お金がなくても外壁塗装できる8つの方法 教えます
今回は、お金がなくても外壁塗装を進める8つの方法と、費用を少しでも抑えるためのコツについて、分かりやすく紹介します。
「お金がなくても、外壁塗装をする方法はあるの?」
「なるべく無理のない形で、外壁塗装の費用を抑えたい」
外壁塗装を考え始めたものの、費用のことが気になってなかなか一歩を踏み出せない。
そのようなお悩みを抱えている方は、実は少なくありません。
一般的な戸建て住宅の外壁塗装は、決して安い買い物ではありません。
建物の大きさや劣化状況、使用する塗料の種類によっては、想像以上に費用がかかることもあります。
ただし、ここで大切なのは、「お金がないから、そのまま放置する」ことではありません。
外壁の劣化を後回しにしてしまうと、雨水の浸入や下地の傷みにつながり、結果として(後からもっと大きな修繕費が必要になってしまう)可能性もあるからです。
だからこそ、今のご状況に合わせて、使える制度を確認したり、支払い方法を工夫したり、工事内容の優先順位を整理したりしながら、現実的な方法を探していくことが大切です。
そこでこのコラムでは、外壁塗装を検討しているものの費用面に不安がある方へ向けて、「名古屋の塗装店」小林塗装が、無理なく外壁塗装を進めるために知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。
- ・お金がなくても外壁塗装を進めるための具体的な方法
- ・外壁塗装の費用を抑えるために知っておきたいコツ
- ・費用を削ってよい部分と、削ってはいけない部分
- ・将来の負担を大きくしないための考え方
お金がないけど外壁塗装をしたいとお考えのお客様は、ぜひ参考にしてください。
1. 外壁塗装のお金がない場合の3つの対処法

外壁塗装は、住まいを守るために大切な工事だと分かっていても、「今すぐにまとまった費用を出すのは難しい」という方は少なくありません。
実際、一般住宅の外壁塗装は数十万円単位の出費になることが多く、タイミングによっては家計への負担が大きく感じられるものです。
お子さまの進学、車の買い替え、住宅ローン、物価上昇など暮らしの中には、何かとお金のかかる場面が多くあります。
そのため、外壁塗装を後回しにしたくなるお気持ちもとてもよく分かります。
ただ、ここで一つ大切なのは、「お金がないから放置する」ことと、「負担を抑えながら現実的な方法を探す」ことは、まったく別だという点です。
外壁の劣化を長く放置すると、見た目が悪くなるだけではありません。
ひび割れやシーリングの傷み、塗膜の防水性低下などが進むと、雨水が入りやすくなり、(外壁材そのものや下地まで傷んでしまう)可能性があります。
そうなると、単なる塗装工事では済まず、補修費まで増えてしまうこともあります。
だからこそ、費用面が不安なときほど、感情だけで「今は無理」と決めてしまうのではなく、今の状況に合った方法を一つずつ整理して考えることが大切です。
少し堅い言い方をすると、外壁塗装は先延ばしにすると安くなる工事ではなく、先延ばしで高くなることがある工事です。なかなか手厳しい話ですが、ここは本音です。
外壁塗装のお金がない場合の主な対処法としては、次の3つがあります。
- 1. ローンを組む
- 2. 助成金や補助金を活用する
- 3. 火災保険を利用する
どの方法にも、それぞれメリットと注意点があります。
例えば、ローンは月々の負担を分散しやすい反面、金利や審査があります。
助成金や補助金は使えれば助かりますが、いつでも誰でも使えるわけではありません。
また、火災保険も条件に合えば良いのですが、経年劣化による塗り替えには使えないケースが一般的です。
つまり大切なのは、「何となく使えそう」で判断しないことです。
制度や保険の名前だけが一人歩きすると、かえって期待外れになってしまいます。
外壁塗装では、こうしたお金の話ほど、落ち着いて中身を確認することが大切です。
ここからは、それぞれの対処法について、仕組み・向いているケース・注意点も含めながら、分かりやすくお伝えしていきます。
「無理なく進めるにはどう考えればよいか」という視点で順番に見ていきましょう。

火災保険や補助金の活用が難しい場合は、リフォームローンを利用して外壁塗装の費用を準備するという方法があります。
外壁塗装は、決して安い買い物ではありません。
ですから、「必要な工事だとは分かっているけれど、今すぐ全額を現金で用意するのは難しい」というケースも珍しくありません。
そのような時に、月々の返済に分けて負担を平準化できるのが、リフォームローンの大きな役割です。
もちろん、借りたお金は返済していく必要があります。
ただ一方で、資金が足りないからといって劣化をそのまま放置し、あとから(外壁材の補修や雨漏り対応まで必要になる)と、結果的にもっと大きな出費につながることもあります。
つまりリフォームローンは、「今お金が足りない時に、とりあえず借りる手段」というだけではなく、住まいの傷みが深刻になる前に手を打つための、現実的な選択肢のひとつと言えます。
以下では、ローンを組むメリットと、事前に知っておきたい注意点について、分かりやすくお伝えします。
1-1-1 ローンを組むメリット
リフォームローンを利用する最大のメリットは、一度に大きなお金を用意しなくても、必要な時期に外壁塗装ができることです。
例えば、手元資金をすべて外壁塗装工事に回してしまうと、生活費や急な出費への備えが薄くなってしまうことがあります。
その点、ローンであれば、家計全体のバランスを見ながら外壁塗装を進めやすくなります。
また、状況によっては、住宅の改修に関する減税や補助制度が使える場合もあります。
ただし、こうした制度は対象工事・住宅の条件・申請時期が細かく決まっており、内容も年度ごとに変わりやすいため、必ず最新情報を確認することが大切です。
