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外壁塗装おすすめできない色について

外壁塗装でおすすめできない色について、「名古屋の塗装店」小林塗装が、これまで数多くの現場で培ってきた経験をもとに、できるだけ分かりやすく、そして丁寧にお伝えします。
外壁の色選びは、住まいの印象を大きく左右する大切な工程です。だからこそ、当店は単に「流行の色」や「人気の色」をお伝えするのではなく、「長く愛着を持てる色」「建物に調和する色」をお客様と一緒に見つけることを大切にしています。

外壁塗装の色選びに正解はありません。けれども、避けた方がよい色や経年で後悔しやすい組み合わせは確かにあります。
このコラムでは、そうした「失敗しやすい要注意ポイント」を職人の視点で解説しながら、塗装後も美しさが続くための実践的なヒントをお伝えします。
「外壁塗装で後悔したくない」「でも、どんな色を選べばいいのか分からない」そんなお客様にこそ、ぜひ読んでほしい内容のコラムです。

小林塗装は、名古屋を中心に地域に根ざした塗装専門店として、お客様一人ひとりの理想を形にする「ちゃんとした想いのある塗装」を行っています。
見た目の美しさだけでなく、耐久性・防水性・メンテナンス性まで含めた総合的な視野での提案を行って、「色選びから仕上がりまで、ずっと安心できる塗装」を創ってい ます。

外壁塗装を検討中のお客様、または色選びでお悩みのお客様は、ぜひこのコラムをご覧ください。

このコラム「外壁塗装でおすすめできない色」で分かること
  • ・色あせや汚れが目立ちやすい「おすすめできない色」
  • ・長持ちする色選びと対策

1. 外壁塗装であまりおすすめできない色とは?

外壁塗装であまりおすすめできない色とは? イメージ

外壁塗装であまりおすすめできない色というのは、単に「好みではない色」という意味ではなく、「長く美観を保つうえで、あまりよくない色」のことを指します。

たとえば、汚れが付きやすく目立ちやすい白、または熱や紫外線の影響を受けやすい黒は、一見スタイリッシュで人気が高いものの、メンテナンスをこまめに行えない場合は注意が必要です。

また、赤・オレンジ・黄色・紫といった鮮やかな原色系は、石油系の有機顔料を多く含むため、紫外線による退色(色あせ)が早く進行します。
最初は鮮やかでも、年月が経つにつれて白っぽく褪せて見えることが多く、せっかくの美しい外観が短期間で古びた印象になってしまうことがあります。

こうした色を使う場合は、建物全体ではなく、ワンポイントやアクセントカラーとして部分的に取り入れるのがおすすめです。
たとえば、玄関ドアやバルコニーの一部、破風板や袖壁など、外観の一部に差し色として使うと、個性を演出しながらも長く美しさを保てます。
外壁全体を原色で仕上げてしまうと、紫外線や風雨による色褪せでアンバランスに見えてしまうため、慎重な色選びが大切です。

外壁塗装であまりおすすめできない色 一例
奇抜すぎる色 ・赤、黄、オレンジなどの派手な原色
・周囲の景観から浮いてしまう可能性が高いです。
ダークカラー ・色あせが目立ちやすいため、西日が気になる場合やベランダの袖壁など蓄熱しやすい場所は不向き
・ブラック、こげ茶、濃いグレーなどを選ぶと、一部分だけ早く色あせしてしまうこともあります。
原色系 ・鮮やかな原色は年月が経つに連れて「色あせ」が目立ちやすいです。

外壁塗装でおすすめできない色 イメージ

外壁塗装の色選びで失敗しないためには、見た目の印象だけでなく、「経年劣化の変化をどう受け止めるか」という視点も欠かせません。
外壁の色は、塗った直後はきれいに見えますが、日光・雨風・排気ガス・黄砂などの影響を長年にわたって受け続けることで、どうしても少しずつ褪色やツヤ引けが起こります。
このため、塗装直後の色合いだけで判断してしまうと、数年後に「思っていたよりも薄く感じる」「雰囲気が変わってしまった」と後悔するケースも少なくありません。

こうした経年による色あせをできるだけ抑え、美しい状態を長く保つためには、外壁塗装の上から透明な保護膜であるクリヤー塗料を重ねることをおすすめしています。
クリヤー塗装は、紫外線や酸性雨から塗膜を守り、塗りたての発色を長期間キープする効果があります。
特に淡色や鮮やかな色を選んだ場合、その効果は大きく、チョーキング(塗膜の白亜化)やツヤ引けの進行を大幅に遅らせることができます。

