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キシラデコールの基礎知識 【用途、塗り方、色数、耐用年数、費用】

今回は、木部専用の防虫・防腐塗料として広く知られている「キシラデコール」について、名古屋の塗装店小林塗装が、特長と上手な使い方をやさしく解説します。

ウッドデッキやパーゴラ、ログハウスの外壁など、木のぬくもりがある場所は、それだけで住まいの表情がぐっと豊かになります。
ただ一方で、屋外の木は紫外線や雨にさらされるため、何もしないと色あせ・カビ・腐りが進みやすいデメリットもあります。

そこでよく名前が挙がるのが木材保護の着色ステイン「キシラデコール」ですが、「塗れば本当に安心なの?」「どの色を選べば失敗しない?」「塗り方で持ちが変わるって本当?」など、細かな疑問が出てきやすい塗料でもあります。
このコラムでは、そうした気になるポイントを一つずつクリヤーしながら、初めての方でも分かりやすいようにお伝えしていきます。

これからキシラデコール塗装を考えている方はもちろん、すでに見積りをお持ちで「この内容で大丈夫かな?」と確認したい方にも役立つ内容になっています。
ぜひこのコラムを読んで、木の美しさを長く楽しむためのヒントを見つけてください。

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動画でも「キシラデコール 木材保護塗料 基礎知識」をご覧いただけます

1. そもそも、キシラデコールって、一体何?

外壁塗装 キシラデコールとは?イメージ

キシラデコールは、屋外木部保護塗料の中では超有名な塗料(防虫ステイン)です。

キシラデコールは、屋外木部保護塗料の中でも圧倒的な知名度と使用実績を持つ、 防虫・防腐ステイン の代表的な塗料です。

現在は大阪ガスケミカルが製造・販売しており、塗料の分類としては WPステイン(Wood Preservative Stain=木材保護塗料) に該当し、一般的な外装塗料のように「表面に膜を作って色を付ける」のではなく、 木材に浸透させ、内部から劣化要因を抑えることを目的に設計されている点が最大の特長です。

木材は本来、呼吸する素材であり、内部に水分を含みやすい性質があります。 そのため、表面だけを塗膜で覆うと、内部に残った湿気が逃げ場を失い、 腐朽や劣化を早めてしまうケースも少なくありません。
キシラデコールはこの点を踏まえ、 塗膜でフタをせず、薬剤を木の内部まで浸透させる ことで、防腐・防カビ・防虫効果を発揮し、木材そのものの寿命を延ばす仕組みになっています (JASS18 M-307に準拠する木材保護塗料として扱われるタイプ)。

仕上がりは木目を活かした半透明が基本で、 ・木目がはっきり出る浸透型 ・表面にごく薄い膜を作り、木目がうっすら見える塗膜型 といった考え方に分かれます。 さらに耐候性の設計によって屋外用・屋内用があり、 「どこに使うか」によって選ぶべき仕様が変わります。

性能面の裏付けとして、キシラデコールはドイツ工業規格において 「カビ・木材腐朽菌・木材害虫から建物の木造部分を保護する」 効能があると認められ、 ドイツ連邦政府から製造販売が許可されている塗料です。 つまり、経験則だけでなく、 薬剤としての防護性能が制度的に評価されてきた塗料 という位置づけになります。

日本での普及は1970年(昭和45年)、 武田薬品工業がドイツ企業(バイエルの子会社)から販売権を取得したことが始まりです。 翌1971年(昭和46年)から国内販売が開始され、 当初はドイツ生産品を輸入していましたが、 高温多湿・多雨という日本特有の環境に対応するため、 成分や処方の研究・改良が重ねられてきました。 現在ではすべて国内生産となり、 2015年以降は大阪ガスケミカルが製造・販売を担っています。

2. キシラデコールとオイルステインの違いは何ですか?

