外壁塗装の塗装回数について
外壁塗装を行う際に、仕上がりの美しさや耐久性をしっかりと確保するためには、どのような塗料を使用するかだけでなく、「何回塗り重ねるか」という塗装回数がとても大きな役割を担っています。
この塗装回数や工程の丁寧さが、工事後の塗膜の持ちや見た目の美しさに直結するため、適切な回数で作業を行うことは外壁塗装において非常に重要なポイントと言えます。
今回は、そうした外壁塗装の品質をきちんと保つために欠かせない塗装回数について、「名古屋の塗装店」小林塗装がこれまでの豊富な経験を基にできるだけわかりやすくお伝えします。
「外壁塗装は基本的に何回塗りなのか?」「塗る回数が違うと何が変わるのか?」「見積りを見るときにどこを確認すべきか?」といった点を知りたいお客様は、ぜひ参考にしてください。
1. 外壁塗装の見積書には、塗装回数をきちんと記載してもらいましょう

外壁塗装では、一般的に下塗り・中塗り・上塗りの「3回塗り」が基本です。
ただし、実際の工事内容は塗装店ごとに少しずつ考え方や表記の仕方が違うため、契約前の見積り段階で「どの部位を、どの塗料で、何回塗る予定なのか」を明確に確認しておくことがとても大切です。
見積書に塗装回数や工程内容が細かく書かれていないと、工事が終わったあとに「外壁は本当に3回塗りだったのか」「付帯部は何回塗ってあるのか」といった不安が残りやすくなります。
外壁塗装は、完成後に見た目だけで正確な工程を判断しにくい工事だからこそ、事前の書面確認がとても重要です。
特に確認しておきたいのは、外壁だけでなく、軒天・破風・雨樋・雨戸・鉄部・木部などの付帯部分についても、どのような下地処理を行い、何回塗りで仕上げる予定なのかという点です。
こうした内容が見積書や仕様書に具体的に記載されていれば、工事内容の透明性が高まり、お客様も安心して工事を任せやすくなります。
また、説明を口頭だけで済ませてしまうと、あとから「聞いていた内容と違う」、「言った・言わない」といった行き違いにつながることもあります。
そのため、工事を依頼する際には、見積書だけでなく「工事契約書」や「工程内容の分かる書面」もあわせて確認し、塗装回数・使用塗料・施工範囲について、双方がきちんと共通認識を持ったうえで進めることが大切です。

2. 外壁塗装の際には、塗装回数が分かるように工程写真を撮ってもらいましょう

外壁塗装は、完成すると見た目がきれいに整うため、一見すると「きちんと工事が終わったように見える」ものです。
しかし実際には、塗装工事の品質を大きく左右するのは、仕上げの美しさだけではなく、その前にどのような工程を、どれだけ丁寧に積み重ねたかという点にあります。
一般的な外壁塗装では、下塗り材(シーラー・フィラー・サフェーサーなど)を塗ったうえで、上塗り材を1回目(中塗り)、さらにもう1回(上塗り)重ねて仕上げる、いわゆる「3回塗り」が基本です。
この各工程にはそれぞれ明確な役割があり、下塗りは外壁材と上塗り塗料をしっかり密着させるため、中塗りと上塗りは塗膜の厚みを確保し、耐久性や美観を整えるために欠かせません。
しかし残念ながら、外壁塗装は工事後に塗膜の内側まで目で確認することが難しいため、下塗りや中塗りといった見えない工程が省かれてしまっても、お客様側では気付きにくいという一面があります。
だからこそ、工事の透明性を高めるうえでとても大切なのが、各工程ごとの写真記録です。
工程写真をきちんと残してもらうことで、施工前の状態、高圧洗浄の実施状況、ひび割れ補修やシーリング補修、養生、下塗り、中塗り、上塗りといった流れを、あとから書面や写真で確認しやすくなります。
特に外壁塗装では、同じ壁面の2~3か所程度を継続して撮影してもらうと、どの工程が本当に行われたのかが分かりやすく、工事内容への安心感もぐっと高まります。
また、施工写真は単なる「記念写真」ではありません。
お客様にとっては工事内容を確認するための大切な資料であり、塗装店にとってもどのような判断で、どのような作業を行ったのかを誠実に示す記録になります。
見えない仕事を見える形でお伝えすることは、これからの塗装工事ではますます大切なことだと、小林塗装は考えています。
さらに、手抜き工事を防ぐための工夫として有効なのが、中塗りと上塗りであえて少し色を変えて施工する方法です。
もちろん最終的な仕上がり色は同系色に整える必要がありますが、工程ごとに塗り重ねた跡が確認しやすくなるため、塗り残しや塗装回数の不透明さを防ぎやすくなります。
これは、きちんとした施工を行う塗装店にとっても、お客様に安心していただくための有効な方法のひとつです。
外壁塗装は、完成後の美しさだけを見る工事ではなく、その美しさに至るまでの工程が正しく積み重ねられているかが何より大切です。
ですから、これから外壁塗装を依頼される際は、見積書に塗装回数を明記してもらうことに加えて、施工前から各工程の写真もきちんと残してもらえるか、ぜひ確認してください。
そうした一つひとつの確認が、住まいを長く守るための、納得感のある塗装工事につながります。

