外壁塗装のクーリングオフ｜名古屋で外壁塗装なら小林塗装

　1.　外壁塗装においてのクーリングオフとは？

外壁塗装では、悪質な訪問販売による契約トラブルが今でも跡を絶ちません。

クーリングオフは、そんな訪問販売による契約トラブルからお客様を守る為に、訪問販売や電話営業‥で契約をした後、解約を行う事ができる制度です。
お客様が工事業者と契約した日から8日以内でしたら、クーリングオフ制度が適用されます。

クーリングオフ制度は、訪問営業や電話営業‥といった勧誘で、一般消費者であるお客様が冷静な判断ができない状態での契約をしてしまった際、お客様を守る目的で設けられました。
ほとんどの場合で適用されますが、一部クーリングオフが適用されないケースもあるので、その仕組みを分かりやすくお伝えします。

　2.　外壁塗装のクーリングオフができるケース

クーリングオフが適用されるケースは以下の場合です。

また、下記のケースでもクーリングオフは適用されます。

以上の様な状況の場合、外壁塗装の着工後でも、期間内であればクーリングオフは可能です。

万が一、「工事が始まっているから」‥と断られたとしても国民生活センター（消費者生活センター）へ相談する事をおすすめします。

クーリングオフでは、既に始まってしまった工事も現状復旧するまで、その費用は全て業者の負担となります。
ですから、状況に惑わされず冷静に判断をする事が大切です。

　2－2　クーリングオフができないケース

以上の様なケースは、クーリングオフは適用されませんので、注意しましょう。

　2－3　8日間過ぎてもクーリングオフが可能な場合

契約日から8日間過ぎてしまっていても、クーリングオフできる場合があります。
それは約款にクーリングオフの記載がなかったり、「契約してしまったら、もう解約はできません」‥の誤った内容の説明をお客様にした場合です。

工事業者がクーリングオフを防ぐ為にとった行動は、クーリングオフ期間には起算されません。

したがって、業者からクーリングオフの説明や書類を受け取らない限り、クーリングオフが適用され、工事業者がお客様に改めてクーリングオフについて記載した書面を交付し、クーリングオフの内容を説明した日からクーリングオフの期間が設定されます。

こういった理由から、外壁塗装の契約でお困りのお客様は、まず契約書や約款‥‥をしっかり確認し、クーリングオフについての記載や説明があったか、もう一度しっかり思い出してみましょう。

　3．外壁塗装　クーリングオフの手順

クーリングオフは、書面に契約を解除したい旨を記載して、業者に送付するだけです。
下記のような内容のクーリングオフ書類を作成しましょう。

【クーリングオフする際、準備する物】

• ・　契約書の控え


• ・　契約した会社の資料


• ・　ハガキか封筒、もしくはFAX用紙

【クーリングオフ　書面に記載する内容】

【クーリングオフを行う際の注意点】

したがって、書面の到着日は、8日間を過ぎても構いません。

　3－2．　クーリングオフした後、どうすればいいの？

クーリングオフを行うと契約自体が全て無効になるので、工事業者に損害賠償や違約金を支払う必要はありません。

もし、工事が着工されている場合は、業者には建物を契約前の状態に戻す事が義務付けられています。
したがって建物を契約前の状態に戻す為の工事費用は、全て業者が負担する事になっています。

また、何か取り付けたもの、設置された物も業者負担で元の姿にする事ができます。

　4．　困ったときは公的機関へ相談しましょう

クーリングオフが適用されるのか分からない、色々不安な事がある‥そういった場合、ためらわずに公的機関へ相談しましょう。

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コラム筆者
小林塗装　店主　小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラムを作成しています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。