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外壁塗装の最適な塗り替え時期はいつ?

外壁塗装は、一般的に「新築から8~12年」「塗り替え周期の目安は約10年」「外壁塗装は、春か秋が良い」言われていますいます。

今回は、外壁塗装を行う最適な時期について、「名古屋の塗装店」小林塗装が詳しくお伝えします。
ぜひこのコラムを参考にして、外壁塗装を行う時期を検討して下さい。

1. 外壁塗装の塗り替え時期の目安

外壁塗装を行う最適な時期は、以下の3つの要素によって決まってきます。

  • ・ 塗料の耐用年数
  • ・ 外壁の劣化症状
  • ・ 外壁の素材

一般住宅の外壁材でよく使われている窯業(ようぎょう)系サイディングやモルタルは、セメントが主成分です。
セメントの表面は防水性が低いので、経年劣化した状態では雨水が壁材に染み込んでしまいます。

そのため、サイディングやモルタル表面を塗装によって保護されています。

しかし、サイディングやモルタル塗装が経年劣化すると、外壁が風雨や紫外線に直接曝されてしまい、建物の腐食を進めてしまいます。

そのため、塗膜に覆われた外壁は、適切なタイミングで塗り替えが必要になります。

2. 前回の塗装から10年前後経過していたら塗り替えのタイミング

外壁塗装の塗り替え時期の目安で注目したいのは、塗料の耐用年数です。
外壁に使われる塗料にはいくつか種類があり、それぞれ耐久性能が違います。

塗料のタイプ別に、耐用年数をまとめてみました。

  • ■ アクリル塗料・・・5~6年
  • ■ ウレタン塗料・・・8〜10年
  • ■ シリコン塗料・・・10〜13年
  • ■ ラジカル制御塗料(シリコン・アクリルベース)・・・13〜16年
  • ■ フッ素塗料・・・15〜20年
  • ■ 無機塗料・・・18~22年

少し前までは、一般住宅の外壁塗装ではウレタン塗料かシリコン塗料がよく使われていました。
そのため、5〜13年前後で外壁塗り替えの時期になります。

塗り替え時期を逃してしまうと、外壁が破損したり、雨漏りが発生したりして、住宅が著しく劣化する可能性が高くなります。

もしも建物の躯体が腐食すると、外壁塗装よりも莫大なリフォーム費用が掛かってしまいます。
そのため、外壁塗装は塗装の機能が無くなる前に塗り替える事が一つの基準になります。

3. このような症状が出たら、外壁塗装の塗り替え時期のサインです

外壁に劣化症状が現れた場合も、外壁塗り替えの時期と言えます。
家は、それぞれ違う環境の中に建っています。

日当たりが良かったり、湿度が高い場所に建っていたりする建物は、特に外壁の劣化が進みやすいです。
そのため、同じ塗料で塗装されていたとしても、住宅によって劣化速度が違うので、塗り替え時期が変わるケースもあります。

塗料の耐用年数だけでなく、塗膜劣化のサインも外壁塗り替え時期を知る目安にしましょう。

外壁の塗り替えが必要な外壁の劣化症状一覧をまとめましたので、お客様のお住いの外壁に当てはまる症状はないか、しっかりチェックしてみてください。

  • ■ 色褪せ・・・紫外線の影響で外壁の色が褪せてくる
  • ■ 艶がなくなる・・・紫外線や風雨の影響で塗膜面の艶が落ちてくる
  • ■ コケ・・・塗膜の薬効成分が無くなり、カビや藻が生える
  • ■ チョーキング・・・塗膜成分が劣化して白い粉(顔料)が露出する
  • ■ 塗膜の浮き・はがれ・・・塗膜が外壁から剥離した状態である
  • ■ シーリングが切れる・・・サイディングの継ぎ目の充填剤が硬化して裂けている
  • ■ クラック・・・外壁にヒビが入る

「チョーキング」以下の現象が現れたら、速やかに塗り替える様にしましょう。
劣化症状をそのまま放置すると、外壁が受けるダメージは増す一方です。

また、紫外線によく曝される地域の住宅は、屋根の劣化スピードも速くなる傾向があります。
直接確認するのは難しいので、不安な方は外壁塗装の調査時に屋根も確認してもらうと良いでしょう。

