外壁塗装のチラシを配布している業者について
「また、外壁塗装のチラシが入っている・・・」
「塗り替えを考えてはいるけれど、この業者に頼んで本当に大丈夫?」
外壁塗装のチラシが頻繁に入ってくると、「本当に今やらないといけないの?」、
「なんだか急かされている気がする」と、不安な気持ちになる方も多いと思います。
とくに「今だけ」「今日決めて」などの言葉が並んでいると、住まいのことなのにどこか落ち着いて考えにくくなってしまいますよね。
一般的に外壁塗装は「10年に1回が目安」と言われますが、実際には立地・外壁材・日当たり・過去の施工で最適な時期は変わります。
だからこそ、初めての方はもちろん、以前に経験がある方でも、
「この金額は妥当?」「施工不良は大丈夫?」「結局、何を基準に選べばいいの?」と不安が尽きないのは当然です。
外壁塗装をお願いする業者は、チラシの会社でも構いません。
ただし、残念ながらチラシの中には、不安をあおって契約を急がせるような業者が紛れていることもあります。
「安い」「キャンペーン」「足場代無料」などの言葉だけで決めてしまうと、工事内容の省略や追加請求など、後から困るケースもゼロではありません。
そこで本コラムでは、塗装業界の現場を知る「名古屋の塗装店」小林塗装が、外壁塗装のチラシでよく見かける表現の“読み解き方”や、注意すべきサインをわかりやすくお伝えします。
チラシをきっかけに外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
- ・外壁塗装のチラシ配布にて記載されてる情報を鵜呑みにしてはいけない
- ・外壁塗装のチラシ配布で知っておくべき重要な法律に関する注意点
- ・外壁塗装のチラシ配布をしている業者をすぐ信頼してはいけない理由
1. チラシで塗装業者を決める前に知っておくべき3つの内容とは?
まず、外壁塗装のチラシを見ているお客様に、最初にお伝えしたいことが3つあります。
チラシの内容をすべて完璧に理解する必要はありません。
ただ、この3つだけは知っているかどうかで、「安心して選べる人」と
「不安のまま決めてしまう人」の差が出ます。
ぜひ、塗装店を決める前に一度整理しておきましょう。
- 1.外壁塗装のチラシには「誇張」や「誤解を誘う表現」が含まれている場合がある
- 2.残念ながら、悪徳業者もチラシを配布していることがある
- 3.契約の状況によっては、クーリングオフができないケースがある
こういった注意点を知っておくだけでも、チラシの見え方が変わります。
次からは、それぞれの内容を「なぜ注意が必要なのか」「何を確認すべきなのか」まで、もう少し具体的に解説していきます。

外壁塗装のチラシを見ていると、「本当かな?」と気になる表現が出てくることがあります。
ただ、外壁塗装は専門用語も多く、はじめての方ほど“どこが怪しいのか”を判断しづらいのが正直なところです。
とくに注意したいのは、完全な嘘というよりも、誇張・条件の省略・誤解を誘う書き方です。
これらは、知識がないと気づきにくく、あとから「思っていたのと違う…」につながりやすいポイントになります。
外壁塗装で「安さ」をアピールするのは、どの塗装業者でも珍しくありません。
ただし、適正な工事が成立しないほどの価格が、チラシに大きく書かれている場合があります。
外壁塗装の相場は、約30坪のお家の場合で80~120万円前後、屋根塗装を合わせると120~140万円前後が一つの目安です。
※外壁材・劣化状況・足場形状・付帯部の量・塗料グレードで変動します。
なぜなら、外壁を10年以上きれいに保つためには、塗る作業だけではなく、下地処理(補修・洗浄・養生)と
仕様通りの塗布量・乾燥時間が必要だからです。
外壁塗装は「塗料を買って塗れば終わり」ではなく、手間と技術が仕上がりを左右する工事です。
ところが、適正な費用を崩してまで「激安」を打ち出しているチラシも、残念ながらあります。
外壁塗装の相場を知っている側からすると、「本当にこの金額でできるの!?」と感じる価格が書かれているケースです。
- 例1:外壁塗装39.8万円!