キシラデコールとオイルステインの違いは何ですか? イメージ

キシラデコールとオイルステインの一番大きな違いは、「目的」です。
どちらも木に染み込ませて木目を活かすステイン系ですが、キシラデコールは「木を守る(防腐・防カビ・防虫)」が主目的で、オイルステインは「木に色を付ける(着色)」が主目的という違いがあります。

まずキシラデコールは、屋外木部向けの防虫・防腐ステインです。
雨・紫外線・湿気といった屋外の強い環境で木が傷む原因に対して、木材内部から保護するよう設計されているため、ウッドデッキやフェンス、破風板などの外部木部で選ばれることが多い塗料です。

一方、オイルステインは、屋内外の木部に使える「含浸(がんしん)して着色する着色剤」です。
表面に膜(塗膜)を作らず、低粘度の液状なので、刷毛などで塗ると木に深く浸透して色が入ります。
木の質感を損なわず、木目の美しさを際立たせやすいのが魅力です。

ただし、オイルステインは「色を入れる」ことには強い一方で、屋外で長く持たせるには注意が必要です。
ステインは塗膜を作らないため、外部では雨・紫外線の影響を直接受けやすく、基本的には上に保護の仕上げ塗装が必要になるケースが多いです。
たとえば「オイルステインで着色 → その上からニス(クリヤー)で保護」という仕様がよく用いられてます。

そしてもう一つ、現場でよく見かけるのが、いわゆる「ペンキステイン(なんちゃってステイン)」です。
これは塗料(ペンキ)をシンナーで極端に薄めて、ステインっぽく見せたものですが、注意点があります。

ポイントは、顔料(色の粒)の大きさ=粒度(りゅうど)です。
ペンキに使われる顔料は粒が大きめで、表面で引っかかりやすい性質があります。
そのため、木の奥まで素直に染み込みにくく、ムラになったり、木目が“もやっと”見えたりしやすいのが弱点です。

反対に、オイルステインは着色用に調整された顔料で、木材に馴染みやすく、木目がきれいに出やすい傾向があります。
仕上がりの透明感や上品さを重視するなら、ペンキステインよりもオイルステインの方が断然きれいにまとまりやすい、というのが実感としても大きいところです。

まとめると、
屋外で木を守りたい(防腐・防カビ・防虫) → キシラデコール
木目を活かして色を入れたい(着色が目的) → オイルステイン(必要に応じて上塗りで保護)
“薄めただけのペンキステイン”は仕上がり・耐候性に注意
という感じになります。

3. キシラデコールの種類について

キシラデコールとオイルステインの違いは何ですか? イメージ

キシラデコールは「浸透タイプ」と「造膜タイプ」の2つに分けることができます。

「浸透タイプ」は有効成分が浸透して木材を内部から守ります。
また、「造膜タイプ」は様々な外的な劣化要因を塗膜によってガードされ、長期間木材を守ります。

浸透タイプ
キシラデコール
 
溶剤タイプ 外装用 16色
キシラデコール
やすらぎ
溶剤タイプ 外装用 1色
キシラデコール
フォレステージ
溶剤タイプ 外装用 9色
造膜タイプ
キシラデコール
コンゾラン 
水性タイプ 外装用 造膜 20色
キシラデコール
アクオステージ
水性タイプ 外装用 半造膜 
12色
キシラデコール
インテリアファイン
水性タイプ 内装用 半造膜 
12色

に分けることができます。

なお、本コラムでは、溶剤タイプのキシラデコールのみについてお伝えしています。

4. キシラデコールの用途

キシラデコールの用途 イメージ

キシラデコールの用途は、屋外木部用防虫ステインして使用します。

・羽目板・下見板・破風・窓枠・門扉・ウッドデッキ・戸袋・窓格子・雨戸・ヌレ縁・鼻かくし・フェンス・ルーバー・パーゴラ・ガーデンファニチャー・ログ材・木橋の高欄・ドア・軒天・ベンチ・ラティス・ウッドプランター・木柵

