

塗装屋=ペンキ屋? 細分化される塗装工事の仕事
建物を新築するとき、あるいはリフォームや改装工事を行うときに必要となるのが塗装工事です。
物体の表面に塗料を塗って覆い、それを美しく見せたり、風雨や日光などから保護したり、あるいは錆を防ぐなどの役割を果たします。
もちろん、塗装するのは建物だけでなく、車や日用品など、私たちの身の回りにあるほとんどのものに塗装処理が施されています。
つまり、私たちは常に塗装に触れていることになります。
そんな身近な塗装ですが、ここでは主に建物の外壁塗装工事について紹介していきます。

「塗装工事とはどのような仕事なのか?」
「基本的な仕事の進め方は?」
「塗装方法にはどんなものがあるか?」
など塗装工事の基本を「名古屋の塗装店」小林塗装がざっくりお伝えします。
- ・塗装工事の基本的な工程を9つ、各工程で使用する道具や作業上の注意点
- ・外壁塗装における3つの作業工程と使用する道具、作業上の注意点
- ・塗装工事で使用する建築塗料6種類 それぞれの特徴
- ・塗装工事において持っていると良い資格5選
1. 塗装屋=ペンキ屋? 細分化される塗装工事の仕事
塗装工事とは、一般住宅から高層ビル、巨大インフラまで、様々な建築物の外壁や内壁、屋根、床に塗料を塗ったり、吹き付けたりする作業の事を言います。
建築物の仕上げには欠かせない重要な作業と言えます。
塗装工事は単に着色してきれいに見せるためだけではなく、建築物を雨や紫外線から守る役割も果たし、建築物を長持ちさせることに貢献します。
この塗装工事を請け負う専門技術職が塗装業です。
俗に「ペンキ屋」とも呼ばれますが、これはとても広い意味を表し、「ペンキ屋」の一言には多くの専門職が含まれます。
一般的に建築塗装業界では、仕事の内容によって細かく呼び名が分かれています。
その一例を挙げます
- ・ 吹き付け塗装専門=「ガン屋」
- ・ 橋梁の鉄骨塗装専門=「コツ屋」
- ・ 新築ビルや新築マンションの塗装専門=「野丁場」
- ・ 一軒家の塗装専門=「町家」
- ・ 家具木工塗装専門=「塗師屋」
さらに、自動車の板金塗装に従事する専門職の場合も、広い意味で「ペンキ屋」に属することになります。 ですから、ひと口に「塗装業=ペンキ屋」と言いましても、建物の外壁塗装の職人とは限りません。
2. 塗装工事の基本的な工程とは?
塗装工事は、美観のためだけに行うものではなく、保護や耐久性を向上させる‥といった目的がありますが、塗装する目的の多様化に伴い、その重要性も増しています。
ですから、1種類の塗装材料で作られる塗装皮膜だけでは全ての目的を達成できない事も増えています。
したがって、様々な性能を持つ塗料を“積層的”でなおかつ “複合的” に組み合わせ使用する事で、より多くの目的を達成する複合皮膜を形成する工法が取られる事になるので、それだけ塗料に関しての高い知識と多くの経験値が求められます。
これらの事情を踏まえ、外壁塗装は下記のような工程を経て行われます。
外壁塗装工事は素地(被塗装面)の種類によって工程の内容が変わってくる事です。
一般的な作業手順である1.足場仮設→2.足場養生→3.高圧洗浄・素地調整→4.外壁補修→5.養生作業→6.下塗り→7.上塗り→8.点検・足場解体を順にお伝えします。
建物の外壁塗装を行う場合、まずはその外壁の周囲に足場が設置されます。
作業を安全、かつスムーズに行えよう、現場に合った足場を組み立てます。
足場設置後、その周囲を飛散防止ネットやメッシュシート、養生を行います。
これは近隣の民家などに、外壁を洗浄する際の水の飛散や塗料の飛散を防ぐために行います。
足場を組み、養生作業を終えても、すぐに塗装作業に入ることはできません。
まずは素地を塗装にふさわしい状態にする作業を行います。
これを素地調整と言います。
加えて、上で紹介した「素地調整」は、基本的に以下の4つの作業があります。
外壁塗装 素地調整基本的な4つの作業 | |