≪外壁塗装でおすすめしづらい色の理由 早見表≫

色の系統 おすすめしづらい理由 注意ポイント
白(純白) ・汚れ・雨だれが極端に目立ちます。 ・外壁の「くすみ」が早くから感じやすいです。 ・北面・道路沿いの黒ずみが特に顕著です。 ・軒が浅い家は汚れが残りやすいです。 ・湿気の多い立地では苔・藻が出やすいです。
黒・濃グレー ・熱を吸収して外壁温度が高くなります。 ・退色(白っぽい粉吹き)が目立ちやすいです。 ・塗膜の伸縮による劣化が早いです。 ・耐候性の高い塗料を選ぶ必要があります。 ・部分的なアクセント使いが無難です。
鮮やかな原色 (赤・黄・オレンジ・紫) ・有機顔料の特性上、紫外線で退色が早いです。 ・“くすみ”が強く出て古びた印象になりやすいです。 ・経年変化が大きく、色ムラも出やすいです。 ・広範囲よりも差し色での使用が適切です。 ・アクセント面のみに使うと長く楽しめます。

■ 外壁塗装で失敗しにくい“代替色リスト”

● 1. 白系の代替色(真っ白 N-95 → N-90 / N-85 / 22-90A など)

外壁に「真っ白(N-95前後)」を選ぶと、どうしても 汚れ・雨筋・埃・苔・排気ガスが非常に目立ち、 新築のような真っ白さを長く保つことが難しくなります。 「清潔感があるから白にしたい」というお客様も多いのですが、 3〜5年ほどで暗さが目立ち、「思っていたより汚れが気になる…」となるケースが少なくありません。

代替色(推奨)特徴・メリット
N-90(鉛白)白の明るさ・清潔感を保ちつつ、汚れが格段に目立ちにくい万能な色です。
N-85やわらかく上品な白。周囲の景観にもなじみやすく、変色や退色にも強いです。
22-90A(胡粉色)ほんのり温かみが出る白。和洋どちらの住宅にも相性が良いです。
19-90B(絹色)優しいアイボリー系です。汚れに強く、長く清潔感が続きます。
17-90A上品なオフホワイトです。白の弱点をカバーしつつ、明るさもキープできます。

● 2. 黒系の代替色(真っ黒 N-10 → N-40〜N-60)

黒(N-10)は「スタイリッシュでモダン」なイメージから人気が高いものの、 熱の吸収・退色・埃の目立ちといった弱点が多く、 メンテナンス前提でない場合は失敗しやすい色でもあります。

代替色(推奨)特徴・メリット
N-60黒の重厚感を残しつつ熱負担が少ない。外壁に最適な深みグレーです。
N-55やや明るいミディアムグレー。退色にも強く、扱いやすいです。
N-50モダン系住宅と相性抜群。アクセント使いにも最適です。
N-40青みの少ない落ち着いた灰色。重くなりすぎず品のあるイメージになります。
25-60Bごくわずかに温かみのあるグレーで、汚れが目立ちにくいです。

● 3. 原色系(赤・青・黄・緑・紫)の代替色

原色(ビビッドカラー)は、紫外線のダメージを大きく受けてしまい、 3年ほどで急激に色が変わることも珍しくありません。 最初は鮮やかでも、あっという間に白っぽく退色し、 「思っていた色じゃなくなった…」となることが多い色です。 そこで、実務上失敗しにくい“くすみ系・アースカラー”を代替色としてご紹介します。

🔻 赤の代替色

代替色特徴
05-60D(椎鈍色)赤の深みを残しつつ退色に強い、大人の赤茶です。
05-50D(マルーングレイ)ほどよい渋み。外壁に使いやすい赤みグレーです。
15-50Fくすみレッド。アクセントに使うと非常におしゃれです。

🔻 青の代替色

代替色特徴
75-30D人気のネイビー。退色しにくい高耐候ブルーです。
75-20D濃紺寄りで重厚感がある。高級感を演出できます。
75-40Bくすみブルー。外壁になじみやすい優秀な色です。

🔻 黄色の代替色

代替色特徴
22-90B(セイレムホワイト)やわらかい黄味が特徴。退色しにくいです。
19-80C(ブラッドストリートベージュ)黄系の弱点を抑えた明るいベージュです。
22-85B(絹鼠)控えめな黄味系のベージュです。落ち着いた雰囲気になります。

