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日塗工番号 19-40B 草灰色(ツァオホイス)

日塗工番号 19-40B
マンセル値 10YR4/1(=黄赤)
RGB RGB(101,89,80)
トーン 暗い灰色(近無彩色)
色票
色名 草灰色(ツァオホイス)

※色名については、確実ではなく、近似色の名前を表示している物もあります。また、色票や色名が登録されていないものは空欄となります。

「19-40B」草灰色(ツァオホイス)を使用した
塗装工事の見積りは無料です

塗料・塗装色見本 19-40B について

日塗工番号「19-40B」は、“草灰色(ツァオホイス)”に近い、落ち着きと深みをあわせ持つ灰みの茶系色です。

草灰色は、中国の伝統的な色名に由来し、日本では「草木灰(そうもくばい)」とも呼ばれています。草木灰とは、草や木を燃やした後に残る灰のことで、生成りのような優しいベージュがかった暗いグレーが特徴です。


日塗工番号「19-40B」草灰色(ツァオホイス)|塗料色見本




19-40B 草灰色 日本と中国に息づく色文化


草灰色(ツァオホイス)は、はるか昔から、中国など東アジアの暮らしの中に溶け込み、人々の身近な色として愛されてきました。染色の世界では、草木や薬草を燃やした灰を用いて、糸や布に深みと落ち着きを与える色合いを生み出し、陶器の釉薬としては、やわらかな艶と自然な発色を引き出す重要な役割を担ってきました。
また、建築の装飾や日用品にも幅広く用いられ、その控えめながらも奥行きのある表情は、住まいの空間に静かな存在感を与えてきたのです。
日本においては「草木灰(そうもくばい)」と呼ばれ、古来より染料の媒染材や釉薬の素材として重宝され、四季折々の暮らしや職人技の中で受け継がれてきました。
日塗工番号「19-40B」は、この自然由来の落ち着きとぬくもりを持つ色彩美を、現代建築の外壁や屋根にふさわしい形で再現した色であり、伝統とモダンデザインの橋渡しをするような存在感を放っています。


19-40B 草灰色 色彩心理と外観デザイン効果

草灰色(ツァオホイス)は、自然由来の灰色系カラーの中でも、わずかに温かみを帯びた独特のニュアンスを持っています。
この色は、視覚的に強い刺激を与えることなく、静かな安心感や穏やかな落ち着きをもたらす効果があります。無彩色のグレーに比べ、草木灰に由来する淡い茶色味が加わることで、冷たすぎず、どこか人肌のようなやわらかさを感じさせます。
そのため、外壁や屋根に採用すると、建物全体の印象を「上品で控えめなのに存在感がある」佇まいに導くことができます。

また、草灰色は光の当たり方や周囲の景観により、多彩な表情を見せるのも特徴です。晴れた日には優しく明るい灰色として、曇天や夕暮れ時にはしっとりと深みを帯びた色合いとして映り、季節や時間によって趣が変化します。
こうした変化は、住まいに「飽きのこない魅力」を与えると同時に、経年による色褪せや汚れを比較的目立ちにくくする利点にもつながります。

心理的な面では、草灰色は「信頼感」「安定感」「調和」を象徴する色なので、周囲の人にも穏やかな印象を与え、住む人にも心地よい安心感を与えてくれるため、長く住み続ける住まいの色としておすすめの色です。



「19-40B」草灰色(ツァオホイス)の活用シーン

「19-40B」草灰色(ツァオホイス)は、その落ち着きと温かみを兼ね備えたニュアンスから、幅広い建築スタイルに馴染む万能な色として高く評価されています。
例えば、和風住宅では、木部や瓦との相性が抜群で、門まわりや格子、破風板などと調和しながら、住まい全体を上品に引き締めます。
一方で、洋風やクラシックモダンな住宅では、レンガ調サイディングや石積み調外壁とのコントラストが際立ち、落ち着いた高級感を演出します。
また、モダンスタイルの建物では、ガルバリウム鋼板やコンクリート打ち放しとの組み合わせで、スタイリッシュかつ洗練された印象を強調できます。

さらに、この色は外壁だけでなく、屋根や付帯部にもおすすめです。
特に、カラーベスト・コロニアル屋根、セメント瓦、モニエル瓦、瓦棒屋根、破風、鼻隠し、付け柱、樋など、経年変化が目立ちやすい部位に採用すると、色あせや汚れを巧みにカバーしつつ、重厚感のある美しい仕上がりを保ちやすくなります。
外構や門柱、フェンス、ウッドデッキなどにも自然に馴染み、景観全体の統一感を高める効果も期待できます。