ここで大切なのは、ローンを使うこと自体が良い・悪いではなく、無理のない返済計画の中で必要なメンテナンスをきちんと行えるかどうかです。
住まいを守るための工事を、現実的な形で進めやすくなる。これがリフォームローンの大きなメリットです。
1-1-2 リフォームローンを組む際の注意点
一方で、リフォームローンを利用する場合は、いくつか注意しておきたい点があります。
まず大切なのは、1社だけで決めず、複数の金融機関やローン商品の条件を比較することです。
同じ金額を借りる場合でも、金融機関によって金利、手数料、審査条件、返済方法が異なります。
見た目の金利だけではなく、保証料の有無や諸費用も含めて比較しないと、思った以上に総返済額が増えてしまうことがあります。
また、返済期間にも注意が必要です。
ローンは、返済期間が長くなるほど毎月の負担は軽く見えますが、その分支払う利息の総額は増えやすくなります。
例えば、120万円を借りる場合でも、5年で返すのか、10年で返すのかによって、最終的な支払総額には差が出ます。
そのため、月々の生活に無理が出ない範囲で、できるだけ短めの返済期間を考えることが基本になります。
さらに、ローンによっては、申込時の年齢や年収、勤続年数、他の借入状況などによって、希望通りの借入ができない場合もあります。
年齢条件の影響で返済期間が短くなり、結果として月々の返済額が高くなるケースもあるため、この点も事前に必ず確認しておきたいところです。
そしてもうひとつ、意外と見落としやすいのが、「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は同じではないということです。
金融機関の審査に通ったとしても、毎月の返済が家計を圧迫してしまっては本末転倒です。
外壁塗装は住まいを守るための工事ですが、同時に毎日の暮らしそのものを苦しくしてしまっては、全く意味がありません。
リフォームローンを検討する際は、金利や返済期間だけでなく、今後の生活設計まで含めて無理のない計画になっているかをしっかり確認しましょう。
不安がある場合は、施工店だけで判断せず、金融機関にも相談しながら進めると安心です。

外壁塗装の費用負担を少しでも軽くしたい場合は、お住まいの地域で実施されている助成金や補助金を確認するのもひとつの方法です。
自治体によっては、住宅リフォーム支援、省エネ改修、空き家改修、定住促進などの一環として、外壁塗装や住まいの改修工事に対して助成制度を設けている場合があります。
こうした制度をうまく活用できれば、自己負担額を抑えながら外壁塗装を進められる可能性があります。
特に、工事の時期と制度の募集時期がうまく重なれば、家計への負担を少し和らげられるため、確認しておいて損はありません。
ただし、ここで正直にお伝えすると、「外壁塗装なら誰でも助成金がもらえる」というほど、話は単純ではありません。
助成金や補助金はとてもありがたい制度ですが、そのぶん条件も細かく、使えるケースは意外と限られています。
ですから、期待だけが先に膨らんでしまうと、あとで(思っていたより使えなかった)と肩を落としてしまうこともあります。
大切なのは、制度があるかどうかだけでなく、自宅の工事が本当に助成金や補助金の対象になるのかを冷静に確認することです。
1-2-1 助成金や補助金を活用するメリット
地域の助成金や補助金を活用する一番のメリットは、やはり工事費の一部を公的に補ってもらえる可能性があることです。
例えば、数万円から十数万円程度でも補助が受けられれば、外壁塗装の心理的なハードルはかなり下がります。
塗料のグレードを少し上げたり、傷んだ付帯部の補修まで含めて検討しやすくなることもあるでしょう。
また、自治体の制度は、住まいをより長く安全に保つことや、地域の住宅環境を良くすることを目的に設けられていることが多いため、「必要なメンテナンスをきちんと行うきっかけになる」という意味でも価値があります。
本来、外壁塗装は「まだ何とか見えるから先でいいか」と後回しにされやすい工事です。
けれど、制度をきっかけに早めに動ければ、傷みが深刻になる前に対処できる可能性も高くなります。
そう考えると、「助成金や補助金は単なる値引きではなく、住まいの健康診断を後押ししてくれる制度」とも言えます。
1-2-2 助成金や補助金を活用する際の注意点
助成金や補助金を利用する際に、まず確認したいのは申請期間と受付条件です。
自治体の制度は、常に募集しているとは限りません。
申請期間が決まっていたり、予算上限に達した時点で受付終了になったりすることもあります。
そのため、外壁塗装を考え始めた時点で、なるべく早めに確認しておくことが大切です。
また、支給額には上限があり、工事費の全額が補助されるわけではありません。
制度によっては、工事費の一部のみが対象であったり、上限額が思ったより小さい場合もあります。
そのため、「助成金が出るからかなり安くなるはず」と先に期待しすぎないことも大切です。
さらに、対象条件が細かく決まっている点にも注意が必要です。
例えば、
- ■ 市内や町内の登録業者による施工が条件になっている
- ■ 省エネ改修や断熱改修とセットでなければ対象外になる
- ■ 工事前の申請が必要で、着工後は対象外になる
- ■ 税金の滞納がないことなど、申請者側の条件がある
このように、制度ごとにルールはかなり異なります。
申請しても必ず助成や補助が受けられるわけではないため、「使えたらラッキー」ではなく、「条件確認が前提」と考えておく方が現実的です。
そして、もうひとつ実務的に大切なのが、助成金や補助金が使えるからといって、必ずしも工事総額が最安になるとは限らないことです。
制度によっては、依頼できる業者や工事内容が限定されているため、選択肢が狭くなることがあります。
その結果、外壁塗装だけをシンプルに検討している場合は、助成制度を使わずに塗装専門店で相見積もりを取った方が総額としては安くなるケースも少なくありません。
