イノセンス塗料について
今回は、最近インターネット上や口コミの中でじわじわと話題に上がることが増えてきた、ジャパンホームワンドが販売および施工を行っている「イノセンス」という外壁塗料について、名古屋の塗装店である当店の視点からお伝えしてみたいと思います。
正直にお伝えすると、小林塗装でも、つい最近までこのイノセンスという塗料について深く知っていたわけではありません。
「30年以上持つと言われているらしい」「アメリカ発祥の特殊な塗料らしい」「訪問販売で案内されることが多いらしい」など、断片的な情報だけが先行し、実際のところどうなのか、専門店としてもしっかりと理解しておかなければいけないと考えるようになりました。
そこで今回、「興味本位」ではありますが、と同時に 「お客様に正しい情報を届けたい」 という思いから、イノセンス塗料について調べてみることにしました。
調べてみると、開発の背景、流通の仕組み、施工方法、保証、価格、メリット・デメリットなど、一般の塗料とは少し異なる特徴が見えてきました。
外壁塗装は一度行うと長い年月を共にしていく大切な住まいのメンテナンスですから、「本当にその塗料で良いのか」「価格に見合う価値があるのか」「誇張された宣伝ではないのか」など、気になる点や不安が出てくるのは当然のことだと思います。
もし今、お客様自身や家族が、営業担当者や知人からこのイノセンス塗料を提案されている、または気になって調べているという状況でしたら、今回の内容はきっとお役に立てるのではないかと感じています。
「本当にイノセンスを選ぶべきか迷っている方」、「他の塗料と比較したい方」、「本当に長持ちする外壁塗装を知りたい方」
そんな皆さまに向けて、専門店としてできるだけ分かりやすくまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。
1. イノセンス塗料について

イノセンス塗料とは、ジャパンホームワンド社が販売する高性能な外壁用水性ピュアアクリル塗料です。
そんなイノセンスは、防水性、高弾性、耐久、耐候性に特化しており、ツヤを抑えた上品な仕上がりを持っています。
イノセンスの期待耐用年数は20~30年と記載があり、日本で15,000件以上の施工実績を誇る塗料です。
イノセンス塗料の主要成分には、100%ピュアアクリル樹脂とピュアカルシウム砂が含まれているそうです。
また、イノセンス塗料の伸縮率は500%を超え、ひび割れや剥がれに非常に強い塗膜を形成し、イノセンスに含まれる多孔質のピュアカルシウム砂は、壁内の湿気を外に逃しながら(透湿性)、外部からの雨水などといった水滴は通さない(防水性)といった性能を持っています。
なお、イノセンス塗料は水性塗料なので、人体に悪影響を与える有機溶剤が含まれていません
こ100%ピュアアクリル樹脂とピュアカルシウム砂という高純度の素材を特殊な樹脂配合技術させることで、優れた耐久性と耐候性を実現させ、長期間に亘ってきれいな外壁を維持することができるそうです。
ただし、ジャパンホームワンド社が謳っているピュアアクリルとは、着色顔料が入っているだけでもうピュアではないですし、外壁塗料として刷毛やローラーで塗れるようにしてあること自体、塗料の添加剤は不可欠なのでピュアではありません。
塗料の物性的には、アクリル樹脂はウレタン樹脂、シリコン樹脂などといった他の樹脂や添加剤を加えることで性能を飛躍的に上げることができるので、「ピュアアクリル」といった、何だか響きの良いキャッチーな表現を使ってセールスしているような気がします。
イノセンスは下地の損傷が激しい場合や外壁の浮きや反りが大量に発生している場合には施工ができない可能性もあるので事前にちゃんと確認する必要があります。
1-2. イノセンス塗料を使った外壁塗装の仕上がり感

イノセンス塗料は外壁用高弾性塗料なので塗料の粘度が高く、通常の外壁塗料よりも塗りづらい傾向があります。