🔻 緑の代替色

代替色特徴
45-60D深緑で退色に強いです。重厚感のある印象になります。
45-50Bくすみ系グリーンです。ナチュラル住宅に最適です。
45-70D柔らかいオリーブです。街並みに馴染む落ち着きある色です。

🔻 紫の代替色

代替色特徴
85-60H(ラベンダー)淡い紫で退色に強い。外壁にも使いやすい。
85-70H青みのあるラベンダーグレー。上品で女性に人気です。
85-70L(薄色)紫のニュアンスを残した優しい色です。

● 4. 茶色(濃いブラウン)の代替色

濃いブラウン系の色は、外壁全体に使うと重たい印象になりやすく、 日差しの影響で赤み・黄みが変化しやすい色でもあります。 「落ち着いた雰囲気にしたい」場合は、少し明るめのグレージュ系が最も失敗しにくいです。

代替色特徴
22-70B(雉鳩色)ブラウンの重さを軽減し、外壁に使いやすいです。
22-65B(バレーフォージタン)上質な雰囲気が出る万能ブラウンです。
22-80B(ストーングレー)ブラウンの代替として最も人気の高いグレージュです。

■ 色選びで迷ったら「中間色 × くすみ色」が最も失敗しにくいです。

外壁は10年以上付き合う“家の顔”です。 そのため、主張の強い白・黒・原色よりも、 くすみカラー・中間色(グレージュ・ベージュ・ライトグレー・濃紺系) が、実務上もっとも長持ちし、街並みに溶け込み、美しさを保ちます。

2. 外壁塗装では色あせしやすく、おすすめできない色

外壁塗装では、色あせしやすくおすすめできない色 イメージ

外壁塗装で避けた方が良いとされる色の多くは、「色あせしやすく、経年変化が大きく、数年後に後悔につながりやすい色」です。

外壁というのは、みなさんが思っている以上に過酷な環境にさらされています。 朝・昼・夜で温度差が生まれ、季節の変わり目には急激な湿度の変化が起きます。 さらに、強い紫外線・酸性雨・風による砂埃・車の排気ガス…これらが毎日少しずつ蓄積され、塗膜は確実にダメージを受け続けます。

特に、住宅の南面・西面は要注意です。 太陽の光が長い時間直接当たるため、どうしても退色(色あせ)が早く進行します。 「なぜウチの家だけ早く汚れていくの?」と感じるお客様も多いのですが、実際には“日当たりの良さ”と「選んだ色」が深く関係しています。

なかでも原色系——赤・オレンジ・黄色・紫などの鮮やかでビビッドな色味は、華やかで個性的な反面、 色を構成する有機顔料(石油系顔料)が紫外線に弱いため、非常に褪色しやすい特徴があります。 塗装直後は「うわぁ、キレイ!」と感じるほど映える色でも、ほんの数年でトーンがふっと薄まり、 部分によってはムラが出たり、白っぽく霞んで見えることも珍しくありません。

ですから外壁塗装の色選びでは、「どんな色でも必ず経年で変化する」という前提を持つことが、とても大切なのです。

反対に、経年変化がゆっくりで、清潔感や上品さを長く保ちやすいのが、 グレー系・ベージュ系・クリーム系・グレージュ系といった「中間色」のグループの色です。

これらの色は、汚れやほこり、雨だれ跡、苔・藻といった外壁に付きやすい汚れとの色差が小さいため、 「汚れているのに汚れて見えない」 「色あせているのに全体の印象が崩れにくい」 という、外壁として非常に頼もしい特長があります。 日常生活の中で見る建物は、“完璧な色”よりも“変化に強い色”を選ぶ方が、結果的に満足度が高くなるものなのです。

特にベージュ・クリーム系は紫外線にも強く、色あせのスピードが穏やかで、清潔さ・上品さ・温かみをバランスよく兼ね備えています。
洋風・和風・モダンなど、どんな住宅スタイルでも自然になじむため、初めての塗り替えを検討するお客様からも人気があります。

また、西日が強く当たる外壁や、車通りの多い道路沿いの住宅では、明るめのベージュやオフホワイトを選ぶことで、 太陽光の熱によるダメージをやわらげる効果も期待できます。 色そのものが持つ「反射率」が高い明るい色は、外壁を熱から守り、夏場の温度上昇を抑えるメリットもあります。

