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外壁塗装の養生費用について

外壁塗装の現場で見かける「養生シート」。
足場の周りを覆うあのシートは、塗料の飛散防止や安全確保のために欠かせない存在ですが、実は外壁塗装で使われる養生はそれだけではありません。

ビニール養生、マスカー、マスキングテープ、ブルーシートなど、養生には多くの種類があり、それぞれ違った目的と役割を持っています。

一見すると「塗る作業」とはあまり関係のない工程のように思われがちな養生作業ですが、実は外壁塗装のキレイな仕上がり感を確保する上でも大変重要な作業です。
もし、適切な養生が行われていないと、塗料のはみ出しや汚れ、仕上がりムラなどのトラブルが発生し、工事後の印象や長期的な美観維持にも影響します。

そこで今回は、名古屋の塗装店「小林塗装」が、外壁塗装における養生作業の種類と特徴、施工時の注意点、そして気になる養生費用の目安について、専門店ならではの視点で詳しくお伝えします。

初めて外壁塗装を検討されているお客様や塗装工事に興味があるお客様は、ぜひこのコラムをご覧ください

このコラムで分かること
  • ・ 外壁塗装で行う養生の目的 
  • ・ 外壁塗装 養生作業の費用相場
  • ・ 外壁塗装 養生の注意点について

1. 外壁塗装で行われる養生の目的

外壁塗装 養生費用  養生が行われる目的 イメージ

外壁塗装における養生作業には、実は大きく分けて3つの重要な目的があります。養生は単なる“作業前の準備”ではなく、仕上がりの美しさや塗膜の耐久性、さらには施工全体の効率性にまで影響する、欠かすことのできない工程です。

■ 1つ目の目的は「塗料の飛散を防ぐ」ことです。

塗料は液体のため、刷毛やローラー、スプレーガンで塗装する際にどうしても細かな飛沫が発生しやすく、また作業姿勢や外的要因によっては垂れ落ちることもあります。
養生ネットやシート、ビニールなどで周囲を覆うことで、隣接する外壁や窓、車両、植栽などに塗料が付着するのを防ぎます。
こうすることで施工環境を清潔に保つだけでなく、近隣住宅や通行人との不要なトラブルも未然に防ぐことができます。

■ 2つ目の目的は「塗装が不要な部分を守る」ことです。

養生は単に塗らない箇所を覆うだけではなく、仕上がりの精度を高める重要な役割を持っています。
たとえば窓枠やサッシ、玄関ドアなど、塗装しない部分にマスキングテープを丁寧に貼ることで、境界線が真っすぐ整い、見栄えの良い仕上がりになります。
適切な養生は、塗装の美観とプロらしい精度を両立させるための基礎であり、この工程をおろそかにすると全体の完成度が損なわれることにもつながります。

■ 3つ目の目的は「結果的な工期短縮」につながることです。

入念な養生は、後工程での修正作業や塗料の除去といった手直しを防ぎます。無駄な手間を減らすことで、塗装の進行がスムーズになり、結果として工期短縮にも直結します。
加えて、作業効率の向上は コスト面にも好影響をもたらし、お客様にとっても職人にとっても大きなメリットとなります。

このように、外壁塗装における養生は「塗料飛散防止」「塗装しない部分の保護」「工期短縮」という3つの目的を兼ね備えた、極めて重要なプロセスです。

2. 外壁塗装 養生作業の相場費用

外壁塗装養生作業の相場費用 イメージ

養生をどこまでするかは、作業する職人の考え方や作業環境によってにまちまちので、養生費を1㎡~円と記載することは正直難しいかと思いますが、 一般的に養生費用はサッシの場合、マスカーなど材料費込みで1mあたり50円~300円樋・配管など(付帯物)1㎡200円~450円(土間・床面)が相場です。
養生作業の面積は、外壁全体の面積ではなく、養生を行う部分の面積になります。

したがって、一般的な家庭(30坪住宅程度)では24,000円~35,000円というのが養生に掛かる相場価格と言えます。

ただ養生はサッシや建物に付随しているエアコンの室外機、ガス給湯器、太陽光発電のパワーコンディショナー、ガス管、ベランダや軒先など模様十する必要があるので、建物が大き買ったり、付帯物が多いと養生費用も高くなります。

