日塗工番号 95-50D 源氏鼠(げんじねず)
| 日塗工番号 | 95-50D |
|---|---|
| マンセル値 | 5RP5/2(RP=赤紫) |
| RGB | RGB(132,113,117) |
| トーン | 灰みの |
| 色票 | |
| 色名 | 源氏鼠(げんじねず) |
※色名については、確実ではなく、近似色の名前を表示している物もあります。また、色票や色名が登録されていないものは空欄となります。
「95-50D」源氏鼠(げんじねず)を使用した
塗装工事の見積りは無料です
塗料・塗装色見本 95-50D について
日塗工番号「95-50D」は、“源氏鼠(げんじねず)”に近い、くすみを帯びた中間色のほんのり紫がかった鼠色(ねずみいろ)です。
この色は、グレーを基調としながらも、わずかに紫みを含むことで、どこか優雅で落ち着いた印象を与えるのが特長です。華やかさを抑えつつも、どこか高貴な趣きをまとった絶妙な色調は、日本人の繊細な美意識と調和の感性を感じさせる、奥深い伝統色のひとつといえます。
歴史的・文化的背景から見る「95-50D」源氏鼠の魅力
「源氏鼠(げんじねず)」という色名は、江戸時代の染色文化や粋な町人気質に由来しています。
当時の日本では、“鼠色”を中心とした渋く落ち着いた色調が庶民の間で大いに流行し、「源氏鼠」「藍鼠」「利休鼠」「青鼠」など、微妙な色味の違いにまで美的価値を見出し、それぞれに趣深い名前を与えて楽しんでいました。
「源氏鼠」は、紫と灰色の中間に位置するような、気品と余韻を兼ね備えた色です。
その名に「源氏」とあることからも、王朝文学『源氏物語』に登場するような雅(みやび)な暮らしや、繊細な感情の機微を表現する文化背景を想起させます。
濃すぎず薄すぎず、曖昧で曇りのある色味がかえって、心の奥にそっと響くような美しさを生み出しており、まさに“余白の美”を体現する色といえるでしょう。
「95-50D」源氏鼠 塗装工事おすすめの用途
「源氏鼠」は、紫みを含んだくすみ系カラーのため、外壁やアクセント部分に取り入れることで、建物全体に上質でクラシカルな風格をもたらしてくれます。
特に洋風住宅のファサード(正面外観)に使うことで、控えめながらも印象的な存在感を演出できます。
たとえば、玄関まわり、門扉横の壁面、バルコニー下のアクセント部分、出窓の下部など、光の陰影が生まれる場所に塗布すると、「源氏鼠」の持つ繊細なニュアンスが引き立ち、深みと立体感を感じさせる仕上がりになります。
また、クラシカルなモールディングのある洋館風住宅、南フランス風の明るい外観を持つプロヴァンススタイル住宅、シャビーな質感の北欧風住宅など、さまざまな洋風デザインにも自然に溶け込み、絶妙なアクセントとして美しさを引き立ててくれます。
やや赤みを含んだこの紫がかったグレーは、夕暮れ時や曇り空の下でもやさしく光を反射し、時間帯によって微妙に変化する表情も魅力のひとつです。
「95-50D」源氏鼠 × 塗装工事 おすすめのカラーコーディネート
「95-50D」源氏鼠は、落ち着いた同系色やナチュラルカラーと合わせることで、控えめな中にも確かなセンスを感じさせる配色になります。
- × 灰白色・霞色などやわらかな白系:洗練された上品さと穏やかさを演出。和洋問わず調和しやすい組み合わせです。
- × モカブラウンや白茶:暖かみのある中間色と合わせることで、女性らしさと柔らかな雰囲気を添えることができます。
- × 淡いブルーグレー:シャビーシックや北欧風の空気感をまとい、洗練された洋館風の外観に。
- × 鉄黒系やチャコールグレー:空間を引き締める濃色と組み合わせることで、格調高く重厚な印象を演出。
塗装時の艶感・注意点について
「源氏鼠」の深みと上質さを最大限に引き出すには、艶感の選定もとても大切です。
外壁部分に使用する際は、「艶消し」〜「3分艶」「5分艶」程度の控えめな仕上がりを選ぶことで、しっとりとした落ち着きと奥行きを表現できます。
また、破風・鼻隠し・樋・玄関扉・鉄部などの付帯部分では、やや艶のある「5分艶〜艶あり」の塗料を選ぶと、素材の違いや表情のコントラストが生まれ、より洗練された印象になります。
「95-50D」源氏鼠について まとめ
「95-50D」源氏鼠は、控えめで上品、そしてどこか奥ゆかしさを感じさせる、美しいくすみ系の紫色。
派手さを求めない落ち着いた色合いの中に、しっかりとした個性と洗練を宿し、見る人の心にそっと寄り添うような色彩です。
建物の外観デザインに品格や静けさを求める方、また日々の暮らしに豊かさと調和を求める方には、特におすすめの一色です。
塗料・塗装色見本 「95-50D」源氏鼠塗り替えイメージサンプル
塗料・塗装色見本 「95-50D」源氏鼠 塗り替えイメージサンプルです。
05-85A 霞色 (かすみいろ)で外壁や室内壁の塗装工事を検討しているお客様はぜひ参考にしてください。
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
基本色 -
見本板を「95-50Dの塗料」で塗りつぶした状態です。
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
リシン -
吹付けリシン仕上げ チップ径5.0mm寒水石(5厘)入り 源氏鼠(げんじねず)つや消し仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
スタッコ -
スタッコ吹き放し仕上げ チップ径8.0mmの源氏鼠(げんじねず)つや消し仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
吹付けタイル -
吹き放し小玉 チップ径5.0mm 源氏鼠(げんじねず)つや消し仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
吹付けタイルヘッドカット -
チップ径8.0mm 中玉ヘッドカット仕上げのイメージ 源氏鼠(げんじねず)つや消し仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
マスチック -
マスチックローラー中目 微弾性フィラー下塗り(固め) 源氏鼠(げんじねず)仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
ブリックタイル -
中毛ローラー塗り替え 源氏鼠(げんじねず)平塗り仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
コテ仕上げ -
コテ押さえ 扇模様 源氏鼠(げんじねず)中毛ローラー塗り替え 源氏鼠(げんじねず)平塗り仕上げのイメージ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
櫛目模様 -
長毛ローラー塗り替え 源氏鼠(げんじねず)平塗り仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
艶有り -
源氏鼠(げんじねず)艶有り 吹付け仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
半艶 -
源氏鼠(げんじねず)半艶 吹付け仕上げ
- 「95-50D」源氏鼠(げんじねず)
艶無し -
源氏鼠(げんじねず)つや消し 吹付け仕上げ
塗料・塗装色見本 「95-50D」源氏鼠を外壁材の種類別に塗装したイメージを掲載していますが、おおよそのイメージになります。
95-50D源氏鼠(げんじねず)を使った外壁・屋根の塗装工事のお見積りはこちら
「95-50D」源氏鼠(げんじねず)を使った外壁や屋根の塗装工事は「名古屋の塗装専門店」小林塗装にお任せ下さい。
塗料・塗装色見本 筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、「95-50D」は、“源氏鼠(げんじねず)”の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで多くの現場に携わり、30年以上に亘り培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。




