ハイカラな大正洋装に学ぶ、品よく個性が際立つ外壁色選び
「ハイカラ」という言葉に、どんな印象をお持ちでしょうか。
どこかレトロで、少し洒落ていて、派手ではないのに、自然と目を引く佇まい。
大正時代に生まれたハイカラな洋装文化は、今もなお、色やデザインの世界で多くの人を惹きつけています。
そしてこの感性は、実は外壁塗装の色選びとも、とても相性が良いのです。
- ■ ハイカラの感性は外壁の色選びにも活かせる
- ■ くすみ色と差し色の重ね方が上品さを生む
- ■ 色数を抑えて少しだけ効かせるのが大切
1. ハイカラとは何か ― 大正時代の「新しい美意識」
大正時代(1912〜1926年)は、日本の暮らしが一気にモダンへと傾いた時代でした。
西洋文化が流入し、洋服や洋館、カフェ文化が広まり、その中で生まれたのが「ハイカラさん」と呼ばれる人々です。
ハイカラとは、単に西洋風という意味ではありません。
- ■ 和の要素を大切にしながら
- ■ 洋の新しさを恐れず取り入れ
- ■ 自分なりのバランスで楽しむこと
この和洋折衷の美意識こそが、ハイカラの本質でした。
2. ハイカラな大正洋装のファッション特徴
大正洋装は、今見ても新鮮な魅力にあふれています。
- ■ 着物にブーツ
- ■ 袴にレースの襟
- ■ 銘仙の着物に大きなリボン
「合わせてはいけない」という発想がなく、自由に組み合わせることで生まれる洗練がありました。
断髪(ボブスタイル)に洋装、メイクを施し、職業を持つ女性たち。
彼女たちは、ハイカラ文化の象徴的存在です。
- ■ 深みのある赤・緑・紫
- ■ 黒を効かせたコントラスト
- ■ 椿・牡丹などの大ぶりな花柄
- ■ アールデコ調の幾何学模様
ハイカラな色とは、華やかさと知性が同居する色と言えるでしょう。
3. ハイカラ好きな方におすすめの外壁塗装色
ここからは、大正ハイカラの感性を、現代の住まいの外壁色としてどう表現するかをお伝えします。
大正ハイカラの王道とも言える配色です。
- ■ 外壁ベース
くすみアイボリー/生成り色 - ■ アクセント
黒・チャコールグレー(雨樋、窓枠、玄関ドア)
白エプロンやセーラー服を思わせる清潔感に、黒で輪郭を取ったような、凛とした印象。
「上品でハイカラ」な住まいに仕上がります。
モダンガールの艶やかさを感じさせる配色です。
- ■ 外壁ベース
スモーキーベージュ/グレージュ - ■ アクセント
ボルドー・海老茶・赤みブラウン
玄関まわりやバルコニー内側など、”見せ場”にだけ色を効かせることで、控えめながら印象に残るハイカラ感が生まれます。
大正時代に好まれた翡翠色や青緑を思わせる配色。
- ■ 外壁ベース
スモーキーグリーン/オリーブグリーン - ■ 組み合わせ
生成り色/淡いアイボリー
和洋折衷住宅や洋館風の建物と特に相性が良く、「静かにハイカラ」な雰囲気を演出できます。
ハイカラな洋装は、
一つの色だけで完成するファッションではありません。
- ■ ワンピース+帽子
- ■ 着物+ブーツ
- ■ 袴+レース襟
外壁塗装も同様に、
ツートンカラーにすることで完成度が高まります。
- ■ 上部:明るめ
- ■ 下部:少し濃い色
建物に奥行きと物語性が生まれ、よりハイカラな佇まいになります。
ハイカラな世界観を大切にするなら、
- ■ 真っ白すぎるホワイト
- ■ 青みが強すぎる無機質グレー
- ■ 原色に近い派手な色
は、少し現代的すぎる印象になることがあります。
ポイントは、
「少し時間を感じさせる色」
「洋風だけど、冷たくない色」。
4. ハイカラ好きな方におすすめのツートン配色 ― 重ねることで完成する、ハイカラな住まいの色づかい ―
ハイカラな装いに共通する美しさは、
「一色で完結しない」ことにあります。
大正時代のハイカラさんは、
- ■ 着物+ブーツ
- ■ ワンピース+帽子
- ■ 袴+レース襟
といったように、異なる要素を”重ねる”ことで完成していました。
外壁塗装のツートン配色は、まさにその考え方と同じです。
ハイカラ感を損なわないために、大切なポイントは3つです。
- ① 上は「軽く」、下は「重く」
上部は明るめ、下部はやや濃い色。
これは視覚的に安定感が生まれ、洋館風の佇まいになります。 - ② 色数は2色+影色まで
主役2色+雨樋やサッシの影色。
3色までに抑えることで、上品なハイカラ感が保たれます。 - ③ 直線を活かす
窓・幕板・ベランダラインなど、建物の線に沿って色を分けるのがポイントです。
- ■ 上部:くすみアイボリー
- ■ 下部:チャコールグレー
もっとも王道で、失敗の少ないハイカラ配色です。
白エプロンやセーラー服を思わせる明るさに、黒に近いグレーで輪郭を取ったような印象。
