外壁塗装工事期間中の楽しみ方12選|不便な時間を心地よく過ごすアイデア
外壁塗装の契約が決まり、色選びも終わり、いよいよ足場が組み立てられる日。
新しく生まれ変わる住まいを想像すると楽しみな反面、「窓は開けられるの?」「洗濯物はどうしよう」「家の周りに職人さんがいると落ち着かないかも」と、不安になる方も多いと思います。
外壁塗装工事は、住みながら進められることが多い工事です。
しかし、普段の生活とまったく同じように過ごせるわけではありません。
足場の組み立てや高圧洗浄では音が出ます。
外壁塗装中は窓や玄関まわりを養生するため、一時的に開閉しにくくなることもあります。
洗濯物を外へ干せない日や、塗料のにおいを感じる時間もあるでしょう。
こうした話を聞くと、外壁塗装工事期間は「ただ我慢する時間」のように思えるかもしれません。
けれども、少し視点を変えてみると、工事期間は長年住み続けてきたわが家を、あらためて眺め直す特別な時間でもあります。
足場が組まれ、汚れが洗い流され、下地が補修され、少しずつ新しい色へ変わっていく。
毎日同じように見えていた住まいが、職人の手によって一日ずつ整っていく様子は、なかなか見る機会がありません。
外壁塗装工事期間を心地よく過ごすコツは、不便を無理に楽しもうとすることではなく、生活を少し整えながら、住まいの変化をゆっくり味わうことです。
音の出る日は近所のカフェへ出かける。洗濯物を干せない日は、気になっていたコインランドリーを利用してみる。工事前と工事後の写真を同じ場所から撮影する。家族で新しい外壁に似合う玄関マットや植木鉢を考える。
普段の暮らしに、ほんの少しだけイベント感を加える。それだけでも、工事期間の印象は大きく変わります。
このコラムでは、外壁塗装工事期間中の生活上の注意点を押さえながら、ご家族、ペット、在宅勤務をされる方にも取り入れやすい楽しみ方を、名古屋の塗装店・小林塗装が詳しくご紹介します。
- ■ 外壁塗装工事中の基本的な過ごし方
- ■ 工事期間を前向きに楽しむ具体的なアイデア
- ■ 窓、換気、洗濯物に関する注意点
- ■ 子どもやペットと安全に過ごす方法
- ■ 在宅勤務中の音やにおいへの対策
- ■ 職人とのちょうど良い距離感
- ■ 工事中にやってはいけない危険な行動
- ■ 完成後の住まいをさらに楽しむ方法
1. 外壁塗装工事期間は「わが家の衣替え」を楽しむ時間
外壁塗装工事を前向きに過ごすために、まずお伝えしたいのは、無理に楽しもうとしなくてもよいということです。
足場に囲まれた室内は、いつもより少し暗く感じます。窓を自由に開けられない日や、職人が窓の近くを通るためカーテンを閉めておきたい時間もあります。
普段とは違う環境に、落ち着かなさを感じるのは自然なことです。
だからこそ、「せっかくなのだから毎日楽しもう」と気負うより、暮らしの負担を減らしながら、楽しめる場面だけを拾っていくくらいがちょうどよいと思います。
外壁塗装は、住まいを雨や紫外線から守るためのメンテナンスです。
同時に、外観の印象を大きく変えられる工事でもあります。
少し黄みを含んだアイボリーから、落ち着いたグレージュへ。明るいベージュから、凛としたチャコールグレーへ。以前と似た色でも、艶を抑えることで、住まいの表情は静かに変わります。
お気に入りのコートを仕立て直すように、わが家の色と質感を整えていく時間。そう考えると、足場の内側で進む作業にも、少し違った景色が見えてきます。
工事を楽しむためには、楽しい部分だけでなく、不便になる部分も事前に知っておくことが大切です。
- ■ 足場の組み立てや解体では金属音が出る
- ■ 高圧洗浄中は水音が大きくなる
- ■ 窓や玄関まわりを養生する時間がある
- ■ 洗濯物を外へ干しにくくなる
- ■ 塗装箇所によっては塗料のにおいを感じる
- ■ 足場シートによって室内が少し暗く感じる