- 例2:コミコミで49万円!
このような“異常な安さ”が成立している場合、裏側には次のようなカラクリが隠れていることがあります。
- カラクリ①:「最低価格」だけを表示し、実際は追加費用が前提(補修・付帯部・下塗り追加など)
- カラクリ②:塗装面積を小さく見せている(実測せず概算/㎡数の根拠が不明)
- カラクリ③:工程を省く(下地処理の簡略化、下塗り回数の削減、乾燥時間の短縮など)
- カラクリ④:塗料のグレード・仕様が曖昧(メーカー名はあるが品番・仕様・期待耐久が書かれていない)
- カラクリ⑤:保証の中身が薄い/書面がない(口約束になりやすい)
もちろん「安い=全部ダメ」という話ではありません。
大切なのは、なぜその金額でできるのかを、工事内容の根拠(面積・工程・仕様)で説明できるかどうかです。
次は、チラシで激安を見たときに「具体的に何を確認すべきか」を、チェック項目としてまとめていきます。
外壁塗装は、外壁に塗料を塗るだけの工事ではありません。
実際には、塗装を成立させるために必要な「準備」と「仕上げ」まで含めて、はじめて外壁塗装工事になります。
- ・ 足場の仮設
- ・ 高圧洗浄
- ・ 下地の補修(ひび割れ・シーリング・欠損など)
- ・ 養生(窓・サッシ・床・植栽などの保護)
- ・ 外壁塗装(下塗り・中塗り・上塗り)+付帯部塗装
- ・ 点検・手直し
- ・ 足場解体・清掃
つまり「外壁塗装」という言葉には、外壁をきれいに仕上げ、長持ちさせるために必要な一連の工程が含まれて、はじめて「外壁塗装工事」として成立します。
ところが、チラシでお客様を急いで集めたい業者の中には、「塗る作業だけ」の金額を大きく表示し、いかにも安く見えるように見せかけるケースがあります。
- 良心的な業者 → 外壁塗装 65万円~(工程・範囲が基本込み)
- 悪質なケース → 外壁塗装 39.8万円!(範囲が極端に限定)
金額だけを見ると「39.8万円」の方が魅力的に見えるため、外壁塗装の知識がないお客様ほど、どうしても「価格情報だけ」で判断してしまいがちです。
ここが、チラシの一番怖いところです。
そして実際に現地調査や提案の段階になると、
「足場は別途必要です」、「高圧洗浄は追加です」、「補修が必要なので上がります」
と、必要な工程が少しずつ追加されていき、気づけば通常の相場と同程度、場合によっては相場以上の金額で契約してしまうことも起こり得ます。
チラシの数字は「安い・高い」以前に、その金額が何を含んでいるのかが分からないと判断できません。
だからこそ、チラシの金額を見るときは、次の2点を必ず確認してください。
・工事範囲(外壁だけ?付帯部は?屋根は?)
・含まれる工程(足場・洗浄・補修・養生・塗り回数は?)
チラシの「安さアピール」によくあるパターンとして、シーリング工事が含まれていないケースがあります。
見た目は「外壁塗装一式」と書かれていても、よく見るとシーリングの記載がなく、実は塗装部分だけの価格だった・・・ということが起こり得ます。
特にサイディング外壁やALC外壁は、板と板の継ぎ目(目地)や、サッシまわりなどに必ず隙間があり、
そこを埋めて防水性を確保しているのがシーリングです。
もしシーリングが劣化して隙間が開いたままだと、そこから雨水が侵入しやすくなり、内部の木部腐食・断熱材の濡れ・雨漏りなど、外壁塗装では済まない不具合につながることもあります。
シーリング工事は、外壁防水の“要(かなめ)”とも言える重要な工程です。
にもかかわらず、チラシには「外壁塗装」という表現だけが書かれていて、
シーリングが含まれているのか/打ち替えなのか/打ち増しなのかが分からないことがよくあります。
- チェック①:「シーリング(目地)工事」の記載があるか
- チェック②:工法が書かれているか(打ち替え/打ち増し)
- チェック③:数量(m)や範囲(目地・サッシ周り)が明記されているか
もしシーリング工事が含まれていない場合、後から「本当は必要でした」として追加費用が発生し、結果的にチラシの金額より高い金額で契約してしまう可能性があります。
外壁塗装のチラシを見るときは、価格だけでなく、「防水に必要な工事が入っているか?」まで必ず確認しましょう。
2. 悪徳業者も外壁塗装のチラシを配布している場合があります
お客様が住んでいる地域で外壁塗装業者を探そうと思ったとき、まず多くの方がYahoo!やGoogleなどの検索フォームで調べるかと思います。
「地域名+外壁塗装」で検索すると、驚くほどたくさんの業者が出てきませんか?
