北欧風の外壁塗装はおしゃれで機能的|メリットと注意点を塗装店が解説
北欧風の外壁塗装は、おしゃれさと機能性を両立させたい方に、とても相性の良い外観デザインです。
白やアイボリーの明るさ、グレージュやウォームグレーの落ち着き、ブルーグレーやセージグリーンのやさしい個性、木目の温かみ。これらを上手に組み合わせることで、派手ではないのに印象に残る、清潔で心地よい住まいになります。
北欧風の外壁塗装と聞くと、白い外壁、三角屋根、木製ドア、シンプルな窓まわり、明るい室内、自然素材の家具を思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも北欧風の本質は、単に「白くてかわいい家」ではありません。
北欧の暮らしには、長い冬、少ない日照時間、自然とともに過ごす感覚、ものを大切に使う文化、過度に飾らず機能を重視する考え方があります。 だからこそ、北欧デザインには、明るさ、温かみ、合理性、余白、長く使える美しさがあるのです。
外壁塗装でも同じで、いくら北欧風に見せたいからといって、ただ白い外壁にするだけでは、何だか物足りません。 ですから、屋根色、サッシ色、玄関ドア、軒天、雨樋、外構、植栽、そして外壁材の状態まで見ながら、建物に合う色と質感を整えることが大切です。
また、日本の住宅では、北欧の気候とは違い、梅雨、台風、高温多湿、強い日差し、苔や藻、雨だれなどにも配慮する必要があります。
今回は、北欧風の外壁塗装について、過去から現在の流行、色のイメージ、メリットと注意点、機能性を高める塗料選び、後悔しない配色の考え方まで、「名古屋の塗装店」 小林塗装が分かりやすく解説します。
- ■ 北欧風の外壁塗装が人気を集める理由
- ■ 北欧風外壁に合う色と素材感
- ■ 白・グレージュ・ウォームグレー・木目の使い方
- ■ 北欧風外壁のメリットと注意点
- ■ おしゃれさと機能性を両立する塗料選び
- ■ 日本の住宅街で上品に見せる北欧風配色
1. 北欧風の外壁塗装とは?

北欧風の外壁塗装とは、明るさ、清潔感、自然素材の温かみ、シンプルな機能美を住まいの外観に取り入れる塗装デザインです。
代表的な色は、オフホワイト、アイボリー、グレージュ、ウォームグレー、ブルーグレー、スモーキーブルー、セージグリーン、淡いベージュ、チャコール、木目ブラウンなどです。
北欧風の外観は、派手な装飾で見せるというよりも、色数を抑え、素材感を活かし、光をきれいに受け止めることで美しく見せます。
たとえば、白い外壁に木目の玄関ドア。グレージュの外壁にチャコールの屋根。アイボリーの外壁にブルーグレーのアクセント。ウォームグレーの外壁に白い軒天と植栽の緑。
こうした配色は、強く主張しすぎません。けれど、住まい全体に清潔感と温かみが生まれます。
北欧風外壁の魅力は、「かわいい」と「大人っぽい」の間にある、ちょうどよい心地よさです。
ちょっとかわいすぎると、年数が経った時に少し幼く見えることがあります。
反対にモダンにしすぎると、冷たく無機質に見えることがあります。
北欧風は、その中間を上手に歩けるデザインです。
白やグレーのすっきり感に、木目やベージュの温かみを足す。
ブルーやグリーンを使う場合も、鮮やかにしすぎず、少しくすませ、外観全体に余裕を残して暮らしのやさしさを感じさせる。
このバランスが、北欧風外壁の洗練された美しさです。
ただし、外壁塗装として考える場合は、色のイメージだけでなく、機能性も大切です。
北欧風は白系や淡色系を使うことが多いため、雨だれや汚れ、苔、藻への配慮が必要で、木目調の部分がある場合は、外壁色との相性、退色、メンテナンス性も考える必要があります。
北欧風の外壁塗装は、見た目だけのデザインではありません。
毎日の暮らしを明るく、心地よく、長く大切にするための外観づくりです。
2. 過去から現在までの流行と北欧風外観

外壁塗装の流行は、時代の暮らし方や価値観をよく映しています。
