塗膜の厚みで外壁塗装の耐久性は変わる?適正塗布量を職人が解説
外壁塗装の見積書を見ていると、「シリコン塗料」「無機塗料」「ラジカル制御形塗料」といった塗料名や、耐用年数、保証年数には目が向きやすいと思います。
ところが、完成したあとには見えにくく、見積書でも詳しく説明されることが少ない重要な項目があります。
それが、外壁に形成される塗膜の厚みです。
同じ塗料を使い、同じように3回塗りをしていても、1㎡当たりに使われた塗料の量が少なければ、必要な厚みを確保できない場合があります。
反対に、「たっぷり塗れば長持ちするだろう」と1回で極端に厚く塗ると、乾燥不良、たれ、しわ、膨れ、ひび割れなどを起こすことがあります。
お化粧に少し似ているかもしれません。ファンデーションは薄すぎれば整わず、厚く重ねすぎれば、よれやひび割れが起こります。大切なのは、ただ厚くすることではなく、下地を整え、適量を均一に重ねること。
外壁塗装も同じです。
塗膜は、厚ければ厚いほど良いのではなく、その塗料が本来の性能を発揮できる「適正な厚み」に仕上げることが重要です。
ただし、住宅外壁は凹凸があり、窯業系サイディング、モルタル、ALC、金属外壁など、下地の種類もさまざまです。そのため、外壁塗装の品質を「何ミクロンだから合格」と、一つの数字だけで判断することはできません。
実際の住宅塗装では、塗膜厚の測定だけに頼るのではなく、メーカーが定めた標準所要量、塗装面積、使用缶数、塗装回数、希釈率、乾燥時間、施工状況などを組み合わせて管理します。
このコラムでは、塗膜の厚みと外壁塗装の耐久性の関係をはじめ、薄塗り・厚塗りによる不具合、塗料の適正使用量、3回塗りの本当の意味、下地による使用量の違い、施工品質を確認する方法まで詳しく解説します。
塗装工事を見た目だけでなく、長期的な品質から判断するための知識として、ぜひ参考にしてください。
- ■ 塗膜の厚みが外壁塗装の耐久性に影響する理由
- ■ 塗膜が薄すぎる場合に起こりやすい不具合
- ■ 塗膜を厚く塗りすぎた場合のデメリット
- ■ 湿潤塗膜と乾燥塗膜の違い
- ■ メーカーが定める標準所要量の見方
- ■ 3回塗りでも塗膜不足になる理由
- ■ 外壁材や凹凸による塗料使用量の違い
- ■ 見積書で確認したい塗布量と施工管理
- ■ 塗膜厚と耐用年数を正しく考える方法
1. 塗膜の厚みと外壁塗装の耐久性に関する結論
最初に結論をお伝えすると、外壁塗装は、塗膜が薄すぎても、厚すぎても、本来期待される耐久性を発揮できません。
大切なのは、使用する塗料、下地、塗装方法に合わせて、メーカーが定めた標準所要量と塗装工程を守り、均一で連続した塗膜をつくることです。
- ■ 塗膜が薄すぎると、紫外線や雨水から外壁を守る力が不足する
- ■ 塗膜が厚すぎると、乾燥不良やひび割れ、膨れが起こることがある
- ■ 1回の厚塗りと、適正量を2回に分けて塗ることは同じではない
- ■ 3回塗りという回数だけでは、塗膜厚の適否は判断できない
- ■ 住宅外壁では、膜厚計だけでなく使用量と施工工程による管理が重要
塗料は、缶の中に入っている状態では、まだ住まいを守る性能を十分に発揮していません。
外壁へ適切に塗布され、水分や溶剤が抜け、樹脂が連続した膜を形成して、初めて耐候性、低汚染性、防水性、付着性などの性能が生まれます。
つまり、塗料の商品名だけでなく、塗料をどのような厚みで、どのように乾燥させ、どれだけ均一に仕上げたかが重要なのです。
小林塗装では、塗膜の耐久性を次のような掛け算で考えています。
外壁塗装の耐久性
塗料の性能 × 適正な塗膜厚 × 下地処理 × 乾燥時間 × 施工環境
どれか一つが大きく欠ければ、ほかの項目が優秀でも、塗装全体の耐久性は低下します。
高価な無機塗料やフッ素樹脂塗料を使用しても、薄く引き伸ばしてしまえば、本来の性能は望めません。一方、一般的なシリコン塗料でも、下地処理と塗布量を丁寧に守れば、安定した耐久性を期待できます。
塗膜の厚みは目立たない存在ですが、外壁塗装の品質を静かに支えている、いわば住まいの「見えない仕立て」です。
2. 塗膜の厚みとは?湿潤塗膜と乾燥塗膜の違い
塗膜の厚みを理解するときは、まず湿潤塗膜厚と乾燥塗膜厚の違いを知っておく必要があります。
湿潤塗膜厚とは、塗料を塗った直後、まだ水分や溶剤を含んでいる状態の厚みです。
英語ではWet Film Thicknessと呼ばれ、WFTと表記されます。
塗装直後の塗料には、塗膜として残る樹脂や顔料のほか、水、溶剤などが含まれています。そのため、塗りたての状態は、乾燥後より厚くなっています。