それだけ、その地域を施工範囲としている塗装業者が多い、ということでもあります。
ここで知っておきたいのが、すべての塗装業者がホームページを持っているわけではないという点です。
ホームページは持たず、チラシ中心で集客している会社もありますし、
逆に、良心的でも「紹介・地域密着」でやっているためホームページがない会社もあります。
一方で、残念ながら悪徳業者でもホームページを持っていることがあります。
つまり、「ホームページがある=安心」「チラシだけ=危険」と単純には判断できない、ということです。
そして現実問題として、地域にある塗装会社すべてを調べ尽くすのは不可能に近いので、
どうしてもチラシの「安さ」「キャンペーン」「今だけ」といった言葉に惹かれ、
何となくの流れで契約してしまう方が出てきます。
ですが、本当に「品質が良くて、結果的にお値打ち」な塗装工事を望むなら、判断材料はチラシだけでは足りません。
チラシはきっかけとして活用しつつ、ホームページの施工事例、口コミ、会社情報(所在地・実績・保証)なども確認し、
じっくり比較してから業者を選ぶことをおすすめします。
3. チラシの外壁塗装店はクーリングオフができない場合があります

クーリングオフとは、一定の期間内であれば、契約した内容を解除できる制度のことです。
しかし、どんなケースでもクーリングオフができる訳ではなく
- ・ 訪問販売
- ・ 電話勧誘販売
- ・ 訪問購入
この3つが外壁塗装においては該当します。
「ん、何かおかしいな?」‥と思われたお客様は、なかなか鋭い感を持っています。
そうです。先にお伝えした3つの内容には、外壁塗装のチラシが含まれておらず、チラシやホームページを見てお客様自身で塗装業者に連絡を取って自宅に来てもらったケースは、クーリングオフの対象にはならないからです。
これは契約した状況にもよりますが、かなり高い確率でクーリングオフは適用されません。
こういった法の隙間を熟知している悪徳業者は、大量のチラシを撒いたり、インターネット広告を出したりして、お客様側から連絡してもらう事で、クーリングオフが適用されないようにしている場合があるのです。
外壁塗装のチラシには、こういった危険性もあるため、必ず覚えておきましょう。
4. チラシを配布している外壁塗装店って、信用できるの?

チラシは塗装業者さんにとって、以前から行われているポピュラーな集客方法の1つなので、お客様の住まいにも多くの外壁塗装に関するチラシがポストに入っているかもしれません。
なぜこんなにも塗装工事のチラシが入ってくるかというと
- ・ 外壁塗装のチラシは、デザインスキルが無くても作れる
- ・ 地域を絞ってチラシを配布できる
- ・ 簡易なチラシだったら、お金はそこまで掛からない
こういった理由でチラシは、塗装業者にとって手軽に集客ができる大事なツールなので、好んで使われている背景があります。
また、大小・良悪を考えなければお客様が住んでいる地域にも、塗装会社は数社~数十社はあるので、その各社がチラシを撒けば当然何回もチラシがポストに入ってきます。
ですから、今まで何回もチラシを捨てていたかもしれませんが、チラシの全部を合わせたら、かなりの枚数になっていると思います。
また、10,000枚くらい印刷すると、1枚2~4円という安い費用で印刷できるから、周辺にも多くのチラシが配布されていると言えます。
しかし、チラシの塗装業者一部には、値下げや金額を安い事を謳っておきながら、「実際は費用相場よりも高かった」・「塗装がすぐに剥がれてしまった。」 こういったトラブルもある事から、チラシを見たからといってすぐに契約してはいけません。
5. チラシの外壁塗装業者について知りましょう!