外壁塗装の色選びは、単に“見た目”を整えるだけでなく、住まいをいかに“長く美しく保つか”という大きなテーマと深くつながっています。
そのため、色の“美しさ”と同じくらい“強さ”“環境への適応力”にも目を向けることで、本当に満足できる外壁に仕上がっていきます。

外壁塗装 おすすめできない色 イメージ
ちなみに当店では、年月が経過しても色褪せが目立ちづらく
アンチエイジングでおしゃれな色を提案しています。
おしゃれで外壁塗装で色あせしにくい色 その理由
白・黒・青 顔料の色素が分解されにくいため、長持ちしやすいです。
ベージュ・グレー 中間色のため、色褪せと共に汚れの目立ちも防止できます。
オリーブグリーン 自然を感じさせる色合いで、汚れが目立ちにくく、耐候性にも優れています。
紫外線を吸収しにくい色で、光を反射するため劣化しにくいです。

外壁塗装の色選びで失敗しないためのポイント

  • 経年変化まで見据えた「長い目の色選び」をしましょう
    外壁塗装は、塗った瞬間が完成ではなく、そこから長い年月を一緒に過ごす暮らしの背景になります。 1年後、3年後、10年後──陽の当たり方や季節の移り変わり、雨風の強さによって外壁は少しずつ表情を変えていきます。 最初はどんな色でも美しく見えますが、本当の意味で「良い色」とは、年月を重ねても嫌味がなく、しっとり落ち着いた佇まいを保てる色です。 そうした“経年の美しさ”まで視野に入れた色選びが、失敗しない外壁塗装の第一歩になります。
  • 太陽光(熱・日焼け)に強い色を理解して選ぶようにしましょう
    強い日差しが当たる南・西面では、濃い色は熱を吸収しやすく、塗膜に負担がかかりやすくなります。 暑い季節には外壁が触れないほど熱くなることもあり、その分だけ経年劣化が早く進む場合があります。 ですから、濃い色に憧れがあっても、ワントーン明るめにするだけで耐久性が大きく変わることも珍しくありません。 「重厚感が欲しい」「引き締めたい」というお客様には、耐候性の高い塗料を組み合わせ、アクセント使いでバランスをとるなどして、 希望を叶えつつ実用面でも安心できる色を検討する必要があります。
  • 高品質な塗料を選び、正しい施工で仕上げましょう
    いくら色が素敵でも、塗料の性能や施工方法が適切でなければ、美しさも耐久性も長続きしません。 外壁材(サイディング・モルタル・ALCなど)によって相性の良い塗料は異なり、塗布量や乾燥時間、下塗りの種類まで変わります。 特に、下塗りの選定と塗布量の管理は、外壁塗装の寿命を決めるほど重要です。 適切な材料・工程で丁寧に積み重ねることで、初めて色本来の美しさと性能が引き出せます。
  • 紫外線・湿気・汚れに強い塗料で外的要因に備えましょう
    外壁は常に外気にさらされ、日々さまざまなダメージを受けています。 「色あせ・黒ずみ・苔・藻」などが発生しやすい家には、立地や環境に合わせて遮熱塗料・低汚染塗料・防藻防カビ塗料を選ぶことで、悩みを大幅に軽減できます。 外壁材、周囲の建物の距離、風通し、日当たりなど、住まいの環境は一軒ごとに異なるため、 「家そのものの個性」に合わせた色と塗料の組み合わせが、美観を長く守る鍵になります。
  • 街並み・周囲の建物との調和も大切にしましょう
    外壁は、住宅全体の印象だけでなく、周囲の街並みの一部にもなります。 派手すぎたり暗すぎたりすると浮いてしまい、落ち着かない印象になることも。 周辺の建物、植栽、空の色との相性を考え、“街並みにそっと馴染みながら、住まいらしさを引き立てる色”を選ぶことが理想です。 ちょうどよい色は、長年住んでも飽きが来ず、近隣からの評判も良くなる傾向があります。
  • 住宅デザインと暮らし方に合った色を選びましょう
    住まいの雰囲気は、色の“系統”よりも“組み合わせ・明るさ・艶感”で大きく変わります。 和モダン・南欧風・ナチュラル・シンプルモダン──同じ白やグレーでも塗り方次第で印象はまったく異なります。 また、日中の過ごし方や採光の入り方など、暮らし方によって「似合う色」も変わってきます。 デザインと生活リズムの両方に合った色を選ぶことで、毎日をより気持ちよく過ごせる空間が育ちます。

