塗料価格の仕組みについて|名古屋 塗装工事専門店 小林塗装

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塗料価格の仕組みについて



建築塗料業界と建築塗料の価格の決まり方 (業界の裏話)

すまいの塗り替え工事を検討しているお客様がよく気にしていらっしゃる建築塗料業界の仕組み、建築塗料価格の仕組み、オリジナル塗料(OEM塗料)‥お客様の質問や疑問にしっかりお答えする事ができる正直な塗装店を目指している小林塗装がコラムにして分かりやすくお伝えします。
建築塗料は、ホームセンターなどで売られている家庭用塗料とは違った販売方法で売られています。
建築塗料業界や建築塗料の価格設定方法などに興味がある方はぜひご覧ください。



 現在の日本国内の建築塗料業界について

現在、日本国内の建築塗料・塗料卸売業の業態としては、塗料・顔料のメーカー、販売を行う卸売店、代理店に分かれています。
塗料や顔料(着色剤)は、自動車用、家庭用、建築用、機械用、木工用、印刷用など、様々な種類があり、塗料メーカーの中でも、様々な用途の塗料や顔料を扱う総合塗料メーカーと特定用途の塗料や顔料を扱う専門メーカーに分ける事ができます。

そんな塗料メーカー、塗料卸売業界ですが、現状は決して芳しくありません。
なぜなら、日本国内の建築塗料や塗料卸売業界の市場は既に成熟しており、それ以上の大きな発展は見込めない状況になっているからです。
それもあって、1,990年代後半以降、日本国内の塗料メーカー、塗料卸売業界の売り上げは一部メーカーを除いて全体的に減少しています。

そこに拍車を掛ける様に、少子高齢化による消費者減少の影響を受け、国内市場自体も縮小しつつあります。
また塗料や塗料の卸売業界は、石油の価格に左右されやすいという特徴があります。
その理由として、塗料に使われる樹脂や着色顔料といった原材料の多くは石油から造られている為です。
石油価格は世界情勢によって変動しやすく、変動次第では塗料や顔料の生産量に大きな影響を及ぼします。
加えて塗料や顔料は顧客のニーズに合わせて大変様々な製品があり、それら塗料の需要と供給バランスを予測しつつ、生産販売しなければならない事と塗料卸売業者間による販売価格競争によって、利益率も高くありません。
その結果、日本国内の塗料業界は海外に進出できるだけの余裕を持った大手の塗料メーカーが市場を寡占する状態になっており、新しい塗料メーカーの設立や異業種からの新規参入が難しい状況になっています。

なお、最近の塗料卸売業界については、全国に約3,000の塗料卸売店があり、塗料卸売業全体の80%以上が従業員10人以下の事業所で構成されています。
東京、名古屋といった大都市圏では従業員10~50人の中規模塗料販売店が増えています。
しかし、全国的には従業員2人以下の零細な塗料販売店が人材不足で廃業するケースが増えています。
また、地方では塗料販売額で明暗が大きく分かれています。


 一般的な建築塗料における価格設定の仕組み

建築工事で使われる塗料の販売価格は、各塗料メーカーの定価がない代わりに各メーカーが設定した販売希望価格があり、それが塗料価格のベースになります。
但し、他社に同じグレードの塗料があれば、各塗料メーカー同士の販売競争によって、卸価格や塗装業者に対する販売価格が若干下がる事もあります。

また、塗装業者が仕入れる塗料商社、塗料販売店の売り上げ規模によっても卸価格が変わります。
こういった場合、特約店(1年間の販売・購入ノルマが高く設定されている代わりにとても安く仕入れる事ができます。)、1次代理店(1年間の販売・購入ノルマが設定されている代わりに安く仕入れます。)、2次代理店(1年間の販売・購入ノルマがされていません。その代わり特約店、1次代理店の様に安く仕入れる事ができません。)かどうかによっても、塗料の卸・販売価格が0~20%位変わります。
なお、塗装業者の1回あたりの納品・購入量(例:同一塗料の20缶以上といった大量購入)でも塗装業者に対する販売価格が0~5%位変わります。(販売価格の値引きパーセンテージは、各塗料メーカー、卸業者の営業方針や営業担当者の裁量によって異なります。)