また、太陽光発電が屋根に設置されている建物ででしたら、太陽光パネルにも塗料が付かないように養生シートを被せます。

その際には、当然ですが太陽光発電は制限されてしまうことを念頭に入れておく必要があります。

3. 外壁塗装 付帯養生の詳細費用

外壁塗装 付帯養生詳細費用 イメージ

外壁塗装における付帯養生作業の価格は、捨てテープの有無、布テープ、マスカーの寸法・材質、マスキングテープの素材・幅・スプレープライマーの有無・サッシドアの開閉で養生価格が変わってきます。

  • ・ 玄関ドア養生費用 1m=450~650円(開閉可能 300~1,100マスカー使用)
  • ・ シャッターボックス、雨戸戸袋 養生費用 1m=80~180円(550~1,100マスカー使用)
  • ・ 小庇、霧除け、大庇 養生費用 1m=100~180円(550~1,100マスカー使用)
  • ・ バルコニー、ベランダ床面 養生費用 1㎡=200~300円 (マスカー、ノンスリップシート使用)
  • ・ 屋根面養生価格 1㎡=180~330円(マスカー、ノンスリップシート使用)
  • ・ 軒樋養生価格 1m=50~80円(300~550マスカー使用)
  • ・ 軒天取り合い養生価格 1m=30~50円(15~24㎜幅 見切りマスキングテープ使用)
  • ・ 破風取り合い養生価格 1m=30~50円(15~24㎜幅 見切りマスキングテープ使用)
  • ・ 笠木養生価格 1m=80~100円(300~550マスカー使用)
  • ・ 竪樋養生価格 1m=80~100円(300~550マスカー使用)
  • ・ 水切り板金、基礎巾木養生価格 1m=80~100円(300~550マスカー使用)
  • ・ 床面、土間、濡れ縁養生価格 1㎡=150~250円(マスカー、ノンスリップシート使用)
  • ・ 壁面盛替え養生、羽出し養生 1㎡=200~300円(マスカー、ビニル使用)
  • ・ カーシート養生 1台=1,300~1,800円(不織布使用)
  • ・ エアコンカバー 1台=200~250円(ラッセル使用)
  • ・ ガス給湯器(550~1,100マスカー使用)
  • ・ 太陽光発電のパワーコンディショナー 1台=1,500~2,000円(不織布、ビニル使用)

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4.外壁塗装における養生期間中の注意点

外壁塗装 養生期間中の注意点 費用イメージ

外壁塗装の養生は、美しい仕上がりと周辺環境の保護に欠かせない大切な工程ですが、その期間中は日常生活に多少の制限がかかる場合があります。ここでは、施工中によくある養生中の注意点をお伝えします。

基本的に窓は開けられません

外壁塗装 養生中の注意点 窓が開けられない イメージ

塗装作業中は、窓ガラスやサッシまわりをビニールや養生テープでしっかり覆うため、基本的に窓を開けることができません。
冬場でしたら、換気や温度管理の面で大きな影響は少ないかと思いますが、夏場は室内の温度が上がりやすく、不快なこともあります。
生活の快適さを保つため、扇風機やサーキュレーターを活用するなど、事前に対策を準備しておくと安心です。

エアコンが使用できない場合があります

外壁塗装 養生中の注意点 エアコンが使用できない 費用 イメージ

エアコンの室外機が塗料の飛散防止用カバーで覆われる場合、稼働が制限されることがあります。
エアコンの機種や設置位置によっては短時間の養生解除で使用できる場合もありますが、作業工程や安全性の観点から制限されることも多いです。
特に夏季工事では快適性に直結するため、施工前に必ず業者へ使用可否や代替手段を確認しておきましょう。

植物が枯れてしまう恐れがあります

外壁塗装 養生中の注意点 植物が枯れてしまう恐れがある 費用イメージ

養生ネットで建物全体を覆う際、庭やベランダにある植物も日光や風が遮られるため、生育環境が一時的に悪化します。
日あたりや風通しが悪くなることによって、植物が弱ったり、枯れてしまう可能性もあるため、施工前に鉢植えを移動させる、仮置き場所を確保するなど、保護対策を講じておくことをおすすめします。

洗濯物が干せません

外壁塗装 養生中の注意点 洗濯物が干せない 費用 イメージ

塗装期間中は、塗料の飛散や養生カバーの関係で外に洗濯物を干すことができません。
屋内干しや浴室乾燥機の利用、またはコインランドリーの活用など、工事期間中の生活動線を考えた洗濯計画を事前に立てておくと安心です。

