外壁塗装の中塗り工程について
外壁塗装を検討される際に、「中塗りって一体どんな意味があるの?」と疑問に思われるお客様は実に多いものです。
一見すると、下塗りと上塗りがあれば十分ではないかと思われがちですが、実はこの「中塗り工程」こそが、外壁塗装の仕上がりを大きく左右する非常に重要な役割を担っています。
中塗りは、単なる塗装の“中間工程”ではなく、仕上げ塗料の美しい発色を引き出し、塗膜の厚みを均一に整え、さらに耐久性を高めるための基盤づくりです。
職人の視点で言えば、ここでどれだけ丁寧に塗り重ねを行うかによって、上塗りの艶やかさや発色の安定感、ひいては10年先の外壁の姿までもが変わってきます。
外壁塗装は、単に「見た目をきれいにする工事」ではなく、住まいを長く守るための大切なメンテナンスです。
下塗り・中塗り・上塗りという3つの工程がしっかりと噛み合ってはじめて、本当の意味での高品質な仕上がりが実現します。
今回は、この中でも特に見落とされがちな「中塗り作業の目的と役割」について、名古屋で外壁塗装を専門に手がける小林塗装が分かりやすくお伝えします。
高耐久で安心できる外壁塗装を検討中のお客様は、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装の中塗り工程の目的や役割
外壁塗装の“中塗り”は、単なる途中の工程ではなく、仕上がりの美しさと塗膜の耐久性を大きく左右する非常に重要なステップです。
下塗りで外壁と塗料の密着を確保した後、中塗りでは塗膜に厚みを持たせ、耐久性を高めるという役割を果たします。
これによって紫外線や風雨のダメージから住まいを長期間守るための「強固な土台」が築かれます。
工事の流れでいえば、外壁塗装は「下塗り → 中塗り → 上塗り」という順序で段階的に進められます。
シーラーやフィラーを使った下塗りで密着性を高め、その後に行う仕上げ用塗料の1回目の塗装工程が一般的に「中塗り」と呼ばれる作業です。
この段階で塗膜を均一に整えておくことで、上塗りの仕上がりが格段に向上します。
また中塗りは、仕上げの上塗り塗料を美しく発色させるための「色合わせ」の役割も担っています。
職人の視点から見ても、この中塗りをおろそかにしてしまうと、どれほど高級な上塗り塗料を使っても本来の性能を発揮できず、塗装の寿命を縮めてしまいます。
つまり外壁塗装における中塗りの目的は、「塗膜の厚みを確保する」「耐久性を向上させる」「上塗りの発色を助ける」という3つの大切な役割を果たすこと。
この目的を理解し、丁寧に施工するかどうかで、10年後・15年後の住まいの姿は大きく変わってきます。
小林塗装では、この「見えにくい中塗り工程」にこそ誠実に取り組むことで安心して長く住み続けられる塗装工事を創っています。
外壁塗装における「中塗り」と「仕上げ塗り(上塗り)」の違いについて
外壁塗装工事は、通常「下塗り → 中塗り → 上塗り」という3つの工程を踏んで進められます。
このうち「中塗り作業」では、お客様との打ち合わせで決定した仕上げ用塗料を使用し、外壁全体を一度丁寧に塗り上げます。
(高級シリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料といった高耐候性塗料では、より強固な密着性や耐久性を確保するため、専用の中塗り材を併用する場合もあります。)
中塗りの役割は単純に「2回塗ること」ではありません。
塗膜の厚みを確保し、細かな凹凸や色むらをカバーして外壁を均一に整えることで、上塗りの美観や耐候性を支える重要な層になります。
さらに、仕上げ塗料の発色を助け、艶や色の深みを引き出す“下地の色合わせ”としての役割も担っています。
一方で「上塗り(仕上げ塗り2回目)」は、外観として直接目に映る最終層。
中塗りで整えられた下地の上に、美しさを際立たせる色や艶をのせ、さらに雨水や紫外線から住まいを守る高い耐候性を与えます。
この工程では、塗料メーカーが定める適切な乾燥時間をしっかり確保することがとても重要です。
乾燥を待たずに仕上げ塗りを重ねてしまうと、剥がれや膨れといった不具合につながるため、職人は天候や湿度を見極めながら慎重に作業を進めています。
例えるなら、中塗りは洋服でいう“裏地や芯地”です。
見えないけれど、ここが整っているからこそ上塗りの“表の生地”が美しく見えるのです。
どちらかが欠けても長く着られる服にならないように、外壁塗装も「中塗りと上塗りがそろって初めて完成」します。
外壁塗装で使用される全ての塗料には、各メーカーが定めた「施工仕様書」があります。
職人はこの仕様書をしっかり守り、塗布量・乾燥時間・塗り重ねの間隔などを正確に管理しながら作業を進めています。
こうしたルールを守ることが、外壁塗装の品質を長く維持する基本になります。
ただし実際の現場では、外壁の状態が必ずしも良好とは限りません。
経年劣化で表面が粉を吹いていたり、旧塗膜が弱っていたりするケースも多くあります。
そうした場合には、まず丁寧な下地調整を行い、ときには下塗りを通常より多めに塗布したり、下塗り工程を2回に増やすなどの追加処理を行います。
こうしてしっかりと基礎となる土台を整えて初めて、中塗り(=上塗り1回目)へ進むことができます。
中塗りの段階まで仕上がった外壁は、一見すると「これで完成?」と思われるかもしれません。
しかし実際には、まだ本来の美観には届いていません。
なぜなら仕上げ塗料が下塗り層に少し吸い込まれてしまうため、色や艶が控えめで、ややぼんやりとした印象に見えるからです。