- ■ 車や自転車の移動が必要になる場合がある
予定を知らないまま突然音が鳴ると驚きますが、「今日は高圧洗浄の日」と分かっていれば、外出や買い物の予定を入れやすくなります。
楽しみ方の第一歩は、工程を知ること。予定が見えるだけでも、工事期間中の心理的な負担はずいぶん軽くなります。
2. 外壁塗装工事前の準備を家族の小さなイベントにする
外壁塗装工事前には、家の周囲に置かれている鉢植え、自転車、物置、ガーデニング用品などを移動することがあります。
この作業を単なる片付けと考えると少し面倒ですが、外まわりを見直す機会と捉えると、工事前から楽しみが始まります。
玄関脇に置いたまま使わなくなった植木鉢。いつか使うつもりで保管していたホースや園芸用品。色あせた玄関マット。
毎日見ていると風景の一部になり、なかなか整理するきっかけがありません。
外壁塗装前は、外壁の近くにある物を移動する必要があるため、不要な物と必要な物を見直す絶好の機会です。
塗り替え後の外観に本当に似合う物だけを戻すと決めれば、玄関まわりや庭が以前よりすっきり見えます。
外壁の色が変わると、玄関マット、ポスト、表札、植木鉢、宅配ボックスなどの見え方も変わります。
工事前にすべて買い替える必要はありませんが、家族で「この色にはどんな植木鉢が合うかな」「玄関マットは少し落ち着いた色がよさそう」と話してみるのも楽しいものです。
例えば、グレージュの外壁には、黒やチャコールの鉢、木目の宅配ボックス、少しくすんだグリーンの植物がよくなじみます。
アイボリーやベージュの外壁には、テラコッタ、オリーブグリーン、ブラウンなど、温かみのある色が似合います。
ネイビーや濃いグレーの外壁には、白、シルバー、明るい木目を少量合わせると、重くなりすぎず洗練された印象になります。
外壁塗装前の住まいは、工事が終わると戻ってきません。
色あせや汚れが気になっていても、家族の時間を長く見守ってきた大切な外観です。
正面だけでなく、斜め方向、玄関側、庭側、道路側など、何か所か写真を撮っておきましょう。
工事後に同じ位置から撮影すると、色だけでなく、艶、清潔感、建物の輪郭まで変わったことがよく分かります。
3. 外壁塗装工事中は色が変わる様子を楽しむ
外壁塗装工事で最も分かりやすい楽しみは、住まいの色が少しずつ変化していくことです。
ただし、工事途中の色を見て「想像と違う」と慌てないことも大切です。
外壁塗装は、一般的に下塗り、中塗り、上塗りという順序で進みます。
下塗り材には白、透明、乳白色、グレー、薄いベージュなどがあり、仕上げ色とは異なる場合があります。
例えば、完成予定が濃いチャコールグレーでも、下塗り後は家全体が白く見えることがあります。
この段階で「注文した色と違う」と心配される方もいらっしゃいますが、下塗りは外壁と仕上げ塗料をつなぐための工程です。
工事途中の色は、お料理でいえば下ごしらえの段階。完成の味を判断するには、まだ少し早いのです。
中塗りが進むと、選んだ外壁色の雰囲気が少しずつ見えてきます。
ただし、塗ったばかりの塗料は、乾燥後よりも艶が強く見えたり、色がやや濃く見えたりする場合があります。
また、足場シート越しでは光が弱くなり、実際より暗く見えることもあります。
最終的な色の印象は、上塗りが乾燥し、養生が外され、足場シートや足場そのものが撤去されたあとに確認するのがおすすめです。
ツートンカラーやアクセントカラーを採用した場合は、塗り分け線が現れる瞬間も楽しみの一つです。
ベランダだけを濃色にする。1階と2階で色を分ける。玄関まわりの凹凸を利用してアクセントを入れる。雨樋や破風の色で全体を引き締める。
色は単体で見るより、周囲の色と組み合わさったときに表情が生まれます。
主役の外壁色だけでなく、屋根、軒天、雨樋、サッシ、玄関ドアが一つのコーディネートとして整っていく様子を眺めてみてください。