さらに建築塗料は、塗装工事の工期が長くなる事があるため、『掛け売り』で売られる事が多いです。
この掛売りとは、後払い(ツケ払い)の事で、塗料や商品を購入する際に、一定期間後の定められた日に代金を受け取る契約(一般的に『月末締め、翌月末払い』『30日サイト(締め日から30日後に支払う)』が多いです。)を結び、先に塗料や商品をもらったりする事です。
つまり、後払いで塗料や副資材を買う事です。
この掛売りの取引形態の事を、『売掛取引』『掛け取引』『掛け払い』とも言います。
こういった場合、予め取引相手を調査(与信調査=塗装業者やリフォーム業者‥といった取引相手に資金を貸し付けるなどの信用を供与させる為の調査)して、いくらまで掛売りをするのかを決める『与信限度額』『与信枠』が各購入業者ごとに設定されており、塗料販売店から信用の高い塗装屋は、与信が普通規模の同業他者である塗料販売価格よりも、0~10%程度仕入れ価格が安くなっているケースが一般的です。(大量購入するメリットです。)

逆に塗料販売店から信用の低い塗装屋は、塗料購入価格が同業他者の塗料販売価格よりも10~20%高くなったり(=未集金による貸し倒れのリスク、取り込み詐欺の回避)、塗料や副資材の納品まで時間が掛かったりする場合(=顧客としての優先度が低い)があります。
こういった卸による仕組みは、建築金物、衣類、繊維品、書籍、宝飾品、魚介類、野菜、果物、花き、玩具、人形 、駄菓子‥にも該当します。

さらに塗装屋やリフォーム屋の中には、現金販売のみといった与信枠が全くない業者さんもちらほらいます。(俗にいう怪しい業者さんです。)
ちなみにこういった塗装業者やリフォーム業者は、工事着手金や中間金を求めてくる場合があります。
なお最近では、一般住宅の塗装工事代金の支払い方法は完工後の一括払いが多くなってきています。


 色や添加剤によって、同じグレードの塗料でも価格が異なります。

一般的に建築用塗料は、色(着色顔料=無機顔料・有機顔料)、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、エポキシ‥各種の樹脂含有量によって販売価格が大きく違ってきます。
ですから、同じ塗料でも白、黒、淡彩色(ライトアイボリー、ベージュ、クリーム‥)中彩色(サンドベージュ、ライトブラウン、グレーサンド‥)、濃採色(ダークブラウン、ウォルナット、ノアール‥)、原色(赤色、青色、黄色など)で塗料価格が違ってきます。
また、塗料の艶調整によっても(艶あり、7分艶あり、5分艶あり、3分艶あり、艶消し)塗料価格が違ってきます。

さらに最近では、顔料に耐候性(特殊コーティング顔料、耐候顔料)を持たせた顔料や防カビ剤、防藻剤、防虫剤などといった多くの薬効成分、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、レベリング剤、沈降防止剤、色分かれ防止剤、顔料分散剤、タレ止め剤、乾燥剤、消泡剤、接着性向上剤、耐水性向上剤、耐塩水性向上剤、摩擦係数減少剤、導電性向上剤、蛍光増白剤‥といった用途に合わせた添加剤が加えられた塗料もあるので、塗料の価格の仕組みは従来よりも複雑になっており、色や機能によっては、約2倍以上の価格差が発生する場合があります。
(まぁ、使っているペンキ屋さんでも全く分かっていない節がありますが。‥‥) こういった理由から、塗装工事の材料単価が、一律いくらといった決まった金額が出しづらい理由と言えます。(塗料は、ミズモノと言われる最大の所以です。)


 営業マンの言葉をそのまま信じると、お客様が損する場合があります。

一部のリフォーム業者や塗装屋の営業マンによっては、「塗料メーカーから直接仕入れているから塗料が安いです。」‥とお客様にうそぶく塗装屋さんもいますが、それはオリジナル塗料(OEM塗料)塗料を除いて、まずを持ってあり得ません。

なぜなら、各卸業者(全国の塗料販売商社)によって、各種塗料の需給安定、塗料価格の決定権、金融の円滑化‥といった重要な役割を果しており、塗料メーカーが卸業者や塗料販売店を飛ばして、末端の塗装業者やリフォーム業者に対して直接卸す様な事は絶対に無いからです。
もしも仮にそんな事が資本規模の少ない塗装業者やリフォーム業者‥といった一中小企業によって簡単にできたら、日本の流通経済がめちゃくちゃになってしまいます。 (塗装業者やリフォーム業者からの未収金による貸し倒れと一般客からのクレームだらけになってしまう事が容易に想像できます。(>_<))
そんな事も知らず、さも本当の事だといった感じでお客様に嘘の説明をする塗装業者さんは全くを持って信用できません。(そんな事をお客様に堂々と言える塗装業者は、はっきり言って大バカか大嘘つきのどちらかです。)