つまり、助成金や補助金は確かに魅力的ですが、見るべきなのは「補助額」だけではなく、「最終的な自己負担額」と「工事内容の妥当性」です。
数字だけ見ると何だかお得そうでも、工事内容や見積もりの中身まで含め、しっかり考えないと本当の意味で得をしたとは言えません。
地域の助成金や補助金は、条件が合えばとても心強い制度です。
ただし、制度名だけで判断せず、対象条件・申請時期・工事内容・見積り総額までじっくり見比べながら、落ち着いて活用することをおすすめします。

外壁塗装の費用を少しでも抑えたい場合、被害の原因によっては火災保険を使って補修できる可能性があります。
火災保険という名前から「火事の時だけ」と思われがちですが、実際には契約内容によって、風災・雹災・雪災などの自然災害による建物被害が補償対象になることがあります。
ただし、ここで大切なのは、火災保険は外壁塗装そのものの費用を安くする制度ではなく、自然災害で生じた損害の原状回復を補うための保険だということです。
そのため、単なる色あせや汚れ、経年劣化による塗り替えには使えないのが一般的です。
つまり、「そろそろ古くなってきたから塗り替えたい」という理由だけでは、基本的に火災保険の対象にはなりません。
一方で、台風や強風で飛来物が当たり外壁が傷んだ、雹で一部が欠けた、雪の影響で外装に被害が出た、といったケースでは、契約内容と被害状況によって補償対象になる可能性があります。
ですから、火災保険については「塗装工事に使えるかどうか」ではなく、「その傷みの原因が何か」を見極めることが何より大切です。
次に、外壁塗装に関連して火災保険を利用できる主な条件と、注意しておきたいポイントを分かりやすくお伝えします。
1-3-1 火災保険を利用できる条件
まず、外壁塗装で火災保険の対象になるために大切なのは、自然災害によって実際に建物が損害を受けていることです。
火災保険で補償対象になりやすい自然災害としては、主に次のようなものがあります。
- 1. 風災
- 2. 雪災
- 3. 雹災(ひょうさい)
例えば、台風や強風で飛んできた物が外壁に当たり、欠け・割れ・傷が生じた場合。
あるいは、雹によって外装材や付帯部に損傷が出た場合。
また、積雪や落雪の影響で外装まわりに被害が出た場合などは、契約内容に沿って補償対象になる可能性があります。
また、保険金の請求には期限があり、一般に損害保険の保険金請求権は事故発生日の翌日から3年が目安と案内されています。
時間がたつほど被害状況の確認も難しくなるため、自然災害による傷みが疑われる場合は、なるべく早めに保険証券と被害状況を確認することが大切です。
さらに、実際に保険金が支払われるかどうかは、契約している補償内容、免責金額、被害額、事故状況によって変わります。
火災保険では、商品によって免責金額(自己負担額)が設定されている場合があり、損害額や事故の種類によって支払条件が違ってきます。
この点は保険会社ごとに細かな違いがあるため、必ずお客様が加入している保険証券や約款を確認しましょう。
1-3-2 火災保険を利用する際の注意点
外壁塗装に関連して火災保険を利用する場合は、いくつか知っておきたい大切なポイントがあります。
特に次の3つは、実際の申請時にトラブルを防ぐためにも覚えておきたい注意点です。
- 1. 破損した場所の写真を撮っておく
- 2. 被保険者本人が申請を行う
- 3. 必ず満額受け取れるとは限らない
まず大切なのは、自然災害による被害状況を記録として残しておくことです。
台風や強風、雹などの影響で外壁や付帯部が破損した場合は、できるだけ早い段階で破損箇所の写真を撮っておきましょう。
保険申請では、「どのような被害が、どこに発生したのか」を客観的に説明する必要があります。
そのため、破損部分のアップ写真だけでなく、建物全体の状況が分かる写真も残しておくと、状況を伝えやすくなります。
次に注意したいのが、保険金の申請は必ず被保険者本人が行うという点です。
最近では「火災保険の申請代行」をうたうリフォーム会社や塗装会社も見かけますが、保険会社へ正式に申請できるのは契約者である被保険者であるお客様自身です。
第三者が代わりに申請を行うと、保険会社側から不審に思われてしまうケースもあり、場合によってはトラブルにつながることもあります。
もちろん、被害状況の確認や見積もり作成などを業者がサポートすることはありますが、申請の主体はあくまで契約者本人であることを覚えておきましょう。
そしてもうひとつ大切なのが、必ずしも希望通りの金額が支払われるとは限らないという点です。
火災保険の支払額は、保険会社が被害状況を調査したうえで決定されます。
そのため、被害が認められた場合でも、想定していたよりも保険金の支払額が少なくなるケースもあります。
また、契約内容によっては(免責金額)が設定されている場合もあり、被害額がその金額を下回る場合は保険金が支払われないこともあります。
さらに注意したいのが、DIYによる補修です。
被害箇所を自分で修理してしまうと、被害状況の確認ができなくなり、火災保険の対象として認められない可能性があります。
そのため、自然災害による被害が疑われる場合は、自己判断で補修を進めるのではなく、まず被害状況を確認し、必要に応じて専門業者や保険会社へ相談することが大切です。
火災保険は条件が合えば、住まいの修繕費を助けてくれる心強い制度です。
ただし、制度の仕組みを正しく理解しておかないと、思わぬトラブルにつながることもあります。
被害状況の記録・正しい申請手順・保険内容の確認をしっかり押さえながら、落ち着いて進めていきましょう。
2. 外壁塗装のお金を安くする5つのコストカット方法

外壁塗装を検討する際、どうしても気になるのが「工事費用」ではないでしょうか。
外壁塗装は、住まいを守るための大切なメンテナンスですが、決して安い工事ではありません。
そのため、「できるだけ費用を抑えたい」と考えるのは、自然なことです。