4. 外壁塗装の施工工程を観察して住まいの知識を深める
外壁塗装工事は、完成すると途中の工程が見えなくなります。
高圧洗浄、ひび割れ補修、シーリング、ケレン、下塗りなどは、上塗りが終われば表面から確認できません。
だからこそ、工事期間中は、住まいを守るために何が行われているのかを知る貴重な機会です。
| 主な工程 | 見どころ | 注意したいこと |
|---|---|---|
| 足場組み立て | 建物全体を安全に作業できる環境が整う | 大きな金属音が出やすい |
| 高圧洗浄 | 長年の汚れやチョーキング粉が落ちる | 窓を閉め、洗濯物を室内へ入れる |
| 下地補修 | ひび割れ、欠損、サビが整えられる | 完成後は見えにくいため写真確認が有効 |
| 養生 | 窓や床を塗料から守る準備が進む | 開けたい窓は事前に相談する |
| 下塗り | 外壁と仕上げ塗料をつなぐ土台ができる | 完成色と違って見えることがある |
| 中塗り・上塗り | 選んだ色と艶が徐々に現れる | 乾燥前の塗膜に触れない |
| 検査・手直し | 細部の塗り残しや仕上がりを確認する | 足場解体前に気になる点を伝える |
工事を見ていると、「今は何を塗っているのだろう」「この白い材料は何だろう」と気になることが出てきます。
遠慮せず質問していただいて構いませんが、職人が高所で作業している最中や、塗料を調合している最中に突然話しかけると、作業を中断させてしまうことがあります。
朝の作業前、休憩時、作業終了後など、落ち着いて話せるタイミングがおすすめです。
作業を監視するのではなく、住まいについて一緒に理解を深めるという気持ちで尋ねると、職人側も説明しやすくなります。
屋根、2階外壁、軒天、雨樋の裏側など、地上から確認できない場所もあります。
安全のため、お客様が足場へ上ることは避け、施工会社へ工程写真を依頼しましょう。
ひび割れ補修前後、鉄部のケレン、下塗り、中塗り、上塗りなど、順番に写真を見ると、一つの外壁がどのように仕上がっていくのか分かります。
料理番組の舞台裏を見るような面白さと、見えない工程まで施工された安心感。その両方が得られます。
5. 外壁塗装のビフォーアフター写真を残して楽しむ
外壁塗装工事の記録は、完成直後だけでなく、数年後にも価値があります。
工事前、施工中、完成後の写真を残しておくと、住まいの変化を家族で振り返ることができます。
ビフォーアフターを分かりやすくするコツは、工事前と工事後を同じ位置から撮影することです。
- ■ 道路から見た建物正面
- ■ 玄関へ向かう位置から見た斜め方向
- ■ 庭側やベランダ側
- ■ 外壁の色あせやひび割れが気になっていた部分
- ■ 玄関ドア、植栽、外壁を一緒に写した構図
スマートフォンの画面に工事前写真を表示しながら位置を合わせると、似た構図で撮影しやすくなります。
毎日たくさん撮影しようとすると負担になります。
おすすめは、一日一枚だけ、印象に残った変化を記録する方法です。
足場が組まれた日。高圧洗浄で外壁が濡れた日。下塗りで真っ白になった日。アクセントカラーが入った日。養生が外れ、窓まわりがすっきりした日。
写真に短い言葉を添えると、簡単な工事日記になります。
「今日は下塗り。家が白いお化粧下地を塗ったみたい」「玄関側のグレージュが見えてきた」など、ご家族だけが楽しめる言葉で十分です。
外壁色は、朝、昼、夕方で見え方が変わります。
朝の柔らかな光では淡く、日中の強い光では明るく、夕方には少し温かみを帯びて見えることがあります。
完成直後だけでなく、晴れた日、曇りの日、夕暮れ時にも写真を撮ってみると、選んだ色のさまざまな表情が分かります。
外壁塗装は一色を塗る工事ですが、自然光が加わることで、住まいには一日のなかで何通りもの表情が生まれます。
6. 外壁塗装工事期間中に家の中を心地よく整える
