

外壁塗装の模様は、一体どんな方法で模様を付けているの?
定期的に外壁塗装によるメンテナンスを行う事によって、建物の耐久性が維持され、建物自体の寿命を伸ばす事ができます。
さらに外壁塗装は、それだけではなく外観をきれいにしてデザイン性を向上させる目的もあります。
一体どのような模様の仕上げを行うかによって、全く違った雰囲気の外観になります。
ですから、外壁塗装を検討する際には、様々な外壁模様(テクスチャー)の種類を知る事で、よりお客様の思い描くイメージに近い仕上げにできるかと思います。
今回は、そんな外壁塗装の仕上げ模様や種類について、「名古屋の塗装店」小林塗装が分かりやすくお伝えします。
外壁塗装を検討中のお客様はぜひご覧ください
- ・外壁材と外壁材別の仕上げパターン(模様)
- ・外壁塗装でできる模様の種類について
- ・イメージした通りに外壁模様を仕上げる方法は?
1. 外壁塗装の壁材と材別の仕上げパターン (模様)
どのような外壁材かによって外壁塗装の仕上げパターンは変わってきます。
今回は、サイディングとモルタルの仕上げパターンについて、特徴や方法をいくつかお伝えします。
外壁材として使われるサイディングは、工場で作られた板状の壁材です。
サイディングの仕上げパターンが既に作られた状態で現場に持ち込まれます。
サイディングの材質やデザインによって機能や耐久性が異なりますが、完成品なので取り扱いやすいです。
サイディングボード同士の間にある板間目地部分は、シーリング材と呼ばれる弾力性がある充填剤で仕上げて埋める必要があります。
外壁モルタルやALCの場合は、現場で塗料や道具を使用して、各種の仕上げ模様を付けていきます。
そのため、作業する職人の技術によって、仕上がり感に大きな差が生じるとも言えます。
しかし、デザイン性の高い外壁に仕上げる事が可能です。
オリジナル性を表現したいというお客様や外壁塗装のデザインにこだわりたいお客様におすすめの外壁材です。
2. 外壁塗装の模様 仕上げの種類について
外壁塗装では、様々な仕上げの種類があります。
ここでは、特に現場で用いられる事が多い仕上げの種類を5つお伝えします。
2-2 外壁塗装の模様 吹き付け工法 (リシン、スタッコ、吹き付けタイル仕上げ)
吹き付け工法は、各種吹付け塗材(ベースコート、トップコート)を吹き付けて塗装する工法です。
主に吹付けガン(各種専用ガンがあります。)を使用して塗装していきます。 吹付ガンでを吹き付けるので、スピーディーに作業を進める事ができます。
しかし、吹付け塗装の場合、吹付した塗料が周囲に飛び散る可能性も高いので、特に養生をしっかり行う必要があり、またコンプレッサーなど塗装機械のエンジン音が気になるという方も多くいるかと思われるので、近隣の皆様への配慮が必要となります。
吹き付け仕上げの形状は、大きく分けると8種類の方法があります。
砂壁模様が特徴的な「リシン仕上げ」、和の趣ある繊細な「聚楽調リシン仕上げ」、より立体感や重厚感がある「スタッコ仕上げ」、まるで陶器のような1~3㎜程度の凹凸模様が特徴的な「吹き付けタイル仕上げ」、吹付け材が円形に窪んだ「クレーター仕上げ」、より柔らで柔和な表情を表現できる「ゆず肌仕上げ」つるんと滑らかな「ホーロー仕上げ」、多彩色のフレーク顔料やゲル(膠質耐=こうしつたい)が混ぜ込まれた「ゾラコートなど多彩模様仕上げ」があります。
さらに吹付け塗材のベースコートの成分、細骨材の粒度を変更させたり、吹付塗材の凹凸をつぶしたり、吹付けガンのガン口径を変えたりする事で同じ吹き付け工法でも、全く違った雰囲気の外壁に仕上げる事ができます。
2-3 外壁塗装の模様 コテ塗り仕上げ
コテ塗り仕上げとは、コテを使用して模様を塗り付けていく工法です。
基本的に、コテ塗り仕上げはとても様々な模様作ることができるので、デザイン性の幅が非常に広いです。
特にデザイン性が高い工法になので、業者によっては対応できないというケースもあります。 高度な技術も必要となるため、費用が高額になる可能性もあります。
塗装の色見本やカタログを確認して、理想に近い仕上がり方を選定してみましょう。
2-4 外壁塗装の模様 ローラー工法 (マスチックローラー仕上げ、ウールローラー仕上げ)
ローラーを用いて仕上げていく工法です。
刷毛と比べてより効率的に作業を進めることができるので、外壁塗装の主流になっています。
スポンジ状のものや毛状のものと使用するローラーの種類によって模様が異なります。
マスチックローラー仕上げはスポンジ状のローラーを使用し、さざ波型模様と呼ばれる厚めの仕上がりになります。
