

外壁塗装のプロ小林塗装がまとめた 「あま市のあらまし」
あま市のあらましを小林塗装がざっくりとまとめました。
当店があま市のあらましをまとめた理由は、あま市周辺地域の風土を知る事で、その地域に合ったより良い塗装工事を行う事ができると考えているからです。

あま市は、2,010年(平成22年)3月22日に海部郡七宝町、美和町、甚目寺町の3町合併により、愛知県内37番目の市として誕生した愛知県の「平成の大合併」最後の市です。
あま市は2,015年で、世帯数約34,950世帯、総人口約88,000人の人々が生活しています。
あま市は、濃尾平野に位置し、以前は農業を中心に田園都市として発展してきましたが、名古屋市の西に隣接し、名古屋駅まで約15分である事という理由から、現在では名古屋市のベッドタウンとして大きく発展しており、あま市の全域で宅地開発が盛んで人口も増加傾向にあります。
あま市の地形は、比較的平坦な地域が多く、あま市内のほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯で、あま市の交通網は、名鉄津島線があま市の中央を横断し、名古屋第二環状自動車道があま市の南北に縦断しています。
現在、あま市に隣接する自治体は、名古屋市(中川区、中村区)、稲沢市、清須市、津島市、愛西市、海部郡、蟹江町、海部郡大治町があります。
あま市の七宝地区では、江戸時代末期から地場産業である「七宝焼」による工芸品の製造が大変盛んで、経済産業省指定の伝統的工芸品にも指定されており、「尾張七宝」が世界的に大変有名です。
この尾張七宝は、江戸時代の終り頃に名古屋市に住んでいた梶常吉によって作り始められました。
その技術が広まる事で七宝町を含む尾張地方は日本の七宝製造の中心地となり、19世紀半ばから始まった万国博覧会への出品を通じて、世界に知られるようになりました。
あま市の美和地区では、蜂須賀正勝や福島正則を始め、戦国時代に活躍した武将が多くいます。
更に甚目寺地区では、国の重要文化財が5件ある尾張四観音の一つで有名な「甚目寺観音」や、国内で唯一漬物の神様が祀られている事で知られる「萱津神社」‥古くからの寺社が所々にあります。

あま市の甚目寺地区は、外壁塗装や屋根塗装‥に使われる建築用刷毛の一大生産地としても大変有名で、大正4年に山崎政三郎、つた夫妻が、刷毛の製造本場である大阪で3年間苦心して刷毛の製造技術を学び、甚目寺に持ち帰った事が始まりです。
甚目寺に帰った山崎夫妻は、刷毛職人の後進育成に専念し、従事した弟子達によって甚目寺は大きく隆盛しました。
それから14年後の昭和4年(1,929年)に商工省が行った調査によると、大阪、東京に次ぐ全国3位の生産量を誇るまでになりました。
その後、第二次世界大戦後には、農家の過剰労働力を利用して、刷毛の製造に携わる人が増え、昭和40年(1,965年)には、刷毛製造業者がなんと100社を超えました。
高度経済成長期の1,973年(昭和45年)に、「塗装刷毛やブラシの生産量日本一」を誇るまでに成長しました。
そして3年後の1,973年(昭和48年)には、あま市甚目寺地区の刷毛生産高は、全国の約7割を占める様になり、「はけ王国」と呼ばれる程になり、最盛期であった1,975年(昭和50年)頃には、2,000人以上の人が刷毛の製造に携わっていました。
2,017年(平成29年)には、あま市内の刷毛製造業者は、32社ほどに減ってしまいましたが、あま市での刷毛生産量は、推計約250万本で、国内約6割のシェアを占めています。
以前は、建築塗装用の刷毛が多く作られていましたが、最近では調理用の刷毛(国内シェアの約8割を誇ります。)も多く作られる様になり、工業用ブラシ、染色刷毛、漆刷毛、提灯刷毛、和紙刷毛、人形刷毛‥と言った用途に合わせて何百種類もの刷毛が作られています。
最後にあま市甚目寺地区は、「方領大根」の原産地でも有名です。
江戸時代に甚目寺地区の方領地内が原産地である事から、方領大根と呼ばれる様になりました。
方領大根は、尾張大根の愛称で親しまれ、「色雪の如く白く、甘き事、飴の如し」と称賛されていました。方領大根の旬は12月~2月で、水牛の角の様に湾曲したものが良品とされています。
方領大根の肉質は緻密で煮崩れしにくく、「ふろふき大根」として絶品と言われています。
話が大分逸れてしまいましたが、そんなあま市では、現在「人、歴史、文化が綾なすセーフティー共創都市」を目標に掲げています。
あま市の概要
あま市の概要についてお伝えします。
- あま市の人口
86,074人(2,021年10月 推計)
- あま市の面積
27.49平方キロメートル
- あま市役所の所在地
〒490-1291愛知県あま市木田戌亥18番地1
- あま市と隣接する自治体
名古屋市、稲沢市、清須市、津島市、愛西市、海部郡蟹江町、大治町
- あま市の主要道路
国道302号(名古屋環状2号線)
- あま市の主要駅
甚目寺駅、木田駅
- あま市の花
百合(ゆり)
- あま市の木
花水木(はなみずき)
- あま市の年間平均気温
15.2℃(1,981~2,010年)(愛西市の気候を基準としています。)
- あま市の年間降水量・降水日数
1686.3mm(1,981~2,010年)(愛西市の気候を基準としています。)
- あま市のゆるキャラ
あまえん坊
- あま市の主な文化施設
七宝焼アートヴィレッジ・あま市美和歴史民俗資料館・あま市甚目寺歴史民俗資料館
- あま市の特産品
七宝焼き「尾張七宝」・刷子・刷毛・小松菜・おやき・どら焼き・ゆば・蕎麦・ミズナ・壬生菜(みぶな)・越津ネギ・方領大根・味噌・醤油・千石豆
- あま市の農水産品
千石豆、わけぎ、めねぎ、カイワレだいこん
- あま市のイベント(祭)
オコワ祭(毎年2月11日)・二十五菩薩来迎会(毎年4月の第3日曜)・香の物祭(毎年8月21日)・甚目寺観音てづくり朝市・尾張津島藤まつり・木田の山車揃え
- あま市の主な商業施設
ヨシヅヤ甚目寺店、アオキスーパー甚目寺店、ピアゴ甚目寺店、DCMカーマ美和店
- あま市のお出かけスポット・名所
蓮華寺、萱津神社、漆部神社
- あま市出身の有名人
蜂須賀正勝 (戦国武将、大名)、赤林孫七郎 (戦国武将)、福島高晴 (大名)
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「あま市のあらまし」 コラム筆者

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラム作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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