窓を自由に開けにくい日や、足場シートで室内が少し暗く感じる日は、家の中を心地よく整える時間にしてみましょう。
大がかりな片付けを始める必要はありません。視界に入る小さな場所を一つ整えるだけでも、気分が変わります。
外壁塗装が終わると、玄関の印象が明るくなります。
そこで、工事期間中に靴箱の中、傘立て、玄関収納を少し整理しておくと、完成後の気持ち良さがより大きくなります。
窓まわりでは、カーテンを洗ったり、室内側のサッシを拭いたりするのもよいでしょう。
ただし、窓の外側には養生が施されている場合があるため、無理に開閉したり、養生シートを動かしたりしないでください。
外壁と室内は別の空間ですが、玄関ドアを開けたときの色のつながりを考えると、住まい全体に統一感が生まれます。
例えば、外壁をグレージュにしたなら、玄関にベージュや木目の小物を置く。深いネイビーにしたなら、室内側に白や真鍮色を少量取り入れる。
クッション、花瓶、玄関マット、スリッパなど、小さな物であれば、季節や気分に合わせて変えられます。
外壁塗装をきっかけに、住まい全体の配色を少しだけ見直す。色選びが好きな方には、楽しい時間になると思います。
足場シートがある期間は、日中でも室内が薄暗く感じる場合があります。
そんな日は、間接照明や小さなスタンドライトを使って、室内の雰囲気を変えてみるのも一案です。
明るさを補うだけでなく、いつもより落ち着いた音楽を流し、好きなお茶やコーヒーをいれる。窓の外が工事中でも、室内には室内の心地よさがあります。
外側が整えられている時間に、内側も少し整える。住まい全体の衣替えをしているような感覚です。
7. 外壁塗装の音が出る日は外出時間を楽しむ
外壁塗装工事では、一日中大きな音が続くわけではありません。
しかし、足場の組み立て、高圧洗浄、鉄部のケレン、電動工具を使用する補修などでは、音や振動を感じることがあります。
音に敏感な方や、在宅勤務でオンライン会議がある方は、無理に家の中で過ごさず、外出予定を組み合わせると快適です。
普段は通り過ぎていた喫茶店や、少し気になっていたランチのお店へ出かけてみる。
外壁塗装工事が、地域のお店を知るきっかけになることもあります。
名古屋らしく喫茶店でゆっくりモーニングを楽しみ、そのまま買い物を済ませて帰宅するのもよいでしょう。
工事のために外出したつもりが、思いがけずお気に入りのお店が見つかる。少し得をしたような一日です。
長時間の外出に費用をかけたくない場合は、図書館や公園、公共施設を活用できます。
読みたかった本を借りる。散歩しながら季節の花を見る。普段より少し遠回りして歩く。
工事の音から離れることが目的なので、特別な計画を立てなくても構いません。
在宅勤務をされる方は、工程表を見ながら、音が出やすい日を担当者へ確認しておくと安心です。
- ■ 重要なオンライン会議は足場・洗浄日を避ける
- ■ 家の中心部や工事箇所から離れた部屋を使う
- ■ ノイズ対策のできるイヤホンを準備する
- ■ 必要に応じて図書館やコワーキングスペースを利用する
- ■ 急な工程変更に備えて連絡方法を確認する
天候や乾燥状態によって、工事予定が変更になる場合もあります。
予定を細かく固定しすぎず、静かな場所を一つ予備として考えておくと、気持ちに余裕が生まれます。
8. 外壁塗装中の洗濯物・窓・換気の不便を上手に減らす
外壁塗装工事期間中に、多くのお客様が不便を感じるのが、洗濯物と窓の開閉です。
この部分は、楽しみ方だけで解決するのではなく、事前準備と施工会社との打ち合わせが大切です。
工事中は、塗料の細かな飛散、高圧洗浄水、ホコリ、研磨粉などが付着する可能性があります。
塗装していない日でも、足場上を職人が移動したり、外壁を清掃したりするため、基本的には室内干しが安心です。
室内干し用のラック、浴室乾燥機、衣類乾燥機、サーキュレーターなどを利用しましょう。