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錆び落とし(錆び取り) | 特に金属への塗装を施す場合に、ワイヤブラシやスクレイパーなどで錆びを落とします。 |
旧塗膜の除去 | 塗料用リムーバーなどいった剥離剤を使用したり、ディスクサンダーなどの機械を使って古い塗膜を除去したりします。 |
汚れ・油脂の除去 (脱脂・洗浄) | ノズルから高圧水が噴射される高圧洗浄機を使い、ホコリや汚れを洗い流し、粉化した塗料を除去します。 洗浄後は24〜48時間乾燥させます。 |
素地面の平滑化 | 塗装面の凸凹を取り除き、平滑化させるために、ひび割れした個所や傷のある個所にパテを充填させるなどの作業を施します。 |
以上の素地調整作業は、素地の素材の違いによって適切な作業が選択されます。
次に素材の違いによる素地調整のポイントについてお伝えします。
金属に塗装する場合、まず素地調整として表面の錆び落としが行われます。
研摩紙や研摩布、スクレイパー、ディスクサンダー、ワイヤブラシなどを用い、表面の錆びと劣化した旧塗装面を除去します。
その後、ショットブラスト装置、サンドブラスト装置などを使い、素地を均質化し、高圧洗浄機によって入念に洗浄します。
金属の素地は、鉄鋼材と非鉄金属に分けられます。
鉄鋼材は塗料が付着しやすい反面、錆びやすい特徴があります。
逆に、非鉄金属は錆びにくく、塗料が付着しにくい特徴があります。
したがって、鉄鋼材は防錆機能の向上がポイントとなり、化学処理を施して錆びにくい表面にしてから塗装するなどの作業を行います。
非鉄金属は塗料の付着性の向上を目指し、表面を化学的に粗くする化学処理などを行ってから塗装します。
塩ビ製品は錆びませんが、塗料が付着しにくい素材です。
塩ビ製品は金型から作りますが、その金型から取り外す時に使う離型剤が表面に残っています。
この離型剤が残ったままだと塗料が付着しにくいのです。
そのため塩ビ製品の素地調整は、この離型剤を除去と表面の活性化が目的となります。
具体的にはイソプロピルアルコールなどで表面を拭き取る方法、薬品に漬けて洗い流す方法、光を照射して表面を最適な状況にする方法などが用いられます。
木材は表面が柔らかいため、表面を平滑化させることが大切です。 50℃位の湯を刷毛で塗って、それをウエスで拭き取るお湯拭きを行い、それを研摩紙や研摩布などで研摩します。
その際、打ち傷の跡(ヘコみ傷)などがある場合には、その個所を湿ったウエスなどでやわらかくし、その上からアイロンで温めると凹み傷が目立たなくなります。
日焼けがある場合は、これらの作業の後で漂白剤を複数回塗り、それを再度湯で濡らしたウエスなどで拭いて薬剤をきれいに除去します。
コンクリートやモルタルの場合、含水率の確認が大切です。
新設されたものであれば、含水率が10%程度に下がったことを確認してから、作業に入ります。
含水率の高い状態で作業すると、経年変化で塗装面が膨れてきたりします。
リフォームなどで塗り替えする場合には、まず高圧洗浄機で汚れや古い塗膜をきれいに除去します。
その後、劣化した部分や割れた部分の補修を行います。
特にひび割れた個所などは、シーリング材などを充填したのち、弾性パテで表面処理します。
外壁補修とは、建物の壁を補修・修理する工事のことで、ひび割れ補修、シーリング処理、サイディング、トタン、タイル張替えなどが該当します。
外壁塗装は、塗料を1回塗って完成するわけではなく、何層にも塗り重ねていきます。
その一番下の層、つまり塗料と素地を密着させる接着剤としての役割を果たすものが下塗りです。
外壁の材質や上に塗る塗料の違いによって使用する塗料が変わり、主にシーラー、プライマー、フィラー、サフェーサーの3種類があります。
これらの違いは色々な見解がありますが、シーラーとプライマーはほぼ同等のものと考えて良いかと思います。
シーラーは「seal」=「接着する・密封する」、プライマーは「最初の」という英語が語源となっている言葉です。