3. 外壁塗装の塗装回数が心配な場合は、2回目と3回目の色を変えてもらいましょう

外壁塗装において、塗装回数や工程管理をしっかり行うことは、美しい仕上がりと長期的な耐久性を確保するためにとても重要です。
特に中塗りと上塗りの色をあえて変える方法は、手抜き工事や塗り残しを防ぐために非常に効果的な工法として知られています。
この作業方法では、仕上げの色よりもほんの少しだけ薄い色を注文して、これを「中塗り色」として使用します。
具体的には、1回目の下塗りには白色の下塗材を塗布し、2回目の中塗りには仕上げに近い色を使用、そして3回目でお客様が希望される最終的な仕上げ色を丁寧に塗り重ねることで、きちんと3回塗りが施工されたことを誰が見ても一目で確認できるようにする工程管理の方法です。
こうした色分けによる塗り重ねは、工事を依頼されるお客様にとっても大きな安心感につながる工法と言えます。
「本当に3回塗ってくれているのか」「どこまで作業が進んでいるのか」という不安を解消できるだけでなく、職人自身にとっても作業工程を明確に管理しやすくなるという利点があります。
このような色分けによる工程管理は、実際に公共工事や大規模改修工事などでも積極的に採用されている方法です。
なぜなら、色を変えることで視覚的に塗装の進捗が確認でき、塗り忘れや膜厚不足を防止するだけでなく、工事の透明性や品質管理の確実性を高めることができるからです。
(ただし、この方法は使用する塗料のロスが多少増えるため、外壁塗装の工事単価が若干高くなる傾向があります。)
外壁塗装の費用は、もちろん安いに越したことはありませんが、しっかりと下地から適切に塗り重ねを行ってこそ、塗装の美しさや耐久性が生まれます。
きちんとした工程で施工された外壁は、数年が経過してからの経年劣化の進行具合や劣化のスピードにも大きな違いが現れるので、価格だけではなく品質をしっかりと見極めて業者を選ぶことが大切です。

4. 良心的な外壁塗装業者は、塗装回数を増やすこともあります。

外壁塗装においては、一般的に下塗り・中塗り・上塗りの「3回塗り」が標準的な仕上げ方法とされていますが、実際の現場では建物の状態や使用する塗料の種類、目指す仕上がりの品質によって、塗装工程の内容や塗り重ねの回数は変わってくる場合があります。
特にこだわりを持って施工を行う塗装専門業者の場合、外壁の下地処理を非常に重要視し、既存の劣化状況に合わせて下塗りを規定の1回だけで終わらせず、さらにもう1回重ねてしっかりと2回塗りを行うケースも少なくありません。
このように下地を丁寧に整えることで、仕上げの塗膜がきちんと密着し、長期的に剥がれや膨れなどのトラブルを防ぐことができます。
また、最近では多彩仕上げ塗料や特殊な機能性塗料を使用した外壁塗装も増えており、これらの塗料を採用する場合には、通常の3回塗りに加えてもう1工程オーバーコートを施し、4工程で仕上げる方法が選ばれることもあります。
特に超低汚染型や高耐候性の機能性塗料を使用する際は、外壁下地の状態を徹底的に整えることが求められるので、下塗りを2回行うことが標準仕様となる場合も多いです。
ですから、よく耳にする「3回塗り」はあくまで「標準的な塗装回数」であり、すべての現場において必ず3工程で仕上げるのが正解とは限りません。
大切なのは、建物の状態や目的に応じて、最適な塗り回数と工程を判断し、適切に施工を行うことです。
なお、当店「小林塗装」の場合、必要に応じて下塗りの回数を1回増やす提案をすることがありますが、その際の工事金額が大きく跳ね上がることはありませんのでご安心ください。
外壁塗装は、目先のコストだけでなく、将来的な安心と仕上がりの品質を考慮して工程を決めることが大切だと当店は考えています。

5. 外壁塗装の塗装回数について まとめ

これらの外壁塗装に関する塗装回数や工程の知識を事前にしっかりと理解することで、実際に見積りを依頼する際、業者が提示する内容や説明の妥当性をきちんと見極めることができるようになります。
外壁塗装は決して安い買い物ではありませんし、仕上がりの美しさや耐久性は住まいの快適さに直結する大切な要素です。
だからこそ、見積りは一社だけにするのではなく、必ず複数の業者に依頼し、それぞれがどのような作業内容や塗装回数を提案してくれるのかを詳しく聞いて比較検討することをおすすめします。
そして、説明を受けた内容が明確で分かりやすいか、疑問に対して誠実に答えてくれるかどうかといった点も大切な判断基準となります。
最終的には、価格だけで判断するのではなく、作業内容の説明をちゃんとしてくれ、一つひとつの作業を丁寧に行ってくれる、信頼できる塗装業者に外壁塗装を依頼することが、長い目で見て最も安心で満足できる結果につながると思います。
「名古屋の塗装店」小林塗装でも、外壁塗装の相談や見積りはいつでも無料で承っていますので、お気軽に相談ください。
外壁塗装の塗装回数をきちんと守る、高品質な塗装工事なら小林塗装にお任せください
外壁塗装は、「何を塗るか?」だけでなく、「どの工程をどれだけ丁寧に積み重ねるか?」によって仕上がりも耐久性も大きく変わります。
小林塗装では、塗料メーカーが定める基準をしっかりと守り、下塗り・中塗り・上塗りそれぞれの工程を省くことなく、適切な乾燥時間と塗布量を確保しながら施工を行っています。
また、見積書の段階から塗装回数・使用塗料・施工範囲を明確に説明し、お客様に納得してもらったうえで工事を進めることを大切にしています。
見えない部分だからこそ、誤魔化さない。積み重ねる一工程一工程に、職人としての責任と誇りを込めています。
名古屋市周辺で、適正価格でありながら、長持ちする高品質な外壁塗装を検討中のお客様は、ぜひ小林塗装まで相談ください。
住まいの状態やご要望に合わせて、無理のない、納得感のある塗装プランを提案します。
外壁塗装の見積り・
相談は無料です。
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コラム筆者
塗装小林 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「外壁塗装の塗装回数について」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。
塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでいただける言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。
これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。
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