平滑な金属面や大型鋼構造物では、くし形のウェットフィルムゲージを塗装直後の塗膜へ押し当て、湿潤塗膜厚を確認することがあります。
ただし、住宅のサイディングやモルタルは表面に凹凸があるため、測定位置による差が出やすく、金属板と同じ感覚で管理することはできません。
乾燥塗膜厚とは、水分や溶剤が抜け、塗膜が乾燥・硬化したあとの厚みです。
英語ではDry Film Thicknessと呼ばれ、DFTと表記されます。
塗料を塗った直後は厚みがあっても、水分や溶剤が蒸発すると、最終的に残る塗膜は薄くなります。
どれだけの割合が塗膜として残るかを考える際に使われるのが、塗料の体積固形分です。
湿潤塗膜厚の基本的な考え方
湿潤塗膜厚 = 目標乾燥塗膜厚 ÷ 体積固形分率
例えば、体積固形分が50%の塗料で、乾燥後に50μmの塗膜をつくりたい場合、理論上は約100μmの湿潤塗膜が必要です。
ただし、これは平滑な面を想定した理論的な計算です。実際の住宅外壁では、凹凸、吸い込み、ローラー肌、塗り重ね、塗料ロスなどがあるため、単純計算だけでは決められません。
住宅用の外壁塗料では、商品カタログや施工仕様書に、次のような形式で使用量が記載されています。
- ■ 0.12~0.14kg/㎡/回
- ■ 0.11~0.17kg/㎡/回
- ■ 0.30~0.50kg/㎡/回
- ■ 15kgで約88~136㎡/回
これは、1㎡を1回塗装するときに必要となる塗料の重さや、1缶で塗装できる標準面積を示しています。
住宅外壁は凹凸が多く、下地の吸い込みもあるため、乾燥膜厚を直接測るよりも、塗装面積に対して必要な塗料量が使用されているかを確認する方法が現実的です。
ただし、重量だけを満たせばよいわけではありません。同じ量の塗料でも、一部に厚く、一部に薄く塗られていれば、均一な保護膜にはならないからです。
3. 塗膜の厚みが外壁塗装の耐久性を左右する理由
塗膜の厚みは、単なる見た目の問題ではありません。
外壁塗装の塗膜は、紫外線、雨水、風、熱、排気ガス、ホコリ、カビ、藻などから外壁材を守る保護層です。
外壁塗膜は毎日、紫外線を受け続けます。
紫外線は塗膜中の樹脂を徐々に分解し、艶引け、色あせ、チョーキング、ひび割れなどを発生させます。
適正な塗膜厚が確保されていれば、表層から少しずつ劣化しながらも、その下にある塗膜が外壁材を守ります。
しかし、初めから塗膜が薄ければ、劣化が早い段階で塗膜全体へ到達しやすくなります。
外壁用塗料は、外壁表面から雨水が染み込みにくくなるよう、連続した塗膜を形成します。
塗膜が薄く、ピンホールや塗り残しがあれば、そこが水分の入口になります。
特に、窯業系サイディングの切断面、釘頭、補修部、モルタルの微細なひび割れ周辺は、水分の影響を受けやすい部分です。
塗料の量を確保するだけでなく、ローラーや刷毛で細部まで塗り込み、途切れのない塗膜をつくる必要があります。
低汚染塗料や親水性を備えた塗料は、塗膜表面が均一に形成されて初めて、汚れを付着しにくくする性能を発揮します。
塗膜が薄く、艶むらやローラーむらがあると、表面の性状が不均一になり、雨だれや汚れが部分的に目立つことがあります。
塗膜には、外壁材を守るだけでなく、色を均一に見せ、艶や質感を整える役割があります。
塗膜が薄いと、下地の色が透ける、補修跡が見える、ローラーの重なりが目立つ、艶が不均一になる、といった仕上がり不良が起こります。
ただし、色が隠れたからといって、必ずしも必要な塗膜厚が確保されたとは限りません。
(見た目がきれいだから、塗膜性能も十分とは限らないところが、塗装工事の少し難しい部分です)
外壁塗装は、色を付ける作業ではなく、適切な厚みと連続性を持つ保護膜をつくる工事です。
4. 塗膜が薄すぎる外壁塗装で起こる不具合
塗膜が薄すぎる場合、工事直後はきれいに見えても、数年後に違いが表れることがあります。
塗膜が薄いと、紫外線や雨風による劣化が塗膜全体へ早く進みやすくなります。
その結果、表面を触ると白い粉が付くチョーキングや、色あせ、艶引けが早い段階で起こる場合があります。
白から濃色へ変更する場合や、濃色から淡色へ変更する場合は、下地色の影響を受けやすくなります。
補修材の色が周囲と異なる場合も、塗膜が薄ければ補修跡が透けて見えることがあります。
こうした場合は、上塗りを無理に厚くするのではなく、下塗りの色を調整する、隠ぺい性の高い中塗りを使用するなど、塗装仕様全体で整えることが大切です。