どちらも「最初に塗る塗料」の通称で、その上に塗る中・上塗りと素地との密着性を高める役割があります。
つまり、シーラーやプライマーが、素地と上塗り塗料との両面テープのような役割を果たすことになります。
加えて、傷んでいる素地は塗料を吸い込んでしまう性質があります。そのため、シーラーやプライマーを吸収させ、上塗り塗料の吸い込みを抑制させる役割も果たします。
フィラーは、主にモルタルの事です。
外壁面にクラックがある場合などに使われる外壁下塗り材です。
また、モルタル素地に凸凹があったり段差があったりするとき、それを平滑化するために使われます。
素地の凸凹を覆い隠すため、フィラーは厚く塗られます。 そのため、ウールローラーの3〜4倍の塗布量がある砂骨(さこつ)ローラーが使われる事があります。
なお外壁の劣化が激しい場合は、シーラーを塗って脆弱な外壁下地を整えてフィラーを塗る場合もあります。
フィラーは水性タイプのみで、油性タイプはありません。
通常、上塗りは2回行います。
したがって塗装作業は、①下塗り、②上塗り1回目(中塗り)、③上塗り2回目(仕上げ)の3回となり、中塗りと上塗りは同じ塗料を使うのが一般的です。
これによって塗料の塗りムラを防ぐことができます。
上塗りが終了したあとは、塗装のチェックをして足場が解体されます。
3. 外壁の塗装方法にはどんなものがあるの?
塗装工事の代表的な工事である外壁塗装は、仕上がりを美しくすると同時に、防水や耐久性の向上などの目的があるとお伝えしましたが、本来塗装に期待される目的を達し、機能を発揮させるためには、素地と塗料の間に隙間があったり、塗膜に穴や弾きなどの欠陥があったりしてはなりません。
そのうえで、実際の塗装方法は、これまでにさまざまな方法が試され、より簡単に、効率的に、そして美しく塗れるように進化してきました。
現在、建築塗装の塗装方法は大きく2つの方法に分類されます。 1つは塗料を刷毛やローラーで塗っていく方法、もう1つは塗料を微粒子の霧状にして物体に吹き付ける方法です。
それぞれは具体的な塗装方法にさらに細分化されます。
それぞれの方法を分かりやすく説明します。
現在外壁塗装や屋根塗装では、刷毛塗り、ローラー塗りが主流です。
刷毛塗りは、非常に歴史のある塗装方法で、現在でも塗装職人の基本技術のひとつです。
適用範囲が広く、簡単に、効率的に、どのような場所にも使える塗装方法です。
誰もが簡単に塗れる方法ですが、それだけに熟練したプロの技術が光り、建物の外壁塗装工事にもこの方法がよく使われます。
3-1-2 刷毛の種類について塗装工事で使われる主な刷毛の種類についてお伝えします。
- ・ 寸胴刷毛=毛先が平らになっている刷毛で、大きな面積を塗る際に使用します。
- ・ 筋交い刷毛=柄が斜めになっている刷毛で、仕上げの塗りに使用します。
・ 目地刷毛=毛先が細くて幅の小さい刷毛で、平刷毛よりも柄が長くなっています。
狭い目地や隅の部分など、普通の刷毛で塗りにくいところを塗るのに便利です。・ 隅切り刷毛=端や狭い部分などの仕上げ用刷毛です。
また、刷毛の形状だけでなく、刷毛の毛材も様々な種類があります。
- ・ 馬毛=弾力性・柔軟性に優れ、適度な腰があるために広く使われています。
- ・ 豚毛=豚毛は、馬毛よりも硬く腰のある毛質です。高粘度の塗料に適しています。
- ・ 山羊毛=山羊の尾の毛は腰があり、耐久性にも優れるため、高級刷毛に使用されます。
・ 化学繊維=化学繊維は、水性、弱溶剤塗料用の刷毛としてよく使用されます。
化繊は、獣毛に比べて耐薬品性、摩耗性が優れています。
ローラー塗り工法とは、ローラーを使用して塗装する方法です。
ローラーは一度に広い面を塗れるため、住宅の外壁などの塗装によく使われます。
仕上がりの平滑性は刷毛塗りに劣りますが、1日の作業スピードは刷毛塗りの約3倍、高効率の塗装作業を実現します。
ローラーの種類について | |