まずは「どんな業者が外壁塗装のチラシを配っているのか」をちゃんと整理しておきましょう。
チラシは見た目が似ていても、「誰が元請けで、誰が施工するのか」で、費用構造も、工事の中身も大きく変わります。
- ・ 大手業者
- ・ リフォーム業者
- ・ 地元業者(塗装店)
- ・ ホームセンター/家電量販店
- ・ 営業会社/訪問販売系
それぞれ、費用の出方と注意点を「仕組み」からお伝えします。
費用感=高い〜とても高い
費用が高くなる主な理由は、受注(営業)と施工(現場)が完全に分かれているケースが多く、
複数の会社が関わることで中間マージンが乗りやすいからです。
もちろん管理体制がしっかりしている会社もありますが、「ブランド料+管理費」が価格に反映されやすい傾向があります。
費用感=高い
塗装専門ではなく、リフォーム全般を扱う会社の場合、実際の塗装は協力業者(下請け)が施工することが多く、
その分紹介料・管理費としてマージンが発生しやすいです。
「窓・外構・内装もまとめて相談したい」方には便利ですが、塗装単体の費用は上がりやすい点は知っておきましょう。
費用感=安い〜普通
施工店が直接受注し、自社または自社管理の職人が工事を行う場合は、中間マージンが少なく、
工事費用が比較的適正になりやすい傾向があります。
ただし注意点として、地元業者を名乗っていても、実態が訪問販売(いわゆる“馬賊”型)に近い会社もあります。
「会社所在地が曖昧」「現場担当が毎回変わる」「今日中に契約を迫る」などの動きがある場合は慎重に判断しましょう。
費用感=安い〜高い(幅が大きい)
窓口は店舗でも、施工は協力業者が行うため、基本的には中間マージンが発生します。
ただし、材料メーカーとの提携や販促企画で一時的に安くなる場合もあり、価格にばらつきが出やすいのが特徴です。
「誰が施工するのか」「保証の窓口はどこか(店舗か施工店か)」を必ず確認しましょう。
費用感=少し高い〜とても高い
営業会社は「契約を取ること」が仕事なので、1件ごとに紹介料(歩合)を乗せる構造になりやすく、
結果として工事費が上がりやすいです。
中には法外なマージンを上乗せするケースもあるため、契約を急かされたり、値引きで気持ちを揺らしてくる場合は要注意です。
大手業者・ホームセンター・営業会社などで費用が高くなりやすい理由には、共通点があります。
- ・ 2社以上が関わる
- ・ 中間マージン(管理費・紹介料)が発生する
ですから、チラシを見るときは「価格」より先に、そのチラシの発行元は誰なのかを確認することが大切です。
どの業者が出しているチラシかを見極めないと、あとで「思っていた内容と違う」「結局高くついた」となりかねません。
まずは落ち着いて、会社情報(所在地・施工体制・保証窓口)をチェックしてから判断しましょう。
6. 見栄えが良い外壁塗装のチラシにはお金が掛かっています
自社で簡単なチラシを作るだけなら、そこまで費用は掛かりません。
ですが、ぱっと見た瞬間に「ちゃんとしてそう」「今どきで安心そう」と感じさせるような、
「見栄えの良いチラシ」を作るには、基本的にプロのデザイナーや制作会社が関わります。
一般的に、広告デザイナーへ依頼する場合は、チラシ制作だけで3〜9万円前後が目安になります。
さらに、写真撮影・イラスト素材・文章作成(ライティング)まで外注する場合は、
追加費用が発生するケースも珍しくありません。
そして本当にお金が掛かるのは、実はここからです。
チラシは作るだけでは意味がなく、配布して初めて反応が出ます。
配布方法は大きく分けると、新聞折込、ポスティング、DMなどがありますが、
とくにポスティングは、エリアや枚数によって費用が大きく変わります。
ご質問文にあるように、近隣の町に配布するとなると、範囲と枚数にもよりますが、10〜20万円前後は掛かることがあります。
さらに印刷費(紙・カラー・部数)も必要なので、総額としては
20〜30万円以上になることも十分あり得ます。
ここで大事なのは、「チラシが悪い」という話ではありません。
問題は、その広告費が、最終的にどこで回収される構造になっているかです。