≪白・黒・原色のメンテナンス難易度 比較表≫

汚れやすさ 退色スピード メンテナンス周期の目安 総合難易度
白(純白) ★★★★★
※雨だれ・黒ずみが特に目立つ
★★☆☆☆ 7~10年 高い(美観維持が難しい)
黒・濃グレー ★★☆☆☆ ★★★★☆
※白化(チョーキング)が目立つ
6~9年 高い(退色が目立つ)
原色(赤・黄・紫など) ★★★☆☆ ★★★★★
※特に紫外線に弱い
5~8年 非常に高い(色ムラが出やすい)

おしゃれな外壁塗装の施工例50選 まとめ

3. 外壁塗装でおすすめできない「ダサい色」とは?

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外壁塗装で「ダサい」と感じられてしまう色や配色は、実際のところ流行や感性によっても左右されますが、全体のバランスを欠いてしまう配色が主な原因です。

たとえば、複数の色を使いすぎたり、極端に明るい原色を組み合わせたりすると、建物全体にまとまりがなく、視覚的に落ち着かない印象になってしまいます。

特に、緑・オレンジ・黄色・赤・紫といった鮮やかな色を広範囲に使うと、周囲の景観や住宅街の雰囲気から浮いてしまうこともあります。
これらの色は、看板建築や商業施設のような用途ではよく映えますが、一般住宅では主張があまりに強くなりすぎて、住まいとしての「調和」「品の良さ」を損なってしまう傾向があります。

また、色の組み合わせにも注意が必要です。
似たトーンでも微妙に異なる色味を無理に組み合わせると「ちぐはぐ」なイメージになり、逆にコントラストが強すぎると「派手すぎる」と感じられることもあります。
外壁は「背景の美しさ」であって、あまり主張しすぎない色こそが結果的にセンスの良い仕上がりにつながります。

もちろん、色の感じ方は人それぞれです。
一昔前に流行したベージュやブラウンが「地味」と言われる一方で、今では「落ち着きがあって上品」と再評価されているように、時代とともに流行や価値観は大きく変わります。
大切なのは「他人にとっての良し悪し」ではなく、お客様自身の住まいに調和し、長く愛せる色かどうかという点です。

色選びは「料理の味付け」みたいなもので、自分の好みに合わせて微妙に調整したり、ちょっと工夫することで、ぐっとイメージが変わります。

色の傾向 よくある失敗例 原因・背景
白(純白) 1〜2年で黒ずみが気になりやすいです/くすみで清潔感が消えます 排気ガス・雨だれ・北面の湿気汚れの影響を受けやすいです
黒(ブラック系) すぐに色が抜けてグレー化/熱で膨張し細かなひび割れが生じやすいです 太陽光の吸収率が高く、熱劣化が早いです
濃ネイビー 斑のように色ムラが出ます/光の反射で明るさに差が出ます 光の当たり方で見え方が変わりやすい色相特性があります
赤・オレンジ系 色あせが早く、くすんで古い印象に変わります 有機顔料が紫外線に弱いです
黄色系 汚れが茶色く残り、老朽感が出ます 彩度が高い色は汚れの色が対比で目立ちます
つや有りの濃色 テカリすぎて安っぽく見えます/ムラが強調されます 面の歪みが光で強調されます
建物のスタイル おすすめ色 理由・相性
和風住宅 ・モカベージュ
・砂色
・薄鼠(N-75前後)
・こげ茶(05-20B)
自然素材(木・瓦)との調和が取りやすく、落ち着きと品があります。
洋風住宅(南欧風・明るい外観) ・クリーム色
・ミルキーベージュ
・テラコッタ系
柔らかく温かい印象が強まり、曲線のデザインと相性が良いです。
シンプルモダン ・ライトグレー
・スモークグレー
・オフホワイト×グレーの組み合わせ
直線的な形状に合い、上品で洗練された雰囲気に仕上がります。
ナチュラルモダン ・オリーブグリーン
・ウォームグレー
・アースカラー
木目や植栽と調和し、優しく穏やかな表情になります。
北欧風 ・ブルーグレー
・ペールグレー
・淡いミント
柔らかい色合いで、清潔感とシンプルさを両立することができます。

4. 外壁塗装のおすすめできない色に関するQ&A

外壁塗装のおすすめできない色に関するQ&A イメージ

Q1. 外壁塗装で避けたほうが良い色はありますか?