などに適しています。

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5. キシラデコールのきれいな塗り方

キシラデコールのきれいな塗り方 イメージ

キシラデコールの塗り方は、まず塗装する部分をしっかりと掃除します。
その後、粗目のサンドペーパー(#80~120番)などで研磨(足付け)・清掃します。

古い木材の場合、木材表面は脆弱なので木材表面に塗装をしても、木材繊維がどんどん剥がれて行くので、同時に塗料も剥がれてしまいます。

ですから、古い木材の場合は、弱っている木材表面をしっかり素地調整で除去する事が非常に大切な作業です。

粗目のサンドペーパー(#80~120番)で脆弱層を除去します。
また、高圧洗浄機などで水洗いをして脆弱層や汚れを除去した場合、2~3日乾燥時間を取って木材含水率を下げる必要があります。

木材の乾燥後に毛羽立ちが激しい場合は、粗目から中目のサンドペーパー(#80~240番)で毛羽立ちを再度除去します。

このような素地調整で木材のキシラデコール塗布量が大きく変わり、塗布量は耐久性に大きく影響します。

なお、既存の状態で捲れや剥がれがある場合は、キシラデコールを塗装しているのではなく、他の塗料を塗装している可能性が高く、そのまま塗装するとキシラデコールが木材に浸透せず、木材の表面で弾いてしまう恐れがあります。

それでもキシラデコールを塗装したい場合は、造膜タイプの水性キシラデコールコンゾランをおすすめします。
(その際にも水性キシラデコールコンゾランのアンカー効果を持たせるために十分な足付けが必要です。)

キシラデコールの塗装は基本的に刷毛を使用して、下塗り作業と上塗り作業を行います。

塗装する木材がスギ、ヒノキ、パインなどの針葉樹林の場合、キシラデコールを下塗り1回、上塗り1回を行います。

オーク、チーク、ウォールナットなど吸い込みのある広葉樹林の場合、下塗り1回、上塗り2回行って仕上げることをおすすめします。
下塗り作業と上塗り作業を行うことで、仕上がりに塗り残しや着色のムラをなくすことができます。

また重ね塗りを行う際には、約12時間の乾燥時間(気温20℃、湿度65%、木材含水率18%)が必要です。

なお、キシラデコール 4Lで20~28㎡を2回塗りすることが可能です。

湿気の多い場所での塗装は乾燥に時間がかかるので注意が必要になります。
仕上がりの乾燥時間は約24時間必要です。気温によっては3日くらいかかる場合があります。

なお、乾燥が不十分な場合、降雨などによってキシラデコールが流れ落ちてしまう可能性があり、未乾燥のうちに降雨が予想される場合は、塗装場所に応じた適切な養生を行う必要があります。

6. キシラデコールを塗るのに適した道具

キシラデコールを塗るのに適した道具イメージ

キシラデコールを塗装する際は、刷毛か、コテ刷毛と言われる柄の先にスポンジが付いている道具で塗装するのがベストだと思います。
コテ刷毛は、平らな面を均一に塗るのには適しており、塗り継ぎもそんなに目立たず、きれいに塗ることができます。

一部のホームぺージでは、キシラデコールをローラーで塗装するというような内容が書かれていますが、ローラーはあまりおすすめできません。

なぜなら、ローラーは転圧してステインを木材の上に置いてくるので、木材の表面にステインが残りやすく、刷毛は擦ってキシラデコールを刷り込ませることができるからです。

逆にローラーは、ローラーの毛丈や転がし方によっては、木材にローラマークが出てしまうこともあるからです。

もし、ローラーで塗装するなら、塗料の含みが少ない短毛タイプのマイクロファイバーローラーやポリエステル素材の無泡ローラーで刷り込むように塗装するのが良いかと思います。

