

外壁塗装の見積で書かれている「電線防護」って、いったい何?
そもそも、外壁塗装工事で「電線防護」は必要なの?
外壁塗装の見積書に「電線防護費」といった項目が入っていたことはないでしょうか。
この電線防護費とは、電線付近で塗装作業を行う際、感電を避けるための電線防護管を設置するための費用のことです。
外壁塗り替え時や足場を設置する際に必要な「電線防護」について、名古屋の塗装店小林塗装が分かりやすくお伝えします。
- ・外壁塗装の見積で書かれている「電線防護」の目的
1. 電線防護は、国が定めた規則です
普段、電線に人が触れるようなことはありませんが、塗装工事のために組んだ足場が何らかの原因で電線に接近して触れてしまう可能性はあります。
こういった感電事故の危険を回避するために、電線防護管を設置することが、2018年4月から国の労働安全衛生規則で義務づけられました。
ちなみに電線防護に掛かる費用は地域のよって若干違ってきますが、6万円以上します。
決して安い費用ではありませんが、電線防護が必要なのに行っていない業者は法令違反していることになってしまいます。
2. 電線に接触したり、電線を切断したりすると大変な事になります
塗装工事の前に適切な電線防護を行わずに、作業している職人が高圧線や変圧器などに触れてしまうと、感電してしまい、大変危険な状態になることは言うまでもありません。
最悪の場合、近隣地域が全て停電してしまう可能性もあります。
また、電線の下に電話線やケーブルテレビ線が敷設されていることがあります。
電線ほどの危険はありませんが、もし切断してしまうと電話が不通になったり、ケーブルテレビが見られなくなるケースもあります。
さらに、電線防護管を設置せずに工事を行っていることが電力会社に知られた場合、注意されてしまい、改めて電線防護管設置の手続きが必要になり、工事費用も追加になってしまいます。
3. 電線防護管設置は、感電や事故予防のため必要です。
電線防護管は国が定めた義務で、現場で作業する職人を守るためだけではなく、 お客様やお客様の家、近隣住民の皆様のために欠かせない作業であることを知って頂けたでしょうか。
ですから、家と電線の距離が近く、外壁や屋根を塗装するための足場が電線に触れる可能性がある場合は、必ず電線防護管の設置を行いましょう。
外壁塗装を検討されているお客様は、小林塗装にお任せください。
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いつも安心、品質本位の外壁塗装を行っています。
外壁塗装の調査と見積りはもちろん無料です。お気軽にお問い合わせください。

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラム作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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