

しつこい 外壁塗装訪問販売の上手な断り方
今回は、外壁塗装の訪問販売の断り方を「名古屋の塗装店」小林塗装が伝授します。
お客様のあいまいな態度は訪問販売業者の思うツボです。
「しつこく契約を迫ってくる訪問販売業者の営業トークから、上手く逃れたい!」というお客様はぜひご覧ください。
- ・外壁塗装の訪問販売の断り方
1. 外壁塗装の訪問販売の断り方「契約する気はない」とはっきり伝える
まずはじめに「契約する気はない」とはっきり伝える事が、悪徳業者との最初の接点で断ち切る有効な方法です。
もし、外壁塗装の訪問販売の営業マンが家にやってきて、言葉巧みな営業トークを始めたら、まず初めに返す刀で「契約する気はない」と毅然とした態度で明確に伝えましょう。
もし、断る言葉が見つからず、断りづらい場合は、「ほかの業者に工事を依頼している」と伝えるのも有効です。
それでも引き下がらずにしつこい場合は、「消費者センターに相談する」と、はっきり大きな声で言いましょう。
こういった場合、消費者センターの相談受付時間内でしたら、すぐにお客様の話を聞いてもらえる為、有効な方法だと言えます。
なお現在の法律では、一度断ったお客様への再訪問は禁止されていますので(特定商取引法第3条2項)、その業者が再度訪問して来たら警察を呼ぶといった対処も行なう事ができます。
最も根本的な方法にはなりますが、そもそも玄関ドアを開けないのが最善です。
もし可能でしたら、インターホン越しにきっぱりと断りましょう。
そこで絶対、訪問販売業者に言ってはいけない断り方は
「あと数年でこの家は建て替える予定だから、リフォームする必要はありません」などです。
こういった言い回しは、体良く断っている様な言い方ですが、絶対に口にしてはいけません。
なぜなら、訪問販売業者に「この家はお金を持っているかも」と思わせたり、「別の方法で営業するきっかけ」を与えてしまうからです。
訪問販売業者に『お金を持っているかも』と思われてしまった場合、次の日から新築やリノベーションの訪問販売員が続々とやってきます。
こういった訪問販売業者には独自のネットワークがあるのか、同じ営業会社や関係のある会社の人が来ているのかは定かではありませんが、そういった事が起こりえます。
2. 外壁塗装の訪問販売の断り方2. 根掘り、葉掘り、細かく質問をする
悪徳業者には、逆にこちらから質問攻めにするのも良い方法かと思います。
悪徳業者には、逆にこちらから質問攻めにするのも良い方法です。
悪徳な訪問販売業者の外壁塗装に関する知識量や経験を測る様な、細かい質問を何度も繰り返し行っているうちに、悪徳業者が答えに窮する流れになる可能性が往々にあります。
具体的には、「断熱塗料が気になるんだけど、一体どんな性質なのか?、断熱塗料のメリット、デメリットを詳しく教えて欲しい」などと聞いてみましょう。
断熱塗料は価格は高いのですが、様々な機能を持っているので、以前から話題になっている塗料です。
こういった断熱塗料の性質をお客様にちゃんと説明できない様でしたら、まともな営業マンではないので、断りましょう。
もし、外壁塗装の見積り提示の段階まで話が進んでいるなら、使用する塗料の性質や塗装の作業工程、工事に対するリスクなどについて細かく確認してください。
百歩譲って、訪問販売会社なのでセールスする塗料の知識がないのはありえない話ではないですが、こういった内容の話をしっかりお客様に説明できなければ、そもそもがまともな営業マンではありません。
ちなみに、もっと効果的な撃退方法は、その営業マンに対して、根掘り葉掘り、外壁塗装と全く関係の無い、人柄の質問をするのも有りだと思います。
例えば、「ところで、~さんの最終学歴は?」、「どうして、この外壁塗装業界に入ったの?」、「この仕事に対する思いは?」、「勤務時間」、「最近仕事で嫌だった事」、「営業ノルマ」、「給与体系」、「家族構成」、「休日の過ごし方」などとにかく悪徳営業マンの嫌がりそうな質問を上から目線でずら~っと羅列して撃退しましょう。
もしも営業マンが感情的(逆切れした状態)になったら、落ち着いてすぐ地元警察の地域課に訪問販売業者が退去せず困っているといった旨で電話しましょう。絶対にその営業マンは、トラウマになるはずです。
(その際、お客様は悪徳な営業マンに対して、早くそんな胡散臭い仕事は辞めて、真っ当な仕事に就いてください。などといった慈愛の気持ちを持って対応する事が肝要です。また、お客様もその様な経験を積む事で度胸が付きます。)
3. 外壁塗装の訪問販売の断り方3. 居留守をする