以前の住宅外壁では、白、クリーム、ベージュ、淡いグレーなど、明るく清潔感があり、失敗しにくい色が多く選ばれており、住宅街になじみやすく、長く飽きにくい色として、多くのお客様に選ばれてきた色です。
その後、シンプルモダン住宅の増加とともに、ブラック、チャコールグレー、ネイビー、ダークブラウンなど、外観を引き締める濃色も人気を集めるようになりました。
そして現在は、白か黒かという強い対比だけでなく、温かみのあるニュートラルカラー、自然素材になじむ色、くすみ感のあるやさしい色が注目されています。
たとえば、グレージュ、アイボリー、ウォームグレー、セージグリーン、スモーキーブルー、木目ブラウンなどです。
これは、北欧風外壁と非常に相性の良い流れです。
北欧風の外観は、昔からある白い家の清潔感を持ちながら、現在の暮らしに合う自然素材感や温かみも取り入れやすいデザインです。
以前の北欧風といえば、白い外壁、木目、三角屋根、淡いブルーやグリーンのアクセントといった、分かりやすいイメージが中心でした。
現在の北欧風は、もう少し大人っぽく進化しています。
真っ白ではなく、オフホワイトやアイボリーへ。
冷たいグレーではなく、ウォームグレーやグレージュへ。
鮮やかなブルーではなく、ブルーグレーやスモーキーブルーへ。
明るい木目だけでなく、少し落ち着いたオーク系やウォルナット系の木目へ。
つまり、今の北欧風外壁は、かわいさだけでなく、上品さ、落ち着き、機能性を意識したデザインへ変わってきています。
ファッションで言えば、若い頃のカラフルな北欧雑貨のようなかわいさから、リネン、ウール、レザー、木の家具が似合う大人の北欧スタイルへ変化しているような印象です。
外壁塗装でも同じで、北欧風にしたいからといって、すべてを白く、かわいく、明るくする必要はありません。
日本の住宅街に合う北欧風を目指すなら、少し落ち着いた色、汚れにくさ、外構との調和、付帯部の引き締め方まで考えることが大切です。
北欧風外壁は、流行のスタイルでありながら、流行だけで終わらない普遍性があります。
明るく、温かく、機能的で、長く暮らしになじむ。そこに大きな魅力があります。
3. 北欧風外壁に合う色のイメージ

北欧風の外壁塗装では、色選びがとても大切です。
北欧風と聞くと、白やグレーを思い浮かべる方が多いですが、実際にはそれだけではありません。
北欧風外壁に合う色は、明るさ、温かみ、自然感、清潔感を持った色です。
| 色の系統 | イメージ | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| オフホワイト | 明るく清潔感がある | メイン外壁に使うと北欧らしい爽やかさが出ます。 |
| アイボリー | 白よりやわらかく温かい | 住宅街になじみやすく、汚れの印象もやわらぎます。 |
| グレージュ | 上品で今らしい | 大人っぽい北欧風外壁に向いています。 |
| ウォームグレー | 落ち着きがあり冷たすぎない | モダン北欧風や黒サッシの住宅に合います。 |
| ブルーグレー | 爽やかで静かな個性がある | アクセント外壁や玄関まわりにおすすめです。 |
| スモーキーブルー | やさしく北欧雑貨のような印象 | 白や木目と合わせるとかわいくなりすぎず上品です。 |
| セージグリーン | 自然で穏やかな印象 | 植栽や木目と合わせるとナチュラルに仕上がります。 |
| 木目ブラウン | 温かみと素材感がある | 玄関ドア、軒天、フェンス、アクセントに向いています。 |
| チャコール | 外観を引き締める | 屋根、雨樋、破風、サッシまわりに使うと効果的です。 |
北欧風外壁で大切なのは、白を冷たく見せないことです。
真っ白な外壁は清潔感がありますが、建物によってはまぶしく見えたり、少し冷たい印象になったりすることがあります。 そこで、オフホワイトやアイボリーを選ぶと、明るさを保ちながら、住まいにやわらかさが生まれます。