4. 外壁材による違い

外壁材によっても、塗り替えタイミングが違います。
日本国内の外壁材で最も使用されているのは、およそ80%の国内シェア率を誇る「窯業系サイディング」です。

窯業系サイディングは、セメントと繊維質を混ぜ合わせて板状にした素材で、耐久性やデザイン性が高く、人気の外壁材となっています。

この窯業系サイディングはセメントが原料である事から、防水機能を維持させるため、定期的な外壁塗装が必要です。
また、セメントや砂、水を混ぜた塗料で仕上げるモルタル外壁も同じく、一般的には塗装をしなければなりません。

窯業系サイディングや外壁モルタルの住宅では、既存の塗膜の耐用年数に合わせて、塗り替えを検討することになるので、覚えておきましょう。

5. 壁塗装 塗り替えるなら、季節はいつがいいの?

次に外壁を塗り替えるおすすめの時期、各季節ごとの傾向や気温・室温などを考慮したベストの季節をお伝えします。

季節ごとの傾向

外壁塗装を行う季節は、春か秋がオススメです。

その理由は、「雨が少ない」「塗料が乾きやすい」といった事が挙げられます。
実際に、春と秋は業者にとって繁忙期です。

特に、毎年秋から年末にかけては、夏の台風や暑さで劣化した外装をきれいに塗装してから新年を迎えたいというお客様が増えます。

逆に外壁塗装の閑散期は、降雪や霜によって塗装できない期間が多くなる冬です。
さらに、雨が降りやすく、台風が発生しやすい梅雨から夏にかけても工事の依頼が少なくなります。

下記にそれぞれの季節と外壁塗装の傾向をまとめてみました。

春 (3~5月)
  • ・ 比較的降水量が少なく、外壁塗装業者の繁忙期です。
  • ・ 職人の確保が難しく、価格も上がりがちです。
  • ・ 養生で窓を締めることになっても過ごしやすいです。

夏 (6~8月)
  • ・ 梅雨時期でも、雨が降っていなければ問題なく塗装できます。
  • ・ 梅雨時期と夏場は工事の依頼は減少します。
  • ・ 梅雨で工期が延びやすいです。
  • ・ 養生で窓を締め切ってしまうと暑いです。
  • ・ 雨以外にも湿度85%以上となると作業できません。
  • ・ 猛暑で塗装面の温度が上がり過ぎると塗装できません。
  • ・ ゲリラ豪雨や夕立に注意する必要があります。

秋 (9~11月)
  • ・ 10月下旬からは比較的降水量が少なく、繁忙期。
  • ・ 年内に工事を終わらせたい人が増えます。
  • ・ 春先と同様、職人の確保が難しく、価格も上がりがちです。
  • ・ 養生で窓を締め切ることになっても過ごしやすいです。

冬 (12~2月)
  • ・ 外壁塗装業者の閑散期です。
  • ・ 霜や積雪で工期が延びやすいです。
  • ・ 日照時間が短く、1日で塗装できる時間が少なくなります。
  • ・ 塗装業者から春に向けて販促チラシがよく入る時期です。

真冬は外壁塗装の業者にとっての閑散期ですが、工事ができないことはありません。
一定の気温と湿度の範囲内で、雨や雪が降っていなければいつでも塗装可能です。

6. 外壁塗装 塗り替えのベストシーズンは?

条件さえ整えば、塗り替え工事は年中できます。
その中でも、ベストシーズンは塗料の硬化・乾燥に適した気温15~30℃、湿度75%以下の時期です。

参考程度に、いくつかの都市の「塗料の硬化・乾燥に適した気候条件」に該当する月を表にしてみました。

  • ■ 札幌・・・5、6、9月
  • ■ 青森・・・5、6、9、10月
  • ■ 仙台・・・5、10月
  • ■ 新潟・・・5、9、10月
  • ■ 金沢・・・5、6、7、8、9、10月
  • ■ 東京・・・5、10、11月
  • ■ 静岡・・・5、9、11月
  • ■ 名古屋・・・5、6、8、10、11月
  • ■ 大阪・・・5、6、8、9、10月
  • ■ 和歌山・・・5、6、9、10月
  • ■ 岡山・・・5、6、9、10月
  • ■ 広島・・・5、6、7、8、9、10月
  • ■ 高知・・・4、5、10月
  • ■ 博多・・・4、5、6、10月
  • ■ 鹿児島・・・4、5、9、10、11月
  • ■ 那覇・・・1、3、5、10、11、12月

