岐阜県で外壁塗装・屋根塗装なら小林塗装へ

岐阜県の地形は、内陸部の美濃地方と山岳部の飛騨地方に2つに分けられ、岐阜県北部の飛騨地域は、御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳など、標高3000ｍを超える山々が連なっています。一方、南部の美濃地域は濃尾平野に木曽三川（木曽川、長良川、揖斐川）が流れ、特に長良川中流域は「日本の名水百選」に選ばれるほどきれいな清流です。
このような、豊富な自然環境に恵まれている岐阜県は、古くから「飛騨の山、美濃の水」という意味で「飛山濃水」の地と呼ばれてきました。
岐阜県の気候は、海抜0ｍの西濃地方の平野部分から標高3000メートルを超える飛騨山脈など、標高の差が激しい為、岐阜市の年間平均気温が15.5℃、北部の高山市の年間平均気温は10.6℃といった様に、気候も地域によって大きく差があります。

岐阜の冬は、乾燥した晴天の日が多く、岐阜県西部では、伊吹おろしという乾燥した冷たい風が吹きます。
この為、体感温度が北日本並みに一気に低下する日もあります。
また美濃地方は、低い山に囲まれているという事もあって、は暑く冬は寒いうえ、気温の日較差も大きいです。特に東濃の多治見市では、その年の国内最高気温を記録する事も度々あります。
このような複雑な地形や気候の影響を受けて、岐阜県内には様々な種類の動物や植物が多く生息しています。

現在岐阜県では、各地域の自然条件に合った様々な農産物の生産が行われており、岐阜県南西部の平地では、暖かい気候を生かして、稲作が盛んに行われています。また、中濃、東濃、飛騨地域の山間地から高冷地にかけては、夏の涼しい気候を生かした、トマト、ほうれん草、大根などの野菜の栽培が盛んに行われています。そして、山地を利用して、肉牛、乳牛の飼育も行われています。
その一方、岐阜は古くからモノづくりが盛んで、製造業は岐阜県の中心的な産業となっています。全産業のうち製造業の就業者数が占める割合は25.0%で、全国順位は6位（全国割合16.0％）と高くなっています。土岐市・多治見市・瑞浪市の陶磁器、岐阜市のアパレル産業、飛騨高山の家具・木工、関の刃物、美濃の和紙などの特色ある地場産業があります。
ちなみに土岐市、多治見市、瑞浪市の東濃西部で作られる陶磁器は美濃焼と呼ばれ、全国シェア50%以上。中でも土岐市は、陶磁器の生産量日本一を誇ります。

岐阜県の観光は、飛騨山脈や白山一帯が全国でも指折りの山岳景勝地です。
また、下呂温泉や奥飛騨温泉郷といった特色ある温泉地や飛騨高山の古い町並み・高山陣屋・白川郷の合掌造り・郡上八幡・関・馬籠宿・大垣市（奥の細道結びの地）など歴史ある街並みがあるので、県内外から多くの人が訪れる観光の県とも言えます。