これはグレーを使う場合も同じです。
青みの強いグレーは、シャープで都会的に見えますが、北欧風の温かみを出したい場合は、少しベージュやブラウンを含んだウォームグレーやグレージュの方が似合うことがあります。
ブルーやグリーンを使う場合は、鮮やかにしすぎないことがポイントです。
北欧風に合うブルーは、空や湖を思わせるような、少しくすんだブルーグレーやスモーキーブルーで、グリーンも、鮮やかな緑よりもセージグリーンやオリーブグレーのような落ち着いた色の方が外壁色として使いやすくなります。
木目色は、北欧風外壁の温かみをつくる大切な要素です。
玄関ドア、軒天、フェンス、バルコニーまわりなどに木目があると、白やグレーの外壁にやさしさが加わります。
北欧風の色選びは、強い色で目立たせるのではなく、光と素材がきれいに見えるように整えることです。
北欧風外壁の色は、冬の朝に差し込む光、白樺の木肌、湖の青、森の緑、リネンの布のような色です。
やさしく、長く暮らしになじむ色を選ぶことが大切です。
4. 北欧風外壁のメリット

北欧風の外壁塗装には、見た目のおしゃれさだけでなく、暮らしに寄り添う多くのメリットがあります。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 明るく清潔感のある外観になる | 白系や淡いグレー系を使うことで、住まいが軽やかに見えます。 |
| 木目や植栽と相性が良い | 自然素材感を取り入れることで、温かみが生まれます。 |
| 住宅街になじみやすい | 強すぎない色を選べば、周囲から浮きにくくなります。 |
| 流行に左右されにくい | シンプルで自然な配色は、長く飽きにくい傾向があります。 |
| おしゃれと機能性を両立しやすい | 低汚染性や防カビ性のある塗料と組み合わせやすいです。 |
| 家を大きく明るく見せやすい | 明るい外壁色は、外観に開放感を与えます。 |
北欧風外壁の大きな魅力は、暮らしを明るく見せる力です。
外壁が明るく整っていると、住まい全体の印象も軽やかになります。
特に築年数が経って少し暗く見えていた家を、オフホワイトやグレージュ、アイボリーで塗り替えると、清潔感と若々しさが出やすくなります。
また、北欧風外壁は、木目や植栽ととても相性が良いです。
白やグレーだけでは少し冷たく見える外観も、木目の玄関ドアや軒天、植栽の緑が入ることで、ぐっと温かくなります。
これは、北欧インテリアでもよく見られる考え方で、白い壁に木の家具、リネン、ウール、観葉植物を合わせることで、明るさと温かみを両立します。
外壁塗装でも、同じ考え方ができます。
白系の外壁に木目玄関。グレージュ外壁に植栽。ウォームグレーの外壁にチャコールの付帯部分。ブルーグレーのアクセントに白い軒天。
こうした組み合わせは、とてもシンプルなのに、暮らしの気配がある外観になります。
さらに、北欧風外壁は、機能性とも相性が良く、北欧風でよく使う白系や淡色系は、明るく清潔感がありますが、汚れや雨だれには注意が必要です。
そのため、低汚染性、防カビ・防藻性、耐候性のある塗料を選ぶことで、見た目の美しさとメンテナンス性を両立しやすくなります。
「おしゃれさだけでなく、暮らしやすさも大切にする。」これが、北欧風外壁の良いところです。
北欧風の外壁塗装は、見せるためだけのデザインではありません。
毎日の暮らしが少し明るく、少し心地よくなるような、生活に根ざしたおしゃれです。
5. 北欧風外壁の注意点

北欧風の外壁塗装はとても魅力的ですが、注意点もあります。
特に、白系や淡色系を使う場合は、汚れ、雨だれ、苔、藻、色の見え方に気を付ける必要があります。
| 注意点 | 起こりやすいこと | 対策 |
|---|---|---|
| 白系は汚れが目立ちやすい | 雨だれ、排気ガス、苔、藻が目に入りやすいです。 | 低汚染性、防カビ・防藻性のある塗料を選びます。 |
