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モボ・モガに学ぶ、粋でモダンな住まいの色選び

外壁塗装の色選びは、単に「流行っている色」や「無難な色」を選ぶ作業ではありません。

それは、その家に流れる空気感や、住む人の美意識を形にすることでもあります。

実は日本には、現代のナチュラルモダンやクラシックモダンにつながるとても洗練された色彩感覚が生まれた時代がありました。

それが──大正末期から昭和初期にかけての「モボ・モガ」の時代です。

このコラム「大正〜昭和初期「モボ・モガ」文化に学ぶ、粋で洗練された住まいの色」で分かること
  • ■ モボモガの感性は外壁の色選びにも活かせる
  • ■ 影を含んだ落ち着いた色が上品な外観をつくる
  • ■ 深い赤や黒は少しだけ効かせるのが大切

「モボ・モガ」文化が好きで外壁塗装を検討している方は
こちら

1. モボ・モガとは何だったのか ― 昭和初期、日本に芽生えた”モダンな感性” ―

1920年代後半から1930年代。
都市部を中心に登場したのが、モダンボーイ(モボ)、モダンガール(モガ)と呼ばれる人々でした。

特にモダンガールは、

  • ■ 断髪(ボブヘア)
  • ■ 膝丈の洋装ワンピース
  • ■ クロッシェハット
  • ■ 真っ赤な口紅と洗練された小物

といった、当時としては非常に先進的な装いを身にまとい、カフェやダンスホール、映画館を自由に行き来する都市型・自立した女性像の象徴でした。

保守的な価値観の中では「軽薄」「享楽的」と批判されることもありましたが、彼女たちは確かに、日本人の美意識を一段階アップデートした存在だったのです。

モガファッションに共通する「色の特徴」

モガの装いをよく見ると、そこには今の外壁デザインにも通じる色のヒントが隠れています。

特徴的なのは、

  • ✔ 白すぎない、少し影のある白
  • ✔ 深みのあるグレーやチャコール
  • ✔ 赤・黒・ベージュなどを効かせ色として使う
  • ✔ コントラストは強すぎず、品よくまとめる

