明治・大正・昭和の着物に学ぶ、着物好きな方の外壁色選び
着物がお好きな方の多くは
- ■ 「色の重なり」
- ■ 「素材感の違い」
- ■ 「派手すぎないのに、なぜか印象に残る美しさ」
に、自然と惹かれているのではないでしょうか。
その感覚は、外壁塗装の色選びにも、とてもよく似ています。
実は、日本の着物ファッションが大きく変化した明治から昭和初期は、現代の住まいの色選びに、たくさんのヒントを残してくれている時代なのです。
- ■ 着物の感性は外壁の色選びにも自然に活かせる
- ■ 落ち着いた色に差し色を重ねると美しく映える
- ■ 色は増やしすぎず役割を分けることが大切
1. 明治時代 ― 和洋折衷が生んだ「色を重ねる美意識」
明治時代の着物ファッションを語る上で欠かせないのが、和洋折衷という考え方です。
たとえば女学生の装い。
矢絣(やがすり)の着物に、海老茶色の袴。
足元はブーツ、髪には大きなリボン。
伝統的な柄の着物に、西洋のアイテムを重ねることで、当時としてはとてもモダンで洗練された印象を生み出していました。
これは、「大胆な色を使った」のではなく、色の役割を分け、引き算しながら重ねた結果です。
この美意識は、外壁塗装にもそのまま活かせます。
- ■ ベースカラー
生成り・胡粉色・淡いアイボリー
→ 着物で言えば「地色」。建物全体の品格を支える色。 - ■ アクセントカラー
海老茶・濃鼠・墨がかったブラウン
→ 袴や帯の役割。玄関まわりや付帯部に使うと、ぐっと引き締まります。
派手にしなくても、
「ちゃんと色を重ねている家」
という印象が自然に伝わる組み合わせです。
2. 化学染料と銘仙 ― 遊び心のある色をどう取り入れるか
明治中期から昭和にかけて広まった化学染料は、それまでの着物にはなかった鮮やかな赤や紫、青を可能にしました。
そして生まれたのが、銘仙(めいせん)です。
大胆でポップ、少し遊びの効いた柄。
それでも決して下品にならず、普段着として愛され続けました。
ここで注目したいのは、「全身を派手にしたわけではない」という点です。
外壁塗装でも、同じ考え方が活きてきます。
- ■ 外壁全体は落ち着いた色
(薄鼠・グレージュ・くすみベージュ) - ■ ワンポイントだけ、
深い赤茶・藍がかったネイビー・紫みのあるグレーを使う
たとえば、
- ■ 玄関ドア
- ■ バルコニーの内側
- ■ 軒天や破風の一部
など、「よく見ると効いている」場所に色を入れることで、銘仙のような大人の遊び心が生まれます。
3. 昭和初期 ― レトロモダンと幾何学の美しさ
昭和初期の着物ファッションは、
大正ロマンを引き継ぎつつ、よりモダンに進化しました。
- ■ 大胆な幾何学模様
- ■ リズムのある配色
- ■ パステルカラーと濃色の組み合わせ
これらは、今見ても「古さ」より「洗練」を感じさせます。
現代のレトロ着物の原点とも言える時代です。
昭和初期の感性は、こんな外壁配色と相性が良いです。
- ■ ツートンカラー
上下で色を分ける
(上:明るめのグレー/下:やや濃いグレーやブラウン) - ■ 直線を活かした配色
窓まわりや凹凸を意識した色分け
→ 幾何学模様の着物と同じ発想です。
「目立たせたい」のではなく、建物の形そのものを美しく見せる色使いが、昭和モダンらしさにつながります。
4. 着物と外壁塗装に共通する、いちばん大切なこと
明治から昭和初期の着物ファッションは、常に「新しさ」と「調和」の間を行き来してきました。
だからこそ、
- ■ 時代が変わっても
- ■ 流行が巡っても
「美しい」と感じられるのです。
外壁塗装も同じです。
流行色をそのまま選ぶのではなく、ご自身の好きな世界観に合う色を、住まい用に翻訳する。
着物がお好きな方なら、その感覚を、すでにしっかりお持ちのはずです。
5. 明治から昭和の着物に学ぶ、着物好きな方のための外壁塗装 色選び まとめ
着物ファッションが教えてくれるのは、「色は主張しすぎなくていい」ということ。
外壁塗装もまた、住まいという”日常着”に、少しだけ美意識を添える仕事です。
明治や昭和の着物に惹かれる感性は、きっと10年後も「この色でよかった」と思える外壁色へと、自然につながっていくはずです。
明治から昭和の着物が好きな人の外壁塗装色選びなら、「外壁塗装のプロ」小林塗装へ
名古屋の塗装専門店「小林塗装」は、美意識を大切にする明治から昭和の着物が好きな方の感性を、そのまま外壁色選びに活かす提案を得意としています。
着物がお好きな方の外壁塗装では、色をただ目立たせるのではなく、重なりや素材感、控えめなのに印象に残る美しさを意識することが大切です。
似合うのは、生成りや胡粉色、淡いアイボリー、グレージュ、くすみベージュなどの落ち着いた色をベースにしながら、海老茶や濃鼠、墨がかったブラウン、藍がかったネイビーなどをアクセントとして添える配色です。
また、明治の和洋折衷や銘仙の遊び心、昭和初期のレトロモダンに見られるように、色は多用するのではなく、役割を分けて重ねることで品よくまとまります。
ツートンカラーや、玄関まわり、軒天、付帯部などにさりげなく差し色を入れることで、着物のような奥行きと洗練が生まれます。
流行だけに左右されず、長く愛着の持てる住まいを目指すなら、小林塗装へご相談ください。
もちろん、いきなり工事の話を進めることはありません。まずは気軽に話してみてください。
「こんな色の組み合わせって、外壁でもできますか?」、「トレンドを取り入れつつ、長く飽きない色にしたいんです」、「他社では色の話が少なくて、イメージが湧きにくかった…」など、どんな小さなことでも大丈夫です。
相談・現地調査・お見積りはすべて無料です。
10年後にふと振り返ったときに「あの色にしてよかった」と思える塗装を、一件一件大切に施工しています。
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相談は無料です。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「明治から昭和の着物に学ぶ、着物好きな方のための外壁塗装 色選び」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでもらえる言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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