和洋どちらの要素を持つ住宅にも、自然になじみます。
- ■ 上部:グレージュ
- ■ 下部:海老茶・赤みブラウン
少し個性を出したい方におすすめの、大人ハイカラ配色。
大正洋装の”赤”は主張しすぎず、落ち着いた茶系に寄せることで、住まい向きの色になります。
- ■ 上部:生成り色
- ■ 下部:スモーキーグリーン
翡翠色や青緑を思わせる、静かなハイカラ感。
街並みに溶け込みながら「よく見ると洒落ている」佇まいになります。
5. モダンガール配色と現代住宅 ― 自立と洗練を感じさせる、強さのある色選び ―
モダンガール(モガ)は、
ハイカラ文化の中でも、特に先進的で自立した存在でした。
断髪、洋装、メイク。
「可愛らしさ」よりも、「意志のある美しさ」。
この価値観は、現代住宅のシンプルなフォルムと非常に相性が良いのです。
モダンガール配色のキーワードは、次の3つです。
- ■ コントラストがある
- ■ 甘さを抑えている
- ■ 色に”芯”がある
つまり、やさしい色に強い色を一点効かせる配色です。
- ■ 外壁:スモーキーベージュ
- ■ 付帯部:黒(サッシ・玄関ドア・雨樋)
ミニマルな現代住宅に、大正モダンの緊張感を加える配色。
甘さを抑えたい方に、特におすすめです。
- ■ メイン:チャコールグレー
- ■ サブ:生成り色
全体は落ち着きながら、白ではなく生成りを使うことで、冷たさを回避します。
はいからさんのおしゃれさを感じさせる仕上がりになります。
- ■ 外壁:グレージュ
- ■ アクセント:ボルドー(玄関まわりのみ)
「主張しすぎない強さ」が欲しい方に。
モダンガールの口紅や帽子のように、一点だけ色を効かせるのがポイントです。
- ■ 原色をそのまま使わない
- ■ 色数を増やしすぎない
- ■ 面積効果を必ず考える
モダンガール配色は、“少しだけ効かせる”ことで完成します。
6. ハイカラな大正洋装に学ぶ、品よく個性が際立つ外壁塗装色選び まとめ
ハイカラな住まいづくりは、「派手にすること」ではありません。
- ■ 重ね方
- ■ 引き算
- ■ 色の役割分担
これらはすべて、大正時代のハイカラさんやモダンガールが体現していた美意識です。
外壁塗装でそれを表現できたとき、住まいは単なる建物ではなく、その人の感性を映す”装い”になります。
ハイカラな大正洋装が好きな人の外壁塗装色選びなら、「外壁塗装のプロ」小林塗装へ
名古屋の塗装専門店「小林塗装」は、モダンな感性を大切にするハイカラな大正洋装好きの方の感性を、そのまま外壁色選びに活かす提案を得意としています。
ハイカラな大正洋装が好きな方の外壁塗装では、ただ派手な色を選ぶのではなく、和と洋が自然に重なり合うような、上品で知性のある配色を意識することが大切です。
似合うのは、くすみアイボリーや生成り色、スモーキーベージュ、グレージュ、スモーキーグリーンなどのやわらかな色をベースにしながら、黒やチャコールグレー、海老茶、ボルドーといった深みのある色を控えめに効かせる組み合わせです。
こうした色は、華やかさがありながらも落ち着きがあり、現代の住宅にも自然になじみます。
また、ハイカラらしい雰囲気を引き出すには、ツートン配色も効果的です。上部を明るく、下部をやや濃くすることで、建物に奥行きと物語性が生まれ、より洗練された印象になります。
大切なのは、色を増やしすぎず、役割を分けて少しだけ効かせることです。
品よく個性が際立つ住まいを目指したい方は、小林塗装へご相談ください。
もちろん、いきなり工事の話を進めることはありません。まずは気軽に話してみてください。
「こんな色の組み合わせって、外壁でもできますか?」、「トレンドを取り入れつつ、長く飽きない色にしたいんです」、「他社では色の話が少なくて、イメージが湧きにくかった…」など、どんな小さなことでも大丈夫です。
相談・現地調査・お見積りはすべて無料です。
10年後にふと振り返ったときに「あの色にしてよかった」と思える塗装を、一件一件大切に施工しています。
外壁塗装の見積り・
相談は無料です。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「ハイカラな大正洋装に学ぶ、品よく個性が際立つ外壁塗装 色選び」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでもらえる言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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