凹凸のあるサイディングや吹付模様のモルタルでは、ローラーが凸部だけを通り、凹部に塗料が入り切らないことがあります。
使用量が少ないまま作業を進めると、小さな塗り残し、ピンホール、透けが残りやすくなります。
塗料に配合されている低汚染成分や防藻・防カビ成分も、塗膜全体が適正に形成されることを前提に設計されています。
塗膜が薄く不均一であれば、性能の持続性にもばらつきが生じる可能性があります。
- ■ 塗装面積に対して用意した塗料が少ない
- ■ 塗料を規定以上に薄めている
- ■ ローラーを強く押し付けて塗料を伸ばしている
- ■ 塗装回数を減らしている
- ■ 下地の吸い込みを止めないまま上塗りしている
- ■ 凹凸に対してローラーの毛丈が短い
- ■ 工期を急ぎ、十分な塗り込みが行われていない
ローラーを速く転がし、塗料を広い面積へ薄く伸ばせば、作業は早く進みます。
しかし、それは効率化ではありません。
必要な塗料量を守りながら無駄なく施工することが効率化であり、塗料を減らして作業時間を短縮することは、単なる品質低下です。
完成直後だけでなく、5年後、10年後まで見据えること。それが塗装店の責任だと、小林塗装は考えています。
5. 塗膜が厚すぎる外壁塗装で起こる不具合
塗膜が薄いことは問題ですが、だからといって、厚く塗れば塗るほど良いわけではありません。
塗料には、1回の塗装で形成できる適正な膜厚があります。
一度に多量の塗料を付けると、塗料が重力で下へ流れ、たれが発生します。
たれた部分は、周囲より極端に厚くなり、乾燥後も筋状に残ります。
ローラー塗装でも、塗料を多く含ませすぎると、ローラー目、泡、塗料だまりが発生しやすくなります。
塗膜を厚く塗りすぎると、表面は乾いているように見えても、内部に水分や溶剤が残る場合があります。
これを身近な料理に例えるなら、火を強くしすぎて、表面だけ焼けて中が生焼けになった状態に近いでしょう。
表面だけが先に膜をつくると、内部から抜けようとする水分や溶剤の逃げ道が少なくなります。
内部に残った水分や溶剤、下地から上がってくる湿気などが影響すると、塗膜表面にしわ、縮み、膨れが生じることがあります。
高温になる外壁、直射日光を受ける濃色外壁、断熱性の高い外壁では、塗膜内の温度や蒸気圧が上がりやすいため、下地との相性も慎重に確認しなければなりません。
塗膜が厚くなりすぎると、乾燥・硬化に伴う収縮応力が大きくなることがあります。
特に、硬い塗膜を柔らかい下地や動きの大きな部分へ厚く塗ると、建物の動きに追従できず、ひび割れや剥離につながる可能性があります。
ここで注意したいのが、微弾性フィラー、防水形仕上塗材、厚膜形塗料などです。
これらの材料は、一般的な上塗り塗料よりも多い所要量で施工するよう設計されています。
例えば、同じ外壁塗装でも、中毛ローラーで施工する下塗り材と、砂骨ローラーで模様を付ける下塗り材では、標準所要量が大きく異なる場合があります。
これは「厚く塗っている」のではなく、塗料の設計に合わせた適正な厚膜施工です。
厚膜形塗料
厚い塗膜を形成することを前提に、樹脂、粘度、乾燥性、追従性などが設計されています。
一般塗料の厚塗り
本来の適正範囲を超えて、一度に多くの塗料を付けている状態です。
同じ「厚い塗膜」に見えても、両者の意味はまったく違います。
塗料の個性を無視した厚塗りは、高品質ではなく、かえって不具合の種になることがあります。
6. 外壁塗装の標準塗布量・標準所要量・塗装回数の考え方
外壁塗装の塗膜厚を管理するうえで、最も重要な資料が、塗料メーカーのカタログや施工仕様書です。
そこには、標準所要量、希釈率、塗装回数、塗り重ね乾燥時間などが記載されています。
メーカーによって、標準塗布量、使用量、標準所要量など、表記が少し異なります。
厳密には、理論上塗膜を形成する量と、施工時の損失を含めた必要量を区別する場合があります。
住宅外壁の場合は、カタログに記載された数値が、どの塗装方法、どの工程、何回塗りに対するものかを確認することが大切です。
代表的な外壁用塗料と下塗り材の標準使用量を、分かりやすく表にまとめます。
| 塗料・仕上げ例 | 標準使用量の例 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| 水性シリコン系上塗り塗料 | 0.12~0.14kg/㎡/回 | 上塗り1回目、2回目をそれぞれ施工 |
| 水性ラジカル制御形上塗り塗料 | 0.11~0.17kg/㎡/回 | 下地、施工方法、色によって使用量に幅がある |