(外壁用の高弾性塗料に似た感じです。)
先にお伝えした様にイノセンス塗料は粘度が高いため塗装する際に周囲への飛散は少ないのですが、高粘度塗料特有のさざ波状ローラマークが付きやすいので、塗装する前に適度な水の希釈を行い、マイクロファイバーなど高密度な外壁用ローラーで塗装する必要があります。
また、塗装面に直射日光が当たる外壁面や強風時の塗装作業は、イノセンス塗膜表面の乾燥が著しく早くなってしまい、塗り継ぎムラなど不具合が発生しやすいので、慎重に塗装する必要があります。
ですから、塗装技術が未熟な職人がイノセンス塗料を塗装すると、目も当てられない悲惨な仕上がりになる恐れがあります。
2. イノセンス塗料の流通経路
イノセンスという塗料の供給体制を専門的な観点から丁寧に見ていきますと、まずこの塗料を正規に販売できる立場にあるのはINNOCENCE JAPAN株式会社です。
本社所在地は名古屋市名東区で、以前は「株式会社中部スタッコ販売」として、アメリカの高弾性外装材「STUC-O-FLEX」に長年携わってきた企業でもあります。
スタッコフレックスは、可塑剤を使用しないピュアアクリル樹脂を主体とした高伸縮塗膜を特徴とし、ひび割れ追従性・透湿性・耐候安定性を評価されてきた製品で、そうした技術基盤を理解している企業がイノセンスを扱っているという点は、塗料の背景や品質を重視されるお客様にとって安心材料になる部分かと思います。
さらに、INNOCENCE JAPAN株式会社から特別認定を受け、国内で唯一イノセンスを施工できるのが「ジャパンホームワンド」という施工会社です。
こちらは2016年にELJソーラーコーポレーション株式会社から分社化して独立し、本店は名古屋市名東区、本社機能は埼玉県さいたま市にあります。
太陽光事業をはじめとする建築・省エネ関連サービスの経験をもつことから、外壁・屋根の劣化要因である「紫外線量・熱収縮・水分移行」に対する理解を前提としている点も、外壁塗装における性能設計という観点では見逃せないポイントです。
また、イノセンスという塗料は、アメリカの塗膜技術を基にしながら、日本の高湿度・四季の寒暖差・排気ガスや黄砂といった環境ストレスに適応するよう最適化された「INNOCENCE W-NEO」として位置づけられています。
材料はINNOCENCE JAPAN株式会社が自社で供給管理を行い、VOC(揮発性有機化合物)や可塑剤の安定性、下地との付着性試験、塗膜厚管理、乾燥養生条件といった施工品質に関わる要素を一体として扱うため、
「塗料だけを購入することはできず、選定・色のコーディネート・施工管理・保証までを一つの流れとして提供する」という一元管理体制が採用されています。
ここで少し専門的なお話になりますが、イノセンスという塗料を理解するためには、一般的な外壁塗装で使用される塗料がどのような基準で評価されているのかを知っておくとイメージしやすくなります。
たとえば、現在の戸建住宅の外壁に多く使われている窯業系サイディングやモルタル壁においては、仕上げ材の性能はJIS A 6909(建築用仕上塗材)の規格に基づいて分類され、耐候性・付着性・透湿性などが試験によって確認されます。
一方で、防水性や下地追従性を重視する場合には、JIS A 6021(合成高分子ルーフィング/防水材)のような弾性系材料の基準が参照されることもあり、どの規格に近い特性を持つかが塗料選びの判断材料になるケースもあります。
イノセンスは、可塑剤を含まないピュアアクリル樹脂による高伸長塗膜を特徴としており、カタログ上では「30年以上の耐久性」が示されていますが、この数値は主に促進耐候性試験(ラボ試験)に基づく評価によるものと言われています。
しかしながら、実際の建物は、紫外線量、降雨、黄砂、排気ガス、地震に伴う微細な揺れ、昼夜の温度差、結露など、試験装置では完全に再現できない環境ストレスを受け続けます。
