ログハウスの外壁塗装を検討のお客様へ｜名古屋小林塗装

1.　ログハウス　外壁塗装価格の目安

ログハウスの外壁塗装を検討中のお客様に小林塗装のログハウスを塗装価格の目安をお伝えします。

ログハウスの塗装費用は、足場工事、下地調整、補修工事の費用を含むと一般的に70～130万円ほどが目安です。費用には様々な要素が影響しますが、塗装面積や塗料の選び方、施工業者による違いなどが主な要因といえます。

外壁塗装面積が110～150㎡の場合です。建物の形状や作業環境によって異なります。

ただし、ポスト＆ビームタイプのログハウスの養生は、部分的な木部養生と壁面養生が必要なので48,000～65,000円くらい掛かります。

2.　ログハウス外壁塗装　塗装価格

ログハウス外壁塗装　作業面積100㎡以上の塗装価格をまとめました。

3.　ログハウス屋根塗装価格

ログハウス屋根塗装　作業面積100㎡以上の塗装価格をまとめました。

4.　ログハウス外壁塗装の作業手順

ログハウスの外壁塗装を検討中のお客様に作業手順をお伝えします。

安全に作業するため、足場職人が手際よく足場を仮設します。
軒が深い場合、ステージが必要となって足場の架け面積が若干増えます。
また、屋根部分の勾配が急な場合、単管などで屋根足場を設置する必要があります。

木材に付いた埃、カビ、コケ、脆弱なステインなどをゆっくり木目に沿って7mpa～12mpaの高水圧で丁寧に洗い流します。
高圧洗浄した後は、2～3日しっかり木材を乾燥させる必要があります。ログハウスなどの塗装は下地作りがとても重要です。

下地調整、清掃を行います。　粗めのサンドペーパー（粗め＃80）と細かい目のサンドペーパー（中目＃180〜＃240）を使って、粗めのペーパーで木材の汚れや傷を擦り落し、細かい目のペーパーで木材の表面を整えます。

下地調整が終わったら、木の削りカスをキレイに掃き掃除や拭き掃除をして、最後に木材表面の状態をしっかり確認します。
もし、木材の表面がきれいでない場合は、再度ケレンを行いましょう。
なぜなら、丁寧な下地調整がログハウス外壁塗装の耐久性と見栄えを決定づけるといって過言でないからです。

経年劣化によって木材に反り、割れ、腐食が生じている部分は部材を交換して、釘やねじが緩んでいる部分は、打ち直す、締め直すなど適切な補修を行います。

またサッシ周りにシーリング材が充填されている場合は、適切にシーリング工事を行います。

塗料で汚してはいけないサッシ部分や板金部分、雨樋、土間などをマスカー、マスキングテープ、布シートなどを使って丁寧に養生します。
なお、ポスト＆ビームタイプのログハウスの養生は、盛替え養生（養生ビニールなどを移し替える作業）が必要になります。

ひと手間かけた養生作業がログハウス外壁塗装の見栄えを整えます

軒、破風、樋、建具、壁などと言った順で、各種塗料に適した刷毛やローラーで塗りムラや塗り継ぎムラが生じないよう、丁寧に塗装していきます。

塗装する手順は、塗りづらい角の部分、塗り残しやすい部分から塗り始め、人目に付くところを最終に塗ると仕上がりが良くなります。

なお、ポスト＆ビームタイプのログハウスや窓枠、ドアなど色分けするログハウスの外壁塗装は、木部を先行塗装して十分に乾燥させた後、低粘着テープなどを使って盛替え養生を行い、木壁以外の壁を塗装すると良いです。