| 外壁クリヤー塗料 | 0.12~0.14kg/㎡/回程度 | 塗装可能時期、既存意匠、劣化状態も重要 |
| 艶消し・砂壁調仕上げ | 2回合計で0.20~0.40kg/㎡程度の製品もある | 平滑仕上げと単純比較しない |
| 微弾性フィラー | 0.30~0.50kg/㎡/回程度 | ローラーの種類で所要量が変わる |
| 砂骨ローラーによる厚膜下塗り | 0.80~1.50kg/㎡/回程度 | 模様と厚膜を形成する専用仕様 |
この表からも分かるように、外壁用塗料の適正量は、商品名、樹脂の種類、艶、模様、下塗り材、ローラーの種類などによって異なります。
「一般的な外壁塗装は何ミクロンですか」と一つの数字にまとめることが難しい理由は、ここにあります。
上塗り塗料の標準所要量が、1回当たり0.12~0.14kg/㎡とします。
塗装面積が150㎡で、上塗りを2回行う場合の理論的な必要量は、次のようになります。
150㎡ × 0.12kg × 2回 = 36kg
150㎡ × 0.14kg × 2回 = 42kg
上塗り2回分の目安:約36~42kg
15kg缶であれば、単純計算では2.4~2.8缶程度になります。
実際には、容器やローラーに残る塗料、刷毛塗り部分、凹凸、補修塗りなどがあるため、施工計画では余裕を持って準備します。
ただし、3缶を現場へ搬入したからといって、必ず3缶すべてを使い切るとは限りません。
反対に、補修用塗料を残す場合もあります。
したがって、使用缶数を確認するときは、搬入量だけでなく、未使用量、残量、実際の塗装面積まで含めて判断する必要があります。
上塗り2回分の塗料を、1回でまとめて塗っても、2回塗りと同じにはなりません。
2回に分けて塗ることには、次の意味があります。
- ■ 1回目の塗膜を十分に乾燥させる
- ■ 1回目の塗り残しや透けを2回目で補う
- ■ 塗膜の厚みを均一に整える
- ■ 水分や溶剤を段階的に放出させる
- ■ 塗膜表面の色、艶、肌を整える
塗装回数は、単なる作業回数ではありません。
塗膜を段階的に育てていくための工程です。
7. 下塗り・中塗り・上塗りと総塗膜厚の関係
一般的な外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3工程で行われます。
ただし、それぞれの塗膜には異なる役割があります。
| 工程 | 主な役割 | 塗膜厚に関する注意点 |
|---|---|---|
| 下塗り | 密着、吸い込み止め、下地強化、防錆、下地調整 | 下地によって適正な材料と所要量が大きく異なる |
| 中塗り | 色、膜厚、保護性能の形成 | 上塗り1回目として規定量を確保する |
| 上塗り | 仕上げ、耐候性、低汚染性、色、艶の形成 | 規定量を均一に塗り、最終的な塗膜を整える |
下塗り・中塗り・上塗りは、単純に同じ膜を3回重ねる工程ではなく、それぞれ異なる役割を担っています。
シーラーは下地へ浸透する性質があり、塗った材料のすべてが表面に膜として残るわけではありません。
一方、微弾性フィラーやサフェーサーは、下地表面を覆い、凹凸を調整しながら比較的厚い膜を形成します。
防錆プライマーは、鉄部へ一定の防錆膜を形成することが重要です。
このように、下塗り材の種類によって、必要な量も、乾燥後の状態も異なります。
劣化した窯業系サイディング、モルタル、ALCなどは、下地が塗料を強く吸い込むことがあります。
吸い込みが止まらない状態で上塗りを行うと、上塗り塗料まで下地へ引き込まれ、艶むらや塗膜不足が起こります。
そのため、小林塗装では下地の状態に応じて、メーカー仕様を確認したうえで、下塗りを2回行う場合があります。
ただし、下塗りを多く塗ればよいわけではありません。
浸透形シーラーを何度も塗り重ね、表面に余剰な塗料を残すと、付着不良を招くこともあります。
必要なところへ、必要な材料を、必要な量だけ使うこと。
この見極めこそ、現場診断と職人経験が求められる部分です。
塗膜全体が十分に厚くても、下地処理が悪ければ、旧塗膜ごと剥がれることがあります。
チョーキング、カビ、藻、ホコリ、脆弱な旧塗膜、油分などが残ったまま塗装すると、新しい塗膜は汚れの上に乗っているだけです。
何層も重ねた立派な塗膜が、薄皮のようにまとめて剥がれることもあります。
塗膜厚は大切ですが、その塗膜を支える下地が健全であることが大前提です。
8. 外壁材と下地状態によって必要な塗料量は変わる
同じ面積の住宅でも、外壁材や既存模様によって塗料の使用量は変わります。
比較的平らなサイディングは、塗料の使用量を計画しやすい外壁です。