そのため、専門店としては、「試験値=実際に30年持つ」と断定するのではなく、現場環境とメンテナンス体系を踏まえて慎重に考えることが大切であると感じています。
特に、営業担当から「30年は塗り替え不要」と案内を受けた場合、少し立ち止まり
- ・ その数値は試験値なのか、実際の施工実績なのか
- ・ 日本の気候条件を加味したデータなのか
- ・ 保証の内容は「塗膜のみ」か、「付帯部・シーリング」も含むのか
- ・ 長期保証の根拠となる施工管理はどう担保されるのか
といった点を確認していただくことは、お客様にとってとても有益だと思います。
なぜなら、外壁は塗料だけで寿命が決まるものではなく、下地調整、シーリングの状態、通気性、塗膜厚、施工技術、乾燥管理、立地環境といった複合要素で耐久性が左右されるためです。
イノセンスが決して「悪い塗料」というわけではありません。
むしろ、塗膜物性として興味深い特徴を持っています。
ただし、営業トークだけが先行し、お客様の期待だけが膨らんでしまうと、後で「思っていたのと違った」というギャップにつながりかねないため、専門店としてはあくまで冷静にそしてお客様の立場に寄り添いながら、情報を整理してお伝えしたいと考えています。
3. イノセンス塗料アメリカでの評価と実績

イノセンス塗料の耐久性と耐候性は、約20~30年超の期待耐用年数により示されています。
これは促進耐候試験においても証明されているらしく、長期間にわたり安心して使用できる塗料です。
イノセンスの特徴としてまず挙げられるのは、可塑剤を使用しないピュアアクリル樹脂による高い塗膜伸長性です。
一般的なアクリル系塗料は経年とともに可塑剤が揮発し、硬化・脆化してしまうことがありますが、イノセンスでは塗膜柔軟性の長期維持を目指した設計が採られています。
また、透湿性を保ちながら雨水の浸入を抑える“バランス型”の塗膜構造である点は、結露が起きやすい住まいにとって一定のメリットといえるでしょう。
さらに、弾性下地材を併用せずにひび割れ追従性を期待できるという点は、モルタル外壁のヘアクラックに悩むお住まいでは魅力に映る可能性があります。
色設計においても、白亜化しにくい樹脂特性から、淡彩〜中彩色を選びたいお客様にとって安心感につながる側面もあります。
イノセンス塗料の特性とはどんなものがあるのか、大きなセールスポイントを4つお伝えします。
■ 豊富なカラーバリエーションがあります
イノセンス塗料は61種類の豊富なカラーバリエーションを提供しており、どんな家のデザインにもマッチする多様な選択肢を提供します。屋根用のカラーも6色用意されており、外壁だけでなく屋根の塗装にも対応可能です。
■ 優れた弾性性能を持ちつつ環境にやさしい塗料です
イノセンス塗料の伸縮率は500%(高弾性塗料)を超え、外壁のひび割れや剥がれに対して大変優れた抵抗力と防水性を持つ塗膜を形成します。
また、イノセンス塗料は水性塗料なので、人体に悪影響を与える有機溶剤が含まれておらず、環境にやさしい製品となっています。
■ 環境適応力と耐久性があります
イノセンス塗料は、凍害や塩害地域でもその性能を維持する高い耐久性と優れた環境適応力を持っています。
■ 長い期待耐用年数を持っています
4. イノセンス塗料を使用するうえで知っておきたいこと

一方で、専門店としては見逃せない点もあります。
まず、「30年以上の耐久」は促進耐候性試験による試験値であり、現場値ではないということ。
日本の住宅は気候、立地、通気性、下地条件が大きく異なるため、万能に当てはめることはできません。
また、可塑剤を使わない塗膜は柔軟性保持に優れますが、塗膜強度・汚れ抵抗性のバランスが課題となるケースもあります。
さらに、施工可能な業者が限定されているため、価格競争が働きにくく、相場把握が難しいという側面も。
決して“避けるべき塗料”ではありませんが、性能を過信したまま契約するのはおすすめできない、というのが専門店としての冷静な見解です。