>19-40B 草灰色 艶感と塗装時の注意点

日塗工番号「19-40B」草灰色(ツァオホイス)の魅力を最大限に引き出すには、艶感の選び方が重要です。
外壁や屋根塗装で使用する場合は、艶消し〜7分艶程度がおすすめです。艶感を抑えることで、草灰色特有の自然な落ち着きや奥行き感が際立ち、光の反射をやわらげて上品な印象を与えます。
逆に艶が強すぎると、金属的な光沢が前面に出てしまい、柔らかな雰囲気が損なわれる場合があります。

付帯部分(破風板、雨樋、幕板、手すり、鉄部など)に使用する場合は、3分艶〜艶有りを選ぶと良いでしょう。適度な光沢が部材の輪郭を際立たせ、外壁全体のバランスを引き締めます。
ただし、鉄部や木部に塗装する場合は、下地処理を丁寧に行うことが不可欠です。旧塗膜の剥離やサビを除去し、適切な下塗り(防錆プライマーや木部用下塗り材)を施すことで、仕上がりの美しさと耐久性が大きく向上します。

また、草灰色は自然光や照明の影響で色味の見え方が変わりやすい色でもあります。
そのため、塗装前には必ず現地で色見本板を確認し、朝・昼・夕方など異なる時間帯で色の印象を比較してから最終決定されることをおすすめします。
この一手間が、施工後の満足度を大きく左右します。



「19-40B」草灰色(ツァオホイス)の建物スタイル別配色提案

草灰色(ツァオホイス)は、自然素材とも人工素材とも相性が良く、和風・洋風・モダンのいずれのスタイルにも応用しやすい万能カラーです。
ここでは、外壁塗装・屋根塗装における建物スタイル別のおすすめ配色例を紹介します。


1. 和風住宅との組み合わせ

伝統的な瓦屋根や木部との調和が得やすく、自然景観にも溶け込む草灰色は、和風住宅の外壁にぴったりです。
外壁を草灰色に仕上げ、破風板や雨戸は濃い墨色(N-20)で引き締めると、落ち着きと高級感を兼ね備えた和の趣が引き立ちます。
玄関まわりには、木目調や自然石を取り入れると、さらに温かみのある仕上がりになります。


2. 洋風・クラシックスタイルとの組み合わせ

草灰色は、洋風住宅の上品なベースカラーとしても活躍します。
特に、灰白色(19-90A)やアンバーホワイト(19-80B)などベージュ系とのツートンにすると、優雅で洗練された雰囲気になります。
また、窓枠やバルコニー手摺りにホワイト系の色を組み合わせることで、クラシカルな洋館風の表情も生まれます。 また、外構やフェンスに黒系アイアンを採用すると、全体が引き締まりつつ高級感が増します。


3. モダン・スタイリッシュスタイルとの組み合わせ

シンプルモダンや都市型住宅では、草灰色の持つ深みを活かした配色が効果的です。
外壁全体を草灰色で統一し、アクセントにチャコールグレー(N-30)やブラック(N-10)を取り入れると、洗練された都会的な印象に仕上がります。
また、玄関ドアやガレージシャッターに木目調を加えることで、冷たくなりすぎず、程よい温もりをプラスできます。


4. ナチュラル&北欧スタイルとの組み合わせ

草灰色は、木目や石材などの自然素材と非常に相性が良いため、ナチュラルテイストや北欧風デザインにもマッチします。
外壁を草灰色でまとめ、屋根や付帯部に明るいホワイト(N-90)を配すると、軽やかで清潔感のある北欧住宅の雰囲気に。
玄関まわりやウッドデッキに赤みのある木材を組み合わせれば、温もりと優しさが一層引き立ちます。



19-40B 草灰色について まとめ

日塗工番号「19-40B」草灰色(ツァオホイス)は、自然の落ち着きと上品な重厚感を兼ね備えた外壁カラーです。全体に使えば品格ある印象に、部分的に使えば外観を引き締める効果があります。
汚れが目立ちにくく、ベージュやホワイト、木目調など幅広い色と好相性で、ナチュラルからモダンまで様々な住宅スタイルにマッチします。
また、マットな質感や低汚染性塗料と組み合わせれば、見た目と機能性を長く保てるのも魅力です。