洗濯物が多いご家庭では、工事期間中だけコインランドリーを利用する方法もあります。
大きな乾燥機でタオルやシーツをまとめて乾かすと、いつもよりふんわり仕上がり、少しした家事の休日気分を味わえるかもしれません。
すべての窓を完全に固定するとは限りません。
施工箇所や窓の形状によっては、開閉できるように養生することも可能です。
ただし、塗料飛散を防ぎ、窓まわりをきれいに仕上げるため、一時的に開けられない工程があります。
浴室、トイレ、キッチン、寝室など、生活上どうしても開けたい窓がある場合は、工事が始まる前に相談してください。
養生後にお客様自身でテープやビニールを剥がすと、塗料が入り込んだり、仕上げ線が乱れたりするため避けましょう。
換気扇や給気口は、施工方法に応じて養生されることがあります。
すべてを密閉すると室内換気に影響するため、施工会社は必要な機能を考慮しながら養生方法を調整します。
料理、入浴、室内干しなどで換気が必要なご家庭は、使用時間を伝えておくと安心です。
水性塗料であっても、塗装中に材料特有のにおいを感じることがあります。
感じ方には個人差があり、小さなお子様、妊娠中の方、においに敏感な方、呼吸器が気になる方は、負担を感じる場合があります。
窓を閉め、換気経路を調整しても気になるときは、塗装している時間だけ外出するなど、無理をしないでください。
工事を予定どおり進めることより、ご家族が安心して過ごせることのほうが大切です。気になることは小さな段階で担当者へ伝えましょう。
9. 外壁塗装工事中に子ども・ペットと安心して過ごす工夫
小さなお子様やペットにとって、足場、職人の人影、金属音、においは、普段とは異なる環境です。
大人には工事だと理解できても、子どもやペットには突然家の周りが変わったように感じられます。
「家をきれいにするために、外で職人さんがお仕事をしてくれるよ」と、年齢に合わせて説明しておきましょう。
知らない音が急に聞こえるより、工事が始まることを知っているほうが安心しやすくなります。
一緒に外壁の色見本を見たり、工事前の家を絵に描いたりするのも楽しい方法です。
ただし、足場材、塗料缶、工具などが置かれる場所へ近づかないことも、しっかり伝えてください。
犬や猫は、窓の外を職人が通るたびに警戒したり、足場の音に驚いたりすることがあります。
できるだけ工事箇所から離れた部屋へ移動させ、カーテンやブラインドで外の人影を見えにくくすると落ち着きやすくなります。
お気に入りのベッド、毛布、おもちゃを置き、普段のにおいがする環境を残してあげましょう。
職人の出入りがあるからといって、室内へ勝手に入ることは通常ありません。
しかし、足場作業や材料搬入のため、門扉や敷地内の出入りが増えます。
犬を庭へ出す、猫のために窓を少し開けるといった普段の習慣は、工事期間中だけ見直したほうが安心です。
ペットの安全は、職人任せではなく、ご家族と施工会社の両方で守るものと考えましょう。
足場組み立てや高圧洗浄の日は、音や振動が強くなりやすいため、長めの散歩へ出かけたり、慣れている家族の家やペット施設へ預けたりする方法もあります。
すべてのペットに必要な対応ではありませんが、音に敏感で食欲が落ちやすい子には、環境を変えるほうが負担を減らせることがあります。
工事を楽しむことより、いつもの安心を守ること。ペットにとっては、それが一番心地よい過ごし方です。
10. 外壁塗装職人との会話を楽しみながら適度な距離を保つ
外壁塗装工事期間中は、毎日のように職人が訪れます。
「毎朝、何か話したほうがよいのかな」「お茶やお菓子を出したほうがよいのかな」と気を遣われる方もいらっしゃいます。
結論からお伝えすると、職人への差し入れや接待は必要ありません。
朝に「おはようございます」、帰るときに「今日もありがとうございました」と声をかけていただくだけで、十分に気持ちは伝わります。
