

外壁塗装とシーリング工事の関連性について
外壁サイディングや外壁ALC‥といったパネル状の外壁塗装を行う際には、シーリング工事 (コーキング工事)が必要不可欠となりますが、シーリング工事に関するご質問でお客様からの多い質問内容が、シーリングの硬化時間です。
今回は名古屋の塗装店小林塗装が外壁塗装とシーリング工事の関連性をざっくりとお伝えします。シーリング工事の作業内容で疑問や知りたい事があるお客様は、ぜひご覧下さい。
外壁塗装のシーリング工事で注意すべきこと
外壁塗装や外壁補修で使用するシーリング材の種類や施工方法も様々ですが、どんなシーリング材でも通常の温度条件では、2日~3日必要の乾燥時間が必要です。
特に注意しなければいけないのが、真冬の乾燥時間ですが、乾燥するまで3日以上かかってしまう事も度々あります。

シーリング材が十分硬化しないまま、塗装を行った場合、高い確率で不具合が発生します。
なぜなら、硬化しないまま塗装をしてしまうと、最悪の場合いつまで経ってもシーリング材が硬化せずに塗装の表面がベタベタする事があるからです。
更にこの様な状態では、塗装面が汚れやすくなったり (ブリード汚染)、塗装が割れてきたりして、外壁塗装の美観性やシーリング材が持つ本来の弾力性や防水機能を発揮する事はできませんので、せっかくシーリング工事を行っても全く意味の無くなってしまいます。
ですから、シーリング工事は施工方法も品質を大きく左右しますが、シーリング材の硬化時間も大変重要である事を予め知っておきましょう。

外壁の補修工事に使われるシーリング材の種類は、変性シリコンやウレタンなどがあり、各シーリングメーカーによって、類似品または同等品が多くありますが、どのシーリング材も基本的に硬化時間は2日以上おく必要があります。
何度もお伝えしますが、温度が極端に低くなる真冬は使用するシーリング材の種類によっては、3日以上硬化時間が必要なものもあるので、工事の期間の設定は十分注意する必要があります。
もし、シーリングの硬化時間が短い状態で塗装した場合の不具合で多いケースが、シーリング部分の塗装のひび割れや塗装とシーリング材の層間剥離です。
こういった場合のシーリング不具合の原因は、塗装業者の過失だと言えます。
しかし、このような状態でもシーリング材が外壁材に密着していれば、直ちに漏水や雨漏りなどの発生する、防水機能が損なわれる心配はありませんので、安心して下さい。
ですから、このような不具合があった場合は、すぐで直さなくても良いので、施工した業者に適切な補修 (やり直し)をしてもらう事をおすすめします。

補足説明になりますが、シーリングの品質表記に関しては各社メーカーや業者によって大きく見解が分かれますので、一概に何が正しいという答えはありません。
但し、基本的な施工品質に対する考え方は、シーリングメーカーであろうと各専門業者でも同じです。
特にシーリング工事の場合では、先打ち工法、後打ち工法と2種類があり、シーリングの先打ち工法とは、塗装する前にシーリング材を打ち替える工法の事です。
なお、シーリング先打ち工法の場合は、シーリングの上に塗膜が被覆され、紫外線の影響からシーリング材を守ってくれるので、耐用年数が伸びるケースが多いです。
次にシーリング後打ち工法の場合は、塗装完了後にシーリング材を打ち替えるの工法なので、シーリング材の充填後に不具合が発生する確率は極めて低くなります。
ただしシーリング材の耐用年数についてもメーカー表記通りの耐用年数となります。
建物の外壁塗装を行う際には、外壁補修や防水工事なども含めて、シーリング工事が発生しますので、不具合が起こらない様、しっかりとした工事をしてくれる業者選びが大切だと言えます。
外壁塗装のシーリング工事なら、名古屋の塗装店小林塗装にお任せ下さい。
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建物の状態やお客様の希望にあった品質本位の工事を行います。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコンテンツ作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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