外壁吹き付け塗装の特徴 名古屋 小林塗装

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外壁塗装 吹き付け塗装の特徴 

今回は、吹付け塗装の特徴、メリット、デメリット、吹付け塗装で注意すべき事を「名古屋の塗装店」小林塗装が分かりやすくお伝えします。

外壁の吹付塗装を検討中のお客様はぜひご覧下さい。

1. 吹き付け塗装の特徴

吹き付け塗装とは、機械によって空気の力を利用したり、塗料を直接加圧して、粒子状にして塗る部分に吹き付ける方法です。

現在の様にローラー塗りが主流になる一昔前は吹き付け塗装が一般的でした。
最大のメリットは外壁に様々な模様が付けられる事と、作業スピードです。

吹き付け塗装は、ローラー塗りの約2.5倍以上早く塗装できると言われており、今でもマンション、工場、倉庫‥大規模な新築工事では吹き付け塗装が行われています。

〇 吹き付け塗装のメリット

  • ・ 外壁に様々な模様が付けられる
  • ・ 作業スピードが早い、ローラー塗装の2.5倍以上

× 吹き付け塗装のデメリット

  • ・ 養生作業がローラー塗装に比べ、時間が掛かる
  • ・ 塗料を細かい粒子にして飛ばすので、塗料が飛び散りやすく、30%以上のロスが生じる
  • ・ 霧状の塗料は風に流されやすく、作業できる日が限られる
  • ・ 建物が密集している地域では吹付け作業が困難
  • ・ 塗装時に機械の騒音が問題となる事がある

2. ローラー塗装と吹き付け塗装、どっちがいいの?

同じ外壁塗装をするなら、仕上がりが綺麗で、なおかつ長持ちする方法で塗ってもらいたいですよね。

ペンキ屋さんでも様々な業者な考え方があり、「ローラー塗りの厚い塗膜で耐久性に富んだ外壁塗装を実現します。」という会社もあれば、「吹き付け塗装で均一の塗膜による綺麗な仕上がりで次の塗り替えまでの期間を長く」という会社もあります。

実はどちらの説明も理にかなっています。

結論から言いますと、施工手順をしっかりと守って外壁塗装を行うのであれば、ローラー塗装でも、吹き付け塗装でも差はそんなにありません。

3. 吹き付け工法と手塗り工法の比較表

外壁塗装の最終工程として仕上げの方法は「吹き付け工法」と「手塗り工法」のどちらかになります。

吹き付け工法はスプレーガンで仕上げ、手塗り工法はローラーや刷毛で仕上げます。
初心者の方にも分かりやすいように、表で見てみましょう。

      吹き付け工法 手塗り工法

使用する道具 スプレーガン ローラー(刷毛)

塗装の特徴 重厚感や立体感、凹凸等の模様が得意 ムラが発生しにくい

技術 職人の技量で仕上がりが左右される 比較的手軽

塗布時の飛散 多い(特にエアスプレーガン使用時)少ない(住宅街や細かな箇所に向く)

塗装中の騒音 大きい 小さい

施工に必要な時間 短い 吹き付けに比べて長い

養生 時間がかかる 吹き付けと比べて短い時間で可能

厚塗り 可能(塗料による) 可能(塗料による)

外壁の凹凸への対応 向いている 毛足の長いローラーや刷毛と併用・下塗り材で工夫する

工事費用 平均的に安い 吹き付け工法と比べると高い

現在の主流は手塗り工法となりますが、外壁の凹凸や立地、価格面で考えた時に吹き付け工法を選択したいという場合も出てきます。

吹き付け塗装は施工時間が短くデザイン性の高い仕上げが可能で、価格が比較的安く仕上げる事ができます。
また、凹凸がある質感の為経年劣化した部分を補修しても目立たず、高級感を保てる点も利点といえます。
しかし塗料の飛散がしやすく騒音もある為、隣家へ配慮する必要があり、仕上がりも職人の技術力に左右されやすいので経験が豊富な業者を選ぶ必要があります。
それらを踏まえて塗装業者と相談して決めましょう。

4. 主なモルタル外壁の吹き付け塗装の種類

吹き付け塗装は日本でもよく目にする、洋風の家にも和風の家にもなじむ外壁塗装の種類の1つです。
ローラー塗装では表現できない凹凸のある独特の質感・重厚感・高級感を出す事が可能で、ローラー塗装が主流になりつつある現在でも根強い人気を誇っています。

吹き付け塗装はモルタル外壁でよく用いられます。
主なモルタル外壁の種類をご紹介します。

リシン吹き付け

リシン吹き付け・リシン仕上げとは、塗料に砂壁状の骨材を混ぜた仕上げ材をリシンガンで吹き付けて塗装する方法です。
モルタル外壁の最も一般的な仕上げ方法の一つで、古くから普及しています。
落ち着いた雰囲気の凹凸感のあるテクスチャーが特徴でマットな仕上がりなので、高級感を演出したい場合に適しています。
骨材の大きさや種類によってデザインが変わるため、建物の雰囲気や好みに合わせた仕上がりを実現することができます。
また、ローラー塗装と比べて作業時間が短縮され、比較的低コストで施工が可能です。