職人側も、作業中は工程、乾燥時間、材料、天候を考えながら動いています。
長く会話をしなくても、お互いに感じよくあいさつできれば、現場の雰囲気は自然とよくなります。
飲み物やお菓子をいただければ、職人はありがたく頂戴します。
ただし、毎日用意する必要はありません。職人は基本的に各自で飲み物や昼食を準備しています。
冷蔵庫へ飲み物を取りに戻る、時間に合わせてお茶を準備する、好みを考えて買い物へ行く。そこまで気を遣うと、お客様にとって工事期間が大きな負担になります。
「今日は暑いから、よかったらどうぞ」と、気が向いた日にペットボトルを渡す程度で十分です。
職人に遠慮して、気になることを工事終了まで我慢する必要はありません。
窓を開けたい時間、車を使用したい時間、ペットが音に驚いていること、塗料のにおいが気になることなどは、早めに伝えてください。
施工方法や安全上、すぐに対応できない場合もありますが、工程を調整したり、養生方法を見直したりできることがあります。
良い現場は、お客様が黙って我慢することで成り立つのではなく、小さな情報を共有することで整っていきます。
刷毛でサッシまわりをまっすぐ塗り分ける。ローラーの動きをそろえ、塗り継ぎを目立たせず仕上げる。細い雨樋の裏側へ道具を差し込み、見えにくい部分まで塗る。
塗装は、単純に色を付ける作業ではありません。
道具の選び方、塗料を含ませる量、手を動かす速さ、乾燥具合の見極めに、職人それぞれの経験が表れます。
邪魔にならない場所から眺めると、普段は気づかない職人仕事の細やかさを感じていただけると思います。
11. 外壁塗装工事中に避けたい危険な行動
外壁塗装工事を楽しむうえで、最も優先したいのは安全です。
気になるから少しだけ確認したい、近道だから足場の下を通りたいと思っても、工事現場では予想外の危険が起こる可能性があります。
足場には昇降設備や手すりがありますが、一般の方が安全に歩ける場所ではありません。
塗料缶、工具、養生材が置かれていたり、作業のため一時的に通路が狭くなっていたりすることがあります。
靴や服に塗料が付くだけでなく、転倒や落下につながる危険があります。
高い場所の状態は、職人や現場管理者へ写真撮影を依頼してください。
窓やドアが開けにくいと、少しだけテープを剥がしたくなるかもしれません。
しかし、養生は塗料の飛散を防ぐだけでなく、サッシと外壁の境界をきれいに仕上げる役割があります。
途中で剥がすと、塗料が入り込んだり、雨水が養生内へ入ったりする可能性があります。
開閉が必要なときは、ご自身で触らず職人へ声をかけてください。
塗ったばかりの塗膜は、表面が乾いて見えても、内部まで十分に硬化していないことがあります。
指で触ると跡が残り、服や手に塗料が付着します。
雨樋、水切り、門扉、玄関まわりなど、普段何気なく触る部位にも注意しましょう。
一日の作業が終わったように見えても、翌日に続きの工程が予定されている場合があります。
移動した植木鉢、自転車、物干し台などを自己判断で戻すと、作業の妨げになったり、塗装済みの外壁を傷つけたりすることがあります。
物を戻してよい時期は、担当者へ確認してください。
足場、メッシュシート、工具、塗料缶は、子どもにとって興味深く見えることがあります。
しかし、足場へ登る、シートを引っ張る、材料へ触れるといった行動は大変危険です。
工事を楽しい思い出にするためにも、安全上の約束だけは、少し厳しいくらい明確に伝えてください。
見学は安全な室内や地上から。近くで見たいときは、必ず職人へ確認することが基本です。
12. 外壁塗装完成後の暮らしまで考えて楽しむ
外壁塗装工事の楽しみは、足場が解体された瞬間で終わりではありません。
新しくなった住まいを、これからどのように眺め、整え、暮らしていくか。完成後には、もう一つの楽しみが始まります。