これは塗る人の好みなので、キシラデコールをゆっくり丁寧に塗りたい人は刷毛、早く塗りたい人はローラーやコテ刷毛、作業服が汚れても良い人は、マイクロファイバーウェスにキシラデコールを含ませて擦る方法が良いと思います。

7. キシラデコールの塗りすぎには十分注意しましょう

キシラデコールの塗りすぎには十分注意 イメージ

キシラデコールは塗りやすく、防虫・防腐効果が期待できる塗料なので、木材を腐らしたくないという気持ちで、どうしても塗りすぎになってしまうパターンが多いです。

そもそも、キシラデコールなどの防腐剤に関しては、浸透させる塗料になりますので、いつまでも表面な濡れているような場合は、明らかに塗りすぎなので、しっかり乾きませんし、仕上がり具合もきれいな状態ではありません。

キシラデコールを塗りすぎてしまい、いつまでも乾かない状態になると、どうしても木材に埃や砂などが付きやすくなってしまい、逆に木材が汚れてしまう可能性が高くなります。

基本的にキシラデコールはたっぷり塗りすぎるのは絶対ダメで、塗装後すぐに乾くような状態で、完全乾燥した後に2回目の塗装をするのが基本です。

8. キシラデコールの色数について

キシラデコールの色数について イメージ

キシラデコールのカラーバリエーションは、14色がラインナップされており、木片に塗装した見本帳があります。

ピニー(6.1YR 5.2/7.1)、チーク(2.6YR 3.3/3.0)、エボニ(9.0YR 2.6/0.9)、カスタニ(3.9YR4.2/5.1)、タンネングリーン(5.9GY 3.1/1.5)、マホガニ(1.0YR 3.9/5.8)、パリサンダ(7.0YR 2.8/0.8)、シルバグレイ(1.4Y 4.5/0.6)、オリーブ(7.3YR 3.9/3.2)、ウォルナット(5.6YR 3.4/2.4)、ジェットブラック(3.6RP 2.3/0.0)、ワイス(6.2YR 7.9/1.3)、スプルース(7.7YR 5.4/7.0)、ブルーグレイ(5.8Y 5.2/0.4)、カラレス(下塗り専用)です。

キシラデコール同士を2色以上混合して好みの色を作ることはできます。ただし、カラレス(#101)(#301)と混合して使用すると耐候性が低下するためできません。

なお、キシラデコールの色決めをする際には、モニターやPDFでの印刷紙などではなく、キッチリと塗装する素材に塗装した物で確認することがおすすめです。

9. キシラデコールの外壁塗装費用

キシラデコールの外壁塗装費用 イメージ

キシラデコールの外壁塗装費用は、1㎡=2,000~2,400円くらいが相場と言えます。

ただしキシラデコールの吸い込みが激しい場合は、それ以上の費用になることもあります。
なおこの費用には、下地調整費、木部補修費用、養生費用、消耗品費用、消費税は含まれていません。

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10. キシラデコールの耐用年数はどのくらい?

キシラデコールの1回目の塗り替えは2~3年後、それ以降は5年ごとを目安として再塗装しましょう。

多くの木部塗料は、同じく5年くらいです。
ただ、こまめなメンテナンスで塗り重ねていくと、もっと耐用年数がアップすることもあります。

特に木部は、キシラデコール以外でもこまめなメンテナンスが重要で、その方がきれいを長く保つことができます。

それにどんな塗料でも、耐用年数を参照にすることは重要ですが、木材の状態を現場判断することが一番重要です。
キシラデコールを塗装した木部の色が著しく汚れている場合、色あせてしまっている状態の場合、耐用年数よりも早めであっても塗装する方が良いかと思います。

特にウッドデッキなどは、あまりに塗装しない期間が長いと、木材劣化の進行速度が早くなってしまうこともありますので、注意する必要があります。

11. キシラデコールを塗るのに注意しなくてはいけない木材とは?