ただし、ここで大切なのは、ただ安くすることだけを目的にしないという点です。
極端に安い見積りを選んでしまうと、必要な下地処理が省かれていたり、塗装回数が少なかったり、耐久性の低い塗料が使われてしまうこともあります。
その結果、数年で再塗装が必要になり、(かえって高くついてしまう)ケースも実際にあります。
外壁塗装の費用を考えるときは、「安さ」だけでなく、「適正価格で長持ちする工事かどうか」を見ることがとても大切です。
とはいえ、正しい方法で工夫すれば、品質を保ちながら費用を抑えることは十分可能です。
外壁塗装のコストを抑える主な方法として、次の5つがあります。
- 1. 使用する塗料のグレードを調整する
- 2. 部分補修で済ませる
- 3. 自社施工で行っている業者に依頼する
- 4. 外壁塗装業者の案件が少ないシーズンを狙って依頼する
- 5. 外壁塗装の相見積りを行う
これらはどれも、無理に品質を落とすのではなく、工事の考え方や依頼の仕方を少し工夫することで、費用を抑えやすくする方法です。
例えば、塗料の種類を住まいの状況に合わせて選ぶことや外壁塗装会社を見極めることだけでも、見積りの金額には意外と差が出ることがあります。
また、外壁塗装は一度行うと10年前後は付き合う工事です。
だからこそ、目先の安さだけではなく、「この工事内容で本当に納得できるか」という視点で考えることが、結果的に満足度の高い塗装工事につながります。
ここからは、外壁塗装の費用を抑えるための具体的な方法について、プロの視点から分かりやすくお伝えします。
外壁塗装の費用を抑える方法のひとつに、使用する塗料のグレードを調整するという考え方があります。
外壁塗装の見積り金額を大きく左右するのは、塗料の性能と材料単価です。
塗料にはさまざまな種類があり、耐久性や機能性が高くなるほど材料価格も高くなる傾向があります。
そのため、塗料のグレードを一段階下げるだけでも、工事全体の費用が数万円〜十数万円程度変わることもあります。
「できるだけ費用を抑えたい」という場合には、塗料の選び方を見直すことがひとつの方法になります。
外壁塗料の代表的な種類と、1㎡あたりの標準的な施工価格の目安、期待耐用年数をまとめると次のようになります。
- ・ アクリル系塗料 1㎡=1,000〜1,200円(期待耐用年数4~6年)
- ・ ウレタン系塗料 1㎡=1,400〜1,700円(期待耐用年数8~10年)
- ・ シリコン系塗料 1㎡=1,500〜2,200円(期待耐用年数10~15年)
- ・ ラジカル制御塗料 1㎡=1,900~2,400円(期待耐用年数13~17年)
- ・ フッ素系塗料 1㎡=2,700〜3,500円(期待耐用年数15~20年)
- ・ 無機塗料 1㎡=2,900〜4,800円(期待耐用年数18~22年)
このように塗料の種類によって、価格と耐久性には大きな違いがあります。
そのため、費用を抑えたい場合には、例えばフッ素や無機塗料ではなく、シリコン塗料やラジカル制御塗料を選ぶことで初期費用を下げることが可能です。
ただし、ここで気をつけたいのが「安い塗料=必ずお得」とは限らないという点です。
塗料のグレードを下げると耐用年数も短くなるため、塗り替え周期が早くなる可能性があります。
例えば10年で塗り替える塗料と、20年近く持つ塗料では、30年のスパンで見たときに工事回数が変わるため、(長期的な総費用が逆に高くなる)こともあります。
外壁塗装は、1回の価格だけを見るのではなく、「どれくらい長く持つのか」という視点で考えることもとても重要です。
なお最近の住宅塗装では、コストと耐久性のバランスが良いことから、ラジカル制御型塗料が人気を集めています。
シリコン塗料よりも劣化しにくく、フッ素や無機ほど価格が高すぎないため、費用と耐久性のバランスを重視する方に選ばれるケースが増えています。
塗料選びは、単に価格だけで決めるものではありません。
建物の立地環境や外壁材の種類、今後どれくらい住み続ける予定なのかなどを踏まえながら、住まいに合った塗料を選ぶことが、結果的に満足度の高い外壁塗装につながります。
外壁塗装の費用をできるだけ抑えたい場合は、建物全体を塗り替えるのではなく、傷みが出ている部分だけを補修するという方法もあります。
特に、今すぐ大きな予算を組むのが難しい場合には、まず劣化が目立つ箇所や、雨水が入りやすい部分を優先して補修することで、当面の負担を軽くしやすくなります。
「今は全体塗装までは難しいけれど、放置はしたくない」そのようなお客様にとっては、現実的な選択肢のひとつです。
外壁全体を塗装するとなると、足場、養生、下地処理、3回塗りなど、工事が広い範囲に及ぶため、どうしても費用は大きくなります。
その点、劣化が一部分に限られている場合は、補修範囲を絞ることで工事費用を抑えられることがあります。
例えば
- ・ 外壁の一部だけにひび割れが出ている
- ・ 雨だれや膨れ、剥がれが局所的に発生している
- ・ 付帯部やシーリングまわりだけ先に手を入れたい
このようなケースでは、全体塗装ではなく部分補修で対応できる場合があります。
住まいの傷み方によっては、「まず応急的に悪い部分を押さえておく」という考え方も決して間違いではありません。
ただし、部分補修には注意点もあります。
もっとも分かりやすいのは、補修した部分だけ色や質感が変わり、見た目に差が出やすいことです。
既存の外壁は、長年の紫外線や雨風によって少しずつ色あせています。
そのため、同じような色で補修しても、塗りたての部分だけが新しく見えたり、周囲とのなじみ方に違和感が出たりすることがあります。
いわば、お気に入りの服の一部分だけ新しい布で直したようなもので、近くで見るとどうしても差が出やすい、そんなイメージです。
また、長い目で見たときには、部分補修を何度も繰り返すことで、かえって費用がかさむ場合もあります。
