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  2. NAD塗料とは?外壁塗装で進化した弱溶剤アクリル塗料の歴史・特徴・注意点
外壁NAD塗料の歴史と発展|非水分散形アクリル塗料を徹底解説 イメージ 外壁NAD塗料の歴史と発展|非水分散形アクリル塗料を徹底解説 イメージ

外壁NAD塗料の歴史と発展|非水分散形アクリル塗料を徹底解説

外壁塗装の見積書や仕様書に「NAD形」「アクリル樹脂系非水分散形塗料」と書かれていて、「これって、水性なの?油性なの?」「アクリル塗料なら古い塗料なの?」「外壁に使って本当に長持ちするの?」などと迷った経験はないでしょうか。

NAD塗料は、名前だけを見ると少し難しく感じます。けれども、その正体は決して奇抜な塗料ではありません。水の代わりに弱溶剤の中へ樹脂粒子を安定して浮かべるという、塗りやすさと塗膜性能を両立するために育てられてきた技術です。

この技術は、1960年前後の非水系分散重合の研究を土台に発展し、日本では1970年頃から自動車用上塗りや建築外装塗料へ徐々に使われるようになりました。
1975年には色材協会誌でNAD塗料の専門的な解説が発表され、2003年には「アクリル樹脂系非水分散形塗料」としてJIS K 5670が制定されています。

ただし、ここで大切なのは、NADは耐久グレードの名前ではなく、樹脂をどのような状態で塗料中に存在させるかを示す技術分類だという点です。
NADと書いてあるだけで高耐久とも低耐久とも決められません。アクリル、シリコン変性、フッ素変性、架橋方式、顔料、下地、塗布量まで確認して、初めてその塗料の実力が見えてきます。

このコラムでは、外壁NAD塗料の誕生から現在までの流れをたどりながら、仕組み、メリット・デメリット、JIS規格、外壁塗装での適性、施工時の注意点まで、塗装職人の目線でできる限り分かりやすく解説します。
塗料名の響きに振り回されず、住まいに合うかどうかを落ち着いて判断するための一助になれば幸いです。

このコラムで分かること
  • ■ 外壁NAD塗料とアクリル樹脂系非水分散形塗料の意味
  • ■ NAD技術が生まれた背景と、1970年代以降の発展
  • ■ 水性塗料、溶液形弱溶剤塗料、NAD塗料の違い
  • ■ JIS K 5670が示す内容と、誤解しやすいポイント
  • ■ 外壁塗装でNAD塗料が向く部位、向かない部位
  • ■ NAD旧塗膜を塗り替える際の割れ、艶むら、密着不良対策
  • ■ これからのNAD塗料に求められる低臭化・高固形分化・水性化との共存

外壁NAD塗料や塗り替え仕様について
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1. 外壁NAD塗料の結論|古い塗料ではなく、現在も残る実用技術

結論から申し上げると、NAD塗料は「昔のアクリル塗料」というひと言では片づけられません。

NADは「Non Aqueous Dispersion」の略で、日本語では非水分散形と呼ばれます。
樹脂を水に分散させるのではなく、ミネラルスピリットなどの脂肪族炭化水素系溶剤に、微細なポリマー粒子として分散させる技術です。現代の代表的なNAD樹脂では、弱溶剤に溶けにくいコア部分とその周囲を覆って分散を安定させるシェル部分を組み合わせた構造が用いられます。[3]

この粒子構造により、塗装中はローラーや刷毛の力で粘度が下がって動きやすくなり、塗った後は粘度が戻ってタレにくくなる性質をつくりやすくなります。専門的にはチキソトロピー、または揺変性と呼ばれる性質です。
ケチャップを振ると出やすくなり、皿の上では流れ続けにくい現象に少し似ています。

一方で、NAD塗料は「非水」と書くため、無溶剤のように誤解されることがあります。
しかし実際には、有機溶剤を使用する溶剤系塗料です。弱溶剤形は強溶剤形より旧塗膜を侵しにくい傾向がありますが、臭気、換気、火気、保管には十分な配慮が必要です。

つまりNAD塗料は、古いか新しいかで評価するものではなく、下地へのなじみ、作業性、乾燥性、隠ぺい性、耐水性などを生かす場面で、今も選択肢に残っている塗料技術と考えるのが適切です。

2. NAD塗料とは?非水分散形アクリル塗料の仕組み

NAD塗料を理解する近道は、塗料の中で樹脂がどのような姿になっているかを見ることです。

水性エマルションとNAD塗料は、似ているようで分散媒が違います

水性エマルション塗料では、アクリル樹脂などの粒子が水の中に分散しています。これに対しNAD塗料では、樹脂粒子が水ではなく有機溶剤中に分散しています。

塗料の分類 樹脂の状態 主な連続相 基本的な特徴
水性エマルション 樹脂粒子が分散 臭気や火気リスクを抑えやすい一方、低温時の造膜や下地条件に注意が必要
溶液形塗料 樹脂が分子レベルで溶解 有機溶剤 平滑性や顔料分散を設計しやすいが、高分子量化すると粘度が上がりやすい
NAD塗料 樹脂粒子が分散 主に弱溶剤 高分子量でも比較的低粘度にしやすく、塗りやすさとタレにくさを両立しやすい
典型的なNAD樹脂はコアとシェルで安定します