- 回収パターン①:工事単価に広告費が上乗せされている(利益で吸収)
- 回収パターン②:最初は安く見せて、追加工事で回収する(オプション増)
- 回収パターン③:下請け単価を強く叩いて回収する(結果的に現場品質に影響)
- 回収パターン④:工程を削って回収する(乾燥時間短縮・下地処理省略など)
たとえば、チラシ配布に多くの費用を掛けている会社ほど、
契約数を増やさないと広告費を回収できません。
その結果、「今すぐ契約」を迫る営業になったり、
“標準工事”を薄くして追加で上げる提案になりやすいのが現実です。
もちろん、広告費をかけても誠実に施工している会社もあります。
ただ、見栄えが良いチラシほど「会社の体力がある」ように見えますが、
実際は広告費の回収が前提になっていることも多いので、
“見た目の安心感”だけで決めないことが大切です。
チラシを見るときは、デザインよりも次の点を確認してください。
・工事範囲と工程が明記されているか(足場・洗浄・補修・養生・塗り回数)
・塗料が「メーカー名+品番」まで書かれているか
・保証が「年数」だけでなく「対象範囲」まで書かれているか
見栄えよりも“中身”を見れば、判断を誤りにくくなります。
7. 外壁塗装のチラシを出してる業者って信用できるの? まとめ

住まいの一大イベントである外壁塗装のチラシで、どんな内容が信頼できるのでしょう。
信頼できるチラシのチェックポイントとして、以下の内容を確認しましょう。
- ・ 費用の安さだけが謳われていないか?
- ・ 安い理由がちゃんと記載されているか?
- ・ 地元地域の業者が出しているチラシか?
チラシで安さを謳っているのでしたら、安さの理由が必ずあるはずです。
必ずちゃんとした理由が記載されているチラシの塗装店を選びましょう。
また、遠方の塗装業者が出しているチラシでしたら、交通費が掛かってしまったり、チラシ業者の地元で悪評で仕事ができない状態になっている可能性もありえます。
ですから、チラシに記載されている業者の所在地を確認しましょう。
また、大手業者やハウスメーカー
の外壁塗装に関するチラシでしたら、必ず下請け業者が塗装しています。
さらに、大手業者やハウスメーカーの外壁塗装は、中間マージンで費用が割高になるので注意しましょう。
8. 外壁塗装のチラシ業者についての質問(Q&A)
チラシを見て「良さそう…でも不安もある…」と感じたときは、営業トークを聞く前に、こちらの質問を“そのまま”投げてみてください。
答え方に、その会社の誠実さと現場力が出ます。焦らず、落ち着いていきましょう。
A. “コミコミ”は便利な言葉ですが、含まれる範囲は会社ごとにバラバラです。
まずは、「コミコミに含まれるもの」と「別途(追加)の可能性があるもの」を、紙で分けてもらいましょう。
ここを曖昧にしたまま進むと、後から「それは別です」が積み重なりやすいです。
- ■ 最低限、含まれていてほしい項目:足場/高圧洗浄/養生/下地補修(ひび割れ等)/下塗り仕様/付帯部/シーリング(目地)
- ■ 特に“別途”になりやすい項目:補修増し/付帯部範囲追加/雨樋や破風の交換/ベランダ防水/シーリング増量
【聞き方のコツ 】はシンプルです。
「この金額に入っていない可能性がある工事を、先に全部教えてください」
きちんとした会社ほど、最初に“増える可能性”も含めて説明してくれます。
逆に「大丈夫大丈夫、だいたいこの金額でいけますよ〜」が多い場合は、慎重に。
A. “無料”というより、どこかに入っていると考える方が自然です。
足場は「ただの骨組み」ではなく、安全・品質・作業効率を支える「作業ステージ”です。
そのため、完全にゼロ円は現実的ではありません。
- ■ よくある実態①:工事単価に最初から組み込まれている(表示上だけ無料)
- ■ よくある実態②:仕様や工程を薄くして調整(塗り回数・下地処理・乾燥管理が甘くなる)
- ■ よくある実態③:追加工事で回収(付帯部・補修・防水などが増えやすい)
ここを聞くと差が出ます:
- ■ 足場の種類は?(くさび式/単管など)
- ■ メッシュ養生は全面ですか?(飛散防止の基本)
- ■ 手すり・落下防止など安全対策は?