キシラデコールを塗るのに注意しなくてはいけない木材とは? イメージ

キシラデコールを塗る際、注意しなくてはいけない木材をお伝えします。

キシラデコールを塗る際にまず知っておきたいことは、新しい木材は水分と油分を多く含んでいるのでキシラデコールを弾きやすく、薄めに仕上がります。

逆に経年劣化した古材は、塗料が浸透しやすく、傷んだ下地の色の影響を受けて、濃いめの色に仕上がります。

ですから、古材を塗り替える際は、サンダー掛けや漂白処理により木肌を戻してから塗装すると、より美しく仕上がることができます。

ヒノキ、ヒバの新材は、油分が滲み出るため、キシラデコールが浸透しにくく、色見本よりも発色が薄くなることがあります。

SPF(スプルース・パイン・ファー)の新材は、樹脂成分が多いため、キシラデコールが浸透しにくく、色見本よりも発色が薄くなることがあります。

最後に年輪や木材組織の配列が入り混じる南洋系硬質材への塗装は、キシラデコールが浸透しにくく、乾燥遅延が起こる可能性があるので注意しましょう。

ですから、必ず試し塗りを行って確認してから塗装しましょう。乾燥が著しく遅い場合は、塗装してはいけません。

〈南洋系硬質材の例〉
イペ、チーク、ジャラ、アゾベ(ボンゴシ)、アサメラ、セランガンバツ、ウリン(ベリアン)、マサランデューバなど

12. キシラデコールの同等品を紹介します

キシラデコールの同等品 イメージ

キシラデコールと同様に優れた防虫・防腐効果を持つ屋外木部用ステインを紹介します。

防虫・防腐効果を持つ屋外木部用ステインの一例
ロックペイント ナフタデコール(全14色)
三井化学産資 ノンロット205N Zカラー(全14色)
和信化学工業 ガードラックPRO(全16色)
吉田製油所  スーパーウッドステイン(全14色)
大阪塗料 ニューボンデンDX(全14色)

13. 余ったキシラデコールの捨て方とは?

余ったキシラデコールの捨て方 イメージ

DIY塗装後に残ったキシラデコールを廃棄する時、少量の場合はウェスや新聞紙などに吸収させて処分してください。
なお塗装業者の場合、キシラデコールは産業廃棄物として廃棄業者に依頼する必要があります。

14. キシラデコールの安全性について

キシラデコールの安全性について イメージ

住居に使用する塗料には、屋内用、屋外用それぞれに作業者、居住者、環境への安全が求められます。

有効成分やその他の原料を混ぜ合わせて、「木材保護塗料」という製品に仕上げるためには、有効成分ひとつひとつの毒性に関して調査するだけでは十分ではありません。

なぜなら、有効成分が他の原料との相互作用によって、成分単体とは異なる結果を示すことも考えられるからです。

大阪ガスケミカルの以前の日本エンバイロケミカルズでは、キシラデコールシリーズ(屋外用、室内用)全てにおいて、医薬・農薬・化粧品の安全性試験に準拠した様々な試験を行い、安全性を確認しています。

「天然成分」が安全とは限りません

最近では、世の中全体で自然志向が強まっており、食物だけではなく直接肌に触れる化粧品などにも「天然成分配合」と記されているもの製品をよく見かけます。
しかし、天然由来の物質であったら全て人体に安全であるという思い込みには気を付ける必要があります。

自然界に存在している時点では安全な成分でも、塗料や防蟻剤といった工業製品になった時点でどのように変化するのかは別の問題です。

ですから、製品の安全性に関しては一つだけに対して考えるのではなく、「木材保護塗料」として完成した際に判断する広い視点が必要です。

Q1. キシラデコールには、ホルムアルデヒドが入っていますか?

キシラデコールシリーズ(キシラデコール、キシラデコールフォレステージ、キシラデコールコンゾラン、キシラデコールインテリアファイン、キシラデコールインテリアファイントップコート、水性キシラデコールエクステリア)およびコンゾランには、シックハウス症候群の原因と言われておりますホルムアルデヒドは使用していません。

Q2. キシラデコールに使用される有効成分が蒸気となって、体内に吸収されることはありませんか?