現代の建築外装用NAD樹脂では、弱溶剤に溶けにくいコアポリマーを弱溶剤になじむシェルポリマーが包み、粒子同士が大きな塊にならないよう安定させる設計が代表的です。
シェルは、いわば粒子の周りに着せる薄いコート。コアは塗膜の骨格をつくる芯材です。[3]

塗装後に溶剤が揮発すると、粒子同士の距離が縮まり、連続した塗膜がつくられますが、粒子がきれいに並び、十分につながるためには、コアとシェルの硬さ、溶解度パラメーター、粒子径、温度、溶剤の蒸発速度などを適切に設計しなければなりません。

設計が良ければ、速乾性、耐水性、耐アルカリ性、付着性、ローラー作業性を高い水準でまとめられます。
反対に設計や施工条件が合わなければ、造膜不良、艶むら、補修跡、低温での分離などが起こる可能性があり、NADは単純なようでいて、実は繊細なバランスの上に成り立つ塗料です。

料理に例えるなら、材料を鍋に溶かし切る溶液形に対し、NADは小さな具材を均一に散らし、煮崩れさせずに一皿へまとめるようなもので、粒子を残したまま扱うからこそ、独特の塗り味と性能が生まれます。

3. 1950年代〜1960年代|外壁NAD塗料の土台となる分散重合技術が生まれる

NAD塗料の歴史は、完成品の建築塗料から突然始まったわけではありません。
その背景には、第二次世界大戦後に急速に進んだ合成樹脂化学とポリマーを有機液体中へ安定して分散させる研究がありました。

1957年を優先日とするICIの特許には、非極性有機溶剤中でアクリレートを分散重合する技術が記録されています。
さらに1960年を優先日とするICIの特許では、ブロックまたはグラフト共重合体を安定化成分として用い、有機液体中に微細で高固形分のポリマー分散体をつくる考え方が示されました。
後者は、塗料用途を想定した微粒子化と高固形分化にも言及しています。[1]

この時代の技術者が向き合っていたのは、ひとつの矛盾でした。塗膜を強くするために樹脂の分子量を上げると、一般的な溶液形樹脂は粘度が高くなり、塗りにくくなります。かといって溶剤を増やして薄めれば、固形分が下がり、乾燥時に放出される溶剤量も増えてしまいます。

NADは、樹脂を完全に溶かさず、粒子として分散させることで、この矛盾を和らげました。分子量を高めながら、塗装できる粘度に保つという方向性です。
現在でいうハイソリッド化やVOC削減につながる発想の芽が、すでにこの時代に見えていました。

もちろん、1950年代から1960年代の技術をそのまま現在の住宅外壁へ塗っているわけではありません。
けれども、粒子を安定化し、塗るときの流動性と塗った後の塗膜形成を両立するという原理は、今のNAD樹脂にも受け継がれています。

4. 1970年代|NAD塗料が自動車用と建築外装用へ普及

塗料業界でNAD樹脂が実用分野へ広がり始めたのは、1970年頃とされています。ハリマ化成グループの技術報告では、NAD樹脂は1970年頃から、自動車用上塗り用途や建築外装塗料用途へ徐々に使用されるようになったと説明されています。[3]

自動車塗装では、美しい外観、吹付け作業性、高固形分化、金属顔料の配向などが求められます。
一方、建築塗装では、刷毛やローラーで扱いやすく、垂直面でもタレにくく、現場で乾きやすいことが重視されます。
用途は違っても、「塗っているときは動き、塗った後は留まる」というNADの性質は、どちらにも価値がありました。

1975年には、関西ペイントの研究者である村田耕一郎氏が、色材協会誌に「非水ディスパージョン(NAD)塗料」を発表しており、日本の塗料技術誌でNADが体系的に扱われた事実は、1970年代半ばにはNADが研究対象だけでなく、実用塗料として注目されていたことを示しています。[2]

年代 NAD塗料の主な動き 建築塗装への意味
1950年代後半 非極性有機溶剤中でのアクリル系分散重合技術が特許化 弱溶剤中で樹脂粒子を安定化する基礎が整う
1960年代 ブロック・グラフト型安定化、高固形分分散体の研究が進む 高分子量と塗装粘度の両立が現実的になる
1970年頃 自動車上塗り、建築外装へ徐々に採用 速乾性、タレにくさ、旧塗膜適性が評価される
1975年 日本の色材協会誌でNAD塗料の専門解説が発表 国内で技術体系が共有される