イノセンス塗料のデメリットと注意点についてお伝えします。
イノセンスの詳細データが分からない
イノセンス塗料は、セキュリティなどの観点から、データやカタログの公開はしていないそうです。(ですから、全く謎の塗料です。)
「イノセンス塗料」は、ジャパンホームワンド株式会社のみが販売しています。
また、ジャパンホームワンドがイノセンスが日本で販売を始めたのも2017年以降なので、15,000件以上の実績があるといいましても、圧倒的に他の有名メーカーよりも施工実績が少なく、実際に塗装した戸建て住宅で20~30年持った例はまだありません。
さらにイノセンスの期待耐久年数はあくまで予想値で、住まいの周辺環境に左右されますので確証はありません。
イノセンスなどすごい性能を持つ海外製の塗料に関する噂話は、定期的に外壁塗装業界で聞かれますが、その塗料を販売している会社が今から30年後にあるかどうかも分からないです。
(これは個人的な見解になりますが、特に最近できた会社の塗料は、実績数が少ない、経過確認が十分できていないような塗料がほとんどで、過度な期待は持たない方が良いか思います。ですから会社の規模や沿革も見て冷静に判断しましょう。)
イノセンス塗料はゴム質の高い弾性を持っているため、塗膜の表面が柔らかくなっています。
この特性により、ほこりや汚れが付着しやすくなる傾向があります。
特に多湿な環境や大気汚染がひどい地域では、外壁の汚れが目立ちやすくなる可能性があります。
イノセンス塗料を使用する際、下地の状態が塗装の品質に大きく影響します。
不適切な下地処理は、塗料の密着不良や、将来的な塗膜膨れや剥がれの原因となり得るため、事前の下地処理が非常に重要です。
イノセンス塗料は特殊な性質を持っており、適切な施工方法が求められます。
そのため、イノセンス塗料の施工には高弾性塗料を使用した現場経験と外壁材や塗料に関する豊富な知識を持った職人が施工する必要があります。
現在の外壁塗装業界は、大まかな塗料の種類だけ指定して施工会社に材料の調達を任せる元請塗装会社も多い中、イノセンスジャパン株式会社、及びJAPAN HOME WAND株式会社では協力業者に対してイノセンスを「完全材料支給」によって現場を管理しているそうです。
(しかし、ネット上にイノセンス外壁塗装の下塗り工程で、他社メーカーである日本ペイントのアンダーフィラー弾性エクセルが使用されている画像がありました。本当にしっかり施工管理しているのかなぁ)
イノセンス塗料は高性能を誇っているそうですが、その分通常の外壁塗装に比べて塗装費用が高価になる傾向があります。
イノセンスの価格や施工単価は公表されていませんが、シリコン塗料よりも高額で無機塗料と同等以上の費用といわれています。
イノセンス塗料はジャパンホームワンド社の独占販売なので、ほかの業者に相見積りを依頼して工事金額を比較することができません。
またイノセンス塗料を使った工事提案の際には、営業マンから1~2時間にわたって即決営業をかけられ、しかも工事単価は営業マンから強く口止めされるらしく、そのため価格交渉を行うのはかなり難しいといえます。
なお、お客様が近所や他のお客様には施工価格を伝えないようになどの口止めをされたりした場合には、その言葉の内容を鵜呑みにしないよう注意が必要です。(消費者庁から皆様へのアドバイスを抜粋)
イノセンス塗料は67色のカラーバリエーションを提供していますが、極端に濃い色や特定の色調に制限がある場合があります。
デザインの希望によっては、お客様の希望する色がイノセンスでは見つからない可能性もあります。
イノセンスの塗膜性能に関してはジャパンホームワンドが10年保証を行っているそうです。
しかし、イノセンスはジャパンホームワンドのみで販売されているため、品質保証内容やアフターサポートの範囲が限定される可能性があります。