中塗りは“色の下地を整えるための準備段階”であり、この工程を経ることで上塗りの仕上がりが格段に良くなります。
そして最後に行うのが仕上げ塗り(=上塗り2回目)です。
中塗りで一度色をのせているため、今度は下地への吸い込みがなくなり、塗料本来の発色や艶感がしっかりと現れます。
均一で滑らかな仕上がり、深みのある色合い、そしてきれいな光沢。
これこそが、中塗りという工程を丁寧に行ったからこそ実現できる外壁塗装の完成形なのです。
つまり「中塗りは塗装の見えない土台を整え、上塗りの美観を最大限に引き出す役割」を担っているといえます。
中塗りを省略した場合に起こる不具合について
外壁塗装の中塗りは、単なる「中間工程」ではなく、塗膜全体の寿命と仕上がりを支えるとても大切な役割を担っています。
もしこの中塗り工程を省略してしまうと、見た目の美しさだけでなく、塗装の耐久性そのものに深刻な影響が出てしまいます。
具体的には、次のような不具合が発生しやすくなります。
- 塗膜の剥がれや浮き: 塗膜の厚みが不足するため、外壁と塗料の密着力が弱まり、数年以内に剥がれや浮きが生じやすくなります。
- 艶ムラ・色ムラ: 下塗り材への吸い込みを調整できないため、部分的に艶が出たり消えたりとムラが目立ち、美観を損ねます。
- 防水性能の低下: 塗膜に必要な厚みが不足することで、雨水の侵入を許しやすくなり、建物内部の劣化を早めるリスクがあります。
- 耐候性の短命化: 紫外線や風雨の影響に直接さらされやすくなり、通常10~15年持つ塗膜が数年で劣化してしまうこともあります。
このように中塗りを省略した塗装工事は、一見仕上がりがきれいに見えても、数年後に「剥がれが出てきた」「艶が不自然にムラになってきた」といった症状を招きます。
中塗りは外壁塗装の“見えない安心”をつくる工程であり、ここをきちんと行うかどうかが10年後、15年後の建物の姿を大きく左右するのです。
小林塗装では、こうした不具合を防ぐために、中塗り工程を省くことなく、塗布量・乾燥時間・施工環境をしっかり守りながら丁寧に仕上げています。
外壁塗装の中塗りを省略する業者には要注意
外壁塗装において、色や艶といった見た目の美しさはもちろん大切です。
しかし、それ以上に本当に重要なのは、職人が塗装の「正しい工程」を一つひとつ丁寧に守っているかどうかという点です。
特に注意していただきたいのは、外壁塗装の中塗り工程をきちんと行わず、意図的に省略してしまう業者が存在するという事実です。
工期が短く済むため効率的に見えるかもしれませんが、実際にはこれは明らかな「手抜き工事」に該当し、後々深刻な不具合を招く原因となります。
中塗りは単なる“中間の1回塗り”ではありません。
塗膜の厚みを確保すること、細かな凹凸や色ムラを均一に整えること、上塗りの発色や艶を最大限に引き出すこと──これらすべてを担う大切な工程です。
もしこの中塗りを省略してしまえば、外壁には光沢のムラや色のまだらが残り、耐久性も大きく損なわれてしまいます。
さらに、本来であれば中塗りによって確認・調整できる塗り残しや塗り忘れといった不具合も、そのまま最終仕上げに持ち越されてしまうのです。
しっかりと工程を踏んだ外壁塗装であれば、仕上がりに不自然な色ムラや艶ムラは発生しません。
それなのに、完成した外壁を眺めたときに「艶が不均一」「色がまだらに見える」といった違和感を覚える場合は、中塗り工程が省略されている可能性を疑うべきです。
中塗りは最終的に外から見えにくい作業ですが、実はこの見えない部分こそが仕上がりの美しさと外壁塗装の寿命を決定づける重要なカギとなります。
10年後、15年後に違いが出るのは、まさにこの「ひと手間をかけたかどうか?」なのです。
外壁塗装のことなら中塗りにもしっかりとこだわる 小林塗装にお任せください
実際は、下塗り・中塗り・上塗りという3つの工程がそろってはじめて、長持ちする強い塗膜がつくられます。
特に“中塗り”は、塗料の厚みを確保し、上塗りの美しさを支えるための重要な役割を担っており、ここを丁寧に行うかどうかで10年後の仕上がりに大きな差が出ます。
小林塗装では、名古屋の気候風土を熟知した職人が、一件ごとに下地の状態を見極めながら最適な施工を行っています。
中塗りの段階で手を抜かず、発色や艶の均一感、塗膜の厚みをしっかりと積み重ねていくことで、仕上がった時の美しさだけでなく、長期間にわたり外壁を守り抜く耐久性を実現しています。
「どの業者に頼んでも同じ」ではなく、中塗りにまでこだわるからこそ生まれる安心の仕上がりを、ぜひ体感してほしいです。
名古屋で外壁塗装をご検討中のお客様、“中塗りに強いこだわりを持つ塗装店”を選ぶことで、住まいの未来は大きく変わります。
上質な外壁塗装をお求めなら、経験豊富で誠実施工の小林塗装にぜひお任せください。
お見積り・ご相談は無料。お客様一人ひとりの希望に合わせた最適なプランを提案します。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「外壁塗装の中塗り工程について」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでもらえる言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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