建築外装でNADが受け入れられた理由のひとつは、現場が工場と違い、下地も気象条件も一様ではないことです。
モルタル、コンクリート、旧エマルション塗膜、リシン、スタッコなど、吸い込みや表面状態の異なる下地に向き合う場面では、下地を強く溶かしにくく、乾燥が比較的速い弱溶剤NADの扱いやすさが役立ちました。

華やかな新技術というより、現場の困りごとを地道に減らす技術。NAD塗料が建築分野に根づいた背景には、そうした実務的な価値がありました。

5. 1980年代〜1990年代|外壁NAD塗料の高耐候化・変性技術が進む

1980年代以降、NADは単純なアクリル分散体から、より高度な機能を持つ樹脂システムへ発展していきます。

アクリルだけでなく、シリコーン・エポキシ・フッ素との組み合わせへ

NAD樹脂は、コアとシェルの組成、極性基、反応性基、ガラス転移温度などを分けて設計できるため、可溶形樹脂とは異なる機能設計が可能です。
アクリル樹脂へシリコーン変性、エポキシ変性などを加えたり、架橋反応を利用したりすることで、耐候性、付着性、耐水性、耐熱軟化性などを調整する研究が進みました。[3]

1988年に公表された建築用超耐久性塗料の論文では、フッ素樹脂を組み込んだNAD型の考え方が紹介されています。さらに1990年代には、常温硬化形フッ素樹脂とNAD技術を組み合わせ、耐候性と作業性、顔料分散性を両立させようとする研究が続きました。[7]

ここで注意したいのは、「フッ素NAD」と「JIS K 5670のアクリル樹脂系非水分散形塗料」は同じ言葉ではないことです。
NADは分散方式を表す広い概念であり、JIS K 5670はその中の特定の建築用アクリル樹脂塗料を規定したものです。

色分かれ・補修跡・熱軟化など、NAD特有の課題も改良

NAD塗料は粒子構造を持つため、顔料を強い力で分散すると、粒子を安定させているシェルが影響を受けることがあります。
また、刷毛部とローラー部、全面塗装部とタッチアップ部で、せん断力や塗布量が変わると、色や艶の見え方に差が出る場合があります。

そこで樹脂設計、分散剤、調色ペースト、レオロジー制御、架橋方式が見直され、塗り継ぎむら、色分かれ、耐熱軟化性、補修性などが改良されてきました。技術の発展とは、長所を増やすだけでなく、現場で起こった失敗を一つずつ減らす作業でもあります。

この時代を通じて、NAD塗料は「塗りやすいアクリル塗料」から、粒子構造を利用して性能を組み立てる設計技術へと進化しました。

6. 2000年代|JIS K 5670制定でアクリル樹脂系非水分散形塗料が標準化

2003年3月、JIS K 5670「アクリル樹脂系非水分散形塗料」が発行されました。
規格の概要では、建築物のコンクリート面、セメント・モルタル面、プレキャストコンクリート、押出成形板などに使用する、アクリル樹脂系非水分散形ワニスを用いた塗料が対象とされています。
2008年と2021年には追補が行われています。[4]

JIS K 5670は何を示す規格なのか

JIS K 5670では、容器の中での状態、塗装作業性、塗膜の外観、乾燥時間、隠ぺい率、耐水性、耐アルカリ性、促進耐候性、ホルムアルデヒド放散等級など、建築用塗料として必要な品質項目が定められています。

ただし、JISマークがあるから「必ず何年持つ」と決まるわけではありません。JISは一定の試験方法と品質基準をそろえるための重要なものですが、実際の耐久性は、日射、雨掛かり、下地、塗布量、色、施工品質、維持管理によって変わります。

  • ■ JIS K 5670は、NAD塗料の品質を一定の物差しで確認する規格です。
  • ■ JIS適合は、外壁の期待耐用年数を一律に保証する表示ではありません。
  • ■ 同じ商品シリーズでも、艶や樹脂設計によりJIS表示品と非表示品が分かれる場合があります。

たとえば、現在の関西ペイント「アレスセラマイルド」シリーズでは、つや消し品がJIS K 5670表示品である一方、5分つやとつや有りは非JIS製品として案内されています。
同じブランド名でも、すべてが同一規格とは限らないという分かりやすい例です。[6]

公共建築仕様に残るNAD

国土交通省の公共建築工事標準仕様書と公共建築改修工事標準仕様書には、現在もアクリル樹脂系非水分散形塗料塗りが独立した工種として掲載されています。
改修標準仕様では、主に屋内のコンクリート面、モルタル面などへの塗替えや新規塗装として整理されています。[5]