| 真っ白はまぶしく見えることがある | 日当たりの強い面では白さが強く感じられます。 | オフホワイトやアイボリーに調整します。 |
| グレーが冷たく見えることがある | 青みの強いグレーは無機質に見える場合があります。 | ウォームグレーやグレージュを検討します。 |
| ブルーやグリーンが浮くことがある | 鮮やかな色は住宅街で強く見える場合があります。 | スモーキーな色やくすみカラーを選びます。 |
| 木目との色合わせが難しい | 木目の赤み・黄み・濃さで印象が変わります。 | 玄関ドアや軒天の木目を基準に色を選びます。 |
| かわいくしすぎると飽きる | 淡い色を多く使うと、少し幼く見える場合があります。 | チャコールや木目で大人っぽく整えます。 |
北欧風外壁で特に気を付けたいのは、白をどう使うかです。
白い外壁は北欧風の代表的なイメージですが、真っ白すぎると日本の住宅街では少し強く見える場合があり、また雨だれや換気フード下の汚れ、苔や藻が目立ちやすいという注意点もあります。
そのため、白を選ぶ場合は、少し温かみのあるオフホワイトやアイボリー、クリーミーホワイトを選ぶと、やわらかく上品にまとまりやすくなります。
また、北欧風にしたいからといって、淡い色ばかりでコーディネートすると、外観がぼんやり見えてしまうことがあります。
そこで、屋根や雨樋、破風、玄関まわりにチャコールやブラウン、木目を使うと、外観の輪郭が整います。
もうひとつ大切なのが、木目色の扱い方です。
北欧風では木目色がとても重要ですが、木目の色が外壁色と合っていないと、少しちぐはぐに見えることがあります。
赤みのある木目、黄みのあるナチュラルウッド、濃いウォルナットでは、似合う外壁色が変わります。
もし木目を主役にするなら、外壁色は少し控えめに。外壁色を主役にするなら、木目はアクセントとして使う。
こうした役割分けが大切です。
また、日本の気候では、北欧より湿気や雨が多く、苔や藻が出やすい場所もあります。
特に北面、植栽の近く、風通しの悪い面では、防カビ・防藻性のある塗料を検討すると安心です。
北欧風外壁は、明るく美しい反面、汚れや色の見え方に配慮が必要で、かわいさだけでなく、数年後の美しさまで考えることが失敗しないポイントです。
6. 白・グレー・木目を上品に使うコツ

北欧風外壁をおしゃれに仕上げるには、白、グレー、木目の使い方が重要です。
おすすめは、「明るいベース色」+「温かみのある木目」+「引き締める濃色」の組み合わせです。
| 配色 | 印象 | おすすめの住宅 |
|---|---|---|
| オフホワイト×木目×チャコール | 明るく温かい北欧風 | ナチュラルモダン、木目玄関のある住宅 |
| グレージュ×白×木目 | 上品で大人っぽい北欧風 | 落ち着いた住宅街、シンプルな住宅 |
| ウォームグレー×黒サッシ×木目 | モダンで機能的な北欧風 | 黒サッシ、片流れ屋根、現代的な住宅 |
| アイボリー×ブルーグレー×白 | 爽やかでやさしい北欧風 | 洋風住宅、北欧雑貨が好きな方の住宅 |
| セージグリーン×木目×アイボリー | 自然で穏やかな北欧風 | 植栽のある家、ナチュラル外構の住宅 |
| 白系外壁×ネイビーアクセント | 清潔感と知的な印象 | 白サッシ、洋風住宅、爽やかな外観にしたい家 |
白を使う場合は、外壁全面を真っ白にするより、オフホワイトやアイボリーにすると、住まいになじみやすくなります。
そこに木目の玄関ドアや軒天を合わせると、北欧風らしい温かみが生まれます。
グレーを使う場合は、冷たくなりすぎないように、ウォームグレーやグレージュを選ぶのがおすすめです。
白や黒と合わせるだけでなく、木目を入れることで、硬さがやわらぎます。
木目は、北欧風外壁の中でとても大切なアクセントです。
玄関ドア、軒天、バルコニー、フェンス、門柱などに木目が入ると、白やグレーの外壁に温かみが加わります。
