

外壁塗装の耐用年数とは?
今回は、外壁塗装の耐用年数について、「名古屋の塗装店」小林塗装が外壁塗り替えを検討しているお客様に分かりやすくお伝えします。
通常、外壁塗装は長くて20年、短くて5~6年と外壁塗料の種類によって、外壁塗装をしなければいけない時期が大きく違ってきます。
この耐用年数の時期を見誤って、外壁に深刻なダメージを与えて高額な費用が発生しないように、正しい知識を知っておきましょう。
1. そもそも、耐用年数って何?
耐用年数とは、「一般的に使用に差し支えが無い年数」の事を指し、寿命がある事を示しています。
外壁の耐用年数は、大きく2つに分ける事ができます。
まず1つ目が外壁塗料の耐用年数です。
外壁塗料の耐用年数は各塗料メーカーが自社で開発した塗料が塗装からどのくらい耐久性を保っていられるかを示したものです。
2つ目が建物の耐用年数です。
建物の耐用年数については、国税庁が発表している建築材ごとの建物の寿命を発表しているものになります。
これは外壁塗装でなく、構造体としての寿命なので、外壁塗装とは何ら関係がありません。
2. 外壁塗料の一般的な耐用年数
次に建築用の外壁塗料の耐用年数をざっくりとお伝えします。
- ・ 無機塗料(強溶剤>弱溶剤>水性) 18~25年
- ・ フッ素塗料(強溶剤>弱溶剤>水性) 15~20年
- ・ ラジカル制御塗料(強溶剤>弱溶剤≠水性) 14~16年
- ・ アクリルシリコン塗料(強溶剤>弱溶剤≠水性) 12~15年
- ・ ウレタン塗料(強溶剤>弱溶剤>水性) 8~12年
- ・ アクリル塗料(強溶剤>弱溶剤>水性) 5~6年
と言った感じになります。
3. 外壁塗装の耐用年数の考え方
塗料の耐用年数だけで言いましたら、無機塗料 > フッ素系塗料 > ラジカル制御塗料 > シリコン塗料 > ウレタン塗料 > アクリル塗料と言った順番になります。

現在外壁塗装に使われる塗料は、ラジカル制御塗料やシリコン系塗料が主流で、以前とは違って大体10年以上の耐用年数は保てるようになっています。
逆に、従来外壁塗装で使われていた、アクリル塗料やウレタン塗料は、新築工事や店舗以外の外壁塗装ではほとんど使われていません。
また、各塗料メーカーは外壁材がキレイな状態を想定して耐用年数を考えているので、「新築」と「経年劣化した外壁塗り替え工事」での耐用年数には多少のズレが生じています。
では、各メーカーで発表されている耐用年数というのは、一体どうやって計算されているのと言いますと、それは各塗料メーカーが「促進耐候性試験機」と呼ばれる、擬似的に太陽・雨などの外的要因に曝された状態を作り出し、劣化具合を確かめる試験機を使用して、塗料の耐久性や耐用年数をシミュレーションして数値を出しています。
しかし、この実験機を用いて計算された外壁塗装の耐用年数は、実際の屋外環境下で行われたものでない事と、約10年のサイクルで塗装される事を想定したものではないので、「新築時」と「10年後の外壁塗り替え時期」での耐用年数にズレが生じます。
さらに外壁塗装の耐用年数は、建物の状態、周辺環境、業者の技術、塗装する色によっても若干変わってきます。
4. 外壁塗料ごとの耐用年数 まとめ
各塗料メーカーが発表している外壁塗装の耐用年数は、期待耐用年数であって、あくまでも参考程度として覚えておく事が良いかと思います。
外壁塗装で使う塗料の事なら、小林塗装にご相談下さい。
プロの視点で的確にアドバイスします。
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小林塗装は、名古屋市にある外壁塗装店です。
当店は、2,003年の創業以来、名古屋で「塗装専門店」として営業して来た豊富な知識と経験で、外壁塗替えやリフォームの見積書の内容が適正かどうかプロの視点で公平にチェックします。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコンテンツ作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けてます。
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