一方、メーカーの個別製品には内外壁兼用として設計されたものがあります。したがって、公共仕様の標準適用範囲と、各商品の外部適性を混同しないことが大切です。
住宅の外壁で使用するときは、商品カタログと施工仕様を優先して確認します。

7. 2010年代〜2020年代|外壁NAD塗料は低臭化・高固形分化・水性化と共存

2010年代以降、建築塗料全体では水性化、低VOC化、低臭化が大きな流れになりました。それでもNADが姿を消したわけではありません。

2022年のハリマ化成グループの技術報告では、建築塗料の数量構成について、2003年度と2019年度を比べても水性と溶剤系の比率に大きな変化は見られず、水性塗料には適用部位、性能、寒冷地施工などの課題があるため、溶剤系塗料にも一定の需要が残ると分析されています。[3]

現在のNAD開発では、次のような方向が重視されています。

  • ■ 施工中と施工後の臭気を抑える低臭化
  • ■ 高分子量化と高固形分化による塗膜性能と溶剤量のバランス
  • ■ 冬季保管を想定した低温安定性
  • ■ 耐熱軟化性、耐候性、耐皮脂軟化性などの機能向上
  • ■ シェル・コア間の結合や水素結合を利用した粒子制御
  • ■ 水性塗料で代替しにくい部位に用途を絞る適材適所化

日本ペイントの現行製品には、カチオン形弱溶剤アクリル樹脂系非水分散形塗料や、低臭型NAD塗料が掲載されています。関西ペイントの現行カタログでも、内外壁兼用、旧塗膜への塗り重ね適性、ヤニ・シミ・アク止め、速乾性などがNAD系製品の特徴として示されています。[6]

ただし、低臭型であっても無臭ではありません。弱溶剤であっても水性ではありません。言葉の印象を安全性そのものと混同せず、換気、養生、火気管理、近隣への説明を丁寧に行うことが、今の塗装店に求められる姿勢です。

これからのNADは、水性塗料と競争して全面的に置き換わるというより、水性では難しい条件や、NADの塗り味が生きる部位で役割を持ち続ける技術になっていくと考えられます。

8. 外壁NAD塗料のメリット|なぜ長く使われてきたのか

外壁NAD塗料が半世紀以上にわたって使われてきた理由は、現場で実感しやすい長所があるからです。

塗っている間は軽く、塗った後はタレにくい

NAD樹脂は、せん断力がかかると粘度が下がり、静置すると粘度が戻るチキソ性を設計しやすい特徴があります。ローラーを転がすときは塗料がほどよく動き、壁についた後は流れ落ちにくい。縦面や天井面を塗る職人にとって、この差は小さくありません。[3]

高分子量と塗装粘度を両立しやすい

一般的な溶液形樹脂は、分子量を高くすると粘度も上がりやすくなります。NADは粒子分散系のため、高分子量であっても比較的低粘度に設計しやすく、高固形分化にも向いています。これは塗膜性能を確保しながら、必要以上に溶剤を増やさない設計につながります。[3]

弱溶剤で旧塗膜を侵しにくい

ターペン系NADは、強溶剤形に比べて旧塗膜への影響を抑えやすく、複数の旧塗膜が混在する改修現場で候補になりやすい塗料です。
日本ペイントの現行製品でも、下地への影響が少なく、浸透力、ヤニ止め、シミ止め、耐水性、耐アルカリ性が特徴として案内されています。[6]

速乾性と隠ぺい性を得やすい

塗装現場では、乾きが遅ければホコリが付きやすく、次工程も遅れます。
NAD系製品は比較的速乾で、白や淡彩色のトマリも良く設計されることが多いため、内外壁や軒天、共用廊下、機械室、工場などで作業効率を上げやすい利点があります。

耐水性・耐アルカリ性・シミ止め性能

コンクリートやモルタルはアルカリ性を持ち、下地からシミ、アク、ヤニなどが浮き出る場面もあります。
NAD系アクリル塗料は、こうした下地条件に対応する塗料として長く使われてきました。

主なメリット 現場で感じる価値 注意点
チキソ性 ローラーで伸ばしやすく、塗装後はタレにくい 製品設計によって程度が異なる
速乾性 工程を進めやすく、ホコリの付着時間を短くしやすい 換気不足や低温では乾燥が遅れる
旧塗膜適性 強溶剤より旧塗膜を侵しにくい すべての旧塗膜に無条件で塗れるわけではない
シミ止め ヤニ、シミ、アクのにじみを抑えやすい 原因が漏水の場合は塗装前に止水が必要
耐水・耐アルカリ性 モルタル、コンクリート系下地と相性を取りやすい 含水率やpHの確認は省略できない

ただし、これらはNADという名前だけで自動的に得られる性能ではありません。樹脂設計、顔料、添加剤、下塗り、塗布量まで含めた完成品の性能として評価する必要があります。