「無料」の文字より、足場の中身(安全と養生)を見た方が、失敗しにくいです。
A. 根拠が数字で示せない“最安値”は、キャッチコピーの可能性が高いです。
外壁塗装は、家の条件(面積・形状・劣化・仕様)で金額が動くので、「何と比べて最安値なのか」がないと成立しません。
- ■ 比較条件:坪数/外壁材/塗料グレード/工程(下地処理・塗り回数)
- ■ 比較対象:どの会社の、いつの、どの仕様の見積と比較?
【おすすめの聞き方 】
「“最安値”の根拠になる比較表や条件はありますか?」
もし「うちは努力してるんで!」だけで終わる場合は、価格よりも中身(面積・仕様・工程)で比較できる形にしてもらいましょう。
A. 注意が必要です。塗料は“グレード名”だけでは中身が決まりません。
同じ「シリコン」「フッ素」でも、メーカーや品番で性能・相性・仕上がりが違います。
たとえば、汚れに強い設計のもの、艶の落ち方が穏やかなもの、下地の動きに追従しやすいもの…個性があります。
- ■ 最低ライン:メーカー名+商品名(品番)
- ■ できれば:仕様(下塗りとの組み合わせ)+塗布量+期待耐用年数の根拠(カタログ・仕様書)
【ここも一緒に確認 】
「うちの外壁材(サイディング/モルタル等)に、その塗料は相性が良い理由は何ですか?」
“なんとなくグレードが高い”より、家に合うかどうかが正解です。
A. 実績の“数”より、実例の“中身”が大切です。
実績は多いに越したことはありませんが、塗装は“同じ家が一軒もない”世界。
見るべきは、あなたの家に近い条件の事例を、どれだけ丁寧に説明できるかです。
- ■ チェック①:施工エリアが自然か(地元で継続的に施工しているか)
- ■ チェック②:劣化状況→補修→工程→使用材料が書かれているか
- ■ チェック③:完成写真だけでなく、下地処理・補修写真があるか
【聞くならこの一言 】
「うちと似た外壁材・築年数の事例で、下地処理をどう組み立てたか教えてください」
“見せられる現場”がある会社は、だいたい逃げません。ここ、意外と大事です。
A. 値引き自体が悪いのではなく、“考える時間を奪う値引き”が危険です。
外壁塗装は、契約した瞬間ではなく、数年後に差が出る工事。
だからこそ、即決の空気を作られたら、いったん深呼吸。住まいは逃げません(塗装店も逃げません)。
- ■ 要注意のサイン:今日だけ/今ここで決めて/家族に相談しなくていい
- ■ 安心のサイン:相見積もりOK/資料を置いていく/質問歓迎
【切り返しフレーズ 】(上品に)
「大切な工事なので、家族と相談してから決めたいです。資料をいただけますか?」
これで態度が変わる会社なら、契約後も同じように“圧”が出る可能性があります。
A. あります。所在地=自社施工とは限りません。
下請けが悪いわけではありません。問題は、誰が責任を持って管理するのかが見えないこと。
“契約した人”と“工事する人”が別だと、伝達ミスが起こりやすくなります。
- ■ 確認①:現場管理者(責任者)の名前は?