キシラデコールに使用される有効成分(木材防腐、防カビ剤、防虫剤)は安全性を評価したうえで使用しています。

蒸気圧は極めて低く、難揮発性のため、直接口に入れない限り蒸気となって体内に取り込むことはありません。

また、これら有効成分は木材中に浸透し樹脂により固着されるため、塗装面からの揮散は実際上ありません。

Q3. キシラデコールを塗った後、子供が触ったり、舐めたりしても大丈夫?

塗装後、十分に木材が乾燥していれば特に問題はありません。

キシラデコールは、医療機関によるヒト皮膚刺激性試験(パッチテスト)においても、皮膚への安全性が確認されています。

しかし、幼児が口で舐めたり、食べ物と直接触れるような部分の塗装は避けてください。

これはキシラデコールに限らず、どんな塗料でも塗装面を直接触ったり、舐めたりすることはおすすめできません。

Q4. 動物園の木造動物舎(シカ、キリンなど)や犬小屋などにキシラデコールを塗装しても大丈夫でしょうか?

ペットなどが常時舐めたり、かじったりする可能性のある場所については、使用しないでください。

Q5. アレルギー体質ですが、キシラデコールを使用しても大丈夫でしょうか?

特異体質(アレルギー体質など)、臭気に関しては、個人差があることから敏感なお客様は使用を控えるようにしてください。

キシラデコールの環境負荷について
大気汚染について 大気汚染防止法 施行令第10条の特定物質に該当する成分を使用していません。
水質汚濁について 水質汚濁防止法 施行令第2条で規制されているカドミウム、鉛、六価クロム、砒素、水銀などの重金属は、キシラデコールの成分として使用していません。
環境ホルモン
※について
環境省から公表されている内分泌撹乱作用の疑いのある化学物質のリスト(環境ホルモン戦略計画SPEED’98, 2000年11月改訂版)にはキシラデコールの成分は含まれていません。

15. キシラデコールを使用した小林塗装の塗装工事 施工例

小林塗装がキシラデコールを使用して仕上げた塗装工事の施工例を紹介します。

キシラデコールを使用したマシンカットログハウス 外壁塗装 施工例

ブラウン系 マシンカットログハウス キシラデコール外壁塗装 施工例 イメージ

外壁塗装の価格 約100万円
建物の概要 木造2階建て
施工期間 2週間
使用した塗料 外壁:大阪ガスケミカル「キシラデコール」 屋根:ロックペイント「シャネツロックルーフSi」
外壁と屋根の塗装色 外壁メイン「カスタニ」  屋根「ガーネット」

キシラデコールを使用したマシンカットログハウス外壁塗装の施工例を紹介します。

ログハウスの外壁塗装を行うには、大阪ガスケミカル「キシラデコール」、屋根塗装には遮熱効果に優れたロックペイント「シャネツロックルーフSi」を使用した外壁と屋根のプレミアムプランです。

ログハウス外壁塗装前は、経年の紫外線や降雨により塗装が太陽光によって、顔料の性質が変化する事によって起こる現象「退色」や、塗料にステインに含まれる添加剤が光や雨水などによって加水分解して、塗料の色が変わったりする「変色」などが見られました。

ですから、傷んだ木材の内部までたっぷり浸透し、木材内部から優れた防カビ、防腐、防虫効果を発揮する大阪ガスケミカルの溶剤防虫、防腐ステイン「キシラデコール」を使用しました。
キシラデコールは、発売から50年の実績を誇る木材保護塗料の定番ブランドで、小林塗装でもよく使用するおすすめの外部用木部保護ステインです。