3つ目は居留守をすることです。繰り返しになりますが、訪問販売の被害に遭うリスクを回避するためには、営業マンと話さないことが一番です。
営業マンと話さなければ巧妙な手口に引っかかる危険性はありません。
ですから、訪問販売の営業らしき人がインターホンを押してきた場合は、留守を装って防ぎましょう。
その際、居留守する時間は約2~3分程度がおすすめです。
4. 外壁塗装の訪問販売の断り方4. 無料点検、キャンペーンには応じない
突然来た外壁塗装の訪問販売業者から、無料点検やキャンペーンをすすめられても、応じないようにしてください。
また悪徳な訪問販売業者の中には、無料点検の際、わざと壁や屋根を破損させて、劣化しているようにみせる手法を使って「このままだと危険かもしれない」「早急に外壁塗装が必要」などと、不安を煽りながら営業をかけてくる場合があります。
ですから、無料点検を受けるということは、業者を一度住宅に招き入れてしまうということです。
そうなると気が弱いお客様の場合、さらに断りづらい状況になってしまうので、点検やキャンペーンには応じないようにしましょう。
5. 外壁塗装訪問販売業者がしつこい場合 断り方
訪問販売による営業担当には、どんな業種でもノルマが課せられています。
その中の外壁塗装の場合は、地域密着の地元の業者に頼むのが一般的です。
地元の外壁塗装業者も工事の契約獲得するためにチラシやホームページなど、さまざまな営業努力はしていますが、お客様が嫌悪感を抱くようなしつこい営業はしません。
通常、外壁塗装業者はお客様から依頼されない限り、遠方まで出向く訪問営業や営業電話をおこないません。
しつこい営業を繰り返す業者や遠方まで出向く訪問販売業者は、そうでもしないと工事の受注が取れないからです。
そんなしつこい訪問販売には、金銭的に余裕がない、親戚が塗装関連の仕事をしているため、他社には発注できない旨を伝えるなど、相手に付け入る隙を与えずそれ以上相手が何も言えなくなるような理由を述べるのがおすすめです。
お客様側が会話の主導権をにぎり、営業が自ら諦めて帰ってもらうことで、繰り返し営業されることを防ぐことができます。
6. 外壁塗装の訪問販売を断きれずに押し切られて契約してしまったら?
万が一、お客様が悪徳な訪問販売業者との間で外壁塗装の工事契約書にサインしてしまっても、すぐにキャンセルすれば最悪の事態は防ぐ事ができます。
まずは、消費生活センターに相談してください。
現在では工事契約から8日間はクーリングオフ期間になっている為、無条件で解約する事ができます。
まずは、訪問販売業者と取り交わした契約書を用意して、クーリングオフについての記載を確認しましたら、次の段階に進みましょう。
外壁塗装業者に「クーリングオフしたい」という意思をしっかり電話で伝え、それからハガキに必要事項を記入し、簡易書留で業者に郵送してください。
なお、クリーングオフの書類に記入する内容は、消費生活センターのホームページ内に分かりやすい図解があるので、それを参照にしてください。
外壁塗装業者に簡易書留が届く頃、再度電話して内容確認をしましょう。
悪徳な業者の場合、クーリングオフを渋る可能性もありますが、国の制度に則った契約解除の手続きなので、勇気を持って契約解除の意思を伝えてください。
7. 外壁塗装の訪問販売の上手な断り方を学んで賢く対応しましょう
外壁塗装は業者が多く、それに伴い悪徳な業者も多く、国民生活センターには毎年多くの苦情が寄せられています。
外壁塗装の料金体系や工事内容の分かりにくさ、不透明さも悪徳業者を生む一因と言えます。
悪徳な外壁塗装業者は契約を急がせます。
悪徳な外壁塗装業者は、営業トークで煽ったり、甘い言葉で勧誘したりとパターンは多彩です。
もしも強引な営業をされたら、弱気な態度は絶対にNGです。
はっきりと契約する意思が無い事を伝えましょう。
万が一、工事契約してしまったら、クーリングオフ制度を積極的に利用しましょう。
外壁塗装の訪問販売断り方の相談や安心できる塗装のことなら、小林塗装へお任せください
外壁塗装の訪問販売断り方の相談や名古屋市周辺で品質本位で信頼できる安心、お値打ちな外壁塗装の事なら、名古屋の塗装店小林塗装にお任せください。
コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラムを作成しています。
塗装工事のプロとして、外壁、屋根、室内など塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
このコラムは役に立ちましたか?
このページに関連するコラムはこちら