外壁塗装は、見た目の美しさだけでなく建物の保護にも欠かせない工事ですが、養生期間中は少なからず日常生活に制限が生じます。
小林塗装では、お客様の生活への影響を最小限に抑えるため、事前の打ち合わせで養生の範囲や工期を丁寧にご説明し、快適に過ごしてもらえるよう最大限の配慮を行っています。

5.外壁塗装 養生期間中の生活アドバイス

外壁塗装 養生期間中の生活アドバイス 費用 イメージ

養生期間は、外壁塗装の工程の中でも生活環境に直結する部分です。
小林塗装では、お客様が少しでも安心して過ごすことができるよう、以下の生活アドバイスをお伝えしています。

  • ■ 施工スケジュールを把握しておきましょう
    毎日の作業時間や休工日を事前に確認しておくと、在宅・外出の予定を立てやすくなります。

  • ■ 貴重品や大切な物の移動
    屋外にある自転車や園芸用品などは、塗料飛散や作業動線を考慮して、あらかじめ屋内やカバーのある場所へ移動しておきましょう。

  • ■ 工事中の写真・記録を残しましょう
    気になる箇所や状況を写真に残しておくと、後の確認やメンテナンス計画にも役立ちます。

養生作業は、一見すると単なる下準備に見えますが、実際には美しい仕上がりと安全・快適な工事進行に欠かせない重要な工程です。
少しの工夫と事前準備で、不便を最小限に抑えつつ、完成後の美しい外観を楽しみに待つ時間に変えることができます。

養生が丁寧な外壁塗装業者の見分け方見積りと説明で分かる、安心できる会社の共通点

外壁塗装の仕上がりは、「塗料の種類」や「価格」だけで決まるものではありません。
実は、工事の最初に行われる「養生」の考え方に、その会社の姿勢がはっきり表れます。

ここでは、「名古屋の塗装店」小林塗装が、
養生が丁寧な業者かどうかを見極めるポイントを、現場目線で分かりやすくお伝えします。

① 見積り時に「養生の話」が自然に出てくるか

養生を大切にしている業者は、見積り説明の中で、
「ここは塗らないので、しっかり養生します」
「窓はこの期間、開けづらくなります」
といった話をこちらから聞かなくても説明してくれます。

反対に、価格や塗料の話ばかりで養生に一切触れない場合は、
「とりあえず塗ること」が中心になっている可能性もあります。

② 「養生一式」で済ませず、内容を言葉で説明できるか

見積書に「養生一式」と書かれていること自体は、珍しくありません。
ただし大切なのは、その中身をきちんと説明できるかどうかです。

・どこまで養生するのか
・生活への影響はどうなるのか
・植木や外構はどう扱うのか

こうした質問に対して、曖昧にせず具体的に答えてくれる業者は、
実際の現場でも養生を大切にしているケースが多いです。

③ 工事中の「生活のこと」に目を向けているか

養生は、建物を守るだけでなく、お客様の暮らしを守るための作業でもあります。

「洗濯物はどうなりますか?」
「この窓は開けられますか?」
こうした質問に対して、
できること・できないことを正直に説明し、代替案を考えてくれるかも、大切な判断材料です。

④ 養生を「誰がやるか」を曖昧にしていないか

養生は、経験が結果に直結する作業です。
塗料が飛びやすい場所、後でトラブルになりやすい箇所は、
現場を知っている職人ほど把握しています。

「誰が養生をするのか」「職人が確認するのか」
こうした点をきちんと説明できる会社は、
工事全体の管理意識も高い傾向があります。

⑤ 養生費用を「削る提案」を安易にしないか

「養生を簡単にすれば、もう少し安くできますよ」
こうした提案が必ずしも悪いとは限りませんが、
リスクの説明がない場合は注意が必要です。

養生を省くことで起こり得る汚れやトラブルについて、
きちんと説明した上で判断を委ねてくれるかどうか。
そこに、業者の誠実さが表れます。

まとめ|「養生の話が丁寧な業者」は、工事全体も丁寧です

養生は、完成後にはほとんど見えなくなる工程です。
だからこそ、そこに手間と気配りをかけられるかどうかが、業者選びの大きな判断材料になります。

見積りや打ち合わせの中で、
「養生について、きちんと話をしてくれるか」
ぜひ、その視点で業者を見比べてみてください。

それが、後悔しない外壁塗装への第一歩になります。

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