記載した時期は、比較的塗装しやすいのでぜひ覚えておきましょう。

7. 外壁塗装の塗り替えができない条件

最後に、外壁塗装に適さない条件もお伝えしておきます。

昨今、塗料の品質向上によりオールシーズン塗装ができる様になりました。
しかし、以下の気温、湿度、環境の場合は、塗装工事はできません。

  • ・ 気温5℃以下
  • ・ 湿度85%以上
  • ・ 雨や雪が降っている
  • ・ 塗装面の温度が高すぎる
  • ・ 塗装面が凍結している

以上の条件によって、夏や冬は塗装工事の作業制約を受ける日が多くなります。
ですから、外壁塗装は春や秋が適した時期と言えます。

しかし、近年は年間を通して天気が安定しない傾向にあります。
ですから、過去のデータが必ずしも役に立つ訳ではありません。

とくに夏場は、ゲリラ豪雨や長雨も多くなってきていますので、今後は雨に対する塗装業者の現場対応能力がますます重要になってくるかと思います。

こういった事をしっかり踏まえて、外壁塗装の業者選びをする際は以下のポイントが重要です。

  • ・ 突然の雨でも素早く対応できる業者
  • ・ 適切な工事延期の判断ができる業者
  • ・ 状況によって、工事の段取り替えが適切に行える業者

上述のような施工対応力がある業者に工事を依頼しましょう。

8. 外壁塗装の塗り替え時期を短くしない様にする方法とは?

外壁塗装の塗り替え時期を短くしない様にするための方法は、主に以下の3つです。

  • ・ 定期的にメンテナンスを行う
  • ・ 住宅に適した外壁塗料を選ぶ
  • ・ 優良な業者に塗装してもらう

外壁塗装の塗り替え時期が短くなってしまうと、その分工事費用が多く掛かる事になります。
上記の方法を参考にして、将来的にかかる塗装費用を抑えるようにしましょう。

以下にて、それぞれの方法の詳しい内容を解説していきます。

定期的にメンテナンスを行う

定期的に外壁のメンテナンスを行うことで、塗膜の劣化スピードを緩められて、塗り替え時期(期待耐用年数)を維持しやすくなります。

外壁のメンテナンスは、掃除を行ったり、必要な場合は部分補修をしたりすることで、住宅全体の美観や耐久性が保たれます。

外壁塗装を短い期間で何度も行うと工事費用がかさんでしまうため、日頃から点検やメンテナンスをして塗膜や外壁の耐久性を維持するようにしましょう。

住宅に適した塗料を選ぶ

外壁材や住宅がある環境に適した塗料を選ぶことで、塗り替え時期を維持できます。
塗料は、メーカーが適していると推奨する下地に塗装することが大切です。

適していない下地に塗装すれば、塗料が本来持つ機能性を十分に発揮できなかったり、耐久性が低下したりします。

また、住宅の外壁が汚れやすい環境でしたら、防汚性の高い塗料を選ぶと低いタイプよりも塗り替え時期を延ばせるかと思います。
ほかには、紫外線によって色褪せしやすい外壁の場合は、ラジカル制御塗料(ラジカルフリー塗料・ハルスハイブリッド塗料‥とも呼ばれています)の塗料を選ぶのもオススメです。

このように、住宅の状況によって適した塗料を使用することで、外壁の劣化するスピードを抑えられます。
そのため、外壁塗装の塗り替え時期が短くなりにくいです。

優良な業者に塗装してもらう

優良業者は外壁に合った塗装を行うので、塗料の耐用年数を維持できる様になります。
優良な業者は外壁の種類や状態に最も適した塗料を選び、丁寧な工事を行うため塗膜が長持ちしやすいです。

また、優良な業者は一般的な塗装回数の3回塗りで施工するため、塗装面の耐久性についても心配する必要が無くなるでしょう。

良心的な塗装店を選ぶ際は、以下の様なポイントを確認してみましょう。

  • ・ 地域相場に近い価格を提示している
  • ・ 見積書の内容が明確に記載されている
  • ・ 施工実績が豊富にある
  • ・ 工事内容の説明が丁寧

もし、悪質な業者に塗装工事を依頼してしまうと、不具合が発生してさらに費用が増えてしまうことになりかねません。
ですから、塗装工事を依頼する際は、業者選びを慎重に行う様にしましょう。