イノセンス塗料の選択に際しては、これらの注意点とデメリットを十分に理解し、住宅の状況や要望に照らし合わせて検討することが重要です。
インターネットなどを使った適切な情報収集と塗装業者の意見を参考にすることで、より良い外壁プランの選択が可能になります。
「~オリジナル塗料」には、絶対注意しましょう
5. イノセンス塗料で外壁塗装を行うメリットとデメリット

ジャパンホームワンドのイノセンス塗料で外壁塗装を行う際のメリットとデメリットをお伝えします。
これはジャパンホームワンドのイノセンス塗料に限らず、外壁塗装を行うことで家の劣化を遅らせ、住宅の寿命を延ばすことができます。
ジャパンホームワンドの場合、イノセンス塗料の独占販売権によって、他社では使用できないオリジナル塗料で外壁塗装を施工してもらえるのが大きなメリットです。 新製品の「イノセンスW-NEO」は、期待耐用年数が20~30年とされていることから美観を長期間保つことができると一部で評判です。
また、住まいの外壁塗装が必要となる時期は、屋内の設備なども劣化が見られることが多いのですが、外壁塗装業者、リフォーム業者、設備関係業者などそれぞれ別の業者に依頼するのはとても大変です。
しかし、ジャパンホームワンドでは客単価の高い太陽光発電などの電気設備関連の工事やリフォーム工事も対応していることから、イノセンス塗料を使った外壁塗装と同時進行で打ち合わせから施工まで行ってもらえることも大きなメリットといえます。
ジャパンホームワンドで外壁塗装を行うデメリットは、オリジナル塗料「イノセンス」やリニューアルバージョン「イノセンスW-NEO」は一般的な塗料と比べて工事費用がかなり高いことです。
しかし、一般的な外壁塗料による施工の耐侯年数は5年(アクリル)~20年(無機)とされている中、イノセンスは20~30年であることから長期的でみるとコスパが良いと感じるお客様から選ばれています。
シリコン・フッ素・無機との比較表
イノセンスを検討中のお客様が最も知りたいのは、きっとここです。
| 分類 | 耐候性 | 汚れにくさ | 価格帯 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| シリコン塗料 | ★★★ | ★★ | ★ | 初めての塗り替えで人気。費用と性能のバランス。 |
| フッ素塗料 | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | 高耐候。高層建築にも採用実績が多い。 |
| 無機塗料 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | 超高耐候。ただし下地や施工管理の影響を受けやすい。 |
| イノセンス | ★★★★(試験値) | ★★★〜★★★★ | ★★★★★ | 長期試験データは限定。施工店が専属のため比較が難しい。 |
比較してみると、イノセンスは性能面で“突出して優位”というより、価格が高い分、期待値が先行しやすい塗料だと分かります。
6. ジャパンホームワンドは、イノセンスを使って築浅の住宅を対象とした営業を行っています

ジャパンホームワンドの営業マンは、主に築浅の住宅を対象にイノセンス塗料を使った外壁塗装の提案をしています。
一般的に外壁塗装業者やリフォーム業者は、建築から10年以上経ったような築古でなるべく早く外壁塗装を行った方が良い物件に対して提案営業をかけますが、ジャパンホームワンドでは建ててから5年程度の築浅物件から営業の対象にしているそうです。
その理由は、一般住宅が使用するアクリル塗料やウレタン塗料は築5年くらいで外壁劣化の兆候が見られ、10年経ってしまうと経年劣化がはっきりと確認できるほどになるからだそうです。
(それって、築浅物件の方がキレイに仕上がるし、不具合が無いのでクレームが発生しづらいからではないでしょうか?
