塗料の種類・特徴

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塗料の種類・特徴について

塗料には、一体どの様な種類やどんな特徴があるのかを詳しくお伝えします。

塗料の種類、特徴について

現在、一般住宅の外壁、屋根の塗装工事で使用される主な塗料の種類、特徴をまとめました。

水性1液型塗料の種類、特徴

名 称特徴
水性反応硬化形1液型
アクリル樹脂塗料

菊水化学工業
ビュートップアクリル等
水性反応硬化形1液型アクリル樹脂塗料は、汎用性、発色性に優れ、材料価格が安価なのが大きなセールスポイントです。
水性なので塗料特有の嫌な匂いも少なく、耐アルカリ性、施工性も良いです。
ただし、耐光性と耐候性は低いです。
水性反応硬化形1液型
ウレタン樹脂塗料

日本ペイント
オーデフレッシュU100等
水性反応硬化形1液型ウレタン樹脂塗料は、汎用性に優れ、材料価格がアクリル塗料に近く安価です。
匂いも少なく、施工性も良いです。
ただし、耐汚染性、耐候性は共にシリコン塗料やフッ素塗料に比べ劣ります。
水系反応硬化形1液型
アクリルシリコン樹脂塗料

関西ペイント
アレスシリコンAC2等
水性反応硬化形1液型シリコン樹脂塗料は、シリコンの持つ「親水性 = 水になじみやすい性質」という性質により、特に耐汚染性が優れています。耐用年数も10年以上あるので、高寿命の塗料と言えます。匂いも少なく、施工性も良いです。水系下塗り材と組み合わせたとオール水系仕様がおススメです。最近では、ラジカル制御技術を加えられたシリコン塗料も多く発売されています
水性反応硬化1液型
フッ素樹脂塗料

ロックペイント
水性サンフロンアクア等
水性反応硬化形1液型フッ素樹脂塗料は、フッ素樹脂の持つ架橋性によって、抜群の耐久性を持った、高寿命の塗料と言えます。
匂いも少なく、施工性も良いです。
水系下塗り材と組み合わせたとオール水系仕様がおススメです。
シリコン系塗料に比べ、材料価格が高価なのが難点です。
水性反応硬化1液型
無機塗料

エスケー化研
エスケープレミアム無機等
水性反応硬化形1液型無機塗料は、超耐久性、難燃性を持った、次世代型の最高級塗料と言えます。
匂いも少なく、施工性も良いです。
水系下塗り材と組み合わせたとオール水系仕様がおススメです。
材料価格がかなり高価なのが難点です。

水性2液型塗料の種類、特徴

名 称特 徴
水性反応硬化形2液型
ウレタン樹脂塗料

トウペ 杜 等
水性反応硬化型2液ウレタン樹脂塗料は、木部・鉄部塩ビ製品等の施工に適します。材料価格は、水性反応硬化形1液ウレタン樹脂塗料に比べて高価ですが、匂いも少なく、施工性も良く高品質な上がりが期待できます。
2液型塗料の為、主剤と硬化剤の配合、撹拌する際には注意が必要です。
弾性硬化剤を加える弾性タイプもあります。
水系反応硬化形2液型
アクリルシリコン樹脂塗料

エスケー化研
水性セラタイトSi等
水性反応硬化形2液型シリコン樹脂塗料は、水性反応硬化形1液型シリコン樹脂塗料と同様に、耐汚染性に優れています。 匂いも少なく、施工性も良いです。
水系下塗り材と組み合わせたとオール水系仕様がおススメです。
2液型塗料の為、主剤と硬化剤の配合・撹拌には注意が必要です。
弾性硬化剤を加える弾性タイプもあります。
水性反応硬化型2液型
フッ素樹脂塗料

エスケー化研
水性セラタイトF等
水性反応硬化形2液型フッ素樹脂塗料は、フッ素樹脂の持つ優れた架橋性により、抜群の耐久性を持った、高寿命の塗料と言えます。
また、溶剤塗料に比べて臭いも少なく、施工性も良いです。
水系下塗り材と組み合わせたとオール水系仕様がおススメです。
2液型塗料の為、主剤と硬化剤の配合・撹拌には注意が必要です。
弾性硬化剤を加える弾性タイプもあります。
シリコン系塗料に比べ、材料価格がかなり高価なのが難点です。