つまり、派手ではないのに、なぜか印象に残る色使い。

これはまさに、現代で言う「上質なモダン」「クラシックモダン」に通じる感覚です。

2. モボ・モガ好きな方におすすめしたい外壁塗装色

では、この美意識を現代の住まいの外壁に落とし込むと、どんな色が似合うのでしょうか。

① 少しグレーを含んだ「胡粉色・生成り系ホワイト」

真っ白ではなく、わずかに灰色や黄みを含んだ白。

これは、モガファッションの「上品な抜け感」に非常によく似ています。

  • ■ レトロモダン
  • ■ 洋館風
  • ■ 和洋折衷住宅

と相性が良く、気品と落ち着きを両立した外観になります。

② 墨色・チャコールグレー系

モボ・モガ文化の背景には、西洋文化を取り入れつつも、日本的な陰影を大切にする感覚がありました。

外壁では、

  • ■ 墨色
  • ■ チャコールグレー
  • ■ 少し茶を含んだダークグレー

などがおすすめです。

重たくなりすぎず、知的で都会的な印象を与えてくれます。

③ 赤・えんじ・黒を「効かせ色」として使う

モガといえば、やはり印象的なのが赤い口紅。

外壁でも、

  • ■ 玄関扉
  • ■ 軒天
  • ■ 付帯部の一部

などに、

  • ■ 深みのある赤
  • ■ えんじ
  • ■ 黒

をほんの少し取り入れることで、一気に物語性のある外観になります。

やりすぎないことが、最大のポイントです。

モダンであることは、奇抜であることではない

モボ・モガが本当に新しかったのは、「目立つこと」ではなく、

自分の価値観で、美しさを選び取ったことでした。

外壁塗装も同じです。

流行色を追うのではなく「10年後、20年後も、この色が好きだと思えるか」

そこに目を向けることが、結果的にいちばんモダンな選択になるのかもしれません。

3. モボ・モガの美意識を、現代の住まいへ ― 住宅タイプ別・色の落とし込み方 ―

モボ・モガの世界観は、
「当時の街並み」や「建物の空気感」と切り離して語ることはできません。

現代住宅に取り入れる際も、建物のタイプごとに”似合う解釈”が異なります。

ここでは、和風・洋風・モダン住宅それぞれに合うモボ・モガ的外壁色の考え方をご紹介します。

① 和風住宅 × モボ・モガ ― 和の陰影に、都市的な洗練を添える ―

意外に思われるかもしれませんが、モボ・モガ文化は「和」を否定した存在ではありません。

むしろ、

  • ■ 和の素材感
  • ■ 日本的な陰影
  • ■ 控えめな色調

の上に、洋の感性を一枚重ねた存在でした。

おすすめの外壁色

  • ■ 胡粉色(少しグレーを含んだ白)
  • ■ 薄墨色・鼠色
  • ■ 枯れ感のあるベージュグレー

仕上がりのイメージ

  • ■ 落ち着いているのに、古く見えない
  • ■ 和風なのに、どこか都会的
  • ■ 「昭和初期の文化人住宅」のような佇まい

格子や木部がある住宅ほど、モボ・モガ的な色彩はしっくり馴染みます。

② 洋風住宅 × モボ・モガ ― 当時の「モダン住宅」を、正しく継承する ―

昭和初期には、洋館や洋風長屋、文化住宅と呼ばれる建物が増え始めました。

モガたちが通ったカフェやダンスホールも、こうした洋風建築が舞台でした。

おすすめの外壁色

  • ■ オフホワイト(真っ白は避ける)
  • ■ ストーングレー
  • ■ チャコールグレー

ポイント

  • ■ コントラストは強くしすぎない
  • ■ 黒や濃色は「線」や「縁取り」として使う

過度にクラシックに寄せるのではなく“少し軽やかさを残す”のがモガ的です。

③ モダン住宅 × モボ・モガ ― 現代モダンの源流として考える ―

実は、現代のシンプルモダン住宅の感性はモボ・モガ文化と非常に近いところにあります。

  • ■ 無駄を省く
  • ■ 形をシンプルにする
  • ■ 色数を抑える

これはまさに、当時の最先端の価値観でした。

おすすめの外壁色

  • ■ ニュアンスグレー
  • ■ 墨色
  • ■ グレージュ

仕上がりの印象

  • ■ シンプルなのに、冷たくない
  • ■ 流行感より「思想」を感じる外観
  • ■ 時間が経つほど、味が出る色

モダン住宅だからこそ、モボ・モガ的な「影のある色」が映えます。

4. 当時のカフェ文化と、外壁色の深い関係

モガ文化を語るうえで欠かせないのが、昭和初期のカフェ文化です。

この時代のカフェは、単なる飲食店ではなく、

  • ■ 情報が集まる場所
  • ■ 文化人が語り合う場所
  • ■ 新しい音楽・映画・思想に触れる場所

でした。

カフェ建築の色彩的特徴

当時のカフェの外観・内装には、共通点があります。

  • ■ 外壁は白・グレー・クリーム系
  • ■ 黒や濃色で輪郭を引き締める
  • ■ 派手な色は使わない

理由はとてもシンプルです。

人が集まり、長く滞在する空間には、強すぎる色は向かなかったからです。

これは、現代の住宅外壁にもそのまま当てはまります。

5. 「昭和レトロ」と「モボ・モガ」の決定的な違い

ここで一つ、よく混同されがちな点を整理しておきましょう。

昭和レトロとは
  • ■ 懐かしさ
  • ■ ノスタルジー
  • ■ 色もデザインも「分かりやすい」

どちらかというと、戦後〜高度経済成長期の記憶を含んだ表現です。

モボ・モガとは
  • ■ 当時の最先端
  • ■ 都市文化
  • ■ 未来志向

つまり、レトロではなく、当時の”モダン”だったのです。

外壁色に置き換えると、

  • ■ 昭和レトロ:→ 黄みが強い、彩度が高い、分かりやすい色
  • ■ モボ・モガ:→ 彩度を抑えた、影を含んだ知的な色

この違いを意識するだけで、仕上がりの品格は大きく変わります。

6. モボ・モガ的色選びの本質

モボ・モガが今も魅力的に映る理由は、ファッションや見た目だけではありません。

それは「どう生きたいか」を、服や空間で静かに表現していたからです。

外壁塗装も同じです。

目立つための色ではなく、自分たちらしい価値観が、にじみ出る色。

それこそが、最もモダンで、最も美しい選択なのかもしれません。

7. 小林塗装からのひとこと

当店は、色を「塗るもの」ではなく、住まいの思想を映すものだと考えています。

もし、大正〜昭和初期のモボ・モガ文化に惹かれる感性をお持ちなら、きっと外壁の色選びも、どこか芯のある、美しい仕上がりになるはずです。
小林塗装がそのお手伝いをさせてもらえれば幸いです。

「モボ・モガ」文化が好きな人の外壁塗装色選びなら、「外壁塗装のプロ」小林塗装へ

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名古屋の塗装専門店「小林塗装」は、芯のある美しさを大切にする「モボ・モガ」文化好きの方の感性を、そのまま外壁色選びに活かす提案を得意としています。

モボ・モガの美意識が好きな方の外壁塗装では、流行や無難さだけで色を選ぶのではなく、住まいに流れる空気感や、自分らしい美意識を丁寧に映し出すことが大切です。
似合うのは、真っ白ではない胡粉色や生成り系ホワイト、墨色やチャコールグレー、少し茶を含んだダークグレー、グレージュなど、彩度を抑えた影のある色です。
さらに、玄関扉や軒天、付帯部などに深みのある赤やえんじ、黒をほんの少し効かせることで、知性と物語性を感じる外観に仕上がります。

また、モボ・モガらしい色選びでは、派手さよりも上品さ、奇抜さよりも芯のある洗練が重要です。
和風住宅なら陰影を活かし、洋風住宅なら軽やかさを残し、モダン住宅なら無駄を省いた美しさを引き立てる配色がよく似合います。
自分たちらしい価値観が自然ににじむ、品のあるモダンな住まいを目指すなら、小林塗装へご相談ください。

もちろん、いきなり工事の話を進めることはありません。まずは気軽に話してみてください。

「こんな色の組み合わせって、外壁でもできますか?」、「トレンドを取り入れつつ、長く飽きない色にしたいんです」、「他社では色の話が少なくて、イメージが湧きにくかった…」など、どんな小さなことでも大丈夫です。
相談・現地調査・お見積りはすべて無料です。
10年後にふと振り返ったときに「あの色にしてよかった」と思える塗装を、一件一件大切に施工しています。

外壁塗装の見積り・
相談は無料です。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

コラム 「モボ・モガ」文化好きにおすすめする、飽きのこない住まいの色 筆者 小林ゆず イメージ

小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「大正〜昭和初期「モボ・モガ」文化に学ぶ、粋で洗練された住まいの色」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。

塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでもらえる言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。

これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。

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