

お客様が信頼できる塗装職人とは?
塗装工事を検討しているお客様が、信頼して塗装工事を任せる事ができる、本当の一人前である塗装職人の条件を「名古屋の塗装店」小林塗装の店主がお伝えします。
現在インターネットを見ていると、大変多くの塗装業者や塗装職人のホームページがありますが、実際は、本当の意味での塗装職人はあまりいないのが現実だと思います。
本当の良質な塗装工事を行うために大切な事をまとめたコラムなので、現場で施工する職人さんも、ぜひ読んでほしいコラムでもあります。
1. 一人前の塗装職人の条件とは?
信頼できる塗装職人 気持ち良いあいさつができる
「あいさつ」は、すべての仕事をする基本です。
信頼できる塗装職人 一般的なモラルを守る
一般的な社会常識である、ゴミのポイ捨て、たばこのポイ捨て、法令順守など社会における普遍的な価値観、道徳観を守る事ができるか?
モラルを守れない様な職人が、複雑な塗装仕様に基づいたキレイで長持ちする塗装を仕上げる事ができるのでしょうか?
信頼できる塗装職人 「ホウ・レン・ソウ」ができるか?
塗装工事は、決して一人でできるものではありません。お客様、材料メーカー、商社、元請け、協力業者、従業員、様々な人が関わってきます。
ですから、塗装工事を円滑に進める為にも、「報告・連絡・相談」を信頼できる塗装職人は大切に考えています。
(ちなみにT君は、なかなか電話に出てくれません。)
信頼できる塗装職人 丁寧な言葉使い(礼儀)
言葉は、「言霊」と言われるくらい、その人の気持ちや考え方が表れます。
仕事をする際、丁寧な話し方であれば、それはそれで良いのですが、しかし何よりもお客様の気持ちに誠実かつ、思いやりを持った自分自身の言葉で、しっかり責任を持って伝える事が信頼できる塗装職人にとって大切かと思います。
信頼できる塗装職人 社会人としての一般常識を持っているか?
塗装職人は、お客様や塗装工事に関連する多くの人々と関わる事で工事を行っているので、お客様の嗜好、一般的な思想、巷での流行、地域の風土を把握しなくては円滑なコミュニケーションをとる事はできません。
ですから、「ペンキだけ塗れれば、一人前の塗装職人だという認識は大きく間違っている。」と思います。
「塗装職人である前に社会人である。」という認識をしっかり持っているかどうかは、毎日の仕事をする上でとても大切な事と言えます。
信頼できる塗装職人 下地調整作業(根気)
塗装工事に適した清掃、研磨、錆落とし、バリ取り、パテ処理、シール処理‥をしっかりできるか?
下地調整、下地補修に対する認識の違いが、塗装の仕上がり感と耐久性に大きく影響します。
意外と、こういった塗装工事とってあたりまえの事を十分認識していない職人さんは多いです。
信頼できる塗装職人 養生作業(思いやり)
キレイな仕上がりにする為、確実、丁寧に養生する事ができるか?
塗料の飛散や塗料の汚損トラブルを無くすため一人前の塗装職人として 「養生する事の大切さ、養生する物の価値、養生する物の値段を理解しているか?」が、とても重要な要素と言えます。
信頼できる塗装職人 調色(色づくり=色彩センス)
溶剤系・油性系及び水性系塗料の的確な色合わせが塗装職人としてできるか?
「塗料の性質を理解した上で、現場の雰囲気やお客様が求めている、より良い色が創れるか?」がお客様の工事に対する満足感と塗装の仕上がり感を大きく左右させます。
信頼できる塗装職人 刷毛の使い方(刷毛塗りの技術)
油性塗料、水性塗料、ステイン、クリヤー、シーラー、プライマー、ラッカー‥様々な種類の建築塗料の性質を知った上での適切な刷毛選びや刷毛使いができるか?
仕上げ工程である刷毛塗り技術が塗装の仕上がり感が決まるといっても過言ではありません。
信頼できる塗装職人 ローラーの使い方(ローラー塗りの技術)
OP、EP、フタル酸、アクリル、ケイ酸質、単層弾性、ウレタン、シリコン、フッ素塗料、‥といった様々な塗料の性質を知った上でのローラーの選定、キレイなローラー塗装仕上げができるか?
ローラーの適切な使用と塗り方ができるかで、塗装工事の作業効率と仕上がり感が大きく変わります。
信頼できる塗装職人 吹き付け技術があるか?
スプレーガン、カップガンを使っての塗料の吹き付け塗装ができるか?
OP、ラッカー、フタル酸、アクリル、ウレタン、フッ素塗料各種塗料の性質、粘度、作業条件の理解ができているか?
また、専用ガンを使ってリシン、タイル、スタッコ、ジュラク、多彩模様‥パターン仕上げがキレイにできるか?最近では、ローラー塗装が主流なので、なかなか吹き付け作業をできる職人は少なくなってきています。
こういった吹き付け作業も塗装職人としての大切なスキルです。
信頼できる塗装職人 いつも現場の掃除ができているか?
塗装現場の周りをいつも快適にする事によって、きれいで高品質な塗装工事ができるといっても過言ではありません。
ですから、各作業工程の後には、きれいに現場周囲の掃除をする事が大切です。
そうする事によって、現場を俯瞰する事ができ、次の作業もスムーズに行う事ができます。
なおかつ作業に対するモチベーションも大きく向上します。
信頼できる塗装職人 体力と敏捷性
現場で、塗料・脚立・道板・塗装機械‥をスムーズに短時間で持ち運びができるか?
また、作業がしやすい環境にする事ができるか?
これには、体力と敏捷性が必要なので、毎日の健康管理が重要です。
信頼できる塗装職人 現場での見積能力があるか?
現場・建物の面積を正確に測れるか?
さらに現場建物の状態を素早く的確に認識した上で、概算見積の即時判断能力があるか?
(概算見積の即時判断能力は、現場での工事受注に大きく影響します。)
信頼できる塗装職人 図面をしっかり認識できるか?
塗装工事の見積書、仕様書、施工指示書を作成する際には、敷地図、立面図、平面図、矩計図、建具図、仕上げ表‥をしっかり読み取り、正確な積算ができて、なおかつ図面記号の判別、仕様書の考察ができるか。
適切な塗料を決められるか?
お客様の要望、塗る場所、塗装に求められる性能、素地に対する最善の塗料を決定する事ができるか?
これには豊富な経験と塗料に関する知識が必要です。
信頼できる塗装職人 塗装方法の決定能力があるか?
建物の状態、周辺環境、お客様の要望を十分考えて最善の塗装方法、作業工程を決定できるか?
信頼できる塗装職人 診断書、仕様書、指示書の作成できるか?
建物の現状把握、現状に至った原因、その改善手段としての作業方法などを分りやすい書類として作成する事ができるか?
また、作業前、作業中に生じる周辺環境や作業条件の変化に対して、柔軟に判断する事ができるか?
信頼できる塗装職人 適切な見積書を作成する事ができるか?
現場、図面、材料仕入れ価格、材料使用量、歩掛かり、日程、地域相場を勘案して、明確で良心的な見積書を作成する事ができるか?
(塗装請負工事を受注する上で大変重要な要素です。)
信頼できる塗装職人 塗装工程の認識能力
塗装工程の内容や作業に必要な歩掛かりや職人各自の能力を理解しているか?
(これは塗装工事業に限らず、どんな事業でも同様の事が言えますが、事業としてのマネジメント能力が重要です。)
信頼できる塗装職人 現場の受注能力
一人前の塗装職人としてお客様と折衝を行い、現場を受注する能力があるか?
(折衝する際には、嘘、知ったかぶりといった無責任な対応はダメです!!後にトラブルの原因になります。)
信頼できる塗装職人 クレーム処理能力(誠意・知識・人間力)
塗装工事で生じる不具合、クレーム発生の原因、その対応策を熟知しているか?
信頼できる塗装職人 感謝の気持ちを持つ
「毎日仕事ができる」という感謝の気持ちを持つ事が次の仕事、技術の向上、塗装工事を通じた幸せな毎日に繋がります。
2. 一人前である塗装職人の条件 まとめ
外壁や屋など住まいの塗装工事を検討しているお客様は、以上の事を念頭に置き、施工業者と会話をしながら、じっくり良心的な業者を選ぶ事をおすすめします。
信頼できる塗装工事でしたら、小林塗装にお任せ下さい。
信頼できる品質本位の塗装工事でしたら、名古屋の『塗装工事専門店』小林塗装にお任せ下さい。
塗装工事のお見積りはもちろん無料なのでお気軽お問い合せ下さい。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラムを作成しています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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