9. 外壁NAD塗料のデメリット|臭気・重ね塗り・艶むらに注意

NAD塗料には優れた点がある一方、万能ではありません。むしろ、長所と短所がはっきりしているからこそ、使いどころを選ぶ塗料です。

有機溶剤を含むため、臭気と火気管理が必要です

弱溶剤は強溶剤より刺激や旧塗膜への攻撃性を抑えやすいものの、水性塗料ではありません。室内、半屋内、共用廊下、近隣との距離が近い住宅では、換気計画、作業時間、窓の開閉、給気口、火気、臭気の説明が欠かせません。

顔料分散と調色に工夫が必要です

NAD粒子は、顔料を分散する強いせん断力によって、シェルとコアの安定構造が影響を受ける場合があります。そのため、NAD樹脂だけで顔料を分散するより、専用の分散剤や可溶形樹脂を組み合わせる設計が一般的です。濃彩色、現場調色、補修塗りでは、色分かれや艶差にも注意します。[3]

刷毛とローラーの重なりで艶むらが出ることがあります

入隅やサッシ際を刷毛で先に塗り、広い面をローラーで仕上げると、塗布量、乾燥時間、せん断力が変わります。NAD系のつや消しや半つやでは、この差が光の当たり方によって筋や艶むらとして見えることがあります。刷毛取りとローラー仕上げの間を空けすぎず、同じ方向、同じ塗布量でつなぐ技術が必要です。

旧NAD塗膜の上に何でも塗れるわけではありません

旧塗膜がNADの場合、上塗り材との硬さ、溶剤、付着性の組み合わせによっては割れが生じることがあります。現行カタログでも、特定の艶有りNAD旧塗膜へつや消し品を重ねると割れが生じる可能性や、別系統の上塗り材でNAD旧塗膜が不適とされる例が示されています。[6]

これは「NADの上には何も塗れない」という意味ではありません。旧塗膜の種類と健全性を確認し、目荒らし、付着試験、適合する下塗り材、試験施工を組み合わせることが必要という意味です。

NADという名称だけでは耐候性を判断できません

NADは分散方式です。標準的な一液アクリルNADとシリコーン変性やフッ素変性、架橋形NADでは、耐候性も価格も全く違います。
「NADだから長持ちする」「アクリルだからすぐ悪くなる」と両極端に決めつけないことが大切です。

塗料選びは、ブランド名や横文字の強さ比べではありません。
住まいの下地と環境に合い、施工する職人が特性を理解しているか。そこが仕上がりと耐久性を左右します。

10. 外壁NAD塗料と水性・弱溶剤・高耐候塗料の違い

外壁塗装では、NAD塗料だけを単独で評価するより、他の塗料方式と比べると位置づけが分かりやすくなります。

比較項目 アクリルNAD 水性エマルション 弱溶剤可溶形 二液反応硬化形
主な媒体 弱溶剤 弱溶剤 水または弱溶剤
樹脂の状態 粒子分散 粒子分散 溶解 製品により異なる
臭気・火気 配慮が必要 比較的抑えやすい 配慮が必要 製品により配慮が必要
塗りやすさ タレにくく扱いやすい設計が多い 製品差が大きい レベリングを得やすい 可使時間と混合管理が必要
旧塗膜への攻撃性 比較的低い 低い 比較的低い 溶剤種により異なる
シミ止め 得意な製品が多い 専用下塗りが必要な場合が多い 製品による 製品による
耐候性 樹脂変性・架橋で大きく変わる ラジカル・シリコン・無機など幅広い ウレタン・シリコン・フッ素など幅広い 高耐候設計が多い
主な注意点 艶むら、補修跡、重ね塗り相性 低温造膜、乾燥、下地のシミ 溶剤臭、旧塗膜相性 配合、可使時間、硬化条件

住宅外壁の塗替えは、現在は水性ラジカル制御形、アクリルシリコン、フッ素、無機有機複合など多くの高耐候塗料があり、そのためNADを選ぶ理由が「昔から使っているから」だけでは理由が乏しいです。
一方、モルタル・コンクリート系の軒天、半屋外、旧塗膜が複雑な面、シミ止めが必要な面、短い乾燥時間が求められる改修では、NADの良さがはっきり表れることがあります。

要するに、NADは高級塗料の序列に置くものではなく、条件に合えば非常に頼れる、役割型の塗料です。

11. 外壁NAD塗料が向く場所・慎重に選ぶ場所

外壁NAD塗料を選ぶときは、建物全体をひと括りにせず、部位ごとに考えることが大切です。

部位・下地 NADが候補になりやすい理由 確認すること
モルタル外壁 耐アルカリ性、隠ぺい性、旧塗膜適性を生かしやすい ひび割れ、浮き、含水率、既存仕上げの種類
コンクリート面 速乾性、耐水性、耐アルカリ性を生かしやすい 表面強度、アルカリ度、打継ぎ、漏水
軒天・庇下 つや消し、シミ止め、タレにくさが役立つ 雨漏り、結露、カビ、換気
共用廊下・階段室 速乾性、旧塗膜適性、補修性を生かせる 居住者への臭気説明、換気、作業時間
鉄扉・一部鉄部 製品によって上塗り適性がある 防錆下塗り、旧塗膜、結露、艶
慎重に選びたい下地

