岩倉市　屋根　遮熱シリコン塗装　施工例

カラーベスト屋根の塗装を行う前には、塗膜の膨れや、旧塗膜によって排水不良している部分や経年、紫外線による退色や変色が多く見られました。
ですから、塗膜の剥がれや排水不良している屋根材の接合部分をスクレイパーできっちり削り取る縁切り作業を丁寧に行い、ゴミやホコリが周囲に飛散しない様、事前に清掃や養生を行い、高圧洗浄機２台を使用して入念に洗浄しました。

高圧洗浄後は、濡れたカラーベストをよく乾燥させて、弱溶剤２液型エポキシ系シーラー「マイルドシーラーＥＰＯホワイト」をマイクロファイバーローラー「ツイスト１８㎜」で２回、屋根材が真っ白になるまで、下塗りしました。
「マイルドシーラーＥＰＯホワイト」を２回下塗りする事で、経年劣化した脆弱な素地の補強がしっかり行われ、遮熱塗料の遮熱効果もより向上します。

下塗りの次は、毛細管現象による浸水や、屋根材内部の結露を防ぐ為、タスペーサーダブル工法(1㎡あたり１２～１３枚挿入)で通気口をしっかり確保しました。

上塗り工程は、「シャネツロック」の「ダークブラウン」をマイクロファイバーローラー「ツイスト１８㎜」で２回たっぷり塗りました。
「ツイスト」は、遮熱塗料の厚塗り仕上げにはぴったりのローラーです。
遮熱塗料は、遮熱顔料による色ムラの不具合を起こしやすいので、遮熱塗料をよく撹拌しながら、カラーベストを一枚ずつしっかり丁寧に塗りました。

屋根笠木・鼻隠し等の金属部分は、ケレンをしっかり行い、１液型エポキシ錆止め塗料「サビカット」を「ミニマイクロファイバーローラー１３㎜」でしっかり下塗りし、「ユメロック」を「ミニマイクロファイバーローラー１３㎜」で仕上げました。

屋根の塗装色と、破風板・化粧胴差し・付け柱・屋根笠木・鼻隠しの塗装色を同系色の「ココアブラウン」にしたので、建物全体が統一感のある落ち着いた仕上がり感になりました。

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