5.　各種ログハウス　外壁塗装におすすめ色

ログハウスの建て方にも様々なものがあり、各種ログハウスにおすすめの色の一例をまとめました。
そのほかにもおすすめのカラーは多数あるので、お気軽に相談ください。

ライトオーク、レッドオーク、ミディアムブラウン、チーク、ピニー、ローズブラウン、グリーン、スプルース、ウォルナット

マホガニ、ワイス、グラスグリーン、セージグリーン、マホガニレッド、ホワイト、リーフグリーン、ライムライト、ダークブラウン

チーク、ハニーメープル、イエローメランチ、タン、ウォルナット

セラドングレー、サンド、スレートグレー、ハニーメープル、サンド、イエローメランチ、ウォルナット

オレンジ、メイズ、ウォルナット、ダークウォルナット

6.　ログハウスの外壁塗装を行う際に注意すべき点

ログハウスの外壁塗装をきれいで丈夫に仕上げるために大切なことをいくつかお伝えします。

ログハウスの塗装をする際、塗装前の洗浄は非常に重要です。
なぜなら、表面に汚れが付着している状態のままでは、塗料が上手く塗れなくなるからです。

手洗いでもある程度の汚れは落とせますが、必要に応じて高圧洗浄機などを使ってしっかりと木材の表面を洗浄するようにしましょう。

高圧洗浄後はすぐに塗装するのではなく、充分乾燥させた上で行いましょう。
最低でも2日～3日の間は乾燥させるための時間が必要です。

先にお伝えした通り、完全に乾ききっていない状態で木部塗装を始めてしまうと色むらができたり、早期にステインが劣化したりします。

ログハウス木材の乾燥を疎かにするお客様が期待する仕上がりにならない可能性があります。

ログハウス木部の表面が黒くなっている理由は、繁殖した黒カビ、沈着した埃、カーボン汚れがついているからです。
このままではステインなど木部用塗料を塗っても、絶対きれいに仕上げることができないので、木材の表面をサンドペーパーでケレン、清掃する必要があります。

乾燥が終わったら、塗料を塗る前に塗料がついたら困る場所を養生テープやビニールで覆います。

設備のうち、エアコンの室外機カバーや換気扇、ベントキャップ、電気メーターボックス、塩ビ排水管などは塗料が付着することによって破損してしまう可能性もあります。
そのため養生テープやビニールは確実に、そして丁寧に貼りましょう。

一般的にログハウスで使用される塗料は木材保護塗料が用いられます。

代表的な塗料として「キシラデコール」シリーズがあげられます。
木材の内部に浸透する塗料となっているため、虫やカビなどの侵入を防いでくれます。

最も木部用ステインで有名なキシラデコールは、仕上がり具合と作業性がよく、50年以上のベストセラーです。

また大谷塗料「VATON（バトン）」や三井化学産資「ノンロット」なども有名です。
VATONは、環境に優しい塗料となっており、塗装後には食品衛生法に適合した塗膜が生成されるため、ペットや小さなお子様が触れた場合でも安心です。
ノンロットは、高い作業性、臭いも少ないのでログハウスの塗り替えにも最適です。
また、ノンロットに含まれる防腐、防カビ、防虫剤が木材の内部にしっかり含浸して優れた耐候性効果を発揮します。

その他、耐久性を重視したい方はシッケンズの「セトールFilter7プラス」がおすすめです。
ステインよりも少し厚めの塗膜が形成され、紫外線や雨、風などの外部からの影響はもちろん、ログハウス特有の割れや反りなども抑えてくれます。

ログハウスにおいては、塗料をしっかり塗り重ねましょう。

ステインなど木部用塗料ををしっかり木材に浸透させるためには、2～3回塗りする必要があります。

なお、ステインを塗ると色に深みが出るため、イメージした色よりも濃くなってしまう場合があるので、事前の色決めの際にはそのようなことも想定したうえで色を決めましょう。

7.　小林塗装が施工したログハウス　外壁塗装の施工例

小林塗装が施工した、おしゃれなログハウスの外壁塗装施工例を紹介します。
ログハウスの外壁塗装を検討しているお客様はぜひ参考にしてください。

愛知県半田市で施工したおしゃれなログハウスの外壁塗装には、シッケンズセトールFilter7プラスを使用しました。
ログハウスの工事期間は約3週間要しました。

今回外壁塗装に使用た色は、モルタル外壁を「セイレムホワイト」、屋根を「ウェザードグリーン」、軒・破風・付け柱・ベランダ・手摺・デッキ‥の木部を「チーク＋ライトオーク」、ウッドデッキを「ラスティックブラウン」で塗り替え、丸太が織りなす美しい外観を損なわないよう、上品で重厚感のある印象に仕上げました。

愛知県東郷町で施工したディーログハウスの外壁塗装には、ハイパーユメロック弾性を使用しました。
ディーログハウスの工事期間は約2週間半要しました。

外壁塗装に使用した色は、外壁を「オークハート」、屋根を「暗緑（あんりょく）」、樋や水切り巾木‥の付帯部を「バートンアンバー」などのブラウン系の色で仕上げ、色褪せていた外壁は、明るく艶のある高級な印象の外壁に仕上がり、お客様にも大変喜んで頂く事ができました。

愛知県一宮市で施工した北欧風ログハウスの外壁塗装には、「ノンロット205N　Sカラー」を使用しました。
高品質な外壁木部用塗料を使用したログハウスの外壁塗り替え工事を検討されているお客様は、ぜひご覧ください。
北欧風ログハウスの工事期間は約2週間半要しました。

外壁塗装に使用した色は、北欧系のブルー系ティクリラの「コリー」（近似）色で塗り替え、破風、窓枠、庇などの付帯部は白系の「ホワイトドーヴ」で、ブルー×ホワイトのお洒落なツートンカラーで仕上げました。