一方でリシン吹き付けは、塗膜が薄いためクラック(ひび割れ)が発生しやすいというデメリットがあります。
耐久性がスタッコ仕上げほど高くない点には注意が必要です。
近年では弾性リシンなど、ひび割れに強いタイプも登場しています。

リシン掻き落とし仕上げ

「リシン掻き落とし仕上げ」とは、リシン吹き付け工法に掻き落としを加えることで、より上品なテクスチャーを実現する仕上げ方法です。

まずリシンを吹き付けて壁面を仕上げた後、ブラシなどの道具を使いリシンの表面を削り取る工程を追加します。
リシンの凹凸がなだらかに削られ、より繊細なテクスチャーが生まれ、リシン吹き付けならではの上品さが一層強調された仕上がりになります。
しかし反面、細かい凹凸が多いため汚れが付着しやすく、よりメンテナンスが必要になる点にも注意が必要です。

スタッコ仕上げ

スタッコ仕上げは、セメント、砂、石灰、水、モルタル、合成樹脂などを混ぜた塗材を外壁に厚く(5~10mm程度)吹き付ける塗装方法です。
この仕上げは、立体的ではっきりとした凹凸が特徴であり、意匠性が高く重厚感と高級感を持つ仕上がりとなります。
塗膜の厚さから耐久性が高く、一度の塗装で10年以上の持続性が期待されるため、住宅やマンションの外壁はもちろん、内壁や天井にも適用されることが多いです。

さらに、吹き付けた後の仕上げ方法として、「吹き出し仕上げ(吹きっぱなし仕上げ)」やローラーで押さえる「凸部処理仕上げ」などのバリエーションが存在します。
しかし、その凹凸のデザインが汚れを蓄積しやすく、定期的な洗浄が必要となります。

吹き付けタイル仕上げ

吹き付けタイル仕上げは、外壁に専用の塗材をスプレーガンを使用して吹き付け、凹凸のあるタイルのような仕上がりを持つ塗装方法です。
塗材を吹き付けたまま仕上げたり、吹き付け後乾く前にローラーなどで表面を押さえたりします。
この仕上げは「ボンタイル」や「玉吹き塗装」とも呼ばれ、下塗り・中塗り・上塗りの3段階の工程を経て、高級感のあるつややかで滑らかな質感を持つ仕上がりとなります。
主な塗料としては、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素系塗料などがあり、それぞれの耐用年数や費用相場が異なります。

この仕上げの特徴として、塗膜が3層になるための高い耐久性、下地への優れた密着性によるクラックの少なさ、そして玉状の模様による厚い塗膜が挙げられます。
しかし、吹き付けタイル仕上げは4~5工程の複層仕上げとなるため、他の仕上げ方法と比べて作業時間が長くなること、そして仕上げの美しさが職人の技術に依存するという点がデメリットとして考えられます。

5. 吹き付け塗装の外壁の再塗装

現在、戸建ての塗装で吹き付けが採用されるのは稀になっています。 モルタル外壁(セメントと砂)に代わりサイディング外壁(板材)が主流になっているのと、吹き付け塗装は多量の塗料が飛散するデメリットがある為です。

しかし吹き付け工法はモルタル外壁の仕上げによく用いられ、デザイン性の高い凹凸がありザラザラした質感に仕上げるのが得意です。
吹き付け塗装の独特の凹凸はローラーや刷毛では再現困難な為、吹き付け塗装を選択する場合があります。

では、前回の塗装が吹き付け工法だった場合、どちらが良いの?という疑問が生まれるかと思います。
モルタル外壁の凹凸の為吹き付け工法で仕上げてあるので、次回の再塗装も吹き付け塗装がご希望、という事もあるでしょう。
結論どちらの工法でも再塗装が可能ですが、主流ではなくなっているという点での注意も必要です。

稀になっているという事は吹き付け工法が出来る業者が年々減っていくという事になります。
吹き付け工法が不慣れな業者だと知識や経験が乏しく、ムラが出来たり施工不良を起こしてしまう可能性があります。
施工実績を見て、吹き付け塗装の実績が豊富で慣れている業者を選ぶ必要があります。

先の項目でご自宅の外壁がどの種類に該当するかをチェックし、再塗装する場合はローラー塗装・吹き付け塗装それぞれの特徴を知りましょう。

再塗装1. ローラーで塗り替える

吹き付け塗装で施工された外壁塗装でも、ローラーを使い再塗装する事が可能です。

吹き付け塗装仕上げが施されている外壁には、リシンやスタッコなどの“凹凸がある塗装仕上げ”が施工されていることが少なくありません。
この凹凸がある外壁をローラーで塗装すると、凹凸部分にうまく塗料が付かないことがあります。

通常の塗装工程は、下塗り⇒中塗り⇒上塗りの順に進行します。 下塗り塗料とは、外壁素材と中・上塗りをしっかり接着させるためのものです。下塗り材はフィラー、シーラー、プライマーなどの種類があります。
その中でも凹凸がある外壁にローラー塗装をする場合は粘度が高く、厚く塗れるフィラーを使います。
フィラーは外壁の凹凸の部分を平滑(凹凸がゆるやか)にする効果があり、ローラーでの塗装がしやすくなります。