ただし、目地、釘頭、板の重なり、細かな意匠などがあるため、完全な平面ではありません。
ローラーだけで仕上げようとすると、目地底や板の端部に塗料が入りにくい場合があります。必要に応じて刷毛を併用し、細部まで塗り込みます。
タイル調、石目調、木目調など、凹凸の深いサイディングは、平滑な外壁より表面積が大きくなります。
立面図上では150㎡でも、実際に塗料が触れる表面積は、それ以上になることがあります。
また、短毛ローラーでは凹部まで届かないため、中長毛や長毛ローラーを使い分けます。
凹部へ塗料を押し込みすぎれば塗料だまりになり、押し込まなければ塗り残しになります。ローラーの選定と力加減が仕上がりを左右します。
リシン、スタッコ、吹付タイルなどの外壁は、表面の凹凸が大きく、塗料使用量が増えやすい傾向があります。
特に、骨材の粗いスタッコは、凹部へ塗料を入れるために多くの材料が必要です。
吸い込みも強い場合があるため、下塗りの段階で適切に下地を安定させなければなりません。
ALCは軽量で断熱性に優れていますが、吸水性があるため、目地やひび割れ、防水性の管理が重要です。
下地の含水状態や既存塗膜によっては、透湿性を考えた塗料選定も必要になります。
厚い塗膜で表面を完全に塞げばよいとは限りません。内部の水分が抜けにくくなると、膨れや剥離につながることがあります。
金属面では、塗膜厚に加えて、錆の除去と防錆プライマーの膜厚が重要です。
錆を残したまま上から厚く塗装しても、内部で腐食が進めば塗膜は持ち上げられます。
金属面は比較的平滑なため、塗膜厚計を利用できる場合がありますが、既存塗膜がある場合は、新しい塗膜だけを分離して測れないことがあります。
シーリング材は、サイディングの動きに合わせて伸縮します。
その上へ硬い塗膜を厚く形成すると、シーリングの動きに塗膜が追従できず、表面にひび割れが起こることがあります。
また、シーリング材の種類によっては、塗膜のべたつき、変色、汚染が発生する場合があります。
シーリングの上は「塗料をたっぷり乗せて保護する」のではなく、材料の相性と追従性を考えて施工します。
9. 外壁塗装の色・艶・塗装道具と塗膜厚の関係
塗膜厚は、色、艶、ローラー、刷毛、希釈率などの影響も受けます。
塗料の色によって、下地を隠す力には差があります。
白、黄色、赤、鮮やかな色、一部の淡彩色などは、下地色の影響を受けやすい場合があります。
しかし、色が隠れにくいからといって、1回で厚く塗るのは適切ではありません。
- ■ 下塗りの色を仕上げ色に合わせる
- ■ 中塗りと上塗りを同系色で整える
- ■ メーカーへ隠ぺい性を確認する
- ■ 必要に応じて規定内で追加塗装を検討する
色の問題は、厚塗りではなく、塗装仕様全体で解決するのが基本です。
艶消し塗料は落ち着いた上品な外観に仕上がる一方、塗り継ぎ、ローラーの方向、乾燥差、塗布量の差が見えやすい製品があります。
塗膜を均一にするだけでなく、面ごとに作業を区切り、ローラーの仕上げ方向をそろえることが大切です。
ローラーの毛丈による用途と塗膜の付き方の違いを、次の表で確認してみましょう。
| ローラー | 向いている外壁 | 塗膜厚への影響 |
|---|---|---|
| 短毛ローラー | 平滑面、鉄部、細かな仕上げ | 薄く平滑に仕上がりやすいが、凹凸には届きにくい |
| 中毛ローラー | 一般的なサイディング、モルタル | 塗料の含みと仕上がりのバランスが良い |
| 中長毛・長毛ローラー | 凹凸の深いサイディング、粗面 | 凹部へ塗料を運びやすいが、塗料だまりに注意 |
| 砂骨ローラー | 厚膜下塗り、模様付け | 専用材料で厚い模様を形成する |
外壁の形状に合うローラーを選び、含ませる塗料量と押さえる力を調整することが、均一な塗膜づくりにつながります。
ローラーを外壁へ強く押し付けると、ローラーに含まれた塗料が早く抜け、薄い塗膜になりやすくなります。
ローラーは、塗料を外壁へこすり付ける道具ではありません。
適量を含ませ、塗料を配り、均一にならす道具です。
職人の手元を見ると、力任せに速く転がしているのか、塗料を適切に配りながら仕上げているのかが分かります。
静かに見えるローラー作業ですが、塗料の含ませ方、運び方、重ね方、抜き方に職人の技量が表れます。
10. 適正な塗膜厚を確保するための外壁塗装の施工管理
適正な塗膜厚を確保するためには、塗装中の感覚だけに頼らず、工事全体を計画的に管理する必要があります。
必要な塗料量を計算するには、まず塗装面積を正確に把握しなければなりません。
