合成樹脂調合ペイント2種(ごうせいじゅしちょうごうぺいんと にしゅ)

合成樹脂調合ペイント2種とは、主に大型鋼構造物に用に使われる塗料です。
合成樹脂調合ペイント2種には、中塗り用と上塗り用があります。
1種よりも耐久性などを必要とされる厳しい環境条件で使用される為、中塗りに工夫がされていて、下塗りと上塗りの層間で剥離しない様に付着力を高め、膜厚をより厚くする為、上塗りより油分の量を増やしています。
樹脂の配合比は、油70~80%、フタル酸20~30%程度の構成で作られています。
合成樹脂調合ペイント2種は、油性調合ペイントに比べ、乾燥が速く、油性調合ペイントよりも、光沢が良い為、美観に優れています。
また、耐候性・耐水性の点でも、油性調合ペイントよりも優れています。
代表的な合成樹脂調合ペイント2種塗料としては、日本ペイントの「CRペイント上塗エコ」等があります。