A. 一概に「この色は絶対NG」というより、“色あせ(退色)やムラが目立ちやすい傾向のある色”は注意が必要です。
代表的なのが、鮮やかな原色系(赤・黄・オレンジ・紫など)です。これらは色を作る顔料の性質上、紫外線の影響を受けやすく、経年で色が薄くなる・白っぽく見える・部分的にトーン差が出るといった変化が起きやすい傾向があります。
塗装直後はパッと華やかでも、3年・5年と時を重ねるうちに少しずつ印象が変わり、「思っていたより早く古く見える…」と感じるケースもあります。

また、外壁は面積が大きいため、わずかな退色でも目立ちやすいのがポイントです。特に南面・西面は日射時間が長く、同じ色でも他の面より変化が先に出ることがあります。
そのため、原色系を使いたい場合は、玄関まわり・帯・ベランダの一部などのアクセントに抑えるのがおすすめです。

仕上げのコツは、メインカラーを落ち着いたトーン(グレージュ・ベージュ・グレー・ネイビー系など)でまとめて、ポイントで鮮やかさを添えること。
そうすると、華やかさは残しつつ、経年変化にも強く、上品で飽きのこない外観になりやすいです。

Q2. 白や黒の外壁は人気だけど、本当に長持ちするの?

A. 白や黒はどちらも外壁カラーの中でも人気が高く、時代に左右されにくい定番色ですが、「色そのものの耐久性」よりも「汚れの見え方」「熱の影響」に注意して選ぶことが大切です。
まず白系の外壁は、清潔感があり建物全体を明るく見せてくれる一方で、雨だれ・排気ガス・土ぼこりなどの汚れが付着すると、どうしてもコントラストで目立ちやすくなります。塗膜自体が極端に弱いわけではありませんが、定期的な洗浄や点検を前提に考えると、きれいな状態を長く保ちやすくなります。

一方、黒や濃いグレー系は、高級感があり外観をぐっと引き締めてくれる反面、太陽光を吸収しやすいため、外壁表面の温度が上がりやすい傾向があります。
特に夏場は、表面温度の上昇によって塗膜の劣化がやや早まるケースや、艶が強い場合は色あせが目立ちやすくなることもあります。

そこでおすすめしているのが、「チャコールグレー」「ミディアムグレー」などの中間トーンです。
白ほど汚れが目立たず、黒ほど熱を溜め込まないバランスの良い色味で、落ち着きと上品さを兼ね備えています。
さらに艶感を3分艶〜5分艶に調整することで、汚れの付着や光の反射を抑え、経年による変化も穏やかになります。

色選びでは「流行」だけでなく、住まいの立地・日当たり・お手入れのしやすさまで含めて考えることが、結果的に“長持ちする外壁”につながります。

Q3. 色あせしにくい外壁色はありますか?

A. 色あせに強いのは、グレー・ベージュ・クリーム系などの中間色です。
これらの色は紫外線の反射率が高く、汚れや退色がゆるやかで、年数を経ても上品な印象を保てます。
立地・方角・日射時間などを考慮し、建物ごとに最適な色を提案しています。
例えば、西日の強い面には淡色を、北面にはやや暖かみのある色を配するなど、環境に応じた色設計で「長持ち」と「美観」を両立させます。

Q4. 最近のトレンドカラーを選ぶと後悔しますか?

A. 流行色は確かに魅力的ですが、外壁の色は10年・15年と付き合う色。
トレンドだけで選ぶと、数年後に「何だか少し派手すぎた」「落ち着かない」と感じてしまうこともよくあります。
現在流行の色を取り入れる場合でも、グレイッシュトーン(くすみ色)などを取り入れ、時代に左右されない上品なバランスで仕上げます。
住まいのデザインや街並みとの調和を大切にしながら、お客様の“好き”を長く楽しめる提案をします。

Q5. 色選びで失敗しないコツはありますか?

A. 外壁の色は小さなサンプルだけでは判断しにくく、実際に塗ってみるとイメージが大きく変わります。
A4サイズ以上の塗板サンプルや、実際の壁面に近い試し塗りを用意して、自然光・夕暮れ時・曇天など時間帯ごとの見え方を一緒に確認しましょう。
また、外壁だけでなく屋根や付帯部との色のバランスも大切です。「この色にしてよかった」と思えるように全体の調和を見ながら落ち着いて決めましょう。

Q6. 流行色(チャコール・ネイビー・くすみカラー)は失敗しませんか?