ただし、木目を入れすぎると、北欧風というよりログハウス風やナチュラル感が強い外観になることがあり、住宅街で品よく見せたい場合は、木目はポイント使いがおすすめです。
また、濃色の使い方も大切で、北欧風では白や淡色だけでまとめるとぼんやり見える場合があるので、チャコール、ネイビー、ダークブラウンなどを雨樋、破風、屋根、玄関まわりに少し使うと、外観が引き締まります。
ただし、黒を多く使いすぎると、北欧風のやさしさよりもモダン感が強くなることがあります。
少しやわらかいチャコールやブラックブラウンを選ぶと、上品にまとまりやすいです。
また色数は多くしすぎない方が良く、北欧風外壁では、外壁、屋根、付帯部、木目、アクセント色を整理し、全体で3色程度にまとめると、すっきり見えます。
北欧風の外壁塗装は、余白の美しさが大切で、白、グレー、木目、濃色を少しずつ整えることで、シンプルなのに温かい外観になります。
7. おしゃれと機能性を両立する塗料選び

北欧風外壁では、おしゃれさだけでなく機能性も大切です。
特に白系、アイボリー、淡いグレー、ブルーグレーなどの明るい色を使う場合は、汚れ、雨だれ、苔、藻に配慮した塗料選びが重要になります。
北欧風の外壁塗装では、見た目の明るさと、数年後の清潔感を両立させることが大切です。
| 機能 | 役割 | 北欧風外壁でのメリット |
|---|---|---|
| 低汚染性 | 汚れが付きにくく、雨で流れやすくする | 白系や淡色系の清潔感を保ちやすいです。 |
| 防カビ・防藻性 | 苔や藻の発生を抑える | 北面や植栽近くの美観維持に役立ちます。 |
| 高耐候性 | 紫外線による劣化を抑える | 色あせを抑え、長く美観を保ちやすいです。 |
| 遮熱性 | 日射による表面温度上昇を抑える | 濃色アクセントや屋根塗装で検討できます。 |
| 透湿性 | 湿気を逃がしやすくする | 外壁材や既存塗膜によって重要になる場合があります。 |
| 艶調整 | 外観の質感を整える | 3分艶や5分艶で上品な北欧風にできます。 |
北欧風外壁で白系を選ぶ場合、低汚染性のある塗料はとても重要です。
白やアイボリーは明るく清潔感がありますが、雨だれや排気ガス汚れが目立ちやすい色でもあります。
低汚染性のある塗料を選ぶことで、汚れにくさを高めることができます。
また、北面や日当たりの悪い面では、苔や藻が出やすい場合があり、防カビ・防藻性のある塗料を選ぶことで、数年後の美観維持につながります。
色あせを考慮するなら、高耐候性も大切です。
特にブルーグレー、ネイビー、チャコールなどの濃色やアクセント色を使う場合、紫外線による退色を考える必要があります。
ラジカル制御型塗料、フッ素塗料、無機塗料など、耐候性の高い塗料を検討すると安心です。
ただし、高性能な塗料を選べばそれだけで安心というわけではありません。
下地処理、下塗り材、塗布量、乾燥時間、シーリング工事、職人の施工品質がそろって初めて、塗料の性能は発揮されます。
北欧風外壁は、シンプルな色だからこそ、施工の丁寧さが出やすいデザインです。
白系や淡色系は、下地のムラや補修跡が目立つ場合があります。
艶を抑えた仕上げでは、塗りムラやローラーの継ぎが見えやすいこともあります。
だからこそ、塗料選びと同じくらい、施工品質が大切です。
北欧風外壁の機能性は、塗料のカタログ性能だけではなく、外壁材の状態に合った下地処理と丁寧な施工があってこそ、おしゃれで長持ちする外観になります。
8. 日本の住宅街で北欧風に仕上げる考え方

北欧風の外壁塗装を日本の住宅街で取り入れる場合、少し調整が必要です。
北欧の家をそのまま再現するのではなく、日本の気候や街並み、建物の形に合うように整えることが大切です。
日本には、梅雨、台風、高温多湿、夏の強い日差しがあり、また住宅街では、隣家との距離が近かったり、道路から家全体がよく見えたりすることもあります。
そのため、北欧風の明るさや木目の温かみを取り入れながらも、汚れ、雨だれ、苔、藻、周辺環境との調和を考える必要があります。