弱溶剤1液型塗料の種類、特徴

名 称特 徴
弱溶剤1液型
アクリル樹脂塗料

日本ペイント
ケンエースなど
弱溶剤1液型アクリル樹脂塗料は、汎用性に優れ・匂いも溶剤系塗料に比べ少なく、施工性も良いです。
ただし、耐候性は、ウレタン系塗料に比べ低いです。
弱溶剤1液型
ウレタン樹脂塗料

日本ペイント
1液ファインウレタンなど
弱溶剤1液型ウレタン樹脂塗料は、汎用性に優れ・材料価格につきましては、お値打ちなものから高価なものまで、幅広く取り揃えられています。
高価なものになりますと、耐候性1種を有するシリコン系塗料同等の耐久性を持つ弱溶剤1液型ウレタン樹脂塗料もあります。
アクリル系塗料に比べ、肉持ち感(遮蔽性・被りの良さ)が良いのが特徴です。匂いも少なく、施工性も良いです。
弱溶剤1液型ウレタン樹脂塗料は、木部・鉄部・塩ビ製品の塗り替えにおススメです。
弱溶剤1液型
シリコン樹脂塗料

エスケー化研
1液マイルドシリコンなど
弱溶剤1液型シリコン樹脂塗料は、シリコンの持つ「親水性 = 水になじみやすい性質」という性質によって、特に耐汚染性が優れています。
耐用年数も12年以上なので、高寿命の塗料と言えます。
強溶剤系塗料に比べ匂いも少なく、施工性も良いです。
窯業系サイディングボード・鉄部の塗り替えにおススメです。
弱溶剤1液型
フッ素樹脂塗料

関西ペイント等
弱溶剤1液型フッ素樹脂塗料は、フッ素樹脂の持つ強力な架橋性によって、抜群の耐久性を持つ、高寿命の塗料と言えます。
ただし、シリコン系塗料に比べ、材料価格が高価なのが難点です。
弱溶剤1液型フッ素樹脂塗料は、強溶剤系塗料に比べ、溶剤の匂いも少なく、施工性も良いです。
カラーベスト・コロニアル屋根・トタン屋根の塗り替えにおススメです。

弱溶剤2液型塗料の種類、特徴

名 称特 徴
弱溶剤2液型
ウレタン樹脂塗料

エスケー化研
クリーンマイルドウレタン等
弱溶剤2液型ウレタン樹脂塗料は、汎用性に優れ・材料価格につきましては、お値打ちなものから高価なものまで幅広く取り揃えられています。
アクリル系塗料に比べ、肉持ち感(塗装下地の遮蔽性・被りの良さ)が良いのが特徴です。弾性硬化剤に変える事によって、外壁防水仕様に対応する弾性タイプにする事もできます。
強溶剤系塗料に比べ、匂いは穏やかです。施工性も良いです。
木部・鉄部・塩ビ製品の塗り替えにおススメです。
弱溶剤2液型
シリコン樹脂塗料

ロックペイント
ユメロック等
弱溶剤2液型シリコン樹脂塗料は、シリコンの持つ「親水性 = 水になじみやすい性質」という性質により、特に耐汚染性が優れています。
耐久年数も12年以上なので、高寿命の塗料と言えます。
最近では、ラジカル制御技術が組み込まれた弱溶剤2液型シリコン樹脂塗料も多くあります。
弱溶剤塗料は、強溶剤系塗料に比べ匂いも少なく、施工性も良いです。
窯業系サイディングボード・鉄部の塗り替えにおススメです。

各種塗料の塗膜性能及び、作業環境について

耐候性・耐久性について

塗膜の耐候性・耐久性等、基本的な塗料の性能は、水系・溶剤・1液型・2液型の違いよりも、主成分である樹脂の違いが大きく左右します。

各種塗料の施工時・周囲の環境負荷について

環境面(臭気等)

