

外壁塗装は雨の日にできるの?
外壁塗装の工事期間中に雨が降ってしまうと、塗装の品質や工事の日程がどのようになるのか?
お客様がとっても気になる外壁塗装と雨に関する疑問について「名古屋の塗装店」小林塗装が分かりやすくお答えします。
これから外壁塗装を検討しているお客様は、外壁塗装の大敵とも言える雨が、外壁塗装の品質や工程にどのような影響を与えるのか?お客様自身でもしっかりと理解しておく必要があります。
いつも安心できる、高品質な外壁塗装をお求めのお客様はぜひご覧下さい。
1. 雨の日でも外壁塗装で、できる作業はあります。

外壁塗装に入った後、工事期間中の全日程が晴れているのでしたら、何ら問題無いのですが、例え梅雨の時期を外したとしても、工事期間中に雨が降る日が何回かあるかと思います。
基本的に雨が降った時に関しましては、外部の塗装関係の作業は全て中止します。
ただし、全ての外壁塗装の作業を中止して、その日一日は全く何もできないと言う事ではありません。
それでは一体どういった作業が行えるかと言いますと、足場の組み立て、養生シートの張り付け、高圧洗浄、雨が当たらない部分の養生作業‥は雨が降っていても進める事ができます。
2. 雨の日は、外壁塗装の関連作業は全て延期させましょう
雨の日に無理矢理、外壁塗装作業を行いますと
- 1. 塗料に雨水が付いてしまい、水玉模様の様にまだらな汚い仕上がりになってしまう
- 2. 湿度が高い状態で重ね塗りすると、後々に外壁塗装の剥離 (塗装が剥がれる事)する原因になる
- 3. 塗装の色別れ、塗装の艶斑が生じる原因になる
‥といった外壁塗装にとって重大な不具合が起こる可能性が高くなります。

しかし、同じ雨天でも小雨から土砂降りまで、雨量にかなり幅があるので、どのくらいの雨で作業を中止するべきなのか、現場での判断がとても難しい部分でありますが、基本的に外壁塗装用の塗料は雨が降っていたり、湿度が高かったりすると塗装をきれいに仕上げる事はできません。
ですから、例え雨が降ってなくても、周囲の湿度が85%以上という状態が続きそうでしたら、塗装作業は延期すべきだと判断しましょう。
なぜなら、塗料メーカーの各種カタログも塗料がしっかりと機能するための注意事項として「気温5度以下、湿度85%以上の塗装は避ける」と記載されています。
また、「降雨が予想される日の塗装」も避けるべきと記載されており、天気予報が雨だった場合もできるだけ避けた方が良いかと思います。
以前
と違って、離島でもない限りは、最近の天気予報はかなり精度が高いので、天気予報が雨の場合はまず作業を中止しておいた方がよさそうです。
現場で作業する内容によっては、例え降水確率が30%程度であったとしても、雨が降りそうであればその日の作業はしない、という会社もある様です。
3. もしも、外壁塗装の途中で雨が降ってしまったら?

外で行う外壁塗装は、塗装の作業中に雨が降ってしまう事もありますが、その際は、「どれくらいの雨で作業を中断するか?」を適切に判断する必要があります。
突然、土砂降りが降る様な天候の場合は、そもそも塗装自体を最初からするべきではないのですが、天気予報も、作業している業者さんの予想も全て外れてしまった場合は、もうお手上げ状態です。
そういった場合、雨で濡れてしまった部分は、塗装の塗り直しをする事になってしまうかと思います。
通常、外壁塗料や屋根塗料が乾燥するまで1~2時間以上掛かります。
また、弱溶剤型塗料の場合は、2~3時間ほど掛かる塗料もあります。
更に冬の場合は、通常よりも乾くのが遅くなってしまう事も度々あります。
それ以外にも朝露や夜露‥塗料の乾燥を阻害する要素は雨以外にも色々あるので、予め塗装業者にしっかりと作業スケジュールを組んでもらいましょう。
4. 雨が原因の外壁塗装の品質トラブルを防ぐ為には?
雨が原因となる外壁塗装トラブルを避けるための具体的な対応策をお客様にお伝えします。
■ 雨でも塗装するダメな業者の対応策

塗装業者が雨天でも塗装作業を強行してしまった場合、それを理由に保証内容の追加する様に交渉しましょう。
なぜなら、先にもお伝えした様に雨の時に塗装を続けると、塗装面に白化、塗膜剥離‥といった建物にとって深刻なトラブルが起こる可能性が高くなります。
また外壁塗装は、その場ですぐ塗料が剥がれ落ちる訳ではなく、数ヶ月、数年先になる場合があるので、そういった事態に対しての業者対応をしっかり充足させる必要があります。
例えば、営業マンから15年以上持つと言われたフッ素塗料で外壁塗装をお願いしたのに、数年でダメになってしまった場合、お客様がわざわざ高いお金を支払って良い塗料を選んだ意味がなくなってしまいます
もし、塗装業者が「品質に問題ないと考えて塗った。」‥とお客様に言うのでしたら、工事代金の支払前に保証内容の追加を交渉しておくと良いかと思います。
■ 外壁塗装の最中に雨が降ってしまった場合の対応策

先にお伝えしたダメな塗装業者に関する問題と違って、塗装の最中に雨が降ってしまうケースはどんな塗装業者さんでもあり得る事かと思います。
もし、塗装が乾いていない塗装面が雨水を受けてしまった場合は、塗装後の経過をしっかり確認し、「外壁塗装に異常が無いかどうか?」をお客様自身の目視で確認しておきましょう。
また、こういった状況でお客様が何か不安に感じる事がありましたら、事前に業者と相談しておく事が大切です。
なぜなら、事前にお客様が業者と相談しておく事で、雨や湿度が原因で外壁塗装に何か不具合が発生した場合でも、一般的な業者さんでしたら、ちゃんと誠実に対応してくれるからです。
5. 雨の日が続いて工期が伸びた分、外壁塗装の追加料金は発生するの?

これは、どんなお客様でも心配してしまう事だと思いますが「雨が続いて、工期が伸びてしまった場合、追加料金が発生する。」‥と言う事は外壁塗装の場合、通常ありません。
そもそも、外壁塗装は工期中に雨の日などがあると想定して工期を決めているので、悪天候も想定の内という事となります。
ただ、梅雨や台風の時期はどうしても足場や養生シートで覆われた状態が長くなってしまう事が多いので、事前に予定した工期内で終えたいお客様は、できるだけこういったシーズンを避けてスケジュールを組んでもらった方が良いかと思います。
6. 外壁塗装は雨の日にできるの? まとめ

外部で行う塗装工事は、雨の日は基本的に作業できません。
しかしもし、作業をしている最中に夕立‥にわか雨が降りそうな場合は、養生ビニールで「雨養生」を行って、塗装面に直接雨水が触れない様な状態にする必要があります。
また、梅雨のシーズンや台風シーズンに外壁塗装を行う場合、現場で作業する職人はいつも天気予報を確認しながら、雨養生‥といった対策を取って、雨を避けながら作業しています。
こういった理由で雨の多いシーズンは、工期が伸びがちになりますので、その点を事前に十分考慮して、工事を予定する必要があります。
天候を考慮した外壁塗装の事なら、小林塗装にお任せ下さい。
名古屋市周辺で、雨天‥天候を考慮した品質重視の外壁塗装を検討中のお客様は、ぜひ小林塗装にご相談下さい。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラム作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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