外壁塗装が相場よりも高くなるケースとは？

1. 外壁塗装が相場よりも高くなるケースとは？

外壁塗装の相場を予め知っておくことは、適正な工事価格か、本当に信頼できる業者かなどを判断する大事なポイントとなります。

相場を知らずに工事を始めてしまうと、思わぬ失敗を招く恐れがありますので、しっかり外壁塗装の相場を知っておきましょう。

そして、次のポイントが「外壁塗装が相場よりも高くなるケース」です。

外壁塗装は建物一棟ずつ、建物の状態やお客様の希望に合わせて工事内容考えるのが基本です。
ですから、定価というものがなく、価格も必ず同じになるという訳ではありません。

当然ですが、同じ建物でも劣化具合で価格が変わるのが一般的な塗装工事です。
それでは、外壁塗装の相場が高くなってしまうケースについて具体的にお伝えします。

1-2　外壁塗装が相場よりも高くなるケース　建物が大きく、塗装面積が多い

「外壁塗装の相場よりも高い！だからこの業者は信用ならない」とすぐに決めつけてしまうのは良くありません。

それはなぜかというと、外壁塗装の価格は建物の面積の大きさで変わるからです。
そのため、単純に相場価格の建物よりも大きい建物だったというケースもありえます。

また、建物の大きさが同じくらいでも、凹凸の建物の方が真四角な建物よりも塗装する面積が大きくなるので、それに伴って価格も高くなります。

ですから、建物の形状や大きさで工事価格が変わることをしっかり押さえておいてください。

1-3　外壁塗装が相場よりも高くなるケース　劣化が進み、補修工事が多い

外壁塗装は、色あせやチョーキングくらいの段階で始めるのが理想です。
これならまだ劣化がそこまで進んでなく、下地が良好であることが多いからです。

しかし、さらに劣化が進むと、今度はクラックや塗膜が剥がれてきます。
この状態になると下地が水を吸ってしまうため、下地の状態も悪くなってしまうでしょう。

当然ですが、下地の状態が悪いと塗膜の密着性は低下します。
また、大きなクラックや外壁塗装が膨れていたり、剥がれていたりすると、外壁塗装を行う前に補修工事が必要になります。

この補修工事が多くなれば、その分だけ工事費用にも影響します。
したがって補修工事の範囲が広くなるほど価格は高くなってしまうのです。

1-4　外壁塗装が相場よりも高くなるケース　工事を下請けに依頼している

業者を線引きする定義は少々曖昧な部分がありますが、上記の業者で大きく違うのが業者の経営形態です。

外壁塗装業者を大きく分けると「工事を下請けに依頼している業者」と「自社の職人で工事をする業者」の2つに分ける事ができます。

ここで工事の費用が高くなりがちなのが「工事を下請けに依頼している業者」です。
工事を下請けに依頼すれば、契約を結んだ業者とお客様との間にもう一社入ることになり、中間マージンが発生します。
各業者は利益を得なければ立ち行きませんから仕方のないことなのですが、お客様にとっては二重の利益が発生しているのと同じです。

それに代わり「自社の職人で工事をする業者」はお客様と工事業者の間に誰も入らないの余分な中間マージンが発生しないので、下請けに依頼している業者よりも価格を抑えて工事を行うことができます。

「自社の職人で工事をする業者」を「自社施工店」、「自社施工会社」と呼んでいます。
工事価格を抑えたいと考えている方は「自社施工店」や「自社施工会社」がおすすめです。

もちろん小林塗装は、自社施塗装工事行っています。

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2. それでも相場より高い？注意すべき、外壁塗装業者の特徴

相場価格は信頼できる業者か判断するために重要な鍵になってきますが、上記で挙げたケースだと相場よりも高くなります。
ですが、その条件に当てはまっていないのに相場よりも高いとなると気をつけなければいけません。

外壁塗装を行う業者の中には、残念ながら高額請求やまともな工事をしない悪徳業者もいます。
外壁塗装を失敗しないためには、このような悪徳業者に工事を依頼しないことです。

それでは、悪徳業者か見極めるにはどうすればいいか？

悪徳業者はいくつか特徴がありますので、これからお伝えする特徴をしっかり押さえて、信頼できる業者か慎重に見極めましょう。

2-2　相場より高い？注意すべき、外壁塗装業者の特徴1　不安を煽り、契約を急かす

最も顕著な特徴とも言えます。

悪徳業者はとにかく短期決戦ですから、その場でなんとか契約してもらうようにあの手この手で迫ってきます。

とくに常套手段と言っていいのが「不安を煽る行為」や「契約を急かす行為」です。

2-3　相場より高い？注意すべき、外壁塗装業者の特徴2　大幅な値引き

もう一つよくある手口が「大幅な値引きをすること」です。

まともな業者も工事を受注したいがために値引きすることはありますが、それでも限度があります。

ですが、悪徳業者の場合はこんなに安くしていいのかというくらい大胆な値引きがあります。
費用が安くなると、つい心が動いてしまうかもしれませんが、そんな時は少し冷静なってください。重要なことは「価格を値引くにはちゃんと根拠が必要」ということです。

外壁塗装の価格には「原材料」「人件費」「諸経費」「利益」で構成されています。
これらのどれかを削らなければ価格を安くすることはできません。
大幅な値引きは、いったいどれを削っているのでしょうか？

このことに疑問が抱けば、大きな値引きがあった見積もりが本当に適切なのか判断ができるはずです。

2-4　相場より高い？注意すべき、外壁塗装業者の特徴3　見積書に記載されている内訳が大雑把

見積もりの内訳が「一式工事」でまとめられている場合は注意が必要です。

見積もりは「こんな工事をしますよ」とお客様にご説明している書類です。
内訳が曖昧であればイコール工事内容も曖昧ということです。

いくらでも工事内容を変えることができてしまいますし、塗料の種類なども記載されていなければ安い塗料が使われているかもしれません。

見積もりはできるだけ具体的に書いてあることが大切です。

3. 外壁塗装が相場よりも高くなるケースとは？　まとめ

外壁塗装の相場は80〜120万円ほどと高額な工事です。

簡単にやり直せる工事ではありません。外壁塗装の相場よりも高くなるケースもあります。
その点も踏まえて信頼できる業者か慎重に見極めましょう。

外壁塗装の相場価格よりも高くなるケースは、

の3つです。

外壁塗装業者の中には悪徳業者もいるため、そういった業者の口車に乗せられないように十分注意する必要もあります。

悪徳業者は上記の特徴がありますから、もし遭遇したとしても冷静に対応して絶対すぐに契約しないようにしましょう。

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コラム筆者
小林塗装　店主　小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラム作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。

　このコラム以外にも、「名古屋の塗装店」小林塗装のホームページをぜひご覧ください。

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