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ナイロン繊維ローラー (ナイロン・ポリエステル編み物) | 大面積の外壁塗装に適しています。 ローラー価格が安い、塗料の含みと吐き出しに優れているので作業性が良い‥といったメリットがあります。 |
アクリル繊維ローラー (アクリル・ポリエステル編み物) | 大面積の外壁塗装に適していおり、塗料の含みと吐き出し、耐溶剤性、耐久性に優れています。 |
ナイロン繊維+二次加工織物ローラー | 耐久性と作業性に優れる外壁用に適したローラーです。 |
マルチフィラメントローラー(ポリエステル織物) | 最近職人の中で一番人気がある塗装用ローラーです。 水性塗料、弱溶剤塗料を使用した内装、外装、鉄部、木部の仕上げ塗装に適しています。 |
マイクロファイバー+ナイロン繊維(混紡)ローラー | 無泡タイプで抜け毛が少ない外装用に適した塗装用ローラーです。 |
吹き付け工法は、塗料を霧のような微粒子にして物体に吹き付ける方法です。
吹き付け‥とも呼ばれます。代表的なものはエアレススプレー塗装です。
エアスプレー塗装とは、エアスプレーガンを使用した塗装です。
エアスプレーガンとは、エアコンプレッサで圧縮した空気と液体塗料を混合させ、霧状にして吹き出すことができる塗装用機械です。
一気に広い範囲の塗装をすることができるので、大きな家やビルなどの塗装に適しています。
時間的にも作業効率が良く、職人による力量の差も少ないと言われています。
エアレススプレーは、塗料自体に圧力をかけて小さな噴射口から飛ばします。
塗料を小さな口から出すことで微粒化します。
電動駆動やエンジン駆動式のタイプがあります。
4. 建築塗料には一体どういった種類があるの?
建築塗料には様々な種類があり、その種類も色々あります。
外壁塗装の場合、その品質や価格を左右するのは塗料のグレードです。
このグレードによって耐久年数が変わってきますが、購入する際は、価格だけでなく塗料の特徴も踏まえて選ぶ必要があります。
それぞれの建築塗料の特徴を順にお伝えします。
アクリル塗料は、作業性が良く、色をくっきり見せる事ができる発色性がとても良い塗料です。
材料コスト面では最も優れていますが、紫外線に弱く、期待耐用年数は4〜7年と短めです。
価格を抑えてリーズナブルに塗り替えたい場合や、短期間で次の塗り替えを計画している場合などにアクリル塗料はおすすめです。
ウレタン塗料は、アクリル系塗料よりも防水性と耐水性に優れています。
用途の範囲も広く、戸建住宅の付帯部分を中心に幅広い建物で使用されています。
耐用年数は8〜10年とコストパフォーマンスにも優れています。
シリコン塗料は、「シロキサン結合」と呼ばれる結合から成る塗料です。
ウレタン系塗料よりも耐久性、耐候性、仕上がりの良さに優れています。
シリコン塗料の耐用年数は8〜15年と比較的長く、コストパフォーマンスも良い塗料で、施工実績が豊富です。
ラジカル制御塗料は、シリコン塗料に変わって主流になりつつある、現在最も人気の建築仕上げ塗料です。
塗膜の劣化原因であるラジカルの発生を抑制する酸化チタンと光安定剤(HALS)が含まれている塗料で、チョーキングや防汚性が高く、コスパが良い塗料として注目されています。
フッ素系塗料の耐用年数は15〜20年と長く、耐候性、撥水性にも優れています。
美しい光沢も魅力です。
一度の工事価格は高くとも、結果的に建物のライフサイクルコストの削減に繋がります。
また、フッ素樹脂には「3フッ化型フッ素樹脂」と「4フッ化型フッ素樹脂」があり、「3フッ化型」は紫外線に弱いので、耐久性は4フッ化型の方が高いです。
無機塗料は、約20年という最も優れた耐久性を持つ最高級の塗料です。 塗料の価格が高くても非常に耐候性が優れ20年以上持つので、外壁塗り替えに採用するとメンテナンス費用が大幅に削減できます。
この他にもセラミック系塗料、光触媒塗料、遮熱塗料‥様々な種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
5. 塗装工事の仕事には、どんな資格が必要なの?