A. 流行色自体はとても人気があり、決して “おすすめできない色” ではありません。 ただし、**外壁は10年〜15年という長期間使うもの**なので、流行だけで選ぶと後悔するケースがあります。

チャコール(濃いグレー)やネイビーはおしゃれですが、 ・日焼けによる色ムラ ・白い粉を吹いたようなチョーキングが目立ちやすい ・塗膜の劣化でツヤが落ちると一気に“くすむ” といった特徴があります。

そこでおすすめなのが、 ・少し明るめのブルーグレー ・チャコールの一段階上の中間グレー ・くすみベージュ・スモーキーホワイト など、流行を取り入れつつ耐候性や経年変化に強い色調にアレンジすることです。 長期的に美観と流行を両立できる“プロ仕様の色選び”が安心です。

Q7. なぜ真っ白(N-95以上)の外壁は汚れが極端に目立つのですか?

A. 真っ白は確かに清潔感があり、写真映えも良いのですが…外壁となると話は別です。 外壁は「空気中の汚れ」「排気ガス」「雨だれ」「土埃」「虫の付着」など、日常的に汚れと戦い続けています。

白は、あらゆる色の汚れとのコントラストが最大かされるため、付着した瞬間から輪郭がクッキリ。 特に雨だれや窓下の筋汚れは、施工後1〜2年ほどで線状に目立ち始め、 美観を維持するためには定期的な洗浄やメンテナンスが欠かせません。

同じ「白系」でも、 ・N-90(鉛白) ・N-85(ライトグレー寄り) ・黄み・灰みを少し混ぜたオフホワイト などにすると、汚れの“馴染み”が良く、清潔感を保ちながらも長く美観が続きます。

Q8. 原色(赤・青・黄色など)が外壁に向かないのは、退色以外に理由がありますか?

A. 原色が外壁に不向きな最大の理由は「退色」ですが、実はそれだけではありません。

原色・強彩度色は、 ・周囲の建物と馴染みにくい ・外壁全体に使用すると圧迫感が出る ・部分的な色褪せでもムラが非常に目立つ という特性があります。

とくに日本の住宅街は、ベージュ・グレー・白系の落ち着いた風景が多いため、彩度の高い外壁は相対的に強く浮いて見えやすく、 「新築時は良かったけれど、3年後には違和感が出てしまった」 というケースは珍しくありません。

もし原色を使いたい場合は、 ・玄関ドア ・破風・鼻隠し ・一部袖壁 などのワンポイントアクセントがバランスよく、洗練されたデザインに仕上がりやすいです。

Q9. 黒い外壁は本当に熱を持ちやすいのですか?夏場の影響はどれくらい?

A. はい、黒は外壁色の中でも圧倒的に「熱を吸収する色」です。 特に 夏の南面・西面では直射日光の影響を強く受け、表面温度が 60~70℃ 以上にもあります。

温度が上がると何が起こるかというと、 ・塗膜の膨れ・反り・ひび割れ ・サイディングの伸縮によるシーリング負担 ・色褪せのスピード増加 など、外壁全体に疲労が蓄積していきます。

黒系を希望の場合は、 ・中間グレー(N-50〜N-60) ・ややブラウンを混ぜた暗めグレージュ など、「黒の雰囲気を残しつつ、熱による付加を大幅に軽減できる色」がとても人気です。

5. 外壁塗装でおすすめできない色 まとめ

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小林塗装では、外壁塗装で「おすすめできない色」は決して提案しません。
なぜなら、当店の仕事は「お客様の住まいをおしゃれに長く守ること」であり、短期的な流行やインパクトよりも、10年、20年先まで誇れる仕上がりをお届けすることが使命だと考えているからです。

外壁塗装の色選びには、建物そのもののデザインや素材、周囲の街並みとの調和、そして光の当たり方までもが大きく関わってきます。
当店はその一つひとつを丁寧にじっくり見極め、「長く見ても飽きない色」「汚れが目立たず経年変化が美しく感じられる色」を基準に提案しています。
外壁は、「季節や時間帯によって見え方が変わるキャンバス」です。だからこそ、派手さよりも「自然で上品な色」が、結果的に住まいを一番美しく見せてくれます。

もちろん、外壁の色はお客様の個性を映し出す大切な要素でもあります。
「落ち着いた色がいいけれど、少しだけ明るく」「他の家と被りたくないけど派手にはしたくない」——そんな繊細な要望にも、職人の経験と感性で最適なバランスをご提案します。