そもそも、ほとんどの方はローンを組んで住まいを購入している思われます。そういった状況下であんまり早い時期に外壁塗装すると、ダブルローンの期間が長くなってしまい、家計が苦しくなってしまう恐れがあり得ます。)
ですから、築年数が浅い5年目でしっかりとした高品質な外壁塗装をして、その後の数十年を補修無しで過ごせるジャパンホームワンドの外壁塗装は、費用対効果として考えても大きなプラスになるそうです。 (物は言い方だなぁ。なるほど。…)
ここで言いたかったことは、イノセンスという塗料が皆さまのお住まいに適しているかどうかを考えるとき、営業担当の言葉だけで判断するのではなく、次の点をひとつずつ確認していくことが大切だということです。
- ・ 試験値と現場値の違いについて説明を受けたか
- ・ 「30年」の根拠が施工実績なのか、試験データなのか
- ・ 保証内容が外壁のみか、付帯部・シーリングまで含むか
- ・ 施工管理と塗膜厚のチェック体制が提示されたか
- ・ 価格が比較できるよう別塗料の見積もりも提示されたか
- ・ ご自宅の外壁材・劣化状況と相性が説明されたか
- ・ 立地(排気ガス・海風・日当たりなど)との適合性を話し合えたか
これらを順番に確認するだけで、営業トークに振り回されることなく、ずっと落ち着いて判断できるようになります。

7. イノセンス塗料を施工するジャパンホームワンドの施工体制

イノセンス塗料を取り扱うジャパンホームワンドは、地域の各協力会社(下請け塗装会社)と提携しており、外壁塗装の施工自体はそちらに発注しています。
これは、どういう事かといいますと、ジャパンホームワンド各支店の地元の下請け塗装業者と工事契約を行うということです。
下請け業者に依頼しているデメリットは、多くの中間マージンが発生するため、価格が高くなる傾向になってしまう点です。
ただし、これはジャパンホームワンドだけに限らず、下請け業者に依頼している会社は割高になる傾向にあります。
こういった場合、「専任の担当者の対応」「実際の施工例を現場まで見に行って仕上がり確認をする」「アフターフォローはどのようになるのか」ということを充分確認して、お客様が信頼できると思えば割高だとしても何ら問題ないと思います。
また、工事契約する際には、施工中はもちろんですが、施工後の相談窓口に関しても、明確にどこに連絡をすれば良いのかという内容は契約前に必ず確認をしておくようにしましょう。
なお、イノセンスの営業提案を受けたあるお客様の話では、工事契約の際に大手信販会社であるオリコ(株式会社オリエントコーポレーション)と立替契約を提案してくるらしく、立替契約はローン契約でないので、実質料金がかなり高くなるがあるらしいです。
イノセンス塗料に対してこだわりないお客様へ
「別にイノセンス塗料にこだわりがない。」というお客様には
12~15年くらいは持つ、コスパの良い「シリコン塗料」か「ラジカル塗料」がおすすめです。
8. イノセンス塗料 ジャパンホームワンド 会社概要

ジャパンホームワンド株式会社(JAPAN HOME WAND株式会社)は、愛知県名古屋市名東区に本店を構える外壁塗装をメインとしたリフォーム会社です。
2016年(平成28年)から事業開始、2017年(平成29年)12月に会社設立という若い会社ですが、築浅の物件にオリジナルの外壁塗料であるイノセンスやイノセンスW-NEOを使った外壁塗装を提案、さらに各分野にプロフェッショナルが存在する分担業務という独自色で急成長を遂げています。
またジャパンホームワンドは日本全国に15箇所を展開し、関連会社(レボティメットホーム株式会社)設立、売上は100億円を突破する114億2,700万円(2023年12月末時点・12月決算)、施工実績が5,000件を超えるといった好調さです。
住宅リフォーム売上ランキング2023(リフォーム産業新聞調べ)では、リフォーム売上高132億円を記録して業界23位になり、順位を前年の24位から23位と上げています。
前年比の売上高は115%と成長率が高く、軒並み前年並みか微増だったトヨタホーム、コメリ、サニックス、アサンテなどを追い抜けばトップ20入りが間近になっており、リフォーム住宅業界内でも注目を集めている企業といえます。
イノセンス塗料 ジャパンホームワンド社名の由来

ジャパンホームワンド(JAPAN HOME WAND)という社名の頭に付けられたJAPANは、日本一を目指す会社だという大きな志として付けられたそうです。
また、HOMEは家を対象にした外壁塗装やリフォームを行う会社であることを現しているそうです。
そして最後のWANDには、何と5つもの意味が込められているそうです。
- 1. ワンド(杖):タロットカードで活力などエネルギーを象徴しているそうです。
- 2. ワンドのワン(ONE):オンリーワンという想いが込められているそうです。
- 3. ワンド(湾処):多様な生き物が暮らす入り江のように人材の共存や環境問題への取り組みを表現しているそうです。
- 4. ワンド(Wangdo):韓国語で「王道」という意味だそうです。(なぜ韓国?)