| 日本の住宅で考えたいこと | 北欧風に仕上げる工夫 |
|---|---|
| 雨だれが出やすい | 低汚染性塗料、窓下や換気フードまわりの確認 |
| 苔・藻が出やすい | 防カビ・防藻性のある塗料を選ぶ |
| 隣家との距離が近い | 白すぎる色や濃すぎる色を避け、柔らかい中間色にする |
| サッシ色を変えにくい | 既存サッシに合う外壁色を選ぶ |
| 木目玄関がある | 木目の色を基準に外壁色を調整する |
| 住宅街で浮きたくない | オフホワイト、グレージュ、ウォームグレーを中心にする |
日本の住宅街で北欧風に見せるなら、強すぎない色選びがおすすめです。
真っ白よりオフホワイト。冷たいグレーよりウォームグレー。鮮やかなブルーよりブルーグレー。濃い黒よりチャコール。 こうした少しやわらげた色は、住宅街にもなじみやすく、上品に仕上がります。
また、北欧風らしさを出すには、木目や植栽の使い方も大切です。
木目の玄関ドア、軒天、フェンス、門柱。植栽のグリーン。
これらがあると、白やグレーの外壁が冷たく見えにくくなります。
ただし、木目やアクセントを入れすぎると、外観が少し忙しく見えることがあるので、北欧風の外壁色選びは、足し算よりも引き算が大切です。
必要な場所に、必要な色を少しだけ置く。
これだけで、住まいはぐっとおしゃれに見えます。
小林塗装では、北欧風外壁をご提案する際、単に白やグレーをおすすめするのではなく、建物の形、屋根色、サッシ、玄関ドア、外構、周辺環境を確認しながら、その家に合う北欧風を考えます。
北欧風にも、ナチュラル北欧、モダン北欧、大人北欧、かわいい北欧、和モダン寄りの北欧など、さまざまな方向性があります。
ここで大切なのは、流行をそのまま貼り付けることではなく、その家らしく整えることです。
日本の住宅街で美しい北欧風外壁にするには、明るさ、温かみ、汚れにくさ、街並みとの調和を一緒に考えることが大切です。
9. まとめ|北欧風外壁は、おしゃれと機能性を両立できる外壁塗装です

北欧風の外壁塗装は、おしゃれさと機能性を両立させたい方におすすめの外観デザインです。
白、アイボリー、グレージュ、ウォームグレー、ブルーグレー、スモーキーブルー、セージグリーン、木目ブラウン、チャコールなどを上手に組み合わせることで、明るく、温かく、清潔感のある住まいに仕上げることができます。
北欧風外壁の魅力は、派手さではありません。
光を受け止める明るさ。木目や植栽となじむ温かみ。色数を抑えたシンプルさ。
暮らしやすさを考えた機能性。長く飽きにくい落ち着き。
こうした要素が重なって、北欧風の心地よい外観が生まれます。
一方で、注意点もあり、白系や淡色系は、雨だれや汚れ、苔、藻が目立ちやすい場合があります。
なぜなら、真っ白はまぶしく見えることがあり、青みの強いグレーは冷たく見えることがあります。
ブルーやグリーンは、鮮やかすぎると住宅街で浮いてしまう場合があるからです。
だからこそ、北欧風外壁では、色だけでなく、塗料の機能性、艶、質感、下地処理、施工品質まで含めて考えることが大切です。
低汚染性、防カビ・防藻性、高耐候性のある塗料を選び、外壁材の状態に合った下地処理を行い、塗布量や乾燥時間を守ることで、見た目の美しさと長持ちする性能を両立しやすくなります。
また、日本の住宅街で北欧風に仕上げるには、北欧の家をそのまま真似るのではなく、住まいの形や周辺環境に合わせて調整することが大切です。
名古屋市周辺で、北欧風の外壁塗装や色選びに迷われている方は、ぜひ小林塗装へ相談ください。
小林塗装では、流行だけに流されず、建物の形、屋根色、サッシ、玄関ドア、外構、周辺環境、お客様の好みに合わせて、品よく、長く愛せる北欧風外壁をご提案いたします。
北欧風外壁は、ただおしゃれなだけではありません。
暮らしを明るくし、住まいを守り、毎日を少し心地よくするための外壁塗装です。
10. 北欧風外壁塗装に関する深掘りQ&A