窯業系サイディング、難付着サイディング、光触媒や無機コート面、硬質塩ビ、塩ビ鋼板、シーリング材、陶磁器タイルなどは、製品によって適否が分かれます。
カタログに「内外壁用」と書かれていても、すべての外装材へ直接塗れるわけではありません。

  • ■ 表面が光っている旧塗膜は、目荒らしと付着試験を行う
  • ■ シーリング材の上は、汚染、粘着、割れを想定する
  • ■ 吸い込みが激しい下地は、専用シーラーや希釈仕様を確認する
  • ■ 押出成形板やALCは、素地調整と下塗りを省略しない
  • ■ 漏水や結露がある面は、塗装より先に原因を直す

外壁塗装で一番怖いのは、塗料の性能不足だけではありません。
下地に合わない塗料を、合わない方法で塗ることです。高価な塗料でも下地診断を誤れば剥がれます。
逆に適正なNAD塗料を適正な部位へ使えば、無理のない美しい仕上がりが期待できます。

「この塗料は良いですか」という質問には、「どこへ、何の上に、どの仕様で塗るのですか」と続けて確認する。これが塗装店として誠実な答えだと考えています。

12. 外壁NAD塗料をきれいに長持ちさせる施工ポイント

NAD塗料の性能を引き出すには、商品選定だけでなく、下地調整、含水管理、塗布量、塗装間隔、道具の使い方まで整える必要があります。

1. 旧塗膜の種類と健全性を確認する

旧塗膜が水性エマルション、塩化ビニル、合成樹脂調合ペイント、リシン、スタッコ、既存NADなど、何でできているかを調べます。塗膜が浮いている、粉化している、脆くなっている場合は、その上から塗っても長持ちしません。付着していない塗膜は除去し、健全な面まで整えます。

2. 含水率とアルカリ度を確認する

モルタルやコンクリート内部に水分が多い状態で塗ると、膨れ、剥がれ、白化、シミの原因になります。現行製品カタログでは、気温5℃以下、湿度85%以上を避け、素地のpHや表面含水率に上限を設ける例があります。[6]

数値は製品によって異なるため、現場の経験だけで「乾いて見えるから大丈夫」と判断せず、仕様書と測定器で確認します。

3. シーラーを省けるかは下地ごとに判断する

NAD系塗料には、旧塗膜へ直接塗れるシーラーレス仕様があります。
でも、吸い込みが激しい素地、脆弱なモルタル、ALC、押出成形板、粉化面では、下塗りが必要です。 シーラーを省くこと自体が品質ではありません。必要な工程を見極めて省ける場合だけ省くことが、正しい省工程です。

4. 希釈率と塗布量を守る

塗りにくいからとシンナーを増やしすぎると、隠ぺい性、膜厚、タレ止め性が低下します。反対に希釈不足で厚く付けすぎると、乾燥遅れ、艶むら、ワレにつながる場合があります。缶数だけでなく、塗装面積に対する標準所要量を確認することが大切です。

5. 刷毛とローラーを乾かさずにつなぐ

サッシ際や入隅を刷毛で塗った後、刷毛目が乾き切る前にローラーでつなぎ塗りします。
ローラーの押し付け過ぎ、往復し過ぎ、部分的な厚塗りを避け、最後は一定方向へ整えます。いくらつや消しでも、塗布量が不均一なら光の反射差が出ます。

6. 補修塗りは同じ塗料・同じロット・同じ道具で行う

NAD塗料は補修部だけを後から塗ると、艶、肌、色が違って見えることがあります。
できるだけ同じ塗料、同じロット、同じ希釈、同じローラーを使い、必要に応じて見切りから見切りまで面で塗り直します。

7. 外壁用か、内外壁兼用か、屋内用かを確認する

「NAD」という分類名だけで外壁全面に使わず、製品が外部対応であるか、直射日光と雨掛かりを受ける部位に適するかを確認します。
公共建築仕様のNADと、住宅外装用として販売されるNAD系製品では、想定用途が同じとは限りません。

施工前チェック 確認内容
下地 モルタル、コンクリート、サイディング、鉄部などの種類
旧塗膜 種類、付着力、艶、チョーキング、ワレ、膨れ
水分 雨漏り、結露、含水率、乾燥日数
環境 気温、湿度、風、降雨、結露、換気、近隣距離
材料 外部適性、JIS表示、艶、色、希釈剤、下塗り
施工 塗布量、塗装間隔、道具、ロット、補修方法