5. ワンド(WAND):英語の「棒・杖」から、倒れそうなほどの困難な状況に直面しても棒を拾い杖にして勇敢に前に進むという想いが込められているそうです。 (社名を決める際、ファンタジーRPG好きの人がいたのかなぁ)
イノセンス塗料 ジャパンホームワンドの沿革

ジャパンホームワンドの歴史は、2016年にELJソーラーコーポレーション株式会社の新事業である「ホーム事業部」として発足したことに始まります。
1年目の2017年には、リフォーム事業の初挑戦となり、マニュアル作りや現場管理方法といった他の会社では当たり前のことを1から作り上げ、事業化の目処がたったという判断のもとで、2017年12月にELJホーム株式会社から分社化されます。
母体であるELJホーム株式会社は、外壁塗装業界のネガティブなイメージになっていた不透明な見積りや高額な追加費用、営業マンの知識不足による不満といった問題を改善し、多くのお客様からの支持を集めることで会社の評判は良かったそうです。
その結果、リフォーム業界でトップを目指すという新たな目標を掲げ、2020年1月にはELJグループから独立し、JAPAN HOME WAND株式会社として完全分社化を果たしています。
なお、JAPAN HOME WAND株式会社は、完全分社化の前から福岡支店、広島支社、さいたま支社をオープンさせて全国展開を想定していましたが、完全分社化された2020年(令和2年)にはその勢いを大きく加速させ、千葉支社、仙台支社、浜松支社、熊本支社を新たに開設し、2,024年(令和6年)現在までも企業成長の加速度は衰えを見せていません。(すごい成長企業です。)
なお、2021年10月にジャパンホームワンドの関連企業として「レボティメットホーム株式会社 = ELJホーム株式会社 社名変更」(本社 名古屋市名東区本郷2丁目173-4 資本金900万円)が創立しました。
| JAPAN HOME WAND (ジャパンホームワンド)会社概要 | |
|---|---|
| 会社名称 | JAPAN HOME WAND (ジャパンホームワンド)株式会社 |
| 設立・創業 | 2017年(平成29年)12月 |
| 本社住所 | 愛知県名古屋市名東区宝が丘270 |
| 電話番号 | 052-769-1376 |
| 事業内容 | 外壁塗装、屋根塗装の訪問販売、施工管理 太陽光発電システム 蓄電システム、オール電化 その他 住宅リフォーム全般 (外構工事・内装工事・カーポート・水回り工事・屋根葺き替え)など |
| 日本訪問販売協会 | 正会員 |
| お客様相談窓口 | 0120-773-382(10:00~19:00) |
| ジャパンホームワンド事業所 所在地 | |
|---|---|
| 名古屋本店 | 〒465-0043 愛知県名古屋市名東区宝が丘270 名古屋セントラルインタービル2階 TEL:052-769-1376 / FAX:052-775-9285 mail:nagoya@j-h-wand.co.jp |
| さいたま本社 | 〒330-0802
埼玉県さいたま市大宮区宮町4-122 大宮第一生命小峯ビルディング7階 TEL:048-643-3871 / FAX:048-643-3882 mail:saitama@j-h-wand.co.jp |
| 仙台支社 | 〒980-0013
宮城県仙台市青葉区花京院1-1-5 オークツリー花京院7階 TEL:022-216-3551 / FAX:022-266-8031 mail:sendai@j-h-wand.co.jp |
| 茨城支社 | 〒310-0026
茨城県水戸市泉町1-2-1 アーバンスクエア水戸ビル8階 TEL:029-302-5557 / FAX:029-224-2201 mail:ibaraki@j-h-wand.co.jp |
| 千葉支社 | 〒260-0013
千葉県千葉市中央区中央3-9-16 大樹生命千葉中央ビル7階 TEL:043-227-6101 / FAX:043-225-8202 mail:chiba@j-h-wand.co.jp |