外壁塗装にキシラデコールを塗布する前には、木目に沿って、木材が毛羽立たない様に注意しながら、オービタルサンダーや粗目のサンドペーパーなどを使ってしっかりとケレン作業を行ってから塗装作業に移りました。

また、キシラデコールの仕上げ塗りの前には、塗料を塗る事によって生じた木材の毛羽立った部分を、目の細かいフィニシングペーパーを使用して再度毛羽を取り除き、丁寧に豚毛で作られた刷毛でキシラデコール塗料を刷り込む様に上塗りしました。

外壁塗装の塗り替え後の色は、上品な少し赤みがかった「カスタニ」で塗り替え、屋根は外壁と相性の良い赤系「ガーネット」で仕上げました。

塗装が劣化し色褪せが目立っていたログ材の塗装が経年れっかし、色斑が気になっていた外壁は、まるで新築の時の様な落ち着いたシックな色で塗り替わり、お客様にも「こんなに綺麗になると思いませんでした!新築みたいで嬉しいです。小林塗装さんにお願いして本当に良かったです^^」と大変喜んで頂くことができました。

キシラデコールの同等品で仕上げたマシンカットログハウス 外壁塗装 施工例

キシラデコールの同等品で仕上げたマシンカットログハウス 外壁塗装 施工例 イメージ

外壁塗装の価格 約85万円
建物の概要 木造2階建て
施工期間 2週間
使用した塗料 三井化学産資「ノンロット205N Sカラー」
外壁の塗装色 オークハート

小林塗装がキシラデコールの同等品で施工したマシンカットログハウスログハウス外壁塗装の施工例を紹介します。
木製外壁塗装には三井化学産資「ノンロット205N Sカラー」を使用し、木の木肌を生かした自然な仕上がりの塗り替えプランです。

今回、マシンカットログハウス外壁塗装を施工する前は、経年の紫外線や降雨による退色や変色、汚れの劣化症状が見られました。
ですから、高圧洗浄機2台12~15Mpa(1c㎡当たり120~150kgの圧力)作業中を使用して、外壁を汚れをしっかり落としました。

外壁の仕上げ塗装に使用しました塗料は、『木の通気性という特長を生かしながら、いかに木材を守るか』をテーマにした、次世代型の高性能木材保護塗料「ノンロット205NSカラー」です。
ノンロット205NSカラーは、木材が本来持つ通気性(調湿性)に優れ、耐UV・超撥水・防腐・防カビ・防虫性によって木材を厳しい外部環境から保護します。

塗装する際には、高圧洗浄で濡れた外壁をしっかり乾燥させてから施工しました。
(外壁の中に水分が残っていると、塗装が剥がる..と言った不具合が発生するからです。)
また、ペーパーで丁寧にケレン作業し、部多気の刷毛やローラーで塗料を刷り込むようにして塗装しました。

なお、住宅や構造物の材料として使われる木材は、腐朽によって見た目や強度が劣化し、木材の乾燥重量が腐朽によって、健全な状態の50%以下になってしまうと、木材の強度は見込めないので交換する必要があります。
そのため小林塗装では、4~6年くらいで定期的な塗り替え工事を行う事によってキレイな外壁を長持ちさせる事ができると考えていいます。

塗り替え後の色は、外壁を明るいブラウン系「オークハート」、破風を外壁と相性のよい日塗工番号17-40H「タバコ色」で仕上げ、明るくナチュラルな印象に仕上げ、お客様にも「素敵な色を選んで頂きありがとうございます^^お家が明るくなりました。」と大変喜んで頂くことができました。

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キシラデコールを使用した塗装工事なら、小林塗装にお任せください

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小林塗装では木部用塗料「キシラデコール」を使用した塗装工事を数多く行っています。
ログハウス、ウッドっデッキなど木部塗装に関する相談は無料なので、お気軽に相談ください。

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キシラデコールの基礎知識を良く知る 小林塗装 店主 小林ゆず

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「キシラデコールの基礎知識」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。

塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。

これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。

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