小林塗装がいつも大切にしていることは、単なる「塗り替え」ではなく、「お客様の暮らしを彩る調和のデザイン」です。
住まいの印象を変える色選びだからこそ、焦らず、悩んで、じっくり決めてもらいたいです。
その過程を共に考えて、ちゃんと寄り添うことが、当店のスタイルです。

色には流行がありますが、「心地よく暮らせる色」はいつの時代も変わりません。
外壁塗装の色選びに迷ったときは、どうぞお気軽に相談ください。

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外壁塗装の相談・調査・見積りは無料です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

外壁塗装でおすすめできない色は選ばない!おしゃれで長持ちする外壁塗替えなら、小林塗装へ

外壁塗装でおすすめできない色は選ばない!おしゃれな色の外壁塗替えなら、小林塗装へ イメージ

名古屋市周辺で外壁塗り替えを検討されているお客様へ。
小林塗装では、ただ「塗る」だけではなく、「住まいの個性をより引き立て、長く美しく保つ」ことを何よりも大切にしています。
外壁の色選びは、お客様の感性と建物の印象を映す大切なステージです。
当店は色にこだわる塗装店としての経験と確かな目で、季節の光や街並みとの調和までも考慮したカラー提案を行っています。

「流行の色より、自分の家に似合う色を」「派手すぎず、でも上品で印象に残る外観にしたい」そんな想いにちゃんと寄り添って、一棟一棟、手仕事で心を込めた塗装をお届けしています。
施工後に「やっぱりこの色で良かった」と感じてもらえるよう、打ち合わせの段階からお客様と一緒に理想のイメージを形にしていきます。

診断・調査・お見積りはもちろん無料です。
外壁の色に迷っている方、どんな塗料が長持ちするのか知りたい方も、ぜひお気軽に相談ください。
小林塗装が、職人の確かな技術と誠実な対応で、「安心して任せられる外壁塗装」を約束します。

あなたの暮らしを彩る色、そしてその美しさを長く守るために小林塗装が、心を込めてお手伝いします。

外壁塗装でおすすめできない色コラム筆者 小林塗装 店主 小林ゆず

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

私は、小林塗装の店主として、そして一職人として、これまで30年以上、毎日のように建物と向き合う仕事を続けてきました。 外壁の色が変わるだけで、家の表情が一瞬で明るくなったり、落ち着いた雰囲気に包まれたり、そうした「色の力」を身近で感じながら、塗装という仕事に誇りを持ち続けてきました。

「外壁塗装でおすすめできない色」のコラムを書こうと思ったのも、 これまで数えきれないほどの現場で、“色選びで本当に悩むお客様”と向き合ってきたからです。 外壁の色は、一度塗れば10年、あるいは15年はそのまま。 失敗したからといって簡単にはやり直せません。 だからこそ、私自身が長年の経験から得てきた知識や判断基準を、できる限り分かりやすくお伝えしたいと思っています。

塗装工事は、多くの方にとって人生でそう何度も経験するものではありません。 「どんな塗料が良いの?」「何年で塗り替える?」「どの色だと後悔しない?」 そんな不安が生まれるのは、むしろ当然のことだと思います。 むやみに専門用語を並べるのではなく、読んでいるお客様の疑問や不安に寄り添いながら、一歩ずつ理解を深めてもらえるように”書くことを、いつも大切にしています。

また、色選びは単に好みの問題ではなく、 建物の素材、立地、周囲の環境、太陽の向き、そしてその色が何年後にどう変化していくか── こうしたさまざまな要素が複雑に絡み合う、とても奥深い作業です。 その難しさをひとりで抱え込まずに、専門家としての知見を頼ってもらえれればと思っています。

当店のホームページのコラムは、こうした長年の経験で蓄積された知識や現場のリアルな話を、 「初めての方でも気軽に読めて、でも中身はしっかり専門的」 そんなバランスを大切に、丁寧にお伝えすることをいつも心がけています。

これからも、初めて塗装工事を検討される方、以前に塗り替えを経験したけれど不安が残る方、 「ちょっと聞いてみたいだけなんだけど。・・・」という方まで、 誰にとっても楽しく読んでもらえるコラムを発信していきたいと思っています。 住まいは、日々の暮らしを守る大切な場所です。 その家に、少しでも長く、美しく、気持ちよく暮らしていただけるように… これからも私は、“住まいに寄り添う塗装の専門家”として、真摯に、誠実に向き合い続けます。

外壁塗装でおすすめできない色プラン

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