外壁・屋根塗装前の高圧洗浄クリーニングの必要性、費用相場
外壁や屋根の塗装リフォームは、ただ色を塗り替えるだけの工事ではありません。
きれいで長持ちする仕上がりをつくるためには、塗る前の下準備がとても大切です。
その中でも欠かせないのが、高圧洗浄です。
「見た目がそこまで汚れていないから、洗浄は省いても大丈夫では?」と思われる方もいらっしゃいます。
ですが実際には、外壁や屋根の表面には、長年の雨風で付着したホコリ、排気ガス、カビ、苔、古い塗膜の粉(チョーキング)などが少しずつ蓄積しています。
こうした汚れを十分に落とさないまま塗装をしてしまうと、どんなに良い塗料を使っても、本来の密着性や耐久性を発揮しにくくなってしまいます。
つまり高圧洗浄は、仕上がりを美しく整えるためだけでなく、塗装を長持ちさせるための大切な下地処理のひとつです。
目に見えにくい工程ではありますが、このひと手間をきちんと行うかどうかで、数年後の外観の美しさや塗膜の持ちに差が出てきます。
今回は、外壁塗装・屋根塗装の前に行う高圧洗浄の必要性をはじめ、洗浄方法の種類や特徴、気になる費用相場まで、「名古屋の塗装店」小林塗装が、できるだけ分かりやすくお伝えします。

これから塗装工事を検討される方にとって、後悔しない判断のヒントになれば幸いです ニャ♪
最後まで読んでみてニャン。
- ・外壁の高圧洗浄クリーニングの必要性
- ・外壁、屋根「高圧洗浄クリーニング」の種類
- ・外壁の高圧洗浄クリーニングの費用相場
1. 外壁、屋根塗装前の高圧洗浄クリーニングの必要性とは?

外壁や屋根の塗装工事を行う際には、事前に高圧洗浄でクリーニングすることを絶対おすすめします。
なぜなら、外壁や屋根の塗装は、経年劣化が進むと、触るとチョークのような白い粉が付着する「チョーキング現象(白亜化現象)」と呼ばれる症状が現れます。
塗装工事の際、このチョーキングが生じた古い塗膜の上に新たな塗料を塗り重ねてしまうと、せっかくの新しい塗料が上手く密着せずに、剥がれやすくなってしまう可能性があります。
例えるなら、ホコリがたくさんついた壁にセロハンテープを付けても、うまく密着しないのと同じ理屈です。
ですから、新しい塗装をキレイに長持ちさせるためには、高圧洗浄によってチョーキング、経年劣化した脆弱な塗膜や、カビ、コケ、サビなどの汚れを事前にしっかり取り除く必要があります。

最近では、家庭用の高圧洗浄機を持っているというお客様も少なくありません。
しかし、この家庭用高圧洗浄機と、プロが使う業務用の高圧洗浄機の水圧(Mpa・メガパスカル)には、大きな違いがあります。
ケルヒャーなどといった家庭用高圧洗浄機が6~8メガパスカル(60~80kg)なのに対して、業務用の洗浄機は約15~200メガパスカル(150~200kg)と、その水圧差は約2.5~3倍になります。
業務用の高圧洗浄機は、家庭用高圧洗浄機のように水道と洗浄機本体を直接繋ぐのではなく、高圧洗浄用の水を溜めたタンクなどから高圧洗浄機のエンジンポンプで水を吸い上げて、高圧洗浄ガン内部で水を圧縮して放出する構造になっています。
そのため、水道の水の出方に関わらず、強い水圧を噴射させることが可能で、外壁や屋根のチョーキングや汚れを洗い落とすことができます。
3. 外壁、屋根塗装前「高圧洗浄クリーニング」の種類について