工事中は、足場とメッシュシートによって建物全体を一度に見ることができません。
足場が解体されると、光が戻り、新しい色が一気に現れます。
色見本帳やカラーシミュレーションで見ていた色が、実際の建物の大きさ、光、周辺環境のなかで一つの外観になる瞬間です。
少し離れた場所から眺めたり、家の周囲をゆっくり歩いたりして、正面だけでなく各方向の表情を楽しんでみてください。
外壁がきれいになると、玄関まわりも整えたくなります。
新しい玄関マットを敷く。季節の花を一鉢置く。表札やポストを清掃する。植栽を少し剪定する。
大がかりな外構工事をしなくても、小さな変化で外観全体が引き締まります。
ただし、外壁際へ鉢植えや物を戻すときは、塗膜が十分に硬化しているか施工会社へ確認してください。
新築時には家の前で写真を撮っても、塗り替え時に家族写真を撮る方は、それほど多くありません。
けれども、外壁塗装は住まいにとって大きな節目です。
工事を終えた家の前で、ご家族やペットと一緒に一枚撮っておくと、数年後には大切な記録になります。
かしこまった写真でなくても構いません。買い物帰り、休日の朝、庭で水やりをしている姿など、いつもの暮らしの延長にある写真が素敵です。
見積書、契約書、使用塗料、色番号、施工写真、保証書などは、一つのファイルにまとめて保管しましょう。
将来、部分補修や次回の塗り替えを行うときに、使用した塗料や色が分かると役立ちます。
紙の資料だけでなく、スマートフォンやパソコン内にもフォルダーを作り、写真と一緒に保存しておくと安心です。
外壁塗装工事の完成は、終わりではなく、次のメンテナンスまで住まいを大切に見守っていく新しいスタートです。
13. まとめ|外壁塗装工事期間をわが家との思い出に変えましょう

外壁塗装工事期間中は、窓を開けにくい、洗濯物を外へ干せない、音や塗料のにおいが気になるなど、普段とは違う生活になります。
こうした不便を完全になくすことはできません。
だからこそ、無理に楽しい期間だと思い込むのではなく、生活上の負担をできるだけ減らしながら、住まいが変わっていく場面を少しずつ楽しむことが大切です。
- ■ 外まわりの片付けを住まいの整理につなげる
- ■ 工事前後の写真を同じ場所から撮る
- ■ 下塗りから上塗りまで色の変化を楽しむ
- ■ 見えない工程は施工写真で確認する
- ■ 音が出る日はカフェや図書館へ出かける
- ■ 洗濯や換気の方法を事前に準備する
- ■ 子どもやペットが安心できる環境をつくる
- ■ 職人への差し入れや接待を負担にしない
- ■ 足場や乾燥前の塗膜には触れない
- ■ 完成後の玄関や植栽まで楽しく整える
工事中は、外壁の一部しか見えず、選んだ色が本当に似合うのか不安になる瞬間もあるかもしれません。
けれども、養生が外れ、窓の輪郭が現れ、雨樋や軒天の色が整い、最後に足場がなくなると、住まい全体の印象がつながります。
朝日を受けた新しい外壁。雨上がりにしっとり見える色。夕方の光に包まれた玄関。
完成した住まいは、色見本帳の小さな一片では分からなかった、さまざまな表情を見せてくれます。
外壁塗装は、家をきれいにするだけでなく、これまでの暮らしを振り返り、これからの時間を気持ちよく迎えるための工事でもあります。
小林塗装では、仕上がりの美しさや耐久性だけでなく、工事期間中もお客様ができるだけ安心して過ごせるよう、工程の説明、窓の開閉、洗濯物、車の移動、近隣への配慮まで丁寧にお伝えすることを大切にしています。
少し不便な日も含めて、「わが家がきれいになっていく時間だった」と思っていただける工事を目指しています。
14. 外壁塗装工事期間中の過ごし方Q&A

外壁塗装工事期間中の生活や楽しみ方について、お客様からよくいただくご質問にお答えします。
多くの場合は、住みながら外壁塗装工事を進められます。
ただし、足場作業、高圧洗浄、窓の養生、塗料のにおいなどにより、普段どおりに過ごしにくい時間があります。