| 横浜支社 | 〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸2-15-1 東武横浜第2ビル6階 TEL:050-5444-6877 / FAX:045-323-0081 mail:yokohama@j-h-wand.co.jp |
| 松本支社 | 〒390-0815
長野県松本市深志2-5-26 松本第一ビル6階 TEL:050-3317-1613 / FAX:0263-33-2770 mail:matsumoto@j-h-wand.co.jp |
| 浜松支社 | 〒430-0946
静岡県浜松市中区元城町216-4 ノーススタービル浜松9階 TEL:053-413-2790 / FAX:053-455-5432 mail:hamamatsu@j-h-wand.co.jp |
| 神戸支社 | 〒650-0032
兵庫県神戸市中央区伊藤町121 神戸伊藤町ビルディング5階 TEL:050-5444-6875 / FAX:078-331-6887 mail:koube@j-h-wand.co.jp |
| 岡山支社 | 〒700-0907
岡山県岡山市北区下石井2-1-18 OGW岡山下石井ビル5階 TEL:086-231-1850 / FAX:086-231-1860 mail:okayama@j-h-wand.co.jp |
| 広島支社 | 〒730-0051
広島県広島市中区大手町3-1-9 広島鯉城通りビル6階 TEL:082-248-3220 / FAX:082-248-3231 mail:hiroshima@j-h-wand.co.jp |
| 福岡支社 | 〒812-0016
福岡県福岡市博多区博多駅南1-3-10 美咲第2ビル5階 TEL:092-431-8751 / FAX:092-431-8752 mail:fukuoka@j-h-wand.co.jp |
| 熊本支社 | 〒860-0801
熊本県熊本市中央区安政町4-23 アクア熊本水道町ビル3階 TEL:096-312-2021 / FAX:096-324-1316 mail:kumamoto@j-h-wand.co.jp |
| 鹿児島支社 | 〒892-0842
鹿児島県鹿児島市東千石町1-1 第8川北ビル5階 TEL:099-224-8380 / FAX:099-224-8381 mail:kagoshima@j-h-wand.co.jp |
9. ジャパンホームワンドのイノセンス塗料とは まとめ

ホームページのセールストークを読む限り、イノセンス塗料は伸縮性や耐久性に優れた非常に高性能な塗料といえます。
しかし、イノセンス塗料は日本国内での歴史が浅く、施工実績が少ないため実際のところどの程度の耐久性があるのかは未だに未知数で、採用する際にはその点をきちんと知っておく必要があります。
また、イノセンスの施工価格についても全く公表されておらず、ジャパンホームワンドから見積りを取るまでははっきりとしたことは言えません。
ですから、外壁塗装でイノセンス塗料の使用を検討する際には、同じような特性を持つ高弾性塗料や、ラジカル制御塗料、フッ素塗料、無機塗料などの高機能、高価格帯の塗料と比較検討することをおすすめします。
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外壁塗装の訪問販売には気を付けましょう
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
品質本位な外壁塗装を検討中のお客様は、「名古屋の塗装店」小林塗装へお任せください。
外壁の種類や状態に合わせた、汚れづらく長持ちする塗料を使用した丁寧な外壁塗装を行っています。
外壁塗装の提案と見積りはもちろん無料です。お気軽に相談ください。
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