高圧洗浄は、主に「通常タイプ」「トルネードタイプ」「バイオ洗浄タイプ」3つの種類に分けられます。
それぞれの特徴についてざっくりお伝えます。
最も一般的な高圧洗浄機のタイプです。
噴出口から「円錐状」もしくは「扇状」に水が噴射されます。
後にお伝えする「トルネードガン」を使った高圧洗浄よりも水圧は低いですが、業務用の高圧洗浄機は高い水圧を保つことができるので、外壁高圧洗浄クリーニングに使用しても何ら問題ありません。
トルネードタイプの高圧洗浄機は、洗浄ガンの水噴出口から、水がぐるぐると回転しながら噴射されます。
通常のストレートタイプよりも水圧が1.3倍ほど高くなり、洗浄力が強くなります。
ちなみに塗膜を完全に剥離する場合は、30mpa以上の超高圧洗浄が必要になります。
通常、高圧洗浄機には「水道水」が使用されますが、バイオ洗浄タイプの高圧洗浄は水道水に特殊な「洗浄液」と混ぜて使用します。
カビやコケなどの汚れを落とすのに効果的です。
ただし、特にカビ・藻・コケなどの汚れが出ていなければ、通常の水道水の高圧洗浄で何ら問題ありません。
4. 外壁、屋根塗装前の高圧洗浄クリーニングを行う際の注意点

外壁の汚れは、高圧洗浄だけで全ての汚れが落とせる訳ではありません。
そういった高圧洗浄だけで落とせない頑固な汚れは、建材用の特殊な薬剤などを使い、職人の手作業によって落としていきます。
また、塗膜の浮きや剥がれは、スクレーパーや皮スキなどを使ってキレイに除去していきます。
なお、チョーキングの粉などを高圧洗浄のみで完全に落とそうとすると、外壁の下地まで痛めてしまう可能性があります。
ですから、ある程度表面の汚れが落ちた時点で高圧洗浄を終え、塗料の密着性を上げるため、プライマーやフィラーなどで下塗りを行っていく場合もあります。
5. 外壁塗装前の高圧洗浄クリーニングの相場価格について

水道水を用いて行う一般的な外壁の高圧洗浄の相場価格は、1㎡当たり100~150円ほどです。
また、特殊な洗浄液で行う「バイオ洗浄」の場合は、1㎡当たり300~400円ほどとなります。
外壁の面積は家の形状にもよりますが、2階建ての延べ坪が30坪の戸建で約150㎡、50坪の戸建で約250㎡が目安となります。
仮に外壁の面積を200㎡だと仮定すると、水による高圧洗浄で約20,000~40,000円、バイオ高圧洗浄で約40,000~60,000円の見積もりとなります。
また、屋根の高圧洗浄も行う場合は、屋根の面積がプラスされます。
なお、コンクリート瓦、モニエル瓦など、高圧洗浄に時間がかかる形状の屋根は、その分単価が上がる可能性もあります。
塗装業者から高圧洗浄の見積もりを出してもらう際、相場よりも高すぎたり、逆に安すぎる金額を提示してくる場合は注意が必要です。
その他、カビ、藻、コケなどの目立った汚れがないのに「バイオ洗浄」などのオプションを進めてくる場合も要注意です。
6. 外壁・屋根塗装前の「高圧洗浄クリーニング」の必要性、費用相場について まとめ

建物の劣化を防ぎ綺麗な外観を保つためには、定期的な塗装リフォームが必須ですが、塗装の前には高圧洗浄クリーニングを行うことをおすすめします。
高圧洗浄を行うことで古い塗膜の汚れを洗い流し、新しい塗料の密着を良くする効果が期待できます。
外壁の劣化状況を見極めて、適切な高圧洗浄クリーニングと外壁塗装を進めていきましょう。
外壁、屋根の高圧洗浄クリーニングなら小林塗装にお任せください
外壁・屋根の高圧洗浄なら小林塗装にお任せください。
当店は、2,003年の創業以来、名古屋市周辺で多くの外壁・屋根の高圧洗浄や外壁塗装を行っています。
外壁・屋根の高圧洗浄、外壁塗装の調査、見積りはもちろん無料です。お気軽にお問い合わせください。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「外壁、屋根塗装の「高圧洗浄クリーニング」の必要性、費用相場について」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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