床面積や建坪だけでは、外壁面積は分かりません。
建物の外周、高さ、妻壁、凹凸、ベランダ、玄関、窓、扉などを確認し、塗装する面と塗装しない面を分けて計算します。
同じシリコン塗料でも、メーカーや商品によって標準所要量は異なります。
見積り段階で商品を決め、正式な施工仕様書に基づいて必要量を計算することが重要です。
水性塗料へ水を加えたり、溶剤形塗料へシンナーを加えたりすること自体は、必ずしも手抜きではありません。
気温、塗装方法、外壁の状態に合わせて、メーカーが定めた範囲内で粘度を調整します。
問題は、塗料を広く伸ばすために、規定を超えて薄めることです。
過度な希釈は、隠ぺい不足、たれ、色むら、光沢低下、塗膜不足などにつながります。
主剤と硬化剤を混ぜる2液形塗料は、決められた配合比を守らなければなりません。
硬化剤が少なすぎても、多すぎても、本来の塗膜性能を発揮できない可能性があります。
また、混合後には使用可能時間があります。
見た目が塗れそうでも、使用可能時間を過ぎた塗料は、正常な塗膜を形成できない場合があります。
中塗りが乾燥する前に上塗りを重ねると、下の塗膜に含まれる水分や溶剤が抜けにくくなります。
反対に、塗り重ね可能時間を大幅に超えた場合は、塗膜表面が硬化し、次の塗膜が密着しにくくなる製品もあります。
乾燥時間は、単に「何時間待てばよい」というものではありません。
- ■ 気温
- ■ 湿度
- ■ 日当たり
- ■ 風通し
- ■ 塗布量
- ■ 外壁の温度
- ■ 下地の含水状態
こうした条件を確認して判断します。
外壁の途中で長時間作業を止めると、塗り継ぎ跡や艶むらが出ることがあります。
基本的には、出隅、入隅、目地など、自然に区切れる位置まで連続して塗装します。
施工品質を確認するためには、次のような記録が役立ちます。
- ■ 使用した塗料の商品名
- ■ 使用した色と艶
- ■ 搬入した缶数
- ■ 使用した数量
- ■ 未使用分と補修用塗料の残量
- ■ 各工程の施工写真
- ■ 塗装日と天候
- ■ 塗り重ね時間
ただし、空き缶の写真だけで、適正な塗膜厚を証明できるわけではありません。
複数現場の缶が混在する可能性もあり、空き缶の数だけを見せる管理方法には限界があります。
面積、使用量、工程、施工写真を一つの流れとして管理することが、誠実な施工管理です。
11. 外壁塗装の見積書で確認したい塗布量と使用缶数
塗膜厚に関する品質を見積書から確認するときは、「3回塗り」と書かれているかどうかだけでなく、内容をもう一歩深く見てみましょう。
「シリコン塗料」「高耐久塗料」といった大まかな表現だけでは、標準所要量を確認できません。
メーカー名と正式な商品名が分かれば、カタログや施工仕様書で適正量を確認できます。
「外壁塗装一式」だけでは、必要な塗料量を計算できません。
外壁塗装面積が何㎡なのか、シーリング面積や付帯部がどこまで含まれているのかを確認します。
各工程で使用する塗料名と回数が記載されていると、施工内容が明確になります。
下塗り材は下地によって変わるため、現地調査前から一律に決めている見積りには注意が必要です。
塗装面積と標準所要量から、必要量を計算できます。
ただし、缶数は整数になるため、端数や補修用の残量も考慮します。
外壁塗装の価格差は、会社の規模、広告費、足場、下地補修、管理費など、さまざまな理由で生じます。
安い見積りが、すべて手抜きとは限りません。
しかし、同じ塗料、同じ面積、同じ工程で、価格が極端に安い場合は、どこで差が生まれているのか確認したほうが安心です。
- ■ 塗料の使用量が少なくないか
- ■ 下地補修が省かれていないか
- ■ シーリング工事の仕様が違わないか
- ■ 付帯部が別料金になっていないか
- ■ 乾燥時間を確保できる工程になっているか
塗料を必要量使えば、その分だけ材料費はかかります。
適正な人員で、乾燥時間を守り、丁寧に塗り込めば、人件費も必要です。
適正価格とは、安さを競う価格ではなく、必要な品質を無理なく守れる価格です。
12. 塗膜の厚みと外壁塗装の耐用年数は比例するのか
「塗膜を2倍の厚みにすれば、耐用年数も2倍になりますか」と聞かれることがあります。
答えは、単純には比例しません。
塗膜がメーカーの想定より薄ければ、保護性能や耐候性が不足する可能性があります。
そのため、必要な塗膜厚を確保することは、期待耐用年数へ近づけるための重要な条件です。
適正範囲を超えて厚く塗ると、乾燥不良、内部応力、ひび割れなどのリスクが増えます。