9. 外壁塗装の塗り替えが必要な時期を逃すと発生する問題

外壁塗装の塗り替えが必要な時期を逃してしまうと、以下の様な問題が起こりやすくなります。

  • ・ 外壁の見た目が著しく悪くなる
  • ・ 外壁自体が劣化する
  • ・ 雨漏りが発生する
  • ・ 外壁塗装を行っても、あまりきれいに仕上がらない

外壁塗装の塗り替え時期を逃すと、住宅全体に大きな被害を与えてしまう可能性もあります。
以下にて、起こりうる4つの問題について詳しくお伝えします。

建物の見た目が悪くなる

外壁が汚れたり、劣化したりしているのにそのまま放置していると、住宅の見た目が悪くなってしまいます。
「外壁が汚れていても気にしない」‥という方もいらっしゃるかもしれません。

たしかに、外壁の汚れだけで住宅に大きな悪影響を与えることはありません。
しかし、外壁の見た目が悪いと、悪質な訪問営業を行う業者に狙われる可能性が高くなります。

建物の外観が原因となった不要なトラブルを避けたり、周辺環境を整えるためにも、外壁の美観を維持しておくことをオススメします。

外壁自体が劣化する

外壁は素材そのものに防水性がない製品が多いため、定期的に塗装を行わなければ劣化してしまいます。 外壁塗装を行う大きな目的は、外壁の防水性を高めたり、保護したりすることです。

そのため、適切なタイミングで塗装しなければ、外壁が破損したり、耐久性が低下したりします。
外壁自体の劣化は住宅にも大きな影響を与えることになりかねません。

大切な住宅の長持ちさせるためにも、外壁の塗り替え時期を逃さないようにする必要があります。

雨漏りが発生する

外壁塗装を行わずに防水機能が低下した外壁は、そのままにしておくと雨漏りが発生しやすくなります。

経年劣化した外壁自体に防水機能がない場合が多いので、塗膜が劣化したままの状態は雨水の浸入を許してしまうことになります。

外壁塗装を行わなかったばかりに、雨漏り修理が必要になり、塗装工事よりも高額な費用が掛かるケースも多いです。
一般的に、外壁塗装にかかる費用相場は30坪の住宅で30坪の住宅で60〜100万円ほど掛かります。

外壁の雨漏り修理の方法は、「張り替え」「カバー工法」の2つがあります。
一般的なサイディング外壁の張り替えには、およそ170〜250万円の費用が必要になります。

また外壁の雨漏り修理が必要になると、塗装工事を行うよりも最大で3倍くらいの費用が掛かってしまいます。

さらに、雨漏りによって住宅の寿命が短くなってしまう場合もあるので、外壁塗装は定期的に行うことをオススメします。

壁塗装を行っても、あまりきれいに仕上がらない

経年劣化が著しく補修が多い外壁はどうしても補修跡が目立ってしまい、経年劣化が少ない外壁に比べ、外壁塗装をきれいに仕上げる難しいです。

外壁塗装や屋根塗装が劣化する原因とは?

10. 外壁塗装の最適な塗り替え時期はいつ?塗装に適さない条件も紹介 まとめ

今回のコラムの内容を簡単にまとめました。

Q. 外壁はどのくらいの頻度で塗装したらよいですか?

およそ8〜12年に1度の頻度で塗装を行うのがオススメです。
ただし、塗料の耐用年数などで外壁塗装すべきタイミングは違ってきます。

Q. 外壁塗装に適した季節(シーズン)は、いつですか?

春または秋がオススメですが、夏や冬であっても条件さえ整えば塗装することは充分可能です。
塗装工事に不向きな気温や湿度もあるので、注意しましょう。

家の外壁や屋根は、新築から10年経つと塗り替え時期になります。
外壁の劣化の経過を観察しつつ、塗り替え時期のサインが現れたら、早めに塗り替えましょう。

外壁塗装では、工事を完成させしたい5~3ヶ月前から業者探しをはじめるのがオススメです。

基本的に外壁塗装は年中行えますが、春や秋の繁忙期は塗装業者を押さえるのがなかなか難しいです。
外壁塗装を成功させるためには、スケジュールに余裕を持って動くことが大切です。

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外壁塗装の最適な塗り替え時期はいつ?塗装に適さない条件も紹介コラム筆者 小林塗装 店主 小林ゆず

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「外壁塗装の最適な塗り替え時期はいつ?塗装に適さない条件も紹介」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。

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これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。

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