北欧風の外壁塗装とは、白、アイボリー、グレージュ、ウォームグレー、ブルーグレー、木目などを使い、明るく清潔感があり、自然素材の温かみを感じる外観デザインです。
ただかわいいだけでなく、シンプルで機能的、長く飽きにくい外観を目指すのが北欧風の特徴です。
オフホワイト、アイボリー、グレージュ、ウォームグレー、ブルーグレー、スモーキーブルー、セージグリーン、木目ブラウン、チャコールなどがよく合います。
白やグレーをベースにしながら、木目やくすみカラーを合わせると、北欧らしい温かみとおしゃれ感が出ます。
白い外壁は北欧風と相性が良いです。
ただし、真っ白すぎるとまぶしく見えたり、雨だれ汚れが目立ちやすくなったりする場合があります。
上品に仕上げたい場合は、オフホワイト、アイボリー、クリーミーホワイトなど、少し温かみのある白がおすすめです。
青みの強いグレーは、建物によって冷たく見えてしまう場合があります。
北欧風の温かみを出したい場合は、ウォームグレーやグレージュを選ぶと、やわらかく上品にまとまりやすいです。
木目や白い軒天、植栽と合わせると、グレーの冷たさをやわらげることができます。
北欧風外壁と木目は非常に相性が良いです。
玄関ドア、軒天、フェンス、バルコニーまわりに木目が入ると、白やグレーの外壁に温かみが生まれます。
ただし、木目の赤み、黄み、濃さによって合う外壁色は変わるため、木目を基準に外壁色を選ぶとまとまりやすくなります。
白系や淡色系を使う場合、雨だれ、排気ガス汚れ、苔、藻が目立つことがあります。
特に北面、窓下、換気フードまわり、植栽の近くでは注意が必要です。
低汚染性、防カビ・防藻性のある塗料を選ぶことで、清潔感を保ちやすくなります。
艶消しや3分艶は、北欧風の落ち着いた質感と相性が良い場合があります。
白やグレージュ、ウォームグレーをしっとり見せたい場合に向いています。
ただし、艶を抑えた塗料は種類によって汚れ方や耐候性が異なります。
見た目だけでなく、外壁材や立地条件に合う塗料を選ぶことが大切です。
北欧風の外壁色選びで失敗しやすいのは、白すぎる外壁にして汚れが目立つこと、グレーが冷たく見えること、ブルーやグリーンが鮮やかすぎて浮くこと、木目を使いすぎて外観が忙しくなることです。
日本の住宅街では、少し温かみのある白、ウォームグレー、グレージュ、くすみカラーを使うと、上品にまとまりやすくなります。
白系や淡色系を使う場合は、低汚染性、防カビ・防藻性、耐候性のある塗料がおすすめです。
ブルーグレーやチャコールなどのアクセント色を使う場合は、色あせに配慮した高耐候塗料も検討すると安心です。
ただし、塗料のグレードだけでなく、下地処理、シーリング、塗布量、乾燥時間などの施工品質も同じくらい重要です。
小林塗装では、北欧風を単なる流行のデザインとしてではなく、住まいの形、外壁材、屋根色、サッシ、玄関ドア、外構、周辺環境に合うように整えることを大切にしています。
おしゃれさだけでなく、低汚染性、防カビ性、耐候性、下地処理、施工品質まで考え、長く愛せる北欧風外壁をご提案いたします。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主 小林ゆずは、名古屋を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・防水工事・シーリング工事などを行う塗装工事の専門家です。
これまでの現場経験をもとに、塗料の性能だけでなく、下地処理、下地補修、シーリング、細部の仕上げ、色彩提案まで大切にした、長持ちする住まいの塗装工事をご提案しています。
北欧風外壁の色選びでは、流行だけに流されず、建物の形、周辺環境、お客様の好み、屋根やサッシとの相性、塗料の機能性まで丁寧に考え、品よく、長く愛せるカラーコーディネートを心掛けています。
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