厚くした分だけ長持ちするどころか、早期不具合につながる場合があります。
同じ塗膜厚でも、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機有機複合塗料では、紫外線への強さや樹脂の結合力が異なります。
塗膜厚だけで、異なる塗料の耐久性を比較することはできません。
南面や西面は紫外線と熱の影響を受けやすく、北面は湿気、カビ、藻の影響を受けやすい傾向があります。
道路沿いでは排気ガス、海沿いでは塩分、樹木が近ければ落ち葉や樹液など、立地条件も影響します。
外壁塗膜が健全でも、シーリングの破断、サイディングの反り、笠木や取り合い部の不具合から水分が入ることがあります。
外壁塗装の耐用年数は、上塗り塗膜だけでなく、建物全体の防水納まりで考えなければなりません。
長持ちする外壁塗装の条件
適正塗料+適正塗膜+適正下地+適正乾燥+適正な防水処理
塗膜厚は大切な要素ですが、耐用年数を一人で背負う主役ではありません。
下地、塗料、施工、環境が調和してこそ、住まいを長く守れる塗膜になります。
13. 塗膜厚に関係する外壁塗装の不具合の見分け方
塗装後に不具合が発生した場合、原因が塗膜厚だけとは限りません。
症状と発生時期、場所、下地、施工環境を総合的に確認します。
| 症状 | 塗膜厚に関係する原因 | その他に考えられる原因 |
|---|---|---|
| 早期の色あせ | 塗膜不足、過度な希釈 | 色、日射、塗料選定、顔料の耐候性 |
| 艶むら | 塗布量のばらつき、吸い込み | 乾燥差、ローラー方向、補修塗り |
| たれ | 一度に厚く塗りすぎた | 過希釈、低温、塗装技術 |
| しわ・縮み | 過厚膜、内部乾燥不足 | 旧塗膜との溶剤反応、塗り重ね時間 |
| 膨れ | 厚膜による水分・溶剤の閉じ込め | 下地水分、漏水、結露、塗料相性 |
| ひび割れ | 過厚膜、硬い塗膜 | 下地の動き、シーリング、構造クラック |
| 剥離 | 過厚膜による応力 | 洗浄不足、下塗り不適合、旧塗膜の脆弱化 |
| 透け・色むら | 塗膜不足、塗布量不足 | 下地色、調色差、塗装回数不足 |
同じ症状に見えても原因は一つとは限らないため、発生時期や場所、下地の状態まで含めた診断が必要です。
例えば塗膜の膨れは、厚塗りだけでなく、下地の水分、雨漏れ、結露、旧塗膜、塗料の透湿性など、複数の条件が重なって起こることがあります。
表面の症状だけを見て、「厚く塗ったから」「薄く塗ったから」と断定するのは危険です。
剥がれや膨れが発生した部分へ、そのまま塗料を重ねても根本的な解決にはなりません。
不具合部分を除去し、下地の水分や付着状態を確認し、原因に合わせた補修を行います。
必要に応じて、旧塗膜の種類、膜厚、含水率、付着力などを調査します。
薄塗りや乾燥不足は、完成直後には分からないことがあります。
工事直後は色も艶も整って見えていても、数年後に色あせ、艶引け、剥離として表れる場合があります。
だからこそ、塗装店は完成写真の美しさだけでなく、工程の中身に責任を持たなければなりません。
塗装工事の本当の評価は、足場を解体した日ではなく、その後の年月が教えてくれます。
14. まとめ|外壁塗装は適正な塗膜厚を均一に仕上げることが重要です

外壁塗装の塗膜は、薄すぎても、厚すぎても、本来の性能を十分に発揮できません。
薄すぎる塗膜は、紫外線、雨水、汚れから外壁を守る力が不足し、早期の色あせ、チョーキング、透け、塗り残しなどにつながります。
反対に、一度に厚く塗りすぎると、たれ、乾燥不良、しわ、膨れ、ひび割れなどを起こすことがあります。
大切なのは、塗料をたくさん使うことでも、少ない塗料を器用に伸ばすことでもありません。
メーカーが定めた標準所要量を守り、適正な乾燥時間を確保し、下地に合った塗料を均一に重ねることです。
- ■ 塗膜は厚ければ厚いほど長持ちするわけではない
- ■ 塗料ごとに適正な塗布量と塗膜厚がある
- ■ 1回の厚塗りは2回塗りの代わりにならない
- ■ 3回塗りでも使用量が少なければ塗膜不足になる
- ■ 外壁材の凹凸や吸い込みによって必要量は変わる
- ■ 塗膜厚だけでなく下地処理と乾燥時間も重要
- ■ 見積書では商品名、面積、回数、使用量を確認する
外壁塗装は、完成すると下地処理や一層ごとの厚みが見えなくなります。
だからこそ、塗装店には、見えない工程まで丁寧に積み重ねる誠実さが必要です。
高価な塗料を使うことだけが、高品質な外壁塗装ではありません。