外壁NAD塗料の仕上がりは、塗料缶の中だけで決まりません。
下地を診る目、道具を扱う手、天候を待つ判断。その三つがそろって、初めて塗料の性能が住まいの上で形になります。

13. 外壁NAD塗料の将来性|水性化の時代に残る価値

これからの建築塗料は、水性化、低VOC化、再生可能原料、省工程化、長寿命化へ進むと考えられます。
その流れだけを見れば、溶剤系のNADは縮小するように見えるかもしれません。

しかし、塗装現場には、低温、湿気、シミ、複雑な旧塗膜、短工期、半屋外、鉄部やモルタルの混在など、水性塗料だけでは整理しにくい条件があります。
NADが長く残ってきたのは、この現場の複雑さに応える余地があったからです。

今後は、単なる一液アクリルNADより、低臭気、高固形分、耐熱軟化、超耐候、バイオマス変性、特殊架橋など、用途を明確にした高機能NADへ進む可能性があります。
同時に同等性能を水性で実現する樹脂開発も進むでしょう。ハリマ化成グループの技術報告でも、低臭気NADや高付加価値化と並行して、弱溶剤系と同等性能を目指す水性樹脂開発が示されています。[3]

ここで大切なのは、どちらが絶対に優れているかを争うことではなく、「水性が向く場所には水性を、NADが向く場所にはNADを使う。」
環境負荷、施工性、耐久性、居住者への影響を総合して選ぶことです。

塗料の進歩は、古い技術をすべて捨てることではなく、価値のある仕組みを磨き直し、必要な場所へ残すことでもあり、外壁NAD塗料はその好例といえます。

14. まとめ|外壁NAD塗料は、適材適所で生きる塗料技術です

まとめ|外壁NAD塗料は、適材適所で生きる塗料技術です イメージ

外壁NAD塗料は、アクリル樹脂などのポリマーを水ではなく有機溶剤中に粒子として分散させた塗料です。
その技術的な土台は1950年代後半から1960年代に整い、1970年頃から自動車用上塗りと建築外装へ広がりました。
1975年には国内専門誌で体系的に紹介され、2003年にはJIS K 5670として標準化されています。

NADの大きな魅力は、塗装時に動きやすく塗装後はタレにくい作業性、高分子量と低粘度の両立、速乾性、隠ぺい性、耐水性、耐アルカリ性、旧塗膜への適応幅、シミ止めなどです。

一方で有機溶剤の臭気と火気管理、顔料分散、艶むら、補修跡、旧NAD塗膜への重ね塗り相性など、注意すべき点もあります。
また、NADは耐久グレードの名前ではないため、耐用年数を知りたいときは、樹脂組成、架橋方式、商品データ、施工部位を確認しなければなりません。

住宅外壁全面では、水性ラジカル、シリコン、フッ素、無機系なども有力な選択肢です。 それでも、モルタル・コンクリート面、軒天、半屋外、シミが出やすい面、旧塗膜が複雑な改修では、NADが理にかなう場合があります。

良い塗料とは、名前が立派な塗料ではなく、その住まいの下地と環境に合い、正しい工程で施工できる塗料です。

小林塗装では、既存塗膜、下地の吸い込み、含水状態、ひび割れ、雨掛かり、周辺環境まで確認し、NADを含む複数の選択肢から、必要な性能と費用のバランスを考えてご提案します。

見積書に「NAD」と書かれていて分からないことがある場合や現在の旧塗膜の上へ何を塗ればよいか迷っている場合は、どうぞお気軽に相談ください。 塗料名を並べるだけではなく、なぜその仕様が住まいに合うのかまで、分かりやすく説明します。

外壁NAD塗料が住まいに合うか
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15. 外壁NAD塗料に関するQ&A

外壁NAD塗料に関するQ&A イメージ

Q1. NAD塗料とは何ですか?

A. 水ではなく、有機溶剤中に樹脂粒子を分散させた塗料です。
NADはNon Aqueous Dispersionの略です。建築分野で一般的なものは、アクリル樹脂をミネラルスピリットなどの弱溶剤中へ分散させた塗料で、JISでは「アクリル樹脂系非水分散形塗料」という名称が使われます。

Q2. NAD塗料は水性塗料ですか?

A. 水性塗料ではありません。
樹脂が粒子として分散している点は水性エマルションに似ていますが、分散している液体が水ではなく有機溶剤です。低臭型や弱溶剤形でも、換気と火気管理は必要です。

Q3. NAD塗料は外壁に使えますか?

A. 外部対応として設計された製品であれば使用できます。
ただし、NADという分類だけでは外壁適性は分かりません。内外壁兼用、屋内用、鉄部対応など、製品ごとに用途が違います。直射日光と雨を受ける外壁へ使う場合は、外部適性と耐候性を確認します。

Q4. NAD塗料の耐用年数は何年ですか?

