

塗料の適切な乾燥時間について
今回は、塗装工事を検討しているお客様に「塗料の適切な乾燥時間について」名古屋の塗装店小林塗装が分かりやすくお伝えします。
品質の良い塗装工事をお求めのお客様はぜひご覧下さい。
1. 塗料の適切な乾燥時間とは?

外壁塗装で使用する塗料の取り扱い方法は、塗料メーカーのカタログにも記載がされている標準塗装仕様を参考に、工程、塗り回数、使用量、乾燥時間、塗り重ね時間、希釈剤、希釈率、塗装方法に従って、丁寧に作業をする事が大切です。
また、各種素材、塗装の劣化状況によっても、塗装の作業内容は変わりますし、建物の築年数や修繕履歴なども含めて、被塗物の形状、塗装下地の状態、気象条件、作業条件‥にも注意しなければなりません。
更に、塗料の塗り重ねに関してましては、規定の乾燥時間(塗り重ね可能時間)を守らなければ、どんなに高級な塗料を使用しても、塗料の縮み、割れ、乾燥不良、付着不良‥といった重大な不具合が発生する事があります。
なお、この塗料の乾燥時間に関しては、水性塗料・溶剤塗料・1液型・2液型‥塗料の種類によって異なります。
さらに同じ種類の塗料でも各塗料メーカーごとに乾燥時間の表記内容は変わっているので、予め塗料外缶やカタログに記載されている、「乾燥時間目安」を参照して塗装する必要があります。
2. 各種塗料 乾燥時間の目安

基本的な塗料の乾燥時間の目安は、一般的な水性塗料でしたら気温23℃で2時間以上、弱溶剤系塗料の場合は2~4時間以上が乾燥時間の目安と言えます。
日本の四季で例えるのでしたら、過ごしやすい春や秋は塗装工事を行う上で、最も作業条件の良い季節と言えます。
ただし、もし塗料が十分乾燥しない状態で次の作業を進めてしまうと、塗装の仕上がり感が一般の客様が見ても分かるくらい悪くなってしまいます。
なお、塗料の製品カタログには「指触乾燥」という記載がありますが、塗料を塗り重ねるには、塗膜の表面と内部の両方が完全に乾燥をした状態で塗り重ねる事が大切だと言えます。
3. 塗料の乾燥過程で注意しなければならない事とは?

外壁塗装工事は、1日1工程で作業の進行させる事が一番理想的だと言われています。
(工期・作業面積・人工‥の兼ね合いで、現実的にはかなり難しいのですが。‥‥)
急いだ塗装作業は間違いなく、品質の不具合に繋がります。
なぜなら、塗料は既定の乾燥時間と塗布量をしっかりと守らなければ、塗料の耐用年数を保持する事ができないからです。
もし、塗料が十分乾燥しないまま、次の塗装を行うと塗膜の内部が完全に乾燥していないので、塗料の中膿み(塗装の表面だけ乾燥して、中がしっかり乾燥せず塗膜の内部に溶剤が残ったままで、軟らかい状態)、層間剥離(塗料と塗料がしっかり密着していない状態)リフティング(十分硬化していない塗膜を上塗りの溶剤で溶かしてしまい塗膜が縮れてしまった状態)‥といった重大な不具合に繋がります。
これらの事を知ると、品質の良い塗装工事にするためには、塗料の乾燥時間はとても重要なので、乾燥時間を必ずしっかりと守らなければならないという事は、十分理解してもらえるかと思います。
4. 外壁塗装 理想の塗装工程について

塗料の乾燥過程の例外として、著しく吸い込みが激しい下地は、既定の乾燥時間が経過する前に、塗り重ねても問題ありません。
なぜなら、経年劣化した脆弱な塗装下地は、問題なく塗装できる状態になるまで、素地調整や下塗りで良好な下地を作らなければなりません。
さらに建物の状態はそれぞれ異なりますし、建物の構造や立地条件でも大きく左右されます。
塗装工事は、この様な塗料の乾燥時間に対する重要性をしっかり理解した業者に依頼する事が大切です。
高品質な塗装工事の事なら、小林塗装へお任せ下さい。
名古屋市周辺で塗料の乾燥時間を守った高品質な塗装工事をお求めのお客様は、「名古屋の塗装店」小林塗装へご相談下さい。
塗料の使用条件を守った、丁寧で品質本位の外壁塗装を行っています。
塗装工事の提案とお見積りは無料です。ぜひお気軽にご相談下さい。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラムを作成しています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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