工事前に工程表を確認し、音の出る日や窓を開けにくい日を把握しておくと安心です。
すべての窓が工事期間中ずっと開けられないわけではありません。
施工箇所や窓の形によっては、開閉できるように養生できることもあります。
浴室、トイレ、寝室など、開けたい窓がある場合は、養生前に担当者へ相談してください。
高圧洗浄水、塗料、ホコリ、研磨粉などが付着する可能性があるため、基本的には室内干しが安心です。
浴室乾燥機、衣類乾燥機、サーキュレーター、コインランドリーなどを活用しましょう。
必要ありません。
職人は基本的に各自で飲み物や昼食を準備しています。お気持ちだけで十分です。
差し入れをする場合も、毎日続ける必要はなく、ご家族の負担にならない範囲で構いません。
基本的には外出していただけます。
玄関や窓の戸締まりを行い、緊急時の連絡先、門扉、車の移動、ペットの状態などを確認しておきましょう。
職人が室内へ入る必要がある工事については、事前に日時をご相談します。
足場の組み立て、高圧洗浄、ケレンなどでは音が出るため、オンライン会議に影響する場合があります。
重要な会議がある日は工程を確認し、工事箇所から離れた部屋、図書館、コワーキングスペースなどを予備として考えておくと安心です。
多くの場合は可能ですが、音、振動、職人の人影、塗料のにおいに驚くことがあります。
工事箇所から離れた静かな部屋へ移動させ、カーテンを閉め、脱走防止を徹底してください。
音に非常に敏感なペットは、足場作業や高圧洗浄の日だけ一時預かりを利用する方法もあります。
安全上、お客様が足場へ上ることは避けてください。
足場上には工具、材料、養生用品があり、慣れていない方が歩くと転倒や落下の危険があります。
高所の施工状況は、工程写真で確認しましょう。
下塗りや中塗りの段階では、最終的な色や艶とは異なって見えることがあります。
塗料が乾燥していない、足場シートで光が弱い、一部分だけ塗られて周囲との対比が強いといった理由もあります。
最終的な印象は、上塗りが乾燥し、養生と足場が外れてから確認してください。
工程を事前に知り、毎日の小さな変化を楽しむことです。
工事前後の写真を撮る、色の変化を見る、施工写真で下地処理を確認する、音が出る日は外出するなど、ご家族に合った方法を選びましょう。
不便な日は無理に楽しもうとせず、施工会社へ相談して負担を減らすことも大切です。
完成を待つ時間と、安心して暮らす時間。その両方を大切にすることが、外壁塗装工事期間を心地よく過ごす一番の方法です。
外壁塗装工事期間中の過ごし方なら、小林塗装にお任せ下さい。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
名古屋を中心に、外壁塗装、屋根塗装、防水工事、シーリング工事、板金工事など、住宅塗装に30年以上携わっています。
外壁塗装は、完成した外観だけで評価される工事ではありません。
足場の組み立てから高圧洗浄、下地補修、養生、塗装、清掃、完工確認まで、お客様がご自宅で安心して過ごせるよう配慮することも、施工品質の大切な一部だと考えています。
小林塗装では、工事前に工程や生活上の注意点をできるだけ分かりやすくご説明し、窓の開閉、洗濯物、車の移動、ペット、近隣へのごあいさつなどについても、ご家庭の事情に合わせて打ち合わせを行っています。
塗料の性能や仕上がりだけを追い求めるのではなく、お客様の暮らしを大切にしながら、基本に忠実な下地処理と丁寧な施工を積み重ねること。それが地域の塗装店としての務めです。
工事が終わったあと、新しくなった住まいを見上げて、「お願いしてよかった」と笑顔になっていただける仕事を、これからも大切にしてまいります。
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