お客様からも「おしゃれなブルーで塗り替えてもらい、イメージがガラッと変わって嬉しいです。ありがとうございました＾＾」と大変喜んで頂く事ができました。

愛知県碧南市で施工したディーログハウスの外壁塗装には、「ノンロット205NSカラー」を使用しました。
マシンカットログハウスの工事期間は約2週間要しました。

塗り替え後の色は、外壁を「ダークオーク」、破風を「タバコ色」で仕上げ、明るくナチュラルな印象に仕上げ、お客様にも大変喜んで頂く事ができました。

名古屋市天白区で施工したカナディアンログハウスの外壁塗装には、シッケンズセトールFilter7プラスを使用しました。
セトールFilter7プラスは、は、木製の外壁、玄関ドア、ウッドデッキ‥使用できる傷んだ木部のメンテナンスにも最適な木材保護塗料です。

今回、外壁・屋根塗装に使用した色は、外壁・玄関ドア・軒天・破風・ウッドデッキなどを「チーク」、屋根を「チョコレート」で仕上げました。

マシンカットログハウスの外壁塗装には、大阪ガスケミカル「キシラデコール」、屋根塗装にはロックペイント「シャネツロックルーフSi」を使用した外壁と屋根のプレミアムプランです。
外壁は、落ち着いたブラウン系の「カスタニ」で塗り替え、屋根は外壁の色と相性のよい赤系「ガーネット」で仕上げました。

マシンカット　Dログ　ログハウスの外壁塗装には、ロックペイント「ハイパーユメロック」、屋根塗装にはロックペイント「シャネツロックルーフSi」を使用した外壁と屋根の塗り替えプランです。
外壁は、明るいブラウン系の「ピニー」で塗り替え、屋根は外壁の色と相性のよい赤系「チョコレート」で仕上げました。

8.　ログハウスの外壁塗装　よくある質問

ログハウスの外壁塗装でよくある質問をまとめました。

先にもお伝えしましたが、ログハウスの外壁の塗り替え時期は、一般的に3～7年程度が目安です。
ただし、周辺の環境や劣化状況によって塗り替えの時期は若干異なるため、定期的に外装全体を確認することが大切です。

ログハウスは、自然が豊かな場所に建てられていることが多く、海辺の塩害や雑木林、水辺の湿気など、建物にとって厳しい環境にさらされています。

これらの環境は木部塗料の耐用年数に大きく影響するため、定期的な塗装によるメンテナンスが必要です。

また、外壁やウッドデッキ、ベランダなどの雨が当たる部分は、通常よりも3割くらい早く劣化しやすい部分です。
こまめに点検して短いスパンで塗装しましょう。

ログハウスの外壁塗装に適した季節は、一年の中でも雨や雪の心配が少なく、天候が比較的安定している春（3月中旬～5月後半）秋（10月中旬～11月後半）です。

木部塗料は十分乾燥させないと木部塗料の機能が大幅に低下したり、塗装が早期に剥がれたりするなど不具合が発生するため、空気が乾燥していて天気が安定しているこれらの季節が最適と言えます。

ログハウスの塗装にかかる工事期間は、8～14日程度が一般的です。

これは天候、塗装する面積、木材の状態によっても大きく変動します。
例えば、雨の日が続いた場合は工事が中断されることもあるため、塗装工事のスケジュールに余裕を持つことが重要です。

また、塗装業者に依頼した場合、職人のスケジュールによっても工期が変わることがあります。

ですから、天候が比較的安定している時期に工事を依頼し、スムーズに工事が進行できるように調整してもらいましょう。

延べ床面積30坪程度のログハウスの外壁塗装でプロの職人（手工具のみで2人作業する場合）が実際に現場で使う道具をお伝えします。

ログハウスの外壁塗装は、使用する道具で美観と耐久性が大きく変わるので、ぜひ参考にしてください。

9.　ログハウスの外壁塗装について　まとめ

ログハウスは断熱性能が高く、耐久性や耐火性にも優れているから、快適に生活できる住まいですが、外壁塗装による定期的な手入れが必要だったりといった特徴もあります。
これらの特徴については一般的な住宅でも同じです。

また、外壁塗装を怠ると、木材が劣化してしまう可能性があるので、定期的なメンテナンスが必要です。
塗装を行うことで、見た目が美しく保てる、木材を保護する役割も果たすんこともできます。
特に、紫外線や雨風から守るために、適切な塗料を選ぶことが重要です。

また、ログハウスの外壁塗装は、ただ塗るだけじゃなく、下地処理や養生も大事な工程なので、ログハウスの外壁塗装の経験が豊富な専門業者に依頼するのが安心です。

ログハウスの特徴を正しく理解することで、断熱性能が高く、耐久性、耐火性に優れた穏やかな住まいでいつも快適に生活することができるかと思います。

名古屋市周辺で高品質なログハウスの外壁塗り替え工事を検討中のお客様は、小林塗装へお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装の提案と見積りは無料なので、ぜひお気軽に相談ください。

ログハウス外壁塗装の見積り
相談は無料です。
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コラム筆者
小林塗装　店主　小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコンテンツ作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁、屋根、室内など塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。

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