 オリジナル塗料(OEM塗料)の作り方について

最近では、塗料を塗装業者に直接販売している塗料メーカーもありますが、そのような塗料メーカーは、自社では塗料を製造していないので、他社が取り扱う同等の塗料でも販売価格が高く設定されています。
(そんな塗料をインターネット上や塗り替えの現場で見掛ける事がちらほらあります。)
こういった塗料の多くは、塗料の製品カタログがやたら豪華で、塗料の性能を誇張したり、オリジナルティを強調したりしたOEM塗料がほとんどです。
オリジナル塗料(OEM塗料)の多くは、各塗料のラベルやカタログのデザインが変えてあり、その中身は各塗料メーカーの汎用塗料(最近では、水性シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料、断熱塗料、石材調吹付塗材が多い)です。
また、リフォーム業者や一部の塗装店(経営コンサルが関わっている場合が多いです。)、などが提案するオリジナル塗料(OEM塗料)は、各塗料メーカーの汎用塗料が多いです。

但し、ハウスメーカーの中でも大手の場合は、有名塗料メーカーと共同で独自のオリジナル塗り替え塗料を開発する場合もあります。(=大手ハウスメーカーは、潤沢な開発資金があります。)
なぜなら、ハウスメーカーのテイスト(ブランドイメージ)を維持するために専用塗料が必要になるからです。
現在、国内には何年にも渡り塗料を研究し続け、世界にも誇れる塗料の製造技術を持つ塗料メーカーが多くあり、さらに大手塗料メーカーに関しましては、何十年も塗料の開発に莫大なコストと研究を積み重ねており、そんな大企業の塗料に勝る塗料を塗料開発のノウハウが全く無い一介のリフォーム業者や塗装店なんかに塗料の開発ができるわけありません。
では、なぜそういった『オリジナル塗料』がリフォーム業者、塗装店によって頻繁に作られるのかと言いますと、理由は簡単で技術力や営業力が低い会社が自社ブランド商品を作って「一般に流通している他の塗料よりも優れている」‥と言ってプレミアム感を演出し、お客様に高く売りつける為だと言えます。

ちなみにこういった何だかインチキ臭い『オリジナル塗料』を作るには

  • 塗料缶のラベル印刷作成(ラベルデザインは別途):2,000枚/25,000円(税別)~
  • 塗料パンフレットのデザイン作成:80,000円(税別)~
  • 塗料パンフレットの印刷:1,000部/64,000円(税別)~
  • 塗料色見本帳のデザイン(色見本帳の作成は別途):100,000円(税別)~
  • 商標登録の出願料:52,000円(税別)~
  • 商標登録費:54,000円(税別)~程度必要です。
  • 逆に言えば、たったこれだけの費用で、インチキ臭い『○○ペイント オリジナル塗料』ができるという訳です。
    またこういったオリジナル塗料の開発元や製造元がよく分からない理由は、クライアントとOEMメーカーの双方にオリジナル塗料を製造販売する契約上の守秘義務が課せられているからです。

    この様な理由から、悪徳な塗装業者やリフォーム業者と共にインチキ臭い~オリジナル塗料が雨後のタケノコのように現れます。 またこういった塗料のクレームは、オリジナル塗料を製造した塗料メーカーは一切の責任を負わない事がほとんどなので、何か品質トラブルがあった場合、責任の所存が曖昧になってしまい、消費者トラブルに発展する事も多く、結果として塗装業者全体のイメージが悪くなってしまう事も多々あります。
    ですから、こういったオリジナル塗料(インチキ塗料)で営業する一部の施工業者は、誠実な経営をしている大多数の同業者にとって非常に迷惑な存在と言えます。
    しかし、塗料メーカーとしては企業として存続する為、一定の売り上げを上げなくてはならない部分もあるので、オリジナル塗料が『必要悪』と言える側面もあります。 (う~ん、何だかなぁ‥‥。)



    ※ なお、このコラム『塗料価格の仕組み』については随時、修正加筆する場合がある事をご了承下さい。




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