- ■ 確認②:職人は自社か協力会社か?(常用かスポットか)
- ■ 確認③:工事中の連絡窓口は誰か?
【おすすめの質問 】
「工事が始まったら、私は誰とやり取りすればいいですか?毎日同じ方ですか?」
“現場の顔”が見える会社は、仕上がりもトラブル対応も安定しやすいです。
A. “一式=全部ダメ”ではありませんが、比較できない見積は不安が残ります。
外壁塗装は、数量(㎡・m)と工程が見えないと、内容の良し悪しが判断できません。
一式が多いと「安いのか高いのか」より先に、「何をやるのか」が分からなくなります。
- ■ 最低限、数字で見たい:外壁面積(㎡)/シーリング数量(m)/付帯部の範囲(何を塗る?)
- ■ 工程で見たい:下塗り・中塗り・上塗り(回数)/下地補修/養生/洗浄
【ズバリ聞いてOKです 】
「“一式”を、数量と工程に分解して説明できますか?」
ここで嫌がる会社より、丁寧に分解してくれる会社の方が、後悔が少ないです。
A. “年数”よりも、“対象と条件”が重要です。
「10年保証」と聞くと安心ですが、保証はたいてい万能ではありません。
だからこそ、契約前に保証書(ひな形)を見せてもらい、対象範囲を確認しましょう。
- ■ よくある対象:塗膜の剥がれ/著しい膨れ など
- ■ 対象外になりやすい:色あせ/下地の動き(クラック)起因/自然災害
- ■ 条件になりやすい:定期点検/適切な使用環境/部分補修の可否
【この質問が効きます 】
「保証は、“どんな症状”が出たときに、“どこまで”対応してくれますか?書面で確認できますか?」
言ったつもり”が一番もったいないので、保証は最初に紙で握っておくのが大人の安心です。
A. ケースによっては、対象外になる可能性があります。
クーリングオフは「訪問販売」など特定の取引形態が対象です。
一方で、チラシやHPを見て自分から連絡し、契約に至ったケースは、状況により対象外になることがあります。
- 【 契約前にやっておきたい3つ 】
- ① 契約形態の確認(今回の契約は何に該当する?)
- ② 書面の内容確認(工事範囲・仕様・追加条件・支払い条件)
- ③ 即決しない(最低でも一晩置く)
もし不安が残る場合は、契約書・見積書を手元に置いて、消費生活センターへ相談するのが安全です。
(法律の扱いは状況で変わるため、最終判断は公的窓口の案内に従うのが確実です)
塗装は「急いだ人」より「納得して決めた人」が勝ちやすい工事。ここは、落ち着いていきましょう。
信用できる高品質な外壁塗装のことなら、小林塗装にお任せください。
小林塗装は、名古屋市を中心に外壁塗装を手掛ける塗装専門店です。
当店は2003年の創業以来、名古屋で地域密着の塗装工事を積み重ねてきました。
外壁塗装は「チラシの見た目」や「塗料のグレード」で品質が決まる工事ではありません。
どこを補修し、どんな順序で下地を整え、どの仕様で塗り重ねるか――
こうした現場の組み立てが、仕上がりと耐久性を大きく左右します。
小林塗装では、工事をすぐに提案する前に、まずお客様が持っている不安を解消します。
「この見積りは適正?」
「必要な工事がちゃんと入っている?」
「安い理由は何?」
こうした疑問に対して、プロの視点で公平にチェックし、分かりやすく説明しています。
外壁塗装は、契約した瞬間ではなく、数年後に差が出る工事です。
だからこそ小林塗装は、価格よりも「内容の納得感」と「品質本位」を大切にしています。
外壁塗装の相談・現地調査・見積りは無料です。
まずは「話だけ聞いてみたい」という段階でも構いませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「外壁塗装のチラシを配布している業者って、信用できるの?」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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