また、外壁の大部分をローラーを使用し、ローラーでは塗りにくい細部を刷毛で塗る事もあります。

再塗装2. 再び吹き付け塗装をする

リシンやスタッコのような個性的な仕上がりを気に入って、「再び吹き付け塗装を行いたい」という方もいらっしゃいます。
もちろん同じ吹き付け塗装は可能ですが、近隣への飛散に配慮する必要があるので、住宅地域での施工時には専門家との相談と慎重な検討が必要です。
また、吹き付け塗装の仕上がりは技術力に左右されますので、吹き付け塗装が減少している事も踏まえ経験が豊富で、事前の質問にも親身に応じてくれる塗装業者を選択する必要があります。

6. 吹き付け外壁塗装のメンテナンス

外壁塗装は長く付き合っていく製品の為、仕上がりの美しさだけではなく施工後のメンテナンス方法も含めて検討しましょう。

吹き付け塗装で多い凹凸がある外壁には以下のようなメンテナンスが必要です。

ホースで汚れを流す

外壁の高い位置からホースで水をかけ、ホコリや砂を洗い流します。
通気口や排気口、軒裏(軒天)にかかり家の中に水が入ってしまうことがないように気を付けましょう。

スポンジで優しく洗う

雨だれや排気ガスなど水では落ちない汚れは、外壁用の洗剤や食器用の中性洗剤をスポンジに含ませ優しくこすって汚れを落としましょう。
研磨剤の入った洗剤や固いブラシを使う、強い力でこする等をすると外壁に傷がついてしまう恐れがあるので注意しましょう。

専用洗剤でコケやカビを落とす

カビやコケは落ちにくいので、専用の商品を使う事をおススメします。

家庭用高圧洗浄機で洗う

凹凸面に入り込んだ汚れは落としづらいので家庭用高圧洗浄機を使用するのも1つの手です。
塗装がはがれないように必ず一番弱い水圧からはじめ、同じ箇所に水を当てない様に注意をしましょう。 扱いが難しい場合は業者に依頼するのもおススメです。

7. 吹付け塗装で均一に塗れるかどうかは、業者の技術次第です

DIYでテーブルや椅子など、ちょっとした家具を塗装した経験があるお客様も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

刷毛やローラーで塗ったという人もいれば、スプレーを使用したというお客様もおられるでしょうし、両方を行った事があるというお客様もいると思います。

スプレーで塗った人は、どうしてスプレーを選んだのでしょうか?

両方を経験したお客様はどちらが綺麗に仕上がったでしょうか?

おそらく、スプレーだと思います。
また、スプレーを選んだお客様はネットやお店の方から「スプレーの方が綺麗に仕上がりますよ」とアドバイスを受けたのだと思います。
両方を経験した方もスプレーの方が綺麗に塗れたと思います。
様々な点でスプレー塗料と吹き付け塗装は違いますが、塗料を粒子状にして飛ばすという原理は一緒なので、ここでは同じだと思って下さい。

実は物を均一に塗るなら、塗装範囲内へほぼ均一に塗料を飛ばせるスプレー塗料や吹き付け塗装が圧倒的にはキレイなのです。

8. 塗料は半製品なので、信頼できる業者を選びましょう

現在塗り替え工事では、立地条件や環境面から、ローラー塗装を選ばれる事が塗り替え工事では多いかと思います。
ただし精度の高い塗装は、吹き付け塗装が勝ります。

しかし、どのような塗装方法をするにしろ、まずは信頼できる業者を選ぶ事が大切です。
塗料は、職人に塗装の完成度を依存している半製品なので、塗料希釈率・規定の塗装回数・乾燥時間を守ってはじめて製品になります。

なぜなら、塗料は塗装されて乾燥するまでは防水性や美観といった塗料に求められる機能を発揮できないからです。
ですから、外壁塗装や屋根塗装を検討する際は、半製品を完全な完成品にしてくれる信頼できる技術を持つ業者を選ぶ必要があります。

9. 外壁吹き付け塗装 まとめ

外壁塗装の吹き付け工法はローラー塗装と吹き付け塗装に性能差はありませんが、未熟な職人が吹き付け塗装で広い面積を塗ると、塗膜が均一でない事が良くあります。

また、吹き付け塗装はローラー塗装と同様、吹付けする回数(塗装回数)や吹き方(塗り方)によって塗装の耐用年数が大きく左右されますので、信頼できる技術を持つ業者を選びましょう。
なお吹き付け塗装によって、外壁の模様を復元させたり、模様を替えたりする事もできます。

吹付塗装の事なら、「外壁塗装の専門店」小林塗装へお任せ下さい。

塗装工事の専門店小林塗装では、外壁や屋根‥建物に合った最適な吹付塗装の提案を行っています。
吹付塗装を検討中のお客様は、小林塗装へお気軽にご相談下さい。

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小林塗装 店主 小林ゆず

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラム作成をしています。
塗装工事のプロとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。

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