また、穏やかな表情の模様にするためには、模様を付ける塗材の粘度を調整したり、マスチックローラーなどパターンローラーの網目の大きさを調整したりして作ります。
また、ウールローラー仕上げは、毛状のローラーを使用し、現在の外壁模様を残しつつ均等に塗装する事が可能です。
2-5 外壁塗装の模様 石目調仕上げ(吹付け、ローラー仕上げ)
ローラーを用いて仕上げていく工法です。
石目調仕上げは、細かく砕いたセラミック(陶磁器)や天然石がベースになった吹付け材です。
石材使用しているような仕上がりになる工法です。
この石目調仕上げには、吹付工法とパターンローラー工法があります。
本物の石材が使うことができない場所にも、セラミック塗料によって表現することができます。
ただしサイディングの場合、石材調仕上げはメンテナンスが難しくなるので、外壁に関する知識と塗装技術が高い経験豊富な業者に施工してもらうことをおすすめします。
3. イメージした通りに外壁塗装の模様を仕上げる方法は?
先にお伝えしたように外壁の模様といっても、非常に多くのパターンがあるので、イメージ通りに仕上げるにはいくつか注意すべき点があります。
外壁塗装の完成した後に後悔しても再塗装をするには、多くの費用や時間が必要です。
そこでお客様がイメージした満足できる外壁模様に仕上げるためのポイントをいくつかお伝えします。
3-2 施工実績が多い信頼できる業者を選びましょう
外壁塗装をお客様のイメージ通りに仕上げるためには、業者選びが大変重要です。
ですから実績のある信頼できる塗装業者を選ぶようにしましょう。
特にお客様がデザイン性の高いのある外壁塗装にしたい場合、塗装店の提案力、職人の技術力が重要です。
塗装施工例やカタログを見て、理想のデザインを表現してくれる業者を見つけましょう。
相見積もりをとらず、いきなり1社で決めるのではなく、複数の業者を比較する事をおすすめします。
相見積もりをして、費用面やアフターフォローでもお客様が納得のできる会社に依頼する事で外壁塗装の不安も解消できるかと思います。
3-3 素材に適した塗料を選びましょう
外壁材や下地に適した塗料を使用する事もキレイに仕上げるコツです。
当然の事ですが、外壁と塗料にも相性があります。
もしも、相性が悪い塗料を選んでしまうと、イメージ通りの模様が表現できないだけでなく、外壁材の持つテイストと塗料のそれぞれの良さも両方無くなってしまいます。
相性が良い塗料を選ぶには難しい部分もあるので、やはり信頼できる業者を選ぶ事が重要です。
ただし、全て業者に任せっきりではなく、基本的な知識を身に付けておく事も大切です。
ですから、建物の外壁がどのような種類の外壁材を使用しているのかをしっかり確認しましょう
3-4 色見本やカラーシミュレーションの確認も行いましょう
仕上げパターンの模様を活かす際には、相性の良い色を選びましょう。
ですから、塗装の色見本やカラーシミュレーションで色の確認をしましょう
外壁に 凹凸のある模様にしたい場合は、濃い色よりも淡い色の方がより綺麗に表現され、柔らかい仕上がりになります。
同じ模様でも上塗りの色がちょっと違うだけで、全く別のイメージになってしまいます。
お客様が後悔しないためにも、色の選定は慎重に行いましょう。
4. 外壁塗装の模様は、どんな方法で模様を付けているの? まとめ
外壁の模様を付ける際には、一般的にスプレーやコテ、ローラー、ブラシなど様々な道具を使用しています。
ですから外壁塗装の模様は、 建材や塗料、道具によって全く違う模様に仕上がります。
外壁塗装を検討する際には、外壁塗装に対する正しい知識と高い技術を持った信頼できる業者を選ぶ事で、イメージ通りの外壁に仕上げる事ができるかと思います。
おしゃれな外壁塗装の模様の事なら、「名古屋の塗装店」小林塗装にお任せください
名古屋市周辺で、色あせしない高品質な外壁塗装を検討中のお客様は、小林塗装にお任せください。
いつも安心、丁寧な外壁補修や塗装を行っています。
外壁補修や塗装の調査とお見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラムを作成しています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁、屋根、室内など、塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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