塗装業は、特別な資格が無くても工事を請け負うことができます。
しかし、他の塗装業者と競合となった場合は、国家資格は大きなアピールポイントと言えます。
塗装技能士とは、塗装に関する知識や技能を有していると証明される国家資格です。 塗装技能士には、1級〜3級があり、1級受験資格は7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験が必要です。(受験者の最終学歴によって、必要な実務経験年数が異なります)
2級の受験資格は、実務経験2年以上、または3級合格者(最終学歴により実務経験が不要になる)となっています。3級の受験資格は不問です。
1級と2級は、学科試験で塗装一般、材料、色彩、関係法規、安全衛生が試験内容です。 選択科目には木工塗装法、建築塗装法、金属塗装法、鋼橋塗装法、噴霧塗装法があります。
加えて、実技試験として木工塗装作業、建築塗装作業、金属塗装作業、鋼橋塗装作業、噴霧塗装作業から選択となります。
安全衛生責任者とは、建設業または造船業(特定事業)の現場において、事業者の代表として現場の安全に関し、責任を負う職業の事です。
有機溶剤作業主任者は、有機溶剤を取り扱う仕事をする際、現場で作業方法を決めたり、作業の指揮をしたりする責任者の事です。
足場作業主任者は、吊り足場、張出し足場又は高さが5m以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業を行う場合において労働災害の防止などを行う職務です。
受講資格は、足場の組立て、解体又は変更に関する作業に3年以上従事した経験を有する者 学校教育法による大学、高等専門学校又は高等学校において土木、建築又は造船に関する学科を専攻して卒業した者で、その後2年以上足場の組立て、解体又は変更に関する作業に従事した経験を有する者が該当します。
高所作業車運転技能講習は、作業床高さ10m以上の高所作業車の運転作業に従事する方は、労働安全衛生法に基づく運転技能講習を修了しなければならない事が義務付けられています。
なお、高さ10m以下の場合、「高所作業車の運転の業務に係る特別教育」が必要です。
フルハーネス特別教育は、高さ2m以上の場所で作業床(道板・踏板)を設けることが困難な場所の高所作業を行う際、必要な特別教育です。
作業床を設けている場所での作業を除き、高所作業に携わる全ての作業員は、この特別教育を修了しなければいけません。 ただし、作業床の定義については関係法令でも明確化されていません。
6. 塗装工事って、どんな仕事? 建物の外壁塗装の基本知識 まとめ
塗装作業は一見誰にでもできて、簡単な作業のように見えます。
しかし、キレイで耐久性のある塗装にするためには、専門的な高い技術力が求められます。
ですから、塗装に対する知識、職人の腕の良し悪しが如実に現れる仕事です。
そうした点から、塗装のプロを目指すのであれば、自らの技能を日々高める研鑽が必要となってきます。
また、塗装工事は建築の最終段階で行われる重要な作業です。
特に納期ギリギリの工程で進む場合、塗装の工程は時間のとの戦いになることも多く、それに伴ってせっかく大工さんがきれいに建物を建てたとしても、塗装が悪ければその建物の評価は台無しとなってしまいます。
それだけ、塗装は建物の評価を左右する重要な仕事と言えます。
丁寧な仕事、こだわりの外壁塗装工事なら小林塗装にお任せください。
上質な仕上がり感の外壁塗装をお求めのお客様は、『名古屋の塗装店』小林塗装にお任せください。
お客様の希望に沿った品質本位でお値打ち価格の塗装工事を施工します。

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコンテンツ作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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