低温環境での施工性

低温環境での施工性について

各種塗料の耐溶剤性について

耐溶剤性

各種塗料の作業性について

取扱い・作業性の容易さ

塗膜の種類による長所・短所

※表は←左にスクロールできます。

種類長 所短 所
水系1液型塗料臭気が穏やかで主剤・硬化剤の調合ミスが無い。低温時や高湿度下では、溶剤塗料に比べ、乾燥がやや遅い。
水系2液型塗料臭気が穏やか。低温環境下・高湿度での施工が可能。主剤・硬化剤の調合が必要。
弱溶剤1液型塗料主剤・硬化剤の調合ミスが無い。低温環境下での施工が可能。水性塗料と比べ、臭いがある。
弱溶剤2液型塗料硬化充分の場合、耐溶剤性が高い。低温環境下での施工が可能。水性塗料と比べ、臭いがある。
主剤・硬化剤の調合・撹拌が必要。
強溶剤1液型塗料主剤・硬化剤の調合ミスが無い。低温環境下での施工が可能。弱溶剤塗料と比べ、かなり臭いが強い。
溶剤による中毒性がある。
塗替え時、旧塗膜を選定する必要がある。
強溶剤2液型塗料密着性に優れる。耐溶剤性が高い。低温環境下での施工が可能。乾燥が早い。弱溶剤塗料と比べ、かなり臭いが強い。
溶剤による中毒性がある。
塗替え時、旧塗膜を選定する必要がある。
主剤・硬化剤の調合・撹拌が必要。

塗料に含まれる樹脂の種類、特徴

※表は←左にスクロールできます。

樹脂の種類樹脂の特徴耐汚染性耐候性価格指数 ※次の塗替え
時期の目安
アクリル樹脂塗料安価で施工性が良く、幅広く使われていますが、外部用塗料としては、長期間の耐久性に不安があります。15~7年
ウレタン樹脂塗料品質と価格のバランスが取れた塗料で、アクリル樹脂より、耐久性、耐水性、耐薬品性が高い汎用塗料です。1.3~1.88~10年
シリコン樹脂塗料シリコン樹脂は、耐汚染性、耐候性、耐熱性に優れ、ウレタン樹脂塗料よりも、更に高い耐久性があります。最近では、耐UV効果に優れたラジカル制御技術を組み込んだシリコン塗料も多くあります。
現在の塗り替え工事で、最も使われている塗料です。
1.5~2.513~15年
フッ素樹脂塗料フッ素樹脂塗料は、大変高い耐久性を期待できる塗料ですが、材料価格が高価な事が難点です。5~615年以上

※材料価格の指数は、アクリルを基準にしています。

その他塗料 種類と特徴

弾性機能

塗膜のひび割れは、放っておくと大きく、深く広がり、外壁が剥離したり漏水の原因になります。
弾性塗料を使うことで下地の微細なひび割れを塗膜の表面で食い止めます。

防かび・防藻機能

防カビ・防藻剤を配合する事により、長期に亘って、カビや藻等の微生物による汚染を防ぎ、衛生的な環境を維持する事ができます。

低汚染機能

塗膜の緻密な架橋によって、大気中の粉塵や排気ガス、雨筋等による汚れが塗装表面に付きにくく、キレイな外観を保ちます。
水と馴染みやすい親水性塗膜を表面に形成するセラミック、シリコン樹脂を含有する塗料は、優れた低汚染性を発揮し、雨による洗浄作用があります。

遮熱機能

塗料の遮熱機能は、ペリレンブラックや焼成顔料などといった特殊顔料によって、熱線と呼ばれる近赤外線領域の波長の光線を効率よく反射し、建物の躯体に吸収する熱量を減少させます。
この事によって、室内の温度上昇を抑制し、冷房費の軽減に繋がります。
また、最近大きな社会問題となっているヒートアイランド対策にも有効です。

透湿機能

塗料の透湿機能(調湿機能)とは、室内の空気中にある余分な湿気を、室外へ排出する機能の事です。
透湿機能よって、室内に湿気がこもらず、結露発生の防止にもなって、建物を内部から守ります。

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