価格の安さだけではなく、工事の中身・説明の分かりやすさ・業者の誠実さまで含めて判断することです。
それが、結果的に長持ちし、無駄な出費を防ぐ外壁塗装につながります。
2026年 塗料値上げ時代でも、信頼できる外壁塗装なら小林塗装へ
外壁塗装は、塗料の値上げが続く時代にどう工事を進めるかによって、費用や仕上がりの満足度が大きく変わります。
実際、ここ数年は原材料や物流費の高騰により塗料価格が相次いで上昇しており、今後もさらに値上げが続く可能性が指摘されています。
塗料にはさまざまな種類や特徴があり、「どのグレードを選ぶべきか」「値上げの影響を最小限に抑えるにはどうしたら良いのか」と迷われるのも当然のことだと思います。
だからこそ、名古屋で数多くの施工実績を重ね、塗料メーカー各社の特性や価格動向にも精通している小林塗装にぜひ相談ください。
お客様の要望や建物の状態を丁寧に診断して、値上げの影響を踏まえた最適な塗料選びと安心の施工プランを提案します。
外壁塗装に関する相談や見積りはすべて無料です。
「まずは情報だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。
小林塗装は、価格の透明性と手抜きのない誠実な施工にこだわり、お客様に安心満足してもらえる仕上がりを約束します。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主・小林ゆずは、名古屋を拠点に30年以上、一般住宅を中心とした外壁塗装・屋根塗装・防水工事に携わってきた塗装の専門家です。
これまで数多くのお住まいと向き合いながら、お客様それぞれの暮らし方やお好みに寄り添った提案を大切にしてきました。
外壁塗装は、毎日のお買い物のように気軽に決められるものではありません。
「どんな塗料を選べば安心なの?」「今のわが家は、どんな工事が本当に必要なの?」と、迷いや不安を感じられる方も多いと思います。
しかも工事の内容は専門的で、はじめて塗装を考える方にとっては分かりにくいことも少なくありません。
だからこそ小林塗装では、現場で積み重ねてきた知識や経験を、できるだけ分かりやすく、やさしい言葉でお伝えすることを心がけています。
このコラムでも、外壁塗装や屋根塗装を検討されている方が、少しでも安心して判断できるように、実際の現場感覚を大切にしながら情報を発信しています。
得意としているのは、外壁の劣化診断、下地補修、色選びのご提案、そして住まいを長く美しく保つための塗装仕様づくりです。
ただ見た目をきれいに整えるだけではなく、その先の暮らしまで心地よくなるような塗装を目指して、日々お客様のお住まいと向き合っています。
また、色選びにおいては、建物単体だけを見るのではなく、街並みとの調和やお住まい全体の雰囲気、そして住まう方らしさまで大切にしています。
「せっかく塗り替えるなら、きれいになるだけではなく、わが家らしく素敵に仕上げたい」——そんな想いに、丁寧にお応えしていきたいと考えています。
コラムでは、塗料の選び方や工事の基礎知識だけでなく、見積りの見方や業界の仕組みなど、少し踏み込んだ内容にも触れています。
難しい話も、できるだけ身近に感じていただけるように。
そして、読み終えたあとに「なるほど、と納得できた」と思ってもらえるような内容を目指しています。
これからも、初めて塗装工事を検討される方はもちろん、住まいのことで少し気になることがある方にも、気負わず読んでもらえる情報を丁寧にお届けします。
住まいに寄り添う塗装の専門家として、毎日の暮らしが心地良くなるお手伝いができましたら幸いです。
筆者プロフィール
- ■ 塗装歴:30年以上
- ■ 専門分野:外壁塗装・屋根塗装・防水工事・建築塗装全般
- ■ 対応エリア:名古屋市および愛知県周辺
- ■ 現場経験:一般住宅を中心に多数の塗装工事を施工
- ■ 得意分野:外壁の劣化診断・下地補修・色彩提案・長持ちする塗装仕様の提案
- ■ 執筆テーマ:外壁塗装の基礎知識・塗料の選び方・業界の仕組み・見積りの見方 など
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