その都度、調査や補修、足場の一部設置などが必要になると、(小さな出費が積み重なっていく)ことがあるためです。
ですから、傷んでいる場所がごく一部なのか、それとも外壁全体に劣化が広がっているのかを見極めることが大切です。
もし、ひび割れ・チョーキング・シーリングの傷み・色あせなどが建物全体に見られるようであれば、部分補修よりも全体塗装を検討した方が結果的に合理的なケースもあります。
部分補修は、今の負担を抑えながら必要なメンテナンスを行う方法として有効です。
ただし、いつも最善とは限りません。
「どこまで部分補修で対応できるのか」「全体塗装をした方が良い段階なのか」を、建物の状態に合わせて判断することが大切です。
外壁塗装の費用を抑えたい場合は、自社施工で工事を行っている塗装店に依頼することも、非常に大切なポイントです。
なぜなら、自社施工の会社であれば、営業会社・紹介会社・下請け会社などが何社も間に入る形に比べて、余分な中間マージンが発生しにくいからです。
外壁塗装の費用は、塗料代や足場代だけで決まるわけではありません。
実際には、どのような体制で受注し、誰が工事を行い、どこに経費が乗っているかによっても大きく変わります。
例えば、元請け会社が受注し、その下に管理会社、さらに下請けの塗装会社が入るような形では、それぞれの会社に経費や利益が必要になります。
その結果、工事金額がふくらみやすくなることがあります。
一方で、自社施工の会社は、相談・現地調査・提案・施工・完工確認までを自社で一貫して行っているケースが多く、工事の流れが比較的すっきりしています。
そのぶん、価格面でも無駄が出にくく、内容と費用のバランスが取りやすくなります。
また、自社施工の良さは、単に費用面だけではありません。
実際に工事を行う人と、見積りや提案をする人の距離が近いため、現場の状況が話に反映されやすいというメリットもあります。
「見積りの時に聞いていた話と、現場での対応が違う」
「営業担当には伝えたのに、職人さんには伝わっていなかった」
こうした行き違いが起こりにくいのも、自社施工の魅力です。
ただし、ここで少し注意したいのが、ホームページに「自社施工」と書かれていれば、それだけで安心とは言い切れない点です。
実際には、現場を管理する責任者だけが自社の社員で、塗装作業そのものは外注の職人さんが行っているケースもあります。
もちろん、外注だから必ず悪いというわけではありません。
ただ、「どこまでが本当に自社対応なのか」は、事前にしっかり確認しておいた方が安心です。
そのため、会社選びの際には、ホームページの表面的な言葉だけではなく、次のような点も見てみることをおすすめします。
- ・ 職人紹介ページがあるか
- ・ 所属職人の顔写真や名前が掲載されているか
- ・ 施工事例に現場写真や作業内容の説明があるか
- ・ 見積りから施工までの体制がきちんと説明されているか
特に、ホームページに所属職人が写真付きで紹介されている会社は、実際の施工体制が見えやすく、安心材料のひとつになります。
どんな人が工事を担当するのかが見えるだけでも、お客様にとっての不安はかなり和らぎます。
外壁塗装は、金額だけで決める工事ではありません。
けれど同時に、同じような工事内容なら、余分な中間コストが少ない会社の方が適正価格になりやすいのも事実です。
自社施工の業者を選ぶことは、費用を抑えるためだけでなく、工事内容の透明性や安心感にもつながります。
見積りの数字だけを見るのではなく、「誰が提案し、誰が施工するのか」までしっかり確認しながら、納得できる塗装店を選びましょう。
外壁塗装の費用を少しでも抑えたい場合は、業者の依頼が比較的落ち着く時期を狙って相談するという方法もあります。
塗装業者にも、忙しい時期と比較的落ち着く時期があります。
一般的には、春や秋は気候が安定していて工事が進めやすいため、外壁塗装の人気シーズンになりやすい傾向があります。
一方で、冬場は依頼数がやや落ち着きやすく、時期によっては見積りや提案の面で柔軟に対応してもらえることがあります。
そのため、予算をなるべく抑えたい場合は、こうした比較的閑散期になりやすい時期に相談してみるのも、ひとつの考え方です。
会社によっては、工事の予定を調整しやすい時期であれば、価格面も含めて相談に乗ってくれる場合があります。
ただし、ここで気をつけたいのは、「安くなるかもしれない時期」と「工事しやすい時期」は、必ずしも同じではないという点です。
冬は空気が澄んでいて職人としては動きやすい日もありますが、気温が低くなりやすく、地域によっては霜・結露・雪・凍結などの影響を受けることがあります。
そのため、天候や気温の条件によっては、通常の予定どおりに工事が進まない場合もあります。
特に塗装工事は、ただ塗ればよいというものではなく、乾燥条件や施工環境を守ることがとても重要です。
無理に工期を優先してしまうと、仕上がりや耐久性に影響が出る可能性もあるため、ここは慎重に考えたいところです。
つまり、閑散期を狙う方法は、うまく条件が合えば費用を抑えやすい一方で、季節特有の注意点もあります。
価格だけで判断するのではなく、その時期に無理のない施工ができるかも含めて、業者とよく相談しながら決めることが大切です。
外壁塗装は、安い時期を選ぶこともひとつの工夫ですが、それ以上に大切なのは、住まいの状態に合ったタイミングを逃さないことです。
費用と施工時期のバランスを見ながら、納得できる時期に依頼していきましょう。
外壁塗装の費用を適正に抑えたい場合は、複数の業者から見積りを取る「相見積り」を行うことがとても大切です。
1社だけの見積りでは、その金額が高いのか、安いのか、あるいは妥当なのかが判断しにくいものです。
その点、複数の業者に見積りを依頼すれば、工事内容や価格の違いが見えやすくなり、相場感をつかみやすくなります。
相見積りの良いところは、単純に「一番安い会社を探すこと」ではありません。