住まいの状態を正しく診断し、その外壁に必要な塗料を選び、必要な量を守り、無理のない工程で仕上げること。
それが、10年後にも「この塗装店へ頼んで良かった」と感じていただける外壁塗装につながります。
小林塗装では、塗料の名前や保証年数だけでなく、下地処理、塗布量、乾燥時間、細部の仕上げまで含めて、住まいに合った塗装仕様をご提案しています。
15. 塗膜の厚みと外壁塗装の耐久性に関するQ&A

A. 厚くするほど長持ちするわけではありません。
塗料には、製品ごとに適正な塗膜厚と標準所要量があります。
適正範囲までは必要な厚みを確保することが重要ですが、厚すぎると、乾燥不良、たれ、しわ、膨れ、ひび割れなどが発生する可能性があります。
A. すべての外壁塗装に共通する一律のミクロン数はありません。
塗料、下塗り材、外壁材、既存模様、ローラー、仕上げ方法によって必要な塗膜厚は異なります。
住宅外壁では、メーカーが定める1㎡当たりの標準所要量と塗装回数を基準に管理する方法が一般的です。
A. 回数だけでは判断できません。
3回塗っていても、1回当たりの塗料量が少ない、過度に希釈している、下塗りが吸い込まれているといった場合は、必要な塗膜厚を確保できないことがあります。
塗装回数、塗布量、希釈率、乾燥時間を合わせて確認する必要があります。
A. 同じではありません。
1回で厚く塗ると、表面だけが先に乾き、内部に水分や溶剤が残ることがあります。
2回に分けて塗ることで、1回目を乾燥させ、塗り残しを補い、均一な塗膜に整えることができます。
A. 外壁材によっては、正確な測定が難しい場合があります。
金属面では膜厚計を利用できることがあります。
しかし、凹凸のあるサイディングやモルタルは、測定位置による差が大きく、既存塗膜と新しい塗膜を分けて測れないこともあります。
住宅では、面積、使用量、施工回数、写真、残量を組み合わせて確認する方法が現実的です。
A. 規定範囲を超える過度な希釈は、塗膜性能を低下させる可能性があります。
過希釈は、隠ぺい不足、光沢低下、色むら、たれ、塗膜不足などにつながります。
希釈は、メーカーの規定範囲内で、気温や施工方法に合わせて調整します。
A. 平滑な外壁よりも使用量が増えやすい傾向があります。
凹凸が深いほど実際の表面積が大きくなり、凹部まで塗料を入れる必要があります。
見積書上の塗装面積だけでなく、外壁模様とローラーの毛丈も考慮します。
A. 濃い色だから厚塗りにするわけではありません。
色によって隠ぺい性や発色性が異なる場合は、下塗り色を調整する、同系色の中塗りを使用する、必要に応じて追加工程を検討するなどの方法で対応します。
A. 空き缶は確認材料の一つですが、それだけでは断定できません。
搬入した缶数、未使用分、残量、補修用塗料、実際の塗装面積、施工写真などを合わせて確認します。
空き缶の写真だけを品質証明として扱うのではなく、工事全体の記録を見ることが大切です。
A. 適正な塗膜厚は重要ですが、それだけで耐用年数が保証されるわけではありません。
下地処理、シーリング、防水納まり、乾燥時間、外壁の含水状態、日当たり、建物の動きなども耐久性へ影響します。
適正な塗膜厚は、長持ちする外壁塗装に必要な条件の一つとお考えください。
外壁塗装の塗膜厚や使用量が気になる方へ
見積書に塗料の商品名や塗装面積が書かれていない、必要な塗料量が分からない、以前の塗装が早く傷んでしまったなど、不安な点がございましたら小林塗装へご相談ください。
外壁材、既存塗膜、劣化状態、日当たり、周辺環境まで確認し、住まいに必要な下地処理と塗装仕様を分かりやすくご説明します。
塗料のグレードだけでなく、塗布量、乾燥時間、塗装方法まで含めて、長く安心できる外壁塗装をご提案いたします。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
塗装職人として30年以上、一般住宅を中心に、外壁塗装・屋根塗装・防水工事・シーリング工事・下地補修・板金工事など、2,000件以上の施工に携わってきました。
小林塗装では、塗料の価格や知名度だけで工事内容を決めるのではなく、外壁材、既存塗膜、劣化状態、周辺環境、お客様のご希望を確認したうえで、住まいに合った塗装仕様をご提案しています。
見えなくなる下地処理、塗布量、乾燥時間、養生、細部の仕上げを大切にし、お客様の想像を少し超える、品のある高品質な仕上がりを目指しています。
名古屋市周辺で外壁塗装をご検討の方へ、現場経験に基づいた、正直で分かりやすい情報をお届けします。