A. NADという言葉だけでは年数を決められません。
NADは樹脂の分散方式であり、耐久等級ではありません。一般的なアクリルNAD、シリコーン変性、フッ素変性、架橋形では性能が異なります。外壁の方角、雨掛かり、膜厚、下地状態でも変わるため、商品別に確認します。

Q5. JIS K 5670なら高耐久塗料ですか?

A. 一定の品質基準を満たしますが、長期耐用年数を保証する表示ではありません。
JIS K 5670は塗装作業性、乾燥、隠ぺい、耐水、耐アルカリ、促進耐候性などをそろえた規格です。実際の外壁耐久性は、製品仕様と現場条件を合わせて判断します。

Q6. NAD塗料はシーラーなしで塗れますか?

A. シーラーレス仕様が可能な製品もありますが、すべての下地で省略できるわけではありません。
吸い込み、脆弱層、ALC、押出成形板、粉化、含水などがある場合は、専用シーラーや下地調整材が必要です。省工程は、下地診断が正しい場合にだけ成立します。

Q7. NAD塗料の上にシリコン塗料や無機塗料を塗れますか?

A. 適合する場合もありますが、事前確認が必要です。
旧NAD塗膜と新しい塗料の硬さや溶剤が合わないと、割れ、縮み、剥がれが起こることがあります。研磨、付着試験、試験塗り、適合下塗り材の選定を行います。

Q8. NAD塗料はヤニや雨染みを止められますか?

A. ヤニ・シミ・アク止めを得意とする製品があります。
ただし、現在も水が入り続けている雨漏りや結露は、塗料だけでは解決しません。原因を止め、十分に乾燥させたうえで塗装します。

Q9. NAD塗料は冬でも塗れますか?

A. 水性より低温時に扱いやすい場合がありますが、施工限界は守る必要があります。
多くの建築塗料では気温5℃以下、湿度85%以上、結露が予測される条件を避ける必要があります。
NADだから寒い日でも無条件に塗れるわけではありません。

Q10. 外壁塗装でNAD塗料を選ぶべきでしょうか?

A. 建物の下地と使用部位に合うなら、良い選択肢です。
モルタル、コンクリート、軒天、半屋外、シミ止めが必要な面、旧塗膜が複雑な面では有力です。
住宅外壁全面の長期耐候性を最優先する場合は、水性ラジカル、シリコン、フッ素、無機系などと比較して、適正価格と将来の塗替えまで考えて選びます。

Q&Aの内容だけでは判断が難しい場合は、塗料名だけでなく、塗る場所の写真、築年数、既存外壁材、前回塗装の資料があると、より具体的に確認できます。

16. 参考資料

本コラムは、次の規格、学術資料、技術資料、メーカー公式資料を確認し、住宅塗装の読者向けに再構成しています。

  • ■ [1]Imperial Chemical Industries Ltd. 非水系分散重合に関する特許資料(1957年・1960年優先日)
  • ■ [2]村田耕一郎「非水ディスパージョン(NAD)塗料」色材協会誌 48巻11号、1975年
  • ■ [3]荒木陽介・石井彩帆「建築外装塗料用NAD樹脂の制御技術」Harima Quarterly No.151、2022年
  • ■ [4]JIS K 5670:2003「アクリル樹脂系非水分散形塗料」および追補
  • ■ [5]国土交通省「公共建築工事標準仕様書」「公共建築改修工事標準仕様書」令和7年版
  • ■ [6]日本ペイント、関西ペイントのアクリル樹脂系非水分散形塗料・NAD系製品公式資料
  • ■ [7]建築用超耐久性塗料、NADフッ素樹脂塗料に関する色材・表面技術分野の学術資料

製品仕様、JIS認証、施工条件は改定されることがあります。実際の施工では、使用時点の最新版カタログ、標準塗装仕様書、安全データシートを確認してください。

17. 筆者情報

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コラム筆者

小林塗装 店主・親方 小林ゆず

塗装職歴30年以上、施工実績2,000件以上。名古屋市を中心に、外壁塗装、屋根塗装、防水工事、シーリング工事、足場工事、内装塗装、リペア工事など、住まいの塗装・改修工事に携わっています。

塗料の名前や価格だけでなく、下地調整、下塗り、塗布量、乾燥時間、道具の使い分けまで丁寧に考え、お客様の住まいと希望に合った長持ちする塗装を提案することを大切にしています。

外壁塗装の色選びでは、建物の形、素材、街並み、お客様の好みを踏まえ、落ち着きの中に少しだけ個性が感じられる配色を心掛けています。 塗装工事に関する疑問や不安がありましたら、どうぞお気軽に小林塗装へ相談ください。

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