むしろ大切なのは、同じような条件で比べたときに、どの会社が適正価格で、どこまで丁寧に提案してくれるかを見ることです。
例えば、見積りを比較する際は、
- ・ 塗装面積がそろっているか
- ・ 下塗り・中塗り・上塗りの工程が明記されているか
- ・ 塗料の商品名や仕様が書かれているか
- ・ 付帯部やシーリング工事の範囲が明確か
こうした条件をそろえて比較することで、単に安いだけではなく、工事内容に対して納得できる会社を選びやすくなります。
また、相見積りをしていると、外壁塗装だけでなく屋根塗装を同時に行う提案を受けることもあります。
これは営業トークだけではなく、実際に合理的なケースも少なくありません。
なぜなら、外壁と屋根を別々の時期に工事すると、そのたびに足場代や諸経費がかかるからです。
一方で、外壁と屋根を同時に塗装すれば、足場は1回で済むため、長い目で見ると費用を抑えやすくなります。
もちろん、外壁だけの塗装に比べれば、1回あたりの工事費は上がります。
ただし、20年、30年という長い目で考えた場合には、(別々に工事を繰り返すよりも、結果的に効率がよい)ことも多いです。
そのため、もし屋根にも色あせや劣化症状が見られるようであれば、外壁だけでなく屋根も含めて一度検討してみる価値はあります。
特に足場が必要な建物では、この考え方はとても実務的です。
相見積りは、費用を下げるためだけではなく、外壁塗装を失敗しないための大切な比較材料でもあります。
価格、工事内容、説明の分かりやすさ、会社の姿勢まで含めて見比べながら、ご自宅に合った一社を選ぶことが大切です。
3. 外壁塗装のお金が無くても、絶対やってはいけない事

お金が無い状況でも、外壁塗装を考える時に「これだけは避けた方がよい」ことがあります。
- 1. 外壁塗装をDIYで行う
- 2. 業者をしっかり比較せずに選ぶ
- 3. 地域の激安業者を選ぶ
一見すると費用を抑えられそうに見えても、やり方を間違えるとかえって高くつくことがあります。
ここでは、それぞれの注意点を順にお伝えします。
外壁塗装の経験がほとんどない場合、一般の方がご自身で塗装を行うのは、あまりおすすめできません。
その理由は、主に以下の2つです。
- 1. 施工不良が起きやすい
- 2. ケガをする恐れがある
外壁塗装は、ただ塗料を塗ればよい工事ではありません。
下地の状態を見極め、必要な補修を行い、塗料ごとの乾燥時間や塗布量を守って仕上げていく必要があります。
こうした基本を外してしまうと、塗膜の剥がれ・膨れ・色ムラなどの施工不良につながりやすくなります。
見た目が悪くなるだけでなく、十分な保護性能を発揮できず、結果として早い段階で再工事が必要になることもあります。
また、外壁塗装は高所作業が伴うため、転落などの事故にも注意が必要です。
とくに2階部分の作業は、想像以上に危険です。
ご自身で費用を抑えるつもりが、ケガや再施工で余計な出費につながってしまっては本末転倒です。
無駄な出費を防ぐためにも、外壁塗装はプロの業者に任せる方が安心です。
外壁塗装では、1社だけの見積もりを見てすぐに決めてしまうのは避けた方がよいです。
なぜなら、その金額が適正価格なのかどうか判断しにくいからです。
複数の会社から見積もりを取って比較することで、価格や提案内容の違いが見えやすくなります。
ただし、あまり多くの会社に依頼しすぎるのもおすすめできません。
見積もりの依頼、現地調査への立ち会い、各社の説明内容の整理まで含めると、思っている以上に手間がかかるためです。
比較のしやすさを考えると、外壁塗装では3~4社程度が現実的でしょう。
また、見積もりを比較する時は、金額だけで判断しないことも大切です。
チェックしておきたいポイントは、主に以下の2つです。
- 1. 施工実績が豊富か
- 2. 見積書の内容が明瞭で丁寧か
まず、施工実績が豊富な業者は、建物ごとの状態に応じた判断や対応に慣れているため、工事の失敗が起きにくくなります。
さらに、見積書の内容が分かりやすく丁寧に書かれているかも重要です。
「外壁塗装工事一式」のように大まかすぎる記載ではなく、塗装面積・工程・使用塗料・付帯部の工事項目などがきちんと記載されている業者の方が、信頼しやすいでしょう。
加えて、保証内容やアフターフォローについても確認しておくと安心です。
費用が厳しい時ほど、つい「少しでも安い会社」に目が向きやすくなります。
ただ、相場より極端に安い業者には注意が必要です。
たとえば、相見積もりを取った中で1社だけ数十万円単位で安い場合や、モニター価格を理由に大幅値引きを強調する場合は、内容を慎重に確認した方がよいでしょう。
激安業者で起こりやすいリスクには、以下のようなものがあります。
- 必要な工程を省かれる
- 塗料のグレードや使用量をごまかされる
- 施工後の不具合にきちんと対応してもらえない
工事費用が極端に安い会社は、どこかで原価や手間を削らなければ利益が出ません。
そのしわ寄せが、下地処理の不足や塗布回数の省略、経験の浅い職人による施工などに現れてしまうことがあります。
外壁塗装は、見積書の金額だけでなく、どのような内容で工事を行うのかまで見て判断することが大切です。
費用を抑えたいお気持ちは自然なことですが、安さだけで選ぶと、後から「こんなはずではなかった」と後悔につながることもあります。
だからこそ、外壁塗装は価格だけでなく、提案内容・工事品質・信頼性まで含めて、落ち着いて判断することが大切です。
4. まとめ お金がなくても外壁塗装はできる場合があります。

外壁塗装はまとまった費用が必要になる工事ですが、手元の資金に余裕がない場合でも、方法次第で進められることがあります。
たとえば、ローンを活用して月々の負担を分散する方法や、建物の被害状況によっては火災保険を使えるケースもあります。
また、お住まいの地域や工事内容によっては、助成金・補助制度の対象になる場合もあります。
外壁のメンテナンスは、つい後回しにしたくなるものです。
ですが、塗り替え時期を逃したまま傷んだ外壁を放置すると、雨水の浸入や下地の劣化が進み、結果的に補修費用が大きくなることがあります。
そのため、チョーキング・ひび割れ・塗膜の剥がれなどの劣化症状が見られる場合や、塗料の耐用年数が近づいてきた場合は、早めに塗り替えを検討することが大切です。
ただし、費用を抑えたい時ほど、業者選びは慎重に行う必要があります。
価格の安さだけで決めるのではなく、見積書の内容、工事の説明、使用塗料、保証の有無までしっかり確認したうえで判断しましょう。
無理のない資金計画で、必要な時期にきちんとメンテナンスを行うこと。
それが、住まいを長く守り、結果的に大きな出費を防ぐ近道です。
5. お金がなくても外壁塗装はできる?無理なく進めるためのQ&A

外壁塗装は住まいを守るために大切なメンテナンスですが、まとまった費用が必要になるため、「今はお金がないからどうしよう…」と悩まれる方も少なくありません。
特に初めての塗り替えの場合、費用の目安や支払い方法が分からず、不安を感じる方も多いと思います。
しかし実際には、ローンの活用・火災保険・助成金など、状況によって外壁塗装の負担を軽くする方法がある場合もあります。
また、建物の状態によっては工事の進め方を工夫することで、無理のない計画を立てることもできます。
ここでは、「お金がなくても外壁塗装はできるのか?」という疑問について、よくある質問をQ&A形式で分かりやすく解説します。
A. リフォームローンなどを活用すれば、月々の負担を抑えながら外壁塗装を行うことができます。
外壁塗装は一般的な住宅でも80万~120万円前後の費用がかかることが多く、すぐに現金を用意するのが難しいケースも珍しくありません。
そのような場合は、リフォームローンを利用して工事費用を分割で支払う方法があります。
例えば100万円の工事を5年程度のローンで組むと、月々の支払いを抑えながら住まいのメンテナンスを行うことができます。
外壁塗装は「見た目をきれいにするための工事」と思われがちですが、実際は雨や紫外線から建物を守る大切なメンテナンスでもあります。
劣化した状態を長く放置してしまうと、外壁材の傷みや雨漏りにつながり、結果として大きな補修費用がかかってしまうケースもあります。
そのため、「資金が貯まるまで何年も先延ばしにする」よりも、無理のない支払い方法を検討しながら、適切な時期にメンテナンスを行うことが、住まいを長く守ることにつながります。
A. 住宅ローンほど厳しすぎるわけではありませんが、申込内容によっては審査に時間がかかったり、希望額どおりに通らない場合もあります。
「外壁塗装をしたいけれど、今すぐまとまったお金を出すのは難しい…」というご相談は、実は少なくありません。
そのため、リフォームローンを利用して工事を進める方は、決して珍しいわけではないのです。
リフォームローンは、住宅ローンに比べると借入金額が小さいことが多いため、比較的利用しやすい傾向があります。
ただし、誰でも必ず通るというものではなく、ローン会社は申込時にいくつかの点を確認します。
- ■ 年収や勤務状況が安定しているか
- ■ 現在ほかに借入があるか
- ■ 過去の支払いに遅れがないか
- ■ 希望する借入額が無理のない範囲か
たとえば、クレジットカードや自動車ローン、他の借入が多い場合は、少し慎重に見られることがあります。
また、過去に支払いの遅れが続いていた場合なども、審査に影響することがあります。
とはいえ、必要以上に不安になりすぎる必要はありません。
最近は、比較的手続きが分かりやすく、審査結果が早めに出るリフォームローンも増えています。
そのため、まずは「自分が利用できるかどうかを確認してみる」ことが大切です。
また、ローンを考える時は、単に「通るかどうか」だけでなく、月々の支払いが無理なく続けられるかまで見ておくことが大切です。
例えば、毎月の返済額が家計に負担をかけすぎると、せっかく工事ができても後々苦しくなってしまいます。
そのため、外壁塗装のローンは、
- ■ 借りられる金額ではなく無理なく返せる金額で考える
- ■ 工事金額と返済期間のバランスを見る
- ■ 金利や手数料も含めて総支払額を確認する
このあたりまで含めて判断するのがおすすめです。
なお、もし審査に不安がある場合でも、工事内容の優先順位を整理したり、必要な補修を先に行ったりして、予算に合わせた計画に見直せることもあります。
外壁塗装は、必ずしも「最初に考えた満額の工事」でなければいけないわけではありません。建物の状態に合わせて、現実的な進め方を考えることも大切です。
ご不安な場合は、塗装会社や金融機関に早めに相談し、利用できるローンの種類や月々の返済目安を確認してみると安心です。
無理のない資金計画で工事を進めることが、住まいにも家計にもやさしい方法といえます。
A. 劣化が進むと補修費用が増える可能性があります。
外壁塗装の役割は、建物を雨・紫外線・湿気から守ることです。
塗膜が劣化した状態を長く放置してしまうと、外壁材が直接ダメージを受けるようになります。
例えば、
- ■ 外壁のひび割れ
- ■ 塗膜の剥がれ
- ■ シーリングの破断
- ■ 外壁材の反りや劣化
などの症状が進んでしまうことがあります。
さらに状態が悪化すると、塗装だけでは対応できず、外壁の張り替えや大規模補修が必要になる場合もあります。
そのため、外壁塗装は「まだ大丈夫」と思っていても、早めに状態を確認しておくことが大切です。
A. 自然災害による破損の「修理」であれば対象になる場合がありますが、経年劣化による通常の塗り替えには、基本的に火災保険は使えません。
「火災保険」と聞くと火事の時だけの保険に思われがちですが、実際には風災・雹災・雪災などによる建物被害が補償対象になる商品もあります。日本損害保険協会の案内でも、火災保険は火災だけでなく、自然災害による損害を補償する仕組みとして説明されています。
たとえば、
- ■ 台風や強風で外壁の一部が破損した
- ■ 雹で外装材や雨樋に被害が出た
- ■ 雪の影響で付帯部が壊れた
こうした突発的な自然災害による損傷であれば、保険申請を検討できる場合があります。
ただしここで大切なのは、保険で対象になりやすいのは「被害を受けた箇所の復旧・修理」であって、建物全体をきれいに塗り替えるための外壁塗装とは意味合いが少し違うという点です。
一方で、
- ■ 色あせ
- ■ チョーキング
- ■ 経年によるひび割れ
- ■ 古くなった塗膜の防水性低下
このような経年劣化による塗り替えは、一般的に火災保険の対象外と考えるのが基本です。実際に、損保ADRの事例でも、外壁や雨樋の損傷について、風災ではなく経年劣化や熱変形などと判断され、保険金の支払い対象外とされたケースが示されています。
そのため、「外壁塗装をしたいから、とりあえず火災保険を使おう」という考え方はおすすめできません。
まずは、今出ている症状が自然災害による被害なのか、年数相応の劣化なのかを、落ち着いて見極めることが大切です。
また最近は、「保険で無料で塗装できます」と強く勧める業者とのトラブルもあります。
もちろん本当に申請できるケースもありますが、被害の根拠が曖昧なまま話を進めてしまうと、後から保険会社に認められなかったり、不要な契約トラブルにつながったりすることもあります。
不安な場合は、
- ■ 被害が出た時期や原因を整理する
- ■ 保険証券で補償内容を確認する
- ■ 現地調査で災害被害か経年劣化かを見てもらう
- ■ 保険ありきではなく、必要な修理内容を先に確認する
この流れで進めると安心です。
火災保険は、使える時には心強い制度ですが、何でも塗装費用に充てられる万能な仕組みではありません。だからこそ、焦らず、建物の状態を正しく見て判断することが大切です。
A. 自治体によっては、外壁塗装や住宅リフォームに助成制度がある場合があります。
市区町村によっては、住宅の維持管理や省エネリフォームを目的として、リフォーム助成金を用意していることがあります。
例えば、
- ■ 省エネ塗料(遮熱塗料など)を使用する場合
- ■ 住宅リフォームの一環として工事を行う場合
- ■ 地元業者を利用する場合
こうした条件を満たすと、数万円~数十万円程度の補助が受けられるケースもあります。
ただし、助成金は年度予算が決まっており、早期終了することも多いため、事前に自治体の制度を確認することが大切です。
A. 軽い劣化であれば様子を見ることもできますが、長期間の放置はおすすめできません。
外壁塗装の役割は、住まいを雨や紫外線から守ることです。
塗膜が劣化した状態を長く放置すると、外壁材が直接ダメージを受けてしまいます。
例えば、
- ■ 外壁のひび割れ
- ■ 塗膜の剥がれ
- ■ コーキングの破断
こうした症状がある場合は、早めの対応を考えた方が安心です。
外壁の状態によってはすぐに塗装が必要なのか、もう少し様子を見てもよいのか判断できることもあります。
まずは専門業者に状態を見てもらうと安心です。
A. はい。工事の優先順位や塗料の選び方を工夫することで、品質を大きく落とさずに費用負担を抑えられる場合があります。
外壁塗装は決して安い工事ではないため、できるだけ費用を抑えたいと考えるのは自然なことです。
ただし、ここで大切なのは「ただ安くする」ことではなく、今の住まいに本当に必要な工事を見極めながら、無理のない計画を立てることです。
たとえば建物の状態によっては、次のような方法で費用を調整できる場合があります。
- ■ 緊急性の高い補修を優先する
- ■ 屋根と外壁の工事時期を分けて考える
- ■ 耐久性と価格のバランスがよい塗料を選ぶ
- ■ 不要な追加工事が入っていないか見積書を確認する
例えば、ひび割れやシーリングの破断など、雨水の浸入につながりやすい部分は先に対処した方がよい一方で、すべてを一度に最高グレードで行わなくてもよいケースもあります。
また、塗料についても、必ずしも一番高価な塗料が正解とは限りません。
お住まいの築年数、今後何年住む予定か、ご予算とのバランスを見ながら選ぶことで、過不足のない現実的なプランにしやすくなります。
一方で、費用を抑えたいからといって、
- ■ 下地処理を省く
- ■ 必要な補修を見送る
- ■ 極端に安い業者だけで判断する
こうした進め方はおすすめできません。
最初は安く見えても、数年後に剥がれや不具合が出て、かえって高くついてしまうことがあるためです。
外壁塗装は、住まいの状態とご予算のバランスを見ながら、どこにお金をかけて、どこを調整するかを丁寧に考える工事です。
信頼できる業者であれば、予算に合わせて無理のない方法を一緒に考えてくれるはずなので、まずは遠慮なく相談してみることをおすすめします。
お客様の予算に合わせた外壁塗装のことなら、小林塗装にお任せください
お客様のご予算に合わせた外壁塗装のことなら、小林塗装にお任せください。
当店は、2003年の創業以来、名古屋市周辺で多くの外壁塗装・屋根塗装を行ってまいりました。
ご予算だけでなく、お住まいの状態や今後の暮らし方まで踏まえながら、無理のない塗装プランを提案します。
外壁塗装の調査・見積りは無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装のご相談・お見積もりは無料です。
お問い合わせはこちら
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「お金がなくても外壁塗装できる8つの方法とは?費用のコストカット方法も紹介」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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