

外壁塗装、屋根塗装 高性能塗料選びで失敗した理由
外壁塗装や屋根塗装における失敗は、高性能な塗料に期待しすぎてしまうことです。
外壁塗装や屋根塗装に使われる塗料は、各メーカーが最新の技術を使って日々新しい塗料を研究開発しています。 以前はウレタン系やシリコン系の塗料が主流でしたが、ラジカル塗料、フッ素塗料、無機塗料など さまざまなグレードの塗料が販売されています。
塗装業者の営業はメーカーが開発した新しい塗料を薦めてきますが、 謳われている性能はあくまで研究結果なので実際には施工実績の少ない塗料になります。
しかし、最新技術を駆使した塗料ということで、高い費用を払って塗装をしてしまうことで大きなトラブルに発展することがあります。
そんな外壁塗装や屋根塗装の塗料選びで失敗してしまう理由を「名古屋の塗装店」小林塗装が分かりやすくお伝えします。
- ・外壁塗装や屋根塗装で使われる遮熱塗料 本当の効果
- ・高性能塗料(高耐久塗料)の性能は?
1. 高性能塗料(遮熱塗料) 外壁塗装への効果はどのくらいあるの?
高性能塗料として、まず思い浮かべる塗料は、暑い室内を涼しくしてくれる遮熱塗料の存在かと思います。
太陽光の熱を直接受ける屋根は温度が上昇しやすく、室内にもその影響を与えてしまいます。 昔に比べると夏の暑さはひどくなる一方です。
屋根からの熱を緩和させたり、基材の熱劣化を抑制させたりするために開発された塗料が遮熱塗料ですが、 その性能に期待しすぎてしまうと、思っていたほど涼しくならないトラブルに発展してしまうこともあります。
遮熱塗料を使えば、「室内の温度が10℃も下がります。」、「冷房効率が30%も改善されます。」などという塗装業者のセールスポイントには注意が必要です。
実際に遮熱塗料を施工した場合でも、室内の気温は1℃から2℃程度下がるだけで、劇的に室内が涼しくなるという事はありません。 しかも、遮熱塗料の材料価格は一般の建築塗料に比べると2倍近くすることがあるので、塗料の事をあまり知らない一般のお客様は期待しすぎてしまうかもしれません。
2. 外壁塗装で最近よく使われる高性能塗料(高耐久塗料)の性能は?
外壁塗装に使われる塗料はラジカル制御型のシリコン塗料が主流になりつつありますが、シリコン系の塗料の耐用年数は13年から15年程度です。 さらにグレードの高いフッ素系の塗料で17~20年、現在最高級と言われる無機塗料で18~22年程度となっています。
しかし、中にはさらに超高耐久の塗料として、 20年や30年もメンテナンスが必要ない塗料があると売り込んでくる塗装業者も存在します。
将来的には超高耐久の塗料も開発されるかもしれませんが、現在ではそんな塗料はありませんし、実際に30年もメンテナンスフリーで過ごせた建物もまだ存在していないはずです。
塗料の技術は日々進歩していますが、塗料の耐久性と塗装される下地の耐久性が合致しているかということがとても重要なポイントになります。 「30年メンテナンスフリー」という言葉の響きには惹かれますが、建物の耐用年数を上げるには定期的なメンテナンスが欠かせないことも知っておく必要があります。
高性能塗料な塗料を使用した外壁塗装を検討されているお客様は、小林塗装にお任せください。
名古屋市周辺で、高品質な外壁塗装をお求めのお客様は、小林塗装にお任せください。
いつも安心、品質本位の外壁塗装を行っています。
外壁塗装の調査と見積りはもちろん無料です。お気軽にお問い合わせください。

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラム作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁、屋根、室内など塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